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第三章 カーナ王国の混迷
聖女のフィクサー
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古書店に帰宅する前、ルシウス邸でユーグレンは秘書ユキレラから手紙を受け取っている。
「故郷の母からだ。君たちにはあまり良い話ではないかもしれない」
開封済みの真紅の封蝋の手紙だ。シールスタンプはアケロニア王国の紋章。
読んでみろと促されてアイシャとトオンは手紙を開いた。
「え、これって」
「カーナ王国の国内に、各国の調査員が入ってる……?」
ユーグレンは厳かに頷いた。
「『聖女アイシャの聖女投稿事件』は今や知らぬ国はないだろう。だってそうだろう? こんな小国なのに必ず最低一人の聖女や聖者が生まれるなんてカーナ王国ぐらいだ。それだけで敬意を払われていた国が蓋を開けてみれば聖女を虐待して使い潰していた。調べないわけがない」
ユーグレン宛のアケロニア王国の女王の手紙によると、アケロニア王国だけでなくカーナ王国の近隣の国は調査員や諜報員を王都中心に派遣しているという。
「カレイド王国の使者が王都に留まってることは知ってたけど」
「そう。他国もだったのね」
「アケロニア王国はいま私がいるからでもあると思う。だがそれ以外の情報収集もしてると思うぞ」
ユーグレン王太子から忠告を受けたアイシャとトオンだが、だからといって具体的な行動を起こせるわけではない。
ここまで良いアイデアやヒントが浮かばないということは、多分「待て」の時期なのだと開き直っている。
アイシャもトオンもその日の終わりに一日を振り返り、環を出して「良い導き」が得られるよう意図して眠るようにしている。
そのうち良い果実が身を結ぶと環を信頼して、できるだけ焦らず日常生活を送っていた。
そんなユーグレン王太子が古書店に来てから、トオンとユーグレンが意気投合した。
お互い読書好きで相性が良いらしい。
アイシャが神殿に出かけて神官の修行をしている間、二人は王都の図書館に通った。
トオンは良い機会だからと、自分がルシウスから伝授されたり、自分で開発したりしたスキルを環使いの同期となったユーグレンに教えていくことにした。
「最初はルシウスさんから〝完全記憶〟を貰ったんですよ。ところが試してみたら、確かに写真を撮影するように覚えられたけど、俺の魔力量が足りなくて一度倒れちまった」
ルシウスは人類の上位種とまで言われるハイヒューマンだから、莫大な魔力を持っている。彼だからこそ使える特殊スキルなわけだ。
「だが、環使いは外界から必要な魔力調達が可能なのだろう? 足りない分は環から補えば良いのでは?」
「そこが環の残念なとこで。環を通して魔力を調達する場合、その術やスキルの発動に必要な起爆剤はあくまでも自分本来の魔力なんですよね。結局、無尽蔵に自由自在に魔力を使えるなんてのは夢のまた夢」
それでどうしたかといえば、完全記憶は諦めた。
代わりに、記憶すべき情報を厳選して絞った。
「図書館の蔵書の索引だけに完全記憶を絞ったんですよ。それでも何十冊もあるから、索引の索引ですね。分類の大分類と中分類まで。あとは修行して魔力量が増えてきたら小分類まで少しずつ記憶していこうかと」
「合理的な良い方法だ。私も参考にさせてもらおう」
他にトオンが開発したのは書物や資料の真贋鑑定スキルだ。
師匠のルシウスから人物鑑定スキルの初級を伝授されていたトオンだが、古書店の店主なので元々物品鑑定スキルの一種として書籍鑑定を持っていた。
「嘘発見スキルみたいなもんです。事実と異なる内容を見ると、ステータスの不活性項目みたいに薄いグレー表示になって見えるスキル」
真実や事実に即した内容はそのまま、虚偽の内容はグレー。記述者本人は正しいと思って書いたが実際は違かったものなどは点滅して見えるといった具合だ。
「そ、そのスキルは秘匿したほうが良いと思うぞ……? 下手すると各国の諜報部のターゲットにされる」
顔を引きつらせてユーグレンが注意した。
「ですよね。でも俺が使うのはアイシャのためだけなんで。ユーグレンさんはどうします? 同じファミリーのよしみで伝授してもいいですけど」
「……ぜひ、お願いする」
この文字情報限定の真贋鑑定スキルの価値は巨万の富に匹敵する。
他人の言葉の真意を読み取れないとき、文字で文章化させてスキルで鑑定すれば、本音か嘘か一発で判明するではないか。
それに新聞や雑誌でも、記事の提供者や記者がどこまで真実を書いたか鑑定可能になる。
(何と恐ろしい男か。聖女アイシャの恋人でさえなければ我が国にスカウトしたいぞ)
トオンは金髪に蛍石の薄緑色の瞳の、なかなか美しい顔立ちの青年だ。
以前は自分に自信がなくて前髪を伸ばして目元を隠していたそうだが、最近ではアイシャから髪留めを借りて前髪を留め、形の良い額や透き通った瞳を出している。
ユーグレンが見たところ、アイシャと並ぶと影が薄く見えるが、今どきの平民の若者とは思えないくらい知識があって、かつ自分の選択や行動に迷いがなく淡々としている。
(この能力、性格、容貌、……そのまま国王の座に座っていればカーナ王国の運命は異なっていたのやも)
「なあ、トオン。私には環に目覚めて〝賢者〟の可能性が出ただろう? 君は何だったんだい?」
「俺は聖女の息子ってだけで魔力はそんなにないんです。後から〝聖女アイシャの世話役〟の称号をルシウスさんから貰いました。あとは……」
環の使い方を工夫し続けていく中で〝聖女アイシャの世話役〟に付随して生えてきた称号がある。
目の前にステータスを出して見せた。
「これですね」
「ん? 〝フィクサー〟? あまり聞かない称号だが……」
「黒幕とか裏で暗躍する者とかそんな感じの意味ですね。聖女のアイシャができない汚れ役を引き受けることになりそうです」
実は数は少なかったが、『聖女投稿の清書人』としてアイシャの手書きメモを清書して新聞投稿したトオン個人への批判もあった。
結果を見ればトオンの行為でアイシャが救われ名誉を回復している。
けれど、最初の『アイシャが捨てたはずのメモを他人が勝手に新聞投稿した』行為に過剰反応した人間もいたのだ。
メモをゴミ箱から最初に取り出したのはカズンだが、それを清書して新聞社に送ったのはトオン。
『普通そんなことやらないだろ!』の批判は恐らく、トオンのこのフィクサーの性質に反応した人々のものと思われる。
「最初のきっかけはカズンでしたけどね。そんな感じでアイシャ専門、専用の黒幕になりそうです」
「ううむ……何とも深いことだ」
アイシャの影に隠れて目立つことはないが、活動の計画を立てるのはトオンだ。
どちらか単独では成り立たない。ペアだからこその絶妙なコンビだった。
※トオンは平民向けの学校(高校相当)卒業→古書店の店主になった経歴。
前国王の庶子の立場を利用して貴族学校に行ってたら王立図書館の司書や王城の文官になれた。
「故郷の母からだ。君たちにはあまり良い話ではないかもしれない」
開封済みの真紅の封蝋の手紙だ。シールスタンプはアケロニア王国の紋章。
読んでみろと促されてアイシャとトオンは手紙を開いた。
「え、これって」
「カーナ王国の国内に、各国の調査員が入ってる……?」
ユーグレンは厳かに頷いた。
「『聖女アイシャの聖女投稿事件』は今や知らぬ国はないだろう。だってそうだろう? こんな小国なのに必ず最低一人の聖女や聖者が生まれるなんてカーナ王国ぐらいだ。それだけで敬意を払われていた国が蓋を開けてみれば聖女を虐待して使い潰していた。調べないわけがない」
ユーグレン宛のアケロニア王国の女王の手紙によると、アケロニア王国だけでなくカーナ王国の近隣の国は調査員や諜報員を王都中心に派遣しているという。
「カレイド王国の使者が王都に留まってることは知ってたけど」
「そう。他国もだったのね」
「アケロニア王国はいま私がいるからでもあると思う。だがそれ以外の情報収集もしてると思うぞ」
ユーグレン王太子から忠告を受けたアイシャとトオンだが、だからといって具体的な行動を起こせるわけではない。
ここまで良いアイデアやヒントが浮かばないということは、多分「待て」の時期なのだと開き直っている。
アイシャもトオンもその日の終わりに一日を振り返り、環を出して「良い導き」が得られるよう意図して眠るようにしている。
そのうち良い果実が身を結ぶと環を信頼して、できるだけ焦らず日常生活を送っていた。
そんなユーグレン王太子が古書店に来てから、トオンとユーグレンが意気投合した。
お互い読書好きで相性が良いらしい。
アイシャが神殿に出かけて神官の修行をしている間、二人は王都の図書館に通った。
トオンは良い機会だからと、自分がルシウスから伝授されたり、自分で開発したりしたスキルを環使いの同期となったユーグレンに教えていくことにした。
「最初はルシウスさんから〝完全記憶〟を貰ったんですよ。ところが試してみたら、確かに写真を撮影するように覚えられたけど、俺の魔力量が足りなくて一度倒れちまった」
ルシウスは人類の上位種とまで言われるハイヒューマンだから、莫大な魔力を持っている。彼だからこそ使える特殊スキルなわけだ。
「だが、環使いは外界から必要な魔力調達が可能なのだろう? 足りない分は環から補えば良いのでは?」
「そこが環の残念なとこで。環を通して魔力を調達する場合、その術やスキルの発動に必要な起爆剤はあくまでも自分本来の魔力なんですよね。結局、無尽蔵に自由自在に魔力を使えるなんてのは夢のまた夢」
それでどうしたかといえば、完全記憶は諦めた。
代わりに、記憶すべき情報を厳選して絞った。
「図書館の蔵書の索引だけに完全記憶を絞ったんですよ。それでも何十冊もあるから、索引の索引ですね。分類の大分類と中分類まで。あとは修行して魔力量が増えてきたら小分類まで少しずつ記憶していこうかと」
「合理的な良い方法だ。私も参考にさせてもらおう」
他にトオンが開発したのは書物や資料の真贋鑑定スキルだ。
師匠のルシウスから人物鑑定スキルの初級を伝授されていたトオンだが、古書店の店主なので元々物品鑑定スキルの一種として書籍鑑定を持っていた。
「嘘発見スキルみたいなもんです。事実と異なる内容を見ると、ステータスの不活性項目みたいに薄いグレー表示になって見えるスキル」
真実や事実に即した内容はそのまま、虚偽の内容はグレー。記述者本人は正しいと思って書いたが実際は違かったものなどは点滅して見えるといった具合だ。
「そ、そのスキルは秘匿したほうが良いと思うぞ……? 下手すると各国の諜報部のターゲットにされる」
顔を引きつらせてユーグレンが注意した。
「ですよね。でも俺が使うのはアイシャのためだけなんで。ユーグレンさんはどうします? 同じファミリーのよしみで伝授してもいいですけど」
「……ぜひ、お願いする」
この文字情報限定の真贋鑑定スキルの価値は巨万の富に匹敵する。
他人の言葉の真意を読み取れないとき、文字で文章化させてスキルで鑑定すれば、本音か嘘か一発で判明するではないか。
それに新聞や雑誌でも、記事の提供者や記者がどこまで真実を書いたか鑑定可能になる。
(何と恐ろしい男か。聖女アイシャの恋人でさえなければ我が国にスカウトしたいぞ)
トオンは金髪に蛍石の薄緑色の瞳の、なかなか美しい顔立ちの青年だ。
以前は自分に自信がなくて前髪を伸ばして目元を隠していたそうだが、最近ではアイシャから髪留めを借りて前髪を留め、形の良い額や透き通った瞳を出している。
ユーグレンが見たところ、アイシャと並ぶと影が薄く見えるが、今どきの平民の若者とは思えないくらい知識があって、かつ自分の選択や行動に迷いがなく淡々としている。
(この能力、性格、容貌、……そのまま国王の座に座っていればカーナ王国の運命は異なっていたのやも)
「なあ、トオン。私には環に目覚めて〝賢者〟の可能性が出ただろう? 君は何だったんだい?」
「俺は聖女の息子ってだけで魔力はそんなにないんです。後から〝聖女アイシャの世話役〟の称号をルシウスさんから貰いました。あとは……」
環の使い方を工夫し続けていく中で〝聖女アイシャの世話役〟に付随して生えてきた称号がある。
目の前にステータスを出して見せた。
「これですね」
「ん? 〝フィクサー〟? あまり聞かない称号だが……」
「黒幕とか裏で暗躍する者とかそんな感じの意味ですね。聖女のアイシャができない汚れ役を引き受けることになりそうです」
実は数は少なかったが、『聖女投稿の清書人』としてアイシャの手書きメモを清書して新聞投稿したトオン個人への批判もあった。
結果を見ればトオンの行為でアイシャが救われ名誉を回復している。
けれど、最初の『アイシャが捨てたはずのメモを他人が勝手に新聞投稿した』行為に過剰反応した人間もいたのだ。
メモをゴミ箱から最初に取り出したのはカズンだが、それを清書して新聞社に送ったのはトオン。
『普通そんなことやらないだろ!』の批判は恐らく、トオンのこのフィクサーの性質に反応した人々のものと思われる。
「最初のきっかけはカズンでしたけどね。そんな感じでアイシャ専門、専用の黒幕になりそうです」
「ううむ……何とも深いことだ」
アイシャの影に隠れて目立つことはないが、活動の計画を立てるのはトオンだ。
どちらか単独では成り立たない。ペアだからこその絶妙なコンビだった。
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