【R18】だれがフィクションだと言った 〜圧倒的モブ田中A子のセフレ生活〜

サバ無欲

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1.モブの心得

☆その14、主人公たるもの獲物は逃すな①

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悪友に感謝を。
なにせ部屋は綺麗だし、酒もあるし、ベッドは広いし、それになにより、


「うそ、うそ」
「ん?」
「いたくない……」


エンボちゃん(仮)が、かわいい。


「……そりゃそーだ。エンボちゃん、ドロッドロだもん」


慣れてないのか、わざとなのか。自分から誘っておいてガッチガチに緊張していたエンボちゃんは、いまやこの有様。敏感な身体のくせに自分の反応に戸惑っているエンボちゃんがかわいい。クリをこすると真っ赤な顔でいやいやと首を振っているエンボちゃんがかわいい。エロい、かわいい。

派手じゃない、むしろ地味めな子。婚活でグレーってこの子だけだった。眼鏡はコンタクトに変えたようだけど、正直さほど変わりない。化粧も薄い。

あまりこの手のタイプにはいい思い出がなかった。こういう子は普段、俺を親の仇かなんかのように嫌悪するか、すっげえ遠巻きで熱い視線を送ってくるかのどちらかだ。いずれも話したことはほとんどないにも関わらず。

だから声をかけた自分に、正直少し驚いている。
声をかけて、一体何がしたかったんだろう。こういう関係を望むならもっと気軽な子だろうに。それに今日は日本に戻ったばっかりで疲れてる……疲れてるから、ちょっと判断が鈍ってるのか。

あ。


「はぁあ……ッ」


イッた。こんなあっさり。
ひくひく震えて泣きそうになってる目が可愛い。ビンビンに尖ってる乳首も可愛い。咥えて転がしたらまた簡単にイッちゃうんだろうな。


「あー、かぁい。エンボちゃん、泣きながらイッちゃった?」
「い……イッちゃった、の、かな……」


なにそれ可愛い。
もしかしたらわざとかな。だとしたらまんまとはめられてる。でも、この雰囲気。嘘のようには思えない。演技なら100点満点だ。


「イッちゃったんだよ、気持ちよかったでしょ」
「んー……うん」
「素直でよろしい」


さっきまでロボットだった顔がへろへろになって、潤んだ目で上手だと褒められた。見え隠れする男の影。誘ってくるんだから、初めてではないだろうと思ってたけど。むしろちょっと触っただけでこの感じようなのに、なにしてたんだよその男は。

でも。


「失恋でもした?」


聞いた途端、ちょっと言葉を詰まらせる。
したんだろうな、多分。だからあんな風に歌ってたんだ。だとしたら今だけでも忘れさせてあげたい。彼女だってきっと、それを望んで声をかけてきたんだろう。


「ナイショです」
「ふふっ、……かぁいい」


かわいくない、と否定する言葉をふさいでキスをする。放った言葉を否定されるのはつらい。彼女の舌はやらかくて甘い気がした。あんまりキスは好きじゃないのに、ずっとしていたくなる。酔ったのかもしれない。もしくはやっぱり、疲れているか。

挿れるかと聞くエンボちゃんをなだめすかして、遊んで、様子を見た。ナカは確かにちょっと狭いかもしれない。丁寧にほぐして緩めなければ傷むだろうなと思って、いる、のに。


「へんたいさん、やめ、やめて」
「もうだめ、も、いれて」
「いや、もう、ゆるして」


駄目だこれ。
すっげえクる。


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