今日イチゴ明日ミルク明後日ココア

旭ガ丘ひつじ

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フードコートはモルスァ語で酒池肉林という意

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ココア「じゃーん!スマホに貼りました」

ミルク「さっそく貼ったんだ」

ココア「初めてのプリクラです!」

ミルク「みんなそうだよ」

ココア「どうして二人は貼らないのですか?」

ミルク「だって剥がれたり傷が付いたら嫌だもん」

イチゴ「わしは、写真立てに入れよう思うとる」

ミルク「それいいね」

ココア「それだと部屋に飾っておくことになりますよ」

ミルク「そうだね。ココアはずっと持っていたいの?」

ココア「へっ?べ、別に」

ミルク「ずっと持っていたいなら、スマホに貼ってもいいと思うよ。悪いことじゃないし」

ココア「うん」

ミルク「でもね。実は、こうしてスマホに送った画像を壁紙にすることも出来るんだよ」

ココア「…………」

イチゴ「フグみたいに怒っちょるぞ。何で先に言わなかったのじゃ」

ミルク「難しくて今やっと受け取ったの。最初からココアに頼めば良かったね」

ココア「もういい!剥がす!」

イチゴ「まてまて、剥がすことないじゃろう」

ココア「止めないで。スマホに貼ってるなんてバカみたいだから」

イチゴ「言ったろう。キャバの姉ちゃんはみんなスマホでも何にでも貼っとる」

ミルク「また何度でもプリクラ撮ればいいし、むしろ増やしていったら?」

イチゴ「それじゃ!」

ココア「きゃわっ!はっ!なに!」

イチゴ「注文した料理が出来たのじゃ」

ココア「この機械が、震えたり音まで鳴るなんて聞いていません」

イチゴ「言わんでも分かることじゃろう」

ココア「ここのランプがピカピカ光ると思ったのです」

ミルク「貰っておいで」

ココア「はい。行ってきます」

ミルク「ねえ。ココア、すごく嬉しいみたいだね」

イチゴ「初プリけ?」

ミルク「うん。ほら、私達って今まで一緒に写真を撮ったことなかったし」

イチゴ「そうじゃのう」

ミルク「これからも仲良く出来たらいいね」

イチゴ「わしらファミリーじゃけえ。何も心配せんでええ」

ミルク「あ、鳴ったから貰ってくる」

イチゴ「変な人について行っちゃだめじゃぞ」

ミルク「ついていくわけないよ……」

ココア「またバカなこと言って」

イチゴ「カツ丼け。うまそうじゃのう」

ココア「これも食べたことなくて」

イチゴ「ええもんばっかり食うてきたんじゃのう」

ココア「洋食ばっかりで飽き飽きです」

イチゴ「うちはレトルトか冷凍食品が基本じゃった」

ココア「それよりも、早く決めてはいかがですか?」

イチゴ「わしは、ステーキもラーメンもどっちも食いたいのじゃ」

ココア「では、どちらも頼めばいいじゃないですか」

イチゴ「子供のお腹に入るわけないじゃろう。そのカツ丼も、結局シェアすることなるけえ」

ココア「そうかもですね。んーおいし」

ミルク「まだ決めてないの?」

イチゴ「お好み焼きけ。またでっけえのう」

ミルク「海鮮ミックスだよ。シェアしようね」

イチゴ「あーん」

ココア「食べてないで、早く決めてくださいな」

イチゴ「ラーメンと唐揚げに決めた!行ってくる!」

ミルク「三人で食べきれるかな」

ココア「何とかなるでしょう」

イチゴ「やっぱりステーキがいいかも」

ミルク「ラーメン」

ココア「唐揚げ」

イチゴ「すまん!許してくれステーキ!」
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