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おかえり人参
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きゅうん、と喉が鳴る。睡蓮は布団の中に丸くなりながら、じわじわと体を侵食するような熱っぽさに参っていた。
「大丈夫かあ睡蓮、なんかホコホコしてっけど。」
「うぅ…は、発情期入っちゃいました…ご、ごめんなさいぃ…」
「ウンウン、そりゃあ構わねえんだけどよ、こはの奴おっそいなあ。」
こんもりと出来上がった小山を撫でるようにして、天嘉が睡蓮を労わる。体は暑く熱っており、布団越しでもわかるくらい体温が高かった。
「こういう時って何すりゃ良いの、とりあえず、睡蓮のそれは巣作りみたいな感じ?」
「うう、や、山に行きたい…手頃な巣穴に篭っていたいよう…」
「ああ、やっぱ慣れねえとこはいやだもんなあ。可哀想に。」
布団のわずかな隙間から、そんな泣き言が聞こえてくる。天嘉からしてみたら、生理的なものなのだから汚したって構わないのだが、やはり睡蓮からすれば只管に居た堪れないの一点張りであった。モゾモゾと布団の巣穴から顔を出した睡蓮の顔は分かりやすく泣きそうになっており、兎ってこんなに表情が出やすいものなのかと、天嘉が感心してしまう程の情けない顔であった。
睡蓮があてがわれている一室のすぐ側の庭先に、バサリとした大きな羽の音を立てて、琥珀が降り立つ。ビョン、と長いお耳を立てた睡蓮が、いそいそと巣穴で温めていた台車を咥えて出てくると、上半身を乗せてカロカロと動き出す。天嘉は余程待ち焦がれていたのだなあと、その素早い動きを感心したように見つめたのも束の間で、睡蓮は勢い余ったらしい、後ろ足でしっかりと蹴り進めてしまったせいで、結構な勢いで発進してしまった。
「げっ!」
「ひゃああーーー!!」
情けない声と共に、車輪が引き戸の敷居に引っかかり、その白い体がふわりと飛んでいく。素っ頓狂な声に思わず振り向いた琥珀はというと、突如降ってきた白兎に大いに慌てた。
「ぅぶ…っ!」
「ひゃいんっ」
ばふんと琥珀の顔面に、睡蓮の上等な毛皮が張り付いた。首を痛めてしまうような角度で、睡蓮を顔面で受け止めた琥珀はというと、その首根っこの柔らかな肉を鷲掴み、むんずと引き剥がす。睡蓮から漂う綿菓子のような甘ったるい匂いが、やけに鼻の奥に残るのだ。渋い顔をしてつまみ上げた睡蓮はというと、くるくると目を回していた。
「あーよかった!にしてもすっげえ跳ね上がったな。」
「ったく、人の気も知れねえで呑気な兎だぜ全く。」
片腕に人参を、もう片腕に睡蓮を抱き上げた琥珀が、やれやれと言ったように溜め息を吐く。そんな腕の中の睡蓮はというと、鼻腔をくすぐった甘やかな人参の香りに慌てて体勢を立て直すと、ひくひくと鼻をひくつかせながら反応した。
「はあっ…!に、人参!!おかえり!!」
「俺よりも先に人参かいこの薄情兎。」
「琥珀う!」
ぎゃあ!と琥珀の指摘にわかりやすく慌てた睡蓮が、ワタワタと長いお耳で顔を隠す。琥珀は座敷に上がると、転がっている台車を拾った天嘉と場所を入れ替わるようにして腰を下ろす。
「睡蓮、発情期はどっかの巣穴で過ごしてえんだって。」
「あ?俺に野宿しろってのかこのやろう。」
「ううう…そ、そんなこと言ったってさあ…ここでご迷惑かけるわけにはいかないだろう…」
「馬鹿野郎、こうなったのは俺の手落でもあるんだ。気兼ねなんかするんじゃねえ。」
けっ、と吐き捨てるように宣う琥珀の横で、うんうんと頷いていた天嘉は、ふと何かに気がついたように首を傾げた。なんだか引っかかるようなことを琥珀が言ったような気がしたのだ。
「森に行きたいよう、そうしたら、僕は人参食いながらこもってれば良いだけだから、」
「だめだ。お前はどん臭えんだから、盛ってるうちに喰い殺されちまうかもしんねえだろうが。」
「あぅう…。」
睡蓮の体を膝にかかえると、ウダウダと喧しい口に人参を突っ込んだ。後ろ足で人参を支えながら、ぐずぐずと愚図りつつもシャクシャクと口を動かす様子に、もう大丈夫だろうと思った。天嘉は睡蓮の面倒を琥珀に任せることにすると、はたと思い出したかのように、部屋から出る前に二人へと振り向いた。
「ここで過ごして構わねえから。発情期。恥ずかしいってんなら、ツルバミに言って結界施してもらえれば音漏れもしねえだろうし。」
「だとよ。」
「て、天嘉殿ぉお…」
だからそれが恥ずかしいのだと言うように、睡蓮がぶうぶうと気弱な抗議の声を上げる。天嘉はそれに笑うと、後はよろしくと息子に言付けて座敷から出て行った。
手を振り答えた琥珀が、ひぐひぐと情けなく泣きながら人参を頬張る睡蓮を見下ろす。口が大きいわけではないが、その頬袋をパンパンにして無心で口を動かす姿は見ていて面白い。琥珀はその柔らかな睡蓮の白い腹に手を添えたまま、なんだか育児みてえだなあと思う。
「やっぱ上からなんだな。」
「な、何が…」
「ああ、俺下の口から人参食うのかとばかり思っちまってたからよ。」
「したの口…?」
シャクシャクと貪っていた睡蓮が、キョトンとした顔で聞き返す。ムグムグと頬張っていた分を飲み込むと、赤い瞳で琥珀を見上げる。
「尻にそれ突っ込んで過ごすんだとばかり思っちまってた。」
「こ、琥珀のすけべえ!!!そんなことするわけないじゃないかああ!!!」
「うわ、暴れんなって、」
とんでもないことを抜かした琥珀に仰天したのち、睡蓮は顔を真っ赤に染め上げて憤慨する。ジタバタと膝の上で暴れたかと思えば、びょっと飛び跳ねてべしょりと布団に体を落とす。左腕が効かないせいで、顔面から落ちた睡蓮は、尻だけを持ち上げた体制のまま、メソメソと泣き言を言う。
「うぅ、っ…ど、どうせ僕は琥珀みたいに上手に発情期なんて過ごせない欠陥兎だけど、尻で栄養取ろうだなんて思ったことは一度もないもの…。」
「落ちこませたなら悪いけど、欠陥だなんててめえ自身を卑下するもんじゃねえぜ。」
「だ、だって卑下しちゃうよ!!僕は雄なのに、発情期を過ごす相手もいなければ、こうして人様に迷惑までかけてる!こ、こんなことなら、もっと琥珀みたいに遊び人になっておけばよかった…」
「おいこら、誰が遊び人だって?」
ペチンとまあるいお尻を叩く。睡蓮から見ても琥珀が遊び人だと言うのは明白だったらしい、今それを言うかと軽い力で叩いたのだが、睡蓮の短いオッポはピンと立ち上がって、ヘナヘナと上体がヘタレてしまった。
「こ、腰はだめだってぇ…」
「なんかすまん…」
情けない声で文句を言うと、睡蓮はひくひくと鼻をひくつかせながら、しゃくりと人参をかじる。琥珀から見たら、寛いでいる様にしか見えないのだが、睡蓮的には現在進行形で欲を発散しているらしい。性欲を食欲に変えて耐えている姿を見てはいるが、琥珀ならさっさと絞り出してスッキリする方がよほど楽である。
相手をしてやろうか。そう言いかけて、また怒られるだろうかと思い直す。そもそもその選択肢がなんで出てきたのかすらわからず、琥珀は自身の小さな変化に酷く戸惑った。
「ふあ、あぁう…おい、ひぃ…」
「…そうかい。」
ぴこぴことオッポを揺らしながら、ふにゃふにゃの睡蓮を眺める。流石に兎相手には勃つものも勃たないのだが、もしこれが睡蓮の自己防衛の一つなのだとしたら、随分と頭がいい。
琥珀はゴロンと寝転がると、睡蓮のちまこい体を抱き上げた。そして腹の上に乗せてやると、夢現顔の睡蓮が、ピンクのお鼻をひくつかせて、よじよじと登ってくる。琥珀の胸板の上に人参を置きながら、はぐはぐと貪る様子を眺め、その柔らかな毛並みと体温に誘われるように、くありと大きな欠伸を一つ漏らした。
はぐはぐという、睡蓮の無心に人参に齧り付く咀嚼音と、暖かな温もりが眠気を誘う。まどろみ始めた琥珀なんて気にもしない睡蓮は、ただ思考を徐々に覚束なくさせながら、大好きな匂いに囲まれていた。それでも、好物を腹に収めているにも関わらず、満たされぬ腹の空腹感に愚図っては齧るを繰り返す。いつもならこれで満たされるはずなのに、なんでなの。睡蓮はそんなことを思いながら、琥珀の感じ取れないほどの小さな変化を、徐々に積み重ねていくのであった。
「大丈夫かあ睡蓮、なんかホコホコしてっけど。」
「うぅ…は、発情期入っちゃいました…ご、ごめんなさいぃ…」
「ウンウン、そりゃあ構わねえんだけどよ、こはの奴おっそいなあ。」
こんもりと出来上がった小山を撫でるようにして、天嘉が睡蓮を労わる。体は暑く熱っており、布団越しでもわかるくらい体温が高かった。
「こういう時って何すりゃ良いの、とりあえず、睡蓮のそれは巣作りみたいな感じ?」
「うう、や、山に行きたい…手頃な巣穴に篭っていたいよう…」
「ああ、やっぱ慣れねえとこはいやだもんなあ。可哀想に。」
布団のわずかな隙間から、そんな泣き言が聞こえてくる。天嘉からしてみたら、生理的なものなのだから汚したって構わないのだが、やはり睡蓮からすれば只管に居た堪れないの一点張りであった。モゾモゾと布団の巣穴から顔を出した睡蓮の顔は分かりやすく泣きそうになっており、兎ってこんなに表情が出やすいものなのかと、天嘉が感心してしまう程の情けない顔であった。
睡蓮があてがわれている一室のすぐ側の庭先に、バサリとした大きな羽の音を立てて、琥珀が降り立つ。ビョン、と長いお耳を立てた睡蓮が、いそいそと巣穴で温めていた台車を咥えて出てくると、上半身を乗せてカロカロと動き出す。天嘉は余程待ち焦がれていたのだなあと、その素早い動きを感心したように見つめたのも束の間で、睡蓮は勢い余ったらしい、後ろ足でしっかりと蹴り進めてしまったせいで、結構な勢いで発進してしまった。
「げっ!」
「ひゃああーーー!!」
情けない声と共に、車輪が引き戸の敷居に引っかかり、その白い体がふわりと飛んでいく。素っ頓狂な声に思わず振り向いた琥珀はというと、突如降ってきた白兎に大いに慌てた。
「ぅぶ…っ!」
「ひゃいんっ」
ばふんと琥珀の顔面に、睡蓮の上等な毛皮が張り付いた。首を痛めてしまうような角度で、睡蓮を顔面で受け止めた琥珀はというと、その首根っこの柔らかな肉を鷲掴み、むんずと引き剥がす。睡蓮から漂う綿菓子のような甘ったるい匂いが、やけに鼻の奥に残るのだ。渋い顔をしてつまみ上げた睡蓮はというと、くるくると目を回していた。
「あーよかった!にしてもすっげえ跳ね上がったな。」
「ったく、人の気も知れねえで呑気な兎だぜ全く。」
片腕に人参を、もう片腕に睡蓮を抱き上げた琥珀が、やれやれと言ったように溜め息を吐く。そんな腕の中の睡蓮はというと、鼻腔をくすぐった甘やかな人参の香りに慌てて体勢を立て直すと、ひくひくと鼻をひくつかせながら反応した。
「はあっ…!に、人参!!おかえり!!」
「俺よりも先に人参かいこの薄情兎。」
「琥珀う!」
ぎゃあ!と琥珀の指摘にわかりやすく慌てた睡蓮が、ワタワタと長いお耳で顔を隠す。琥珀は座敷に上がると、転がっている台車を拾った天嘉と場所を入れ替わるようにして腰を下ろす。
「睡蓮、発情期はどっかの巣穴で過ごしてえんだって。」
「あ?俺に野宿しろってのかこのやろう。」
「ううう…そ、そんなこと言ったってさあ…ここでご迷惑かけるわけにはいかないだろう…」
「馬鹿野郎、こうなったのは俺の手落でもあるんだ。気兼ねなんかするんじゃねえ。」
けっ、と吐き捨てるように宣う琥珀の横で、うんうんと頷いていた天嘉は、ふと何かに気がついたように首を傾げた。なんだか引っかかるようなことを琥珀が言ったような気がしたのだ。
「森に行きたいよう、そうしたら、僕は人参食いながらこもってれば良いだけだから、」
「だめだ。お前はどん臭えんだから、盛ってるうちに喰い殺されちまうかもしんねえだろうが。」
「あぅう…。」
睡蓮の体を膝にかかえると、ウダウダと喧しい口に人参を突っ込んだ。後ろ足で人参を支えながら、ぐずぐずと愚図りつつもシャクシャクと口を動かす様子に、もう大丈夫だろうと思った。天嘉は睡蓮の面倒を琥珀に任せることにすると、はたと思い出したかのように、部屋から出る前に二人へと振り向いた。
「ここで過ごして構わねえから。発情期。恥ずかしいってんなら、ツルバミに言って結界施してもらえれば音漏れもしねえだろうし。」
「だとよ。」
「て、天嘉殿ぉお…」
だからそれが恥ずかしいのだと言うように、睡蓮がぶうぶうと気弱な抗議の声を上げる。天嘉はそれに笑うと、後はよろしくと息子に言付けて座敷から出て行った。
手を振り答えた琥珀が、ひぐひぐと情けなく泣きながら人参を頬張る睡蓮を見下ろす。口が大きいわけではないが、その頬袋をパンパンにして無心で口を動かす姿は見ていて面白い。琥珀はその柔らかな睡蓮の白い腹に手を添えたまま、なんだか育児みてえだなあと思う。
「やっぱ上からなんだな。」
「な、何が…」
「ああ、俺下の口から人参食うのかとばかり思っちまってたからよ。」
「したの口…?」
シャクシャクと貪っていた睡蓮が、キョトンとした顔で聞き返す。ムグムグと頬張っていた分を飲み込むと、赤い瞳で琥珀を見上げる。
「尻にそれ突っ込んで過ごすんだとばかり思っちまってた。」
「こ、琥珀のすけべえ!!!そんなことするわけないじゃないかああ!!!」
「うわ、暴れんなって、」
とんでもないことを抜かした琥珀に仰天したのち、睡蓮は顔を真っ赤に染め上げて憤慨する。ジタバタと膝の上で暴れたかと思えば、びょっと飛び跳ねてべしょりと布団に体を落とす。左腕が効かないせいで、顔面から落ちた睡蓮は、尻だけを持ち上げた体制のまま、メソメソと泣き言を言う。
「うぅ、っ…ど、どうせ僕は琥珀みたいに上手に発情期なんて過ごせない欠陥兎だけど、尻で栄養取ろうだなんて思ったことは一度もないもの…。」
「落ちこませたなら悪いけど、欠陥だなんててめえ自身を卑下するもんじゃねえぜ。」
「だ、だって卑下しちゃうよ!!僕は雄なのに、発情期を過ごす相手もいなければ、こうして人様に迷惑までかけてる!こ、こんなことなら、もっと琥珀みたいに遊び人になっておけばよかった…」
「おいこら、誰が遊び人だって?」
ペチンとまあるいお尻を叩く。睡蓮から見ても琥珀が遊び人だと言うのは明白だったらしい、今それを言うかと軽い力で叩いたのだが、睡蓮の短いオッポはピンと立ち上がって、ヘナヘナと上体がヘタレてしまった。
「こ、腰はだめだってぇ…」
「なんかすまん…」
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「ふあ、あぁう…おい、ひぃ…」
「…そうかい。」
ぴこぴことオッポを揺らしながら、ふにゃふにゃの睡蓮を眺める。流石に兎相手には勃つものも勃たないのだが、もしこれが睡蓮の自己防衛の一つなのだとしたら、随分と頭がいい。
琥珀はゴロンと寝転がると、睡蓮のちまこい体を抱き上げた。そして腹の上に乗せてやると、夢現顔の睡蓮が、ピンクのお鼻をひくつかせて、よじよじと登ってくる。琥珀の胸板の上に人参を置きながら、はぐはぐと貪る様子を眺め、その柔らかな毛並みと体温に誘われるように、くありと大きな欠伸を一つ漏らした。
はぐはぐという、睡蓮の無心に人参に齧り付く咀嚼音と、暖かな温もりが眠気を誘う。まどろみ始めた琥珀なんて気にもしない睡蓮は、ただ思考を徐々に覚束なくさせながら、大好きな匂いに囲まれていた。それでも、好物を腹に収めているにも関わらず、満たされぬ腹の空腹感に愚図っては齧るを繰り返す。いつもならこれで満たされるはずなのに、なんでなの。睡蓮はそんなことを思いながら、琥珀の感じ取れないほどの小さな変化を、徐々に積み重ねていくのであった。
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