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5章 祭りと鉱山
困ります
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「困ります。」
狩猟者ギルドに、馬車一杯に積まれた収集物を、せっせと降ろしている途中ではあるが、事前に伝えに行けば、狩猟者ギルドの職員が手伝いに来てくれ、そしてその中にある、岩人形の腕や足、トモエが手に入れた物に、その後オユキが手に入れた物、パウ、セシリア、アドリアーナがそれぞれに手に入れたトロフィーが積まれている馬車の中を見て、ギルドの中に連れ込まれたかと思えば、そう言われた。
「やはり、使い道がないのか。」
そう、パウがわずかに落ち込みを見せてそう呟けば、ギルドの職員、その女性が慌てて手を振る。
「いえ、そんなことはありません。石造りの建物があるでしょう。需要はあります。青天井です。
街の壁に、家に、重要拠点に、軍事物資として扱われるくらいですから。」
「そうか、ならよかった。」
「だから、困るんですよ。」
そういって、受付の女性がため息をつくと、フレデリックとフランシスも部屋へと入ってくる。
顔を見るのは少し間が空いているが、少々やつれ、疲れているように見える。
南区の事だろうが、かなり負担が増えているらしい。
「またか。」
「その負担をかけることは申し訳なく思っていますが。」
「ああ、自覚がないのは分かっている。」
そういって、フレデリックがトモエとオユキの正面に座り、早々に口を開く。
「トロフィーがどれだけ手に入りにくいか、知っているか。」
「あー、なんか前に聞いたような。でもこんだけ、手に入ってるしなぁ。」
「手に入れられない物は生涯手に入らないし、ギルドでも、それこそ平均して月に一度あるかないかの出物だ。」
「へー。」
「それをこうしてポンポン持ち込まれるとな。」
「まぁ、出たからなぁ。あんちゃんみたいに魔物の骨とか牙なら、武器になるらしいから使いたいけど。
流石に石はな。始まりの町に持って帰るには、ちょっとな。」
「分かる、分かるとも。神々のお認めになったものだ、粗末に扱うなどありえんしな。」
そうして、フレデリックは大きくため息をつく。
「他の狩猟者からも、質問が来ているらしい。トロフィーを得るには、どうすればいいのかとな。」
「どうって、俺らがやってるのは訓練して、戦って、それだけだぞ。」
「ふむ。それは広めても。」
「えっと。あんちゃん。」
「ええ、構いませんよ。傭兵ギルドでは毎日の事ですから。」
「そうか。まぁ、そういう事だ他からのやっかみだな、そんなものがある。ただでさえ、初級にしては収穫も多い。」
「つっても、弱い魔物を狩ってるだけだしな。」
「それも事実ではあるんだがな。」
そうしてフレデリックが、オユキに少年たち、子供たちを順にみる。
「まぁ、いい。絡まれたら、ギルドに相談してくれ、それからフランシス。」
「ああ、で、素材なんだがな石人形はいい石材だ。それこそどこも欲しがる。
壁にも使える、家にも使える。後は開拓拠点だな、そこでも使える。どうする。」
「どうするといわれましても。」
「ああ、うちで買って商人ギルドに回してもいい。仲介して交渉という形でもいい。
それこそ、公爵様に直接って手もある。どうする。」
「なぁ、そんな扱いになるのは、石人形のトロフィーだけか。」
「いや、ちょっと見てきただけだが、他にも黒曜石の塊や虹月石、ブルースピネルの原石に銀鉱石もあった。
黒曜石以外は、加工の手間がかかるが、どれも言い値が付くぞ。」
そうフランシスが言うが、あれだけ適当に積んだものを一目見て、値が張りそうなものをきっちり見つけているのだから、大したものだ。
「虹月石。それって、誰が手に入れた物か分かりますか。」
アナがその名前に飛びつく。
名前に月が入っているから、恐らくはそれでかとオユキは考える。
「それは流石にこっちじゃ分からんぞ。乳白色の結晶で、虹色の光沢を持ってる奴だ。」
「ああ、私が得た物ですね。アナさん、始まりの町の教会に納めればいいですか。」
「え、いいの。」
「司教様には、お世話になっていますから。原石のままとそれでいいのでしょうか。」
「えっと、確かね、なんか加工すると黒く染まって、御祈りの時にきちんとできると、元の色に戻るって。」
「何とも不思議な石ですね。」
「ああ、そう言った加工もできるが、流石にこっちにも少し回してほしい。」
「おや、珍しいですね、そういう要望が出るのは。」
オユキが驚いてフランシスを見れば、彼も同じ用途を話す。そして、どこの教会だって欲しがるのだと。
「アナさんは、どの程度必要なのでしょう。」
「えっと、月と安息の女神さまの像の前にいくつか飾れるくらい。
うーん司教様か、司祭様なら、ちゃんとした数が分かるかも。」
「では、お尋ねしてみましょうか。では、フランシスさん、残りはそれからという事で。」
「ま、しかたない。こっちの町にも納めてくれるなら、構わないさ。で、残りはどうする。」
「武器に使えそうなはあったのかな。」
「全部に目を通しちゃいないからな、銀鉱石もあったし、鉄鉱石もあるだろうが、どっちにせよ加工に手間がかかるぞ。」
「今決めることもないでしょうから、一先ずお預けして、改めてどのようなものがあるか確認させて頂いても。
虹月石だけは持って帰りましょうか。」
「おう、わかった。魔石の買取だけはすぐに終わらせる。で、トロフィーだ。」
「今回こそは、ギルドにお任せしましょうか。流石に前のようにはならないと思うので。」
そこで話を切り上げて、宿に戻る。虹月石も部屋に持ち帰り、アナを始め少年たち、子供たちも混ざって珍しそうに眺める等の時間を過ごしつつ、夜、食事時に来客が訪れる。
少年達とは席を分け、大人が集まった席で、こちらも疲れた表情でアマリーアがワインを片手に呟く。
「困るのよ。」
そう一言言うと、ただため息を漏らす。
「石材の件が、もうそちらにもいきましたか。」
オユキがそう尋ねれば、アマリーアが疲れたように頷く。
「これまでは、騎士団が下ろすのが通例で、重要なものはまず必要な量を納めてから、そうなっていたのよね。
まぁ、そこはいいのよ。いつもより少し量が多い、その程度。」
「トロフィーですか、また。」
「ええ、またよ。困るのよ。」
「その、今回の件で、多少は懲りたかと思ったのですが。」
「前ほど馬鹿な真似はしていないわ、ただ南区の事が有るでしょう。」
そう、アマリーアが呟けばオユキも思い至る。
防衛にしても、再度そちらを結界の範囲に取り戻すため、その拠点を作るためにも、実に有用だろう。
「ただ、それで商人ギルドに、ですか。」
その流れであれば、公爵であろうと貴族であろうと、その使い道に否やはないだろう。
後はどれを優先するか、そのパワーゲームだけだろうと。
「ええ、もっと手に入らないかとね。」
そうして、アマリーアが大きくため息をつく。
「町中で無理なら、他から、まぁ、そうなりますか。あれでは流石に不足でしょうから。」
「ええ、とはいっても、直ぐにどうこうできるものでもないわ。」
「それは、ご理解いただけているのでは。」
「理解は得られているけれど、それとせっつかれないのは別物よ。」
言われてオユキもそれはよくわかると頷いてしまう。
クライアントとは元来そういう物である。
「かといって内からギルドに依頼を回しても、手に入るかは分からないもの。」
「私たちが、継続して向かいましょうか。」
「あなた達、噂になってるわよ。気を付けなさいね。」
「流石に、無体をするものはいないかと思いますが。」
「結界の外よ。加えて、南区に住んでいた者がね。」
「ああ、そういう事もありますか。そうなると、ルイスさんとアイリスさんの領分ですね。」
そうして我関せずと、食事を楽しんでいた二人に視線を送れば、二人からもじっとりとした視線を返される。
「気づいて言ってるんだろうが、さらに護衛が増えてるからな。倍だぞ倍。」
「あら、そうなの。ねぇあなた達、公爵様から、短剣の鞘を特別に誂えろと言われたのだけれど。」
そうしてアマリーアが睨むような眼で、トモエとオユキを見る。
「さて、どのような短剣なのでしょうか。」
「心当たりがあるようね。良いわ、聞くのはやめておくわ。もっと疲れそうだもの。」
狩猟者ギルドに、馬車一杯に積まれた収集物を、せっせと降ろしている途中ではあるが、事前に伝えに行けば、狩猟者ギルドの職員が手伝いに来てくれ、そしてその中にある、岩人形の腕や足、トモエが手に入れた物に、その後オユキが手に入れた物、パウ、セシリア、アドリアーナがそれぞれに手に入れたトロフィーが積まれている馬車の中を見て、ギルドの中に連れ込まれたかと思えば、そう言われた。
「やはり、使い道がないのか。」
そう、パウがわずかに落ち込みを見せてそう呟けば、ギルドの職員、その女性が慌てて手を振る。
「いえ、そんなことはありません。石造りの建物があるでしょう。需要はあります。青天井です。
街の壁に、家に、重要拠点に、軍事物資として扱われるくらいですから。」
「そうか、ならよかった。」
「だから、困るんですよ。」
そういって、受付の女性がため息をつくと、フレデリックとフランシスも部屋へと入ってくる。
顔を見るのは少し間が空いているが、少々やつれ、疲れているように見える。
南区の事だろうが、かなり負担が増えているらしい。
「またか。」
「その負担をかけることは申し訳なく思っていますが。」
「ああ、自覚がないのは分かっている。」
そういって、フレデリックがトモエとオユキの正面に座り、早々に口を開く。
「トロフィーがどれだけ手に入りにくいか、知っているか。」
「あー、なんか前に聞いたような。でもこんだけ、手に入ってるしなぁ。」
「手に入れられない物は生涯手に入らないし、ギルドでも、それこそ平均して月に一度あるかないかの出物だ。」
「へー。」
「それをこうしてポンポン持ち込まれるとな。」
「まぁ、出たからなぁ。あんちゃんみたいに魔物の骨とか牙なら、武器になるらしいから使いたいけど。
流石に石はな。始まりの町に持って帰るには、ちょっとな。」
「分かる、分かるとも。神々のお認めになったものだ、粗末に扱うなどありえんしな。」
そうして、フレデリックは大きくため息をつく。
「他の狩猟者からも、質問が来ているらしい。トロフィーを得るには、どうすればいいのかとな。」
「どうって、俺らがやってるのは訓練して、戦って、それだけだぞ。」
「ふむ。それは広めても。」
「えっと。あんちゃん。」
「ええ、構いませんよ。傭兵ギルドでは毎日の事ですから。」
「そうか。まぁ、そういう事だ他からのやっかみだな、そんなものがある。ただでさえ、初級にしては収穫も多い。」
「つっても、弱い魔物を狩ってるだけだしな。」
「それも事実ではあるんだがな。」
そうしてフレデリックが、オユキに少年たち、子供たちを順にみる。
「まぁ、いい。絡まれたら、ギルドに相談してくれ、それからフランシス。」
「ああ、で、素材なんだがな石人形はいい石材だ。それこそどこも欲しがる。
壁にも使える、家にも使える。後は開拓拠点だな、そこでも使える。どうする。」
「どうするといわれましても。」
「ああ、うちで買って商人ギルドに回してもいい。仲介して交渉という形でもいい。
それこそ、公爵様に直接って手もある。どうする。」
「なぁ、そんな扱いになるのは、石人形のトロフィーだけか。」
「いや、ちょっと見てきただけだが、他にも黒曜石の塊や虹月石、ブルースピネルの原石に銀鉱石もあった。
黒曜石以外は、加工の手間がかかるが、どれも言い値が付くぞ。」
そうフランシスが言うが、あれだけ適当に積んだものを一目見て、値が張りそうなものをきっちり見つけているのだから、大したものだ。
「虹月石。それって、誰が手に入れた物か分かりますか。」
アナがその名前に飛びつく。
名前に月が入っているから、恐らくはそれでかとオユキは考える。
「それは流石にこっちじゃ分からんぞ。乳白色の結晶で、虹色の光沢を持ってる奴だ。」
「ああ、私が得た物ですね。アナさん、始まりの町の教会に納めればいいですか。」
「え、いいの。」
「司教様には、お世話になっていますから。原石のままとそれでいいのでしょうか。」
「えっと、確かね、なんか加工すると黒く染まって、御祈りの時にきちんとできると、元の色に戻るって。」
「何とも不思議な石ですね。」
「ああ、そう言った加工もできるが、流石にこっちにも少し回してほしい。」
「おや、珍しいですね、そういう要望が出るのは。」
オユキが驚いてフランシスを見れば、彼も同じ用途を話す。そして、どこの教会だって欲しがるのだと。
「アナさんは、どの程度必要なのでしょう。」
「えっと、月と安息の女神さまの像の前にいくつか飾れるくらい。
うーん司教様か、司祭様なら、ちゃんとした数が分かるかも。」
「では、お尋ねしてみましょうか。では、フランシスさん、残りはそれからという事で。」
「ま、しかたない。こっちの町にも納めてくれるなら、構わないさ。で、残りはどうする。」
「武器に使えそうなはあったのかな。」
「全部に目を通しちゃいないからな、銀鉱石もあったし、鉄鉱石もあるだろうが、どっちにせよ加工に手間がかかるぞ。」
「今決めることもないでしょうから、一先ずお預けして、改めてどのようなものがあるか確認させて頂いても。
虹月石だけは持って帰りましょうか。」
「おう、わかった。魔石の買取だけはすぐに終わらせる。で、トロフィーだ。」
「今回こそは、ギルドにお任せしましょうか。流石に前のようにはならないと思うので。」
そこで話を切り上げて、宿に戻る。虹月石も部屋に持ち帰り、アナを始め少年たち、子供たちも混ざって珍しそうに眺める等の時間を過ごしつつ、夜、食事時に来客が訪れる。
少年達とは席を分け、大人が集まった席で、こちらも疲れた表情でアマリーアがワインを片手に呟く。
「困るのよ。」
そう一言言うと、ただため息を漏らす。
「石材の件が、もうそちらにもいきましたか。」
オユキがそう尋ねれば、アマリーアが疲れたように頷く。
「これまでは、騎士団が下ろすのが通例で、重要なものはまず必要な量を納めてから、そうなっていたのよね。
まぁ、そこはいいのよ。いつもより少し量が多い、その程度。」
「トロフィーですか、また。」
「ええ、またよ。困るのよ。」
「その、今回の件で、多少は懲りたかと思ったのですが。」
「前ほど馬鹿な真似はしていないわ、ただ南区の事が有るでしょう。」
そう、アマリーアが呟けばオユキも思い至る。
防衛にしても、再度そちらを結界の範囲に取り戻すため、その拠点を作るためにも、実に有用だろう。
「ただ、それで商人ギルドに、ですか。」
その流れであれば、公爵であろうと貴族であろうと、その使い道に否やはないだろう。
後はどれを優先するか、そのパワーゲームだけだろうと。
「ええ、もっと手に入らないかとね。」
そうして、アマリーアが大きくため息をつく。
「町中で無理なら、他から、まぁ、そうなりますか。あれでは流石に不足でしょうから。」
「ええ、とはいっても、直ぐにどうこうできるものでもないわ。」
「それは、ご理解いただけているのでは。」
「理解は得られているけれど、それとせっつかれないのは別物よ。」
言われてオユキもそれはよくわかると頷いてしまう。
クライアントとは元来そういう物である。
「かといって内からギルドに依頼を回しても、手に入るかは分からないもの。」
「私たちが、継続して向かいましょうか。」
「あなた達、噂になってるわよ。気を付けなさいね。」
「流石に、無体をするものはいないかと思いますが。」
「結界の外よ。加えて、南区に住んでいた者がね。」
「ああ、そういう事もありますか。そうなると、ルイスさんとアイリスさんの領分ですね。」
そうして我関せずと、食事を楽しんでいた二人に視線を送れば、二人からもじっとりとした視線を返される。
「気づいて言ってるんだろうが、さらに護衛が増えてるからな。倍だぞ倍。」
「あら、そうなの。ねぇあなた達、公爵様から、短剣の鞘を特別に誂えろと言われたのだけれど。」
そうしてアマリーアが睨むような眼で、トモエとオユキを見る。
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「心当たりがあるようね。良いわ、聞くのはやめておくわ。もっと疲れそうだもの。」
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