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番外編【大掃除で得たもの】2先輩の本性
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「お、お邪魔します……」
「どうぞ、散らかっているけど、くつろいでくれたらいいよ」
俺は今、憧れの先輩の部屋に来ていた。バスケ部の一つ上の先輩なのだが、とても優秀で、テスト期間に俺のテストの点数を心配して、自分の家で勉強を一緒にしないかと誘ってくれた。俺としては憧れの先輩に勉強を教わるなど恐れ多いのだが、先輩の厚意を無下にするわけにも行かず、ありがたく誘いに乗った感じだ。
先輩の部屋は散らかっていると言った割に、とてもきれいに片付けられていた。部屋の奥にベッドが置かれ、ベッドわきには本棚があって漫画や参考書など様々な本がジャンル別に整頓されて並べられていた。几帳面な性格をうかがわせる部屋だ。俺達は先輩の出してくれた小さな折り畳みテーブルの近くに向かい合わせに座った。ご丁寧に先輩はクッションを俺にくれて、ありがたくお尻に敷くことにした。
「何から始めようか。倉木が苦手な教科は確か」
「す、数学が苦手で……」
部屋を観察することに集中していたら、先輩に話しかけられた。驚いたが正直に苦手科目を先輩に伝える。俺は今、高校一年生だが、来年の文理選択では文系を選択しようと考えている。優秀な先輩は二年生で理系の特進クラスに属している。数学は得意教科のはずだ。
(できれば、先輩と同じ理系に進みたかったな)
先輩が高校を卒業したら、会えなくなってしまう。当たり前のことだが、そのことを思うと胸が張り裂けそうになる。憧れの先輩、というだけなのにどうして、会えなくなると思うとこんなに気分が憂鬱になるのか。
「そうだったね。じゃあ、今日は数学を中心にテスト勉強をしようか。テスト期間に出ている課題はあるかな?」
先輩が優しい声で俺に声をかけてくれる。今の俺は、先輩の部屋で先輩と二人きりという状況に、精神状態がおかしくなっていた。
「先輩と同じ大学に行くにはどうしたらいいですか?」
「僕と同じ大学?」
しまったと思った時には遅く、俺の心の声がつい、口から飛び出してしまった。突然の後輩の言葉に先輩は困っている。どうやって言い訳しようかと必死で考えていたら、くすりと笑われてしまった。顔を上げて先輩の顔を見ると、とてもうれしそうな表情をしていた。どうやら、俺の発言に気を悪くはしていないようだ。
「倉木は僕の事が好きなの?」
「えっと……」
好きなのかと問われれば、わからない。バスケ部では副キャプテンとして、キャプテンのことを支え、チームを支える姿にあこがれを抱いた。さらには頭も良くて身長も高くてイケメンという、完全無欠の先輩。さらには後輩に勉強を教えるという優しさも持ち合わせている。そんな先輩を目の当たりにして好意を抱かない方がおかしい。
(そうか、俺は先輩のことが……)
好き、なのだ。だからこそ、先輩と会えない、離れてしまうことを考えると胸が痛むのだ。
とはいえ、今この場で自覚したこの気持ちを正直に先輩に告白するのは勇気がいる。もし、先輩が冗談で聞いてきた言葉だとしたら。それをバカまじめに答えてしまったら、先輩を困らせてしまう。
「その顔、もしかして、本当に……」
「あ、あの、先輩の卒業アルバムとかってありますか!こんなすごい先輩の子供のころって気になります!」
先輩の言葉を思わず遮ってしまった。そして、自分でも驚くべきことを口走っていた。確かに、今、俺は先輩の部屋にいて、きっとこの部屋には先輩の子供のころの写真が置かれていて、卒業アルバムを見る機会としてはうってつけだ。だからと言って、この状況で口にするべき言葉ではない。
「卒業アルバム?突然だね」
「す、すみません。わざわざ先輩が勉強を教えてくれるっていうのに、わがまま言ってしまって」
「別に構わないけど、見せる代わりに約束してくれる?」
「約束、ですか?」
どうやら、俺のトンデモ発言を先輩は受け入れてくれるらしい。約束、がなにか気になるが、先輩に限って変なことを言ってくることは無いだろう。
「そう、約束。守ってくれるなら、俺のすべてを倉木のものにしてもいいよ」
俺のすべて。
今、先輩は俺の理解を超えた言葉を口にした。そもそも、先輩の一人称は優等生らしい【僕】のはずで、俺などと言う言葉は学校や部活で聞いたことがない。【俺のすべて】とはどういうことか。
「どうしたの?倉木にとっては良いことしかないと思うけどな」
先輩のことが急に怖くなる。いつも通りの優しい言葉のはずなのに、背筋が冷たくなり、本能がいますぐこの部屋を出ろと警告してくる。
「お、俺、用事を思い出したので、今日のところは」
「逃がさないよ」
とりあえず、ここは本能に従い、一度先輩の部屋から出て考えを整理しよう。俺はゆっくりと床から立ち上がろうとした。しかし、先輩はそれよりも早かった。
「いたっ」
腕を掴まれて強引にまた床に座る羽目になった。しかも、今度は先輩の横に。先輩の横にぴったりと座らされて、俺の心拍数は異常値をたたき出した。このままでは隣にいる先輩にこの心臓の音がばれてしまいそうだ。
「この後、倉木に予定のないことは確認済みだよ。ようやく俺の部屋に迎え入れることができたんだ。簡単に返すわけがないだろう?」
まただ。先輩の一人称が【僕】ではなく、【俺】に代わっている。今の言葉だと、先輩が俺に勉強を教えるという名目で自分の部屋に誘ったのには、先輩なりの理由があったらしい。善意で部屋に招待したわけではない、ということがわかった。
(まあ、先輩が多少、やばい奴でもいいか)
だって、学校ではあんなに品行方正な完全無欠の優等生なのだ。きっと、学校生活はかなりの我慢を強いられているに違いない。その仮面がはがれかけているということは、俺は先輩にとって本性をさらけ出すことができる特別な存在だということだ。
「先輩の子供のころの写真、見せてくれるんですよね?」
だとしたら、俺の返す言葉は一つだ。先輩は子供のころの写真を見せてくれる代わりに、ある一つの約束を守ってくれと言っていた。先ほどまでの言葉から、俺は先輩の俺に対する執着を感じ取っていた。物語の鈍感主人公でもない限り、さすがに気づく。ということは、俺と先輩の好意の矢印はお互いに向いているということになる。先輩の俺に対する矢印の太さは計り知れないものを感じるが。
「そうだね。俺との約束はただ一つだけ」
『今後一切、俺以外になびかないこと。俺だけを見てくれたらいい』
まったく、笑えるほど傲慢な約束だった。それでも、俺の心は歓喜に満ち溢れていた。憧れの先輩が、こんなにも自分に執着している。俺に、他の人間を見ないよう、自分だけ見るように約束させてきた。これが喜ばずにいられるだろうか。憧れの先輩のこんな裏の表情を知っているのは、きっと俺だけだ。
「いいですよ。その代わり」
『先輩も、俺だけを見てくださいよ。浮気は許しません』
「思っていたより、可愛らしい一面を見せるじゃないか。それでこそ、俺が選んだ後輩だ」
俺たちの唇は自然に引き寄せられていた。
「どうぞ、散らかっているけど、くつろいでくれたらいいよ」
俺は今、憧れの先輩の部屋に来ていた。バスケ部の一つ上の先輩なのだが、とても優秀で、テスト期間に俺のテストの点数を心配して、自分の家で勉強を一緒にしないかと誘ってくれた。俺としては憧れの先輩に勉強を教わるなど恐れ多いのだが、先輩の厚意を無下にするわけにも行かず、ありがたく誘いに乗った感じだ。
先輩の部屋は散らかっていると言った割に、とてもきれいに片付けられていた。部屋の奥にベッドが置かれ、ベッドわきには本棚があって漫画や参考書など様々な本がジャンル別に整頓されて並べられていた。几帳面な性格をうかがわせる部屋だ。俺達は先輩の出してくれた小さな折り畳みテーブルの近くに向かい合わせに座った。ご丁寧に先輩はクッションを俺にくれて、ありがたくお尻に敷くことにした。
「何から始めようか。倉木が苦手な教科は確か」
「す、数学が苦手で……」
部屋を観察することに集中していたら、先輩に話しかけられた。驚いたが正直に苦手科目を先輩に伝える。俺は今、高校一年生だが、来年の文理選択では文系を選択しようと考えている。優秀な先輩は二年生で理系の特進クラスに属している。数学は得意教科のはずだ。
(できれば、先輩と同じ理系に進みたかったな)
先輩が高校を卒業したら、会えなくなってしまう。当たり前のことだが、そのことを思うと胸が張り裂けそうになる。憧れの先輩、というだけなのにどうして、会えなくなると思うとこんなに気分が憂鬱になるのか。
「そうだったね。じゃあ、今日は数学を中心にテスト勉強をしようか。テスト期間に出ている課題はあるかな?」
先輩が優しい声で俺に声をかけてくれる。今の俺は、先輩の部屋で先輩と二人きりという状況に、精神状態がおかしくなっていた。
「先輩と同じ大学に行くにはどうしたらいいですか?」
「僕と同じ大学?」
しまったと思った時には遅く、俺の心の声がつい、口から飛び出してしまった。突然の後輩の言葉に先輩は困っている。どうやって言い訳しようかと必死で考えていたら、くすりと笑われてしまった。顔を上げて先輩の顔を見ると、とてもうれしそうな表情をしていた。どうやら、俺の発言に気を悪くはしていないようだ。
「倉木は僕の事が好きなの?」
「えっと……」
好きなのかと問われれば、わからない。バスケ部では副キャプテンとして、キャプテンのことを支え、チームを支える姿にあこがれを抱いた。さらには頭も良くて身長も高くてイケメンという、完全無欠の先輩。さらには後輩に勉強を教えるという優しさも持ち合わせている。そんな先輩を目の当たりにして好意を抱かない方がおかしい。
(そうか、俺は先輩のことが……)
好き、なのだ。だからこそ、先輩と会えない、離れてしまうことを考えると胸が痛むのだ。
とはいえ、今この場で自覚したこの気持ちを正直に先輩に告白するのは勇気がいる。もし、先輩が冗談で聞いてきた言葉だとしたら。それをバカまじめに答えてしまったら、先輩を困らせてしまう。
「その顔、もしかして、本当に……」
「あ、あの、先輩の卒業アルバムとかってありますか!こんなすごい先輩の子供のころって気になります!」
先輩の言葉を思わず遮ってしまった。そして、自分でも驚くべきことを口走っていた。確かに、今、俺は先輩の部屋にいて、きっとこの部屋には先輩の子供のころの写真が置かれていて、卒業アルバムを見る機会としてはうってつけだ。だからと言って、この状況で口にするべき言葉ではない。
「卒業アルバム?突然だね」
「す、すみません。わざわざ先輩が勉強を教えてくれるっていうのに、わがまま言ってしまって」
「別に構わないけど、見せる代わりに約束してくれる?」
「約束、ですか?」
どうやら、俺のトンデモ発言を先輩は受け入れてくれるらしい。約束、がなにか気になるが、先輩に限って変なことを言ってくることは無いだろう。
「そう、約束。守ってくれるなら、俺のすべてを倉木のものにしてもいいよ」
俺のすべて。
今、先輩は俺の理解を超えた言葉を口にした。そもそも、先輩の一人称は優等生らしい【僕】のはずで、俺などと言う言葉は学校や部活で聞いたことがない。【俺のすべて】とはどういうことか。
「どうしたの?倉木にとっては良いことしかないと思うけどな」
先輩のことが急に怖くなる。いつも通りの優しい言葉のはずなのに、背筋が冷たくなり、本能がいますぐこの部屋を出ろと警告してくる。
「お、俺、用事を思い出したので、今日のところは」
「逃がさないよ」
とりあえず、ここは本能に従い、一度先輩の部屋から出て考えを整理しよう。俺はゆっくりと床から立ち上がろうとした。しかし、先輩はそれよりも早かった。
「いたっ」
腕を掴まれて強引にまた床に座る羽目になった。しかも、今度は先輩の横に。先輩の横にぴったりと座らされて、俺の心拍数は異常値をたたき出した。このままでは隣にいる先輩にこの心臓の音がばれてしまいそうだ。
「この後、倉木に予定のないことは確認済みだよ。ようやく俺の部屋に迎え入れることができたんだ。簡単に返すわけがないだろう?」
まただ。先輩の一人称が【僕】ではなく、【俺】に代わっている。今の言葉だと、先輩が俺に勉強を教えるという名目で自分の部屋に誘ったのには、先輩なりの理由があったらしい。善意で部屋に招待したわけではない、ということがわかった。
(まあ、先輩が多少、やばい奴でもいいか)
だって、学校ではあんなに品行方正な完全無欠の優等生なのだ。きっと、学校生活はかなりの我慢を強いられているに違いない。その仮面がはがれかけているということは、俺は先輩にとって本性をさらけ出すことができる特別な存在だということだ。
「先輩の子供のころの写真、見せてくれるんですよね?」
だとしたら、俺の返す言葉は一つだ。先輩は子供のころの写真を見せてくれる代わりに、ある一つの約束を守ってくれと言っていた。先ほどまでの言葉から、俺は先輩の俺に対する執着を感じ取っていた。物語の鈍感主人公でもない限り、さすがに気づく。ということは、俺と先輩の好意の矢印はお互いに向いているということになる。先輩の俺に対する矢印の太さは計り知れないものを感じるが。
「そうだね。俺との約束はただ一つだけ」
『今後一切、俺以外になびかないこと。俺だけを見てくれたらいい』
まったく、笑えるほど傲慢な約束だった。それでも、俺の心は歓喜に満ち溢れていた。憧れの先輩が、こんなにも自分に執着している。俺に、他の人間を見ないよう、自分だけ見るように約束させてきた。これが喜ばずにいられるだろうか。憧れの先輩のこんな裏の表情を知っているのは、きっと俺だけだ。
「いいですよ。その代わり」
『先輩も、俺だけを見てくださいよ。浮気は許しません』
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俺たちの唇は自然に引き寄せられていた。
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