166 / 185
八章 エステラの真珠
166. 釦と真珠
しおりを挟む
海へ出ないという約束をどうして破ったのか。
夜の帳が降りて眠りの舟に揺られる頃、ニレルは隣で寝そべるエステラに聞いた。
エステラは眠そうな瞳のままニレルを見て、その頬に触れ、その手で髪を漉いた。
「あの日……朝、目が覚めて、ニレルの瞳を見たの。その時、まるで当然みたいに、あ、海へ行かなきゃって思ったの。海で真珠つくろうって。そしたらクイーンシェルのアイデアが浮かんで、他にもアレやこれや浮かんで……あのね、約束破ってごめんなさい……」
ニレルはエステラの頬に触れる。
これはエステラの方が「呼ばれた」んだ、海に。
「許すよ。安全には気をつけてくれたみたいだからね。今度はちゃんと初めから僕も仲間に入れて」
「……ニレルは海が苦手なんだと思ってた」
「違うよ。泳げないのに、海に出ようとするエステラが心配だっただけだよ」
「そう、だから海での魔法の訓練も必要だと思ったの。無事私とヒラとハラとモモは海属性、海耐性も身につけたのよ」
「相変わらずエステラは発想が独特だね」
そういうと、ニレルは笑んで目を瞑る。
エステラも目を閉じて、眠りに落ちた。
◇◇◇
「皆さん、昨日は心配かけてしまって、ごめんなさいね。それから、エステラちゃん、ヒラちゃんとハラちゃんもありがとう」
サロンに集まると、昨日より顔色もよく元気なシャロンの様子に、皆喜んだ。
今日のサロンには、ブレアとドーラ夫妻も来ていて、早速ニレルとエステラを取り囲んでいた。
ニレルとエステラは珍しく、釦の付いた半袖のシャツを着ていて、ブレアとドーラの興味を惹いたのだ。
それは珍しい織の絹地を使ってある以外に、四つの理由があった。
一つは普段平民は釦のある服を着ないこと。
釦は高級な衣服の装飾品の一つであり、木や魔物の角や鱗を削って作られる。釦穴を縫うのも腕の良い職人の仕事だ。ニレルもエステラも普段は釦のないチュニック等を着ていた。
二つ目は、そんな貴族の衣類である釦付きシャツは半袖にされる事はないこと。
貴族の衣類は、高い布地使ってナンボであるからして。因みに女性が夜会のドレス以外で、肘より上の肌を見せるのは、はしたないとされるので、一応エステラは七部袖だ。
そして三つ目が折り襟であること。
マグダリーナやエステラには見慣れた襟だが、この世界では襟なしか立て襟、もしくはフリルの襟が主流だった。ニレルの着ている折り襟は襟の先を月光のような淡い黄色の真珠のピンで固定してある。
そしてエステラの襟は丸襟で、縁には小さなレース。そこにはビーズのような小さな白い真珠がいい感じの間隔で入っていた。
四つ目が釦の素材。
これもマグダリーナには見慣れた貝釦だが、この世界、海の生物は未知の領域なので、人が手にする貝は多くない。
真珠も小さな淡水真珠がとても高価だった。
その貝殻も宝飾扱いされるので、釦には使われない。
しかしニレルのシャツを飾る上品なナチュラルグレーの貝釦も、エステラの縁有りの青緑色の釦も、どれも神秘的な虹色の光沢を纏っていた。
「これは良いな。すごく贅沢だが、いかにもといった派手さがない。とても上品だ」
「このボタン、全部真珠貝なのね……なんて綺麗な色なのかしら」
「売れるなこれは」
「売れるわね」
そして二人は、真珠をみてまた驚いていた。
「まあ、これが……真珠?」
目利きのドーラが驚くほど、エステラの真珠は美しかった。
特に薔薇色や黄色の火焔模様のはっきり出た真珠は、今までなかったもので、ドーラの目を釘付けにしている。
「まるで生きてるみたい……」
その美しさをたっぷり鑑賞して、ドーラとブレアはソファに戻った。
昨日はゆっくり見れなかったので、レベッカも手に取って眺める。
「本当に不思議ですわ。魔獣から取れても魔石……ではないのですわよね。この貝殻達も素敵ですわ」
「どの真珠も精霊達は好きみたいですね! 小精霊がいっぱい集まって来てます」
アンソニーが目を輝かせて言う。
「すごいな、貝の魔獣、あんなに美味しかったのに、こんな綺麗なものまで生み出すのか」
ぶっぶとライアンの頭の上で、カーバンクルも鳴く。ダーモットは黙って頷いていた。
ライアンが浜辺で貝とスラゴー達の作業を見て、貝の形と身の特徴、そしてそこから取れる真珠の種類をまとめたスケッチを見せてくれた。ちゃんとダーモットも見れるように、冊子状にされていた。
線画だけのスケッチだが、それがまた趣きがある。
「ライアン兄さん、絵がすごく上手だわ! それにこの量を一晩で描いたの?」
マグダリーナは驚いた。
「伝授してもらった、記憶保持魔法のおかげで、鮮明に思い出せたし、楽しかったからつい……エステラが色々夢中になる気持ちがちょっとわかった」
少し眠そうなカーバンクルが、ライアンの肩の上にズリ落ちて、ぶーぅと鳴いた。
さて、とドーラは本題を切り出した。
「私たちに見せたってことは、この真珠と貝殻は流通させるつもりなのよね?」
エステラは頷いた。
「貝殻の方だけね。真珠の方はね、ハイエルフの妊婦用のポーションにも使うから、うちから積極的に売り出すことにはしないつもり。これはディオンヌ商会とショウネシーの海の象徴として、特別な相手との商談に使えば良いかなって。例えば王家とか」
「あら王家?」
意外そうにドーラは言った。
「私の真珠は、他に類を見ないものだと思うんだけど、間違いないかな?」
宝飾品に詳しいブレア、ドーラ、シャロンの三人が、揃って頷いた。
「だったら国の顔である王家で使って貰えば、まあ他国の人も度肝を抜かれるだろうと想像したら私が楽しいからなんだけど。もちろんここにいる皆んなにも真珠は使って欲しい。そんな範囲かな。希少感を出したいから収入のメイン商材にはしない感じ。でも貝殻の方は好きに売って良いわ」
エステラは魔法収納から、貝殻が入った木箱を取り出した。中には、色んな種類の貝殻が、大小様々入っている。
ドーラは貝殻の裏も表も確認する。
「既に洗浄済みなのね。これならすぐ職人に渡せる状態だわ」
「真珠貝の育成ははじめたばかりだから、どのくらいの捕獲量になるかまだよくわからないの。ショウネシーの海を貝だらけにするわけにもいかないから、定期的に捕獲は必要だとは思ってるけど」
「なるほどね。とりあえずこの一箱はうちでいただくわ。金二十で良いかしら?」
金二十は金貨二十枚の略で、商人独特の言い回しだった。
夜の帳が降りて眠りの舟に揺られる頃、ニレルは隣で寝そべるエステラに聞いた。
エステラは眠そうな瞳のままニレルを見て、その頬に触れ、その手で髪を漉いた。
「あの日……朝、目が覚めて、ニレルの瞳を見たの。その時、まるで当然みたいに、あ、海へ行かなきゃって思ったの。海で真珠つくろうって。そしたらクイーンシェルのアイデアが浮かんで、他にもアレやこれや浮かんで……あのね、約束破ってごめんなさい……」
ニレルはエステラの頬に触れる。
これはエステラの方が「呼ばれた」んだ、海に。
「許すよ。安全には気をつけてくれたみたいだからね。今度はちゃんと初めから僕も仲間に入れて」
「……ニレルは海が苦手なんだと思ってた」
「違うよ。泳げないのに、海に出ようとするエステラが心配だっただけだよ」
「そう、だから海での魔法の訓練も必要だと思ったの。無事私とヒラとハラとモモは海属性、海耐性も身につけたのよ」
「相変わらずエステラは発想が独特だね」
そういうと、ニレルは笑んで目を瞑る。
エステラも目を閉じて、眠りに落ちた。
◇◇◇
「皆さん、昨日は心配かけてしまって、ごめんなさいね。それから、エステラちゃん、ヒラちゃんとハラちゃんもありがとう」
サロンに集まると、昨日より顔色もよく元気なシャロンの様子に、皆喜んだ。
今日のサロンには、ブレアとドーラ夫妻も来ていて、早速ニレルとエステラを取り囲んでいた。
ニレルとエステラは珍しく、釦の付いた半袖のシャツを着ていて、ブレアとドーラの興味を惹いたのだ。
それは珍しい織の絹地を使ってある以外に、四つの理由があった。
一つは普段平民は釦のある服を着ないこと。
釦は高級な衣服の装飾品の一つであり、木や魔物の角や鱗を削って作られる。釦穴を縫うのも腕の良い職人の仕事だ。ニレルもエステラも普段は釦のないチュニック等を着ていた。
二つ目は、そんな貴族の衣類である釦付きシャツは半袖にされる事はないこと。
貴族の衣類は、高い布地使ってナンボであるからして。因みに女性が夜会のドレス以外で、肘より上の肌を見せるのは、はしたないとされるので、一応エステラは七部袖だ。
そして三つ目が折り襟であること。
マグダリーナやエステラには見慣れた襟だが、この世界では襟なしか立て襟、もしくはフリルの襟が主流だった。ニレルの着ている折り襟は襟の先を月光のような淡い黄色の真珠のピンで固定してある。
そしてエステラの襟は丸襟で、縁には小さなレース。そこにはビーズのような小さな白い真珠がいい感じの間隔で入っていた。
四つ目が釦の素材。
これもマグダリーナには見慣れた貝釦だが、この世界、海の生物は未知の領域なので、人が手にする貝は多くない。
真珠も小さな淡水真珠がとても高価だった。
その貝殻も宝飾扱いされるので、釦には使われない。
しかしニレルのシャツを飾る上品なナチュラルグレーの貝釦も、エステラの縁有りの青緑色の釦も、どれも神秘的な虹色の光沢を纏っていた。
「これは良いな。すごく贅沢だが、いかにもといった派手さがない。とても上品だ」
「このボタン、全部真珠貝なのね……なんて綺麗な色なのかしら」
「売れるなこれは」
「売れるわね」
そして二人は、真珠をみてまた驚いていた。
「まあ、これが……真珠?」
目利きのドーラが驚くほど、エステラの真珠は美しかった。
特に薔薇色や黄色の火焔模様のはっきり出た真珠は、今までなかったもので、ドーラの目を釘付けにしている。
「まるで生きてるみたい……」
その美しさをたっぷり鑑賞して、ドーラとブレアはソファに戻った。
昨日はゆっくり見れなかったので、レベッカも手に取って眺める。
「本当に不思議ですわ。魔獣から取れても魔石……ではないのですわよね。この貝殻達も素敵ですわ」
「どの真珠も精霊達は好きみたいですね! 小精霊がいっぱい集まって来てます」
アンソニーが目を輝かせて言う。
「すごいな、貝の魔獣、あんなに美味しかったのに、こんな綺麗なものまで生み出すのか」
ぶっぶとライアンの頭の上で、カーバンクルも鳴く。ダーモットは黙って頷いていた。
ライアンが浜辺で貝とスラゴー達の作業を見て、貝の形と身の特徴、そしてそこから取れる真珠の種類をまとめたスケッチを見せてくれた。ちゃんとダーモットも見れるように、冊子状にされていた。
線画だけのスケッチだが、それがまた趣きがある。
「ライアン兄さん、絵がすごく上手だわ! それにこの量を一晩で描いたの?」
マグダリーナは驚いた。
「伝授してもらった、記憶保持魔法のおかげで、鮮明に思い出せたし、楽しかったからつい……エステラが色々夢中になる気持ちがちょっとわかった」
少し眠そうなカーバンクルが、ライアンの肩の上にズリ落ちて、ぶーぅと鳴いた。
さて、とドーラは本題を切り出した。
「私たちに見せたってことは、この真珠と貝殻は流通させるつもりなのよね?」
エステラは頷いた。
「貝殻の方だけね。真珠の方はね、ハイエルフの妊婦用のポーションにも使うから、うちから積極的に売り出すことにはしないつもり。これはディオンヌ商会とショウネシーの海の象徴として、特別な相手との商談に使えば良いかなって。例えば王家とか」
「あら王家?」
意外そうにドーラは言った。
「私の真珠は、他に類を見ないものだと思うんだけど、間違いないかな?」
宝飾品に詳しいブレア、ドーラ、シャロンの三人が、揃って頷いた。
「だったら国の顔である王家で使って貰えば、まあ他国の人も度肝を抜かれるだろうと想像したら私が楽しいからなんだけど。もちろんここにいる皆んなにも真珠は使って欲しい。そんな範囲かな。希少感を出したいから収入のメイン商材にはしない感じ。でも貝殻の方は好きに売って良いわ」
エステラは魔法収納から、貝殻が入った木箱を取り出した。中には、色んな種類の貝殻が、大小様々入っている。
ドーラは貝殻の裏も表も確認する。
「既に洗浄済みなのね。これならすぐ職人に渡せる状態だわ」
「真珠貝の育成ははじめたばかりだから、どのくらいの捕獲量になるかまだよくわからないの。ショウネシーの海を貝だらけにするわけにもいかないから、定期的に捕獲は必要だとは思ってるけど」
「なるほどね。とりあえずこの一箱はうちでいただくわ。金二十で良いかしら?」
金二十は金貨二十枚の略で、商人独特の言い回しだった。
39
お気に入りに追加
314
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中にいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出す。周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっており、自分だけ助かっていることにショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
拝啓、お父様お母様 勇者パーティをクビになりました。
ちくわ feat. 亜鳳
ファンタジー
弱い、使えないと勇者パーティをクビになった
16歳の少年【カン】
しかし彼は転生者であり、勇者パーティに配属される前は【無冠の帝王】とまで謳われた最強の武・剣道者だ
これで魔導まで極めているのだが
王国より勇者の尊厳とレベルが上がるまではその実力を隠せと言われ
渋々それに付き合っていた…
だが、勘違いした勇者にパーティを追い出されてしまう
この物語はそんな最強の少年【カン】が「もう知るか!王命何かくそ食らえ!!」と実力解放して好き勝手に過ごすだけのストーリーである
※タイトルは思い付かなかったので適当です
※5話【ギルド長との対談】を持って前書きを廃止致しました
以降はあとがきに変更になります
※現在執筆に集中させて頂くべく
必要最低限の感想しか返信できません、ご理解のほどよろしくお願いいたします
※現在書き溜め中、もうしばらくお待ちください
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
転生してしまったので服チートを駆使してこの世界で得た家族と一緒に旅をしようと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
俺はクギミヤ タツミ。
今年で33歳の社畜でございます
俺はとても運がない人間だったがこの日をもって異世界に転生しました
しかし、そこは牢屋で見事にくそまみれになってしまう
汚れた囚人服に嫌気がさして、母さんの服を思い出していたのだが、現実を受け止めて抗ってみた。
すると、ステータスウィンドウが開けることに気づく。
そして、チートに気付いて無事にこの世界を気ままに旅することとなる。楽しい旅にしなくちゃな
幼少期に溜め込んだ魔力で、一生のんびり暮らしたいと思います。~こう見えて、迷宮育ちの村人です~
月並 瑠花
ファンタジー
※ファンタジー大賞に微力ながら参加させていただいております。応援のほど、よろしくお願いします。
「出て行けっ! この家にお前の居場所はない!」――父にそう告げられ、家を追い出された澪は、一人途方に暮れていた。
そんな時、幻聴が頭の中に聞こえてくる。
『秋篠澪。お前は人生をリセットしたいか?』。澪は迷いを一切見せることなく、答えてしまった――「やり直したい」と。
その瞬間、トラックに引かれた澪は異世界へと飛ばされることになった。
スキル『倉庫(アイテムボックス)』を与えられた澪は、一人でのんびり二度目の人生を過ごすことにした。だが転生直後、レイは騎士によって迷宮へ落とされる。
※2018.10.31 hotランキング一位をいただきました。(11/1と11/2、続けて一位でした。ありがとうございます。)
※2018.11.12 ブクマ3800達成。ありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる