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第2章〜冒険の果て
55話〜依頼人とは
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ジェシカとレフィカルは、ある人物から依頼されガルドを尾行してきた事を話し出した。
「私は、ジェシカです。私達は、シェイナルズの城下町にある、冒険者ギルドに所属している冒険者です。」
「俺は、レフィカルです。実は、ギルドの依頼でガルドさんを探してました。」
「私は、ユリィナ=モルグと申します。ギルドの依頼って事は依頼人がいるのですよね?」
「はい、私達はギルドから依頼を受け依頼人に会い、ガルドさんをピースバーグのある場所へと連れてきて欲しいと言われました。」
「俺は、グドルフだが。ピースバーグか……だが、何故?シェイナルズのギルドに、わざわざ依頼してきたのだ?」
「さあ?そこまでは分からないんですけど。」
「私はマリアンヌ=ルーチェです。そうなのですね。その依頼人の目的は何なのかしら?ただ、ガルドに会いたいだけなら、こんな手の込んだ事をしなくても良いはずでは?」
「私はビスカよろしくね。てか、確かにそうだよね。何でピースバーグの大臣が自分の部下を使いそんな手の込んだ事をする必要があったのか不思議なんだけど?」
「……あー、えっと、何で分かったんですか?言ってないのに。」
レフィカルは不思議に思い首を傾げた。
「あー、まぁそれは、後で話すという事で……それよりも目的までは聞いてないみたいだね?」
ジェシカは何か誤魔化されたような気がしたが、
「……はい、そこまでは聞いていません。ただ、依頼人の方は、ガルドさんをピースバーグの大臣モルケノフ=スタイン様の屋敷に連れてくるようにと言われました。」
「……何か知らねぇが、勝手に話が進んでるみてぇだが。まぁいいか。それよりも、何で俺がピースバーグの大臣の所に行かねぇとならねぇんだ?」
「私達はその理由は聞かされてはいません。」
「ただ、俺達が聞かされている事は、どうしても話し伝えなければいけない事があるから連れて来て欲しいと言われただけなんだ。」
「なるほどな。会って話すだけなんだよな?」
「はい、依頼人はそう言ってました。」
レフィカルがそう言うとビスカはガルドをみて、
「ガルド、どうするのかな?」
「そうだな。会うだけなら問題ねぇだろうしな。」
「じゃ、依頼人と会ってくれるんですね。」
ジェシカは嬉しくて笑みを浮かべた。
「ああ、構わねぇが……恐らく、こいつらも着いてくると思うが大丈夫か?」
「多分大丈夫だとは思います。」
「どうする?グドルフ、ユリィナ、マリアンヌ、ビスカ、問題ねぇと思うか?」
「まあ会うだけなら問題ないんじゃないのか。」
「そうね。でも、会うだけで済めば良いのだけど。」
「そうですわね。ピースバーグの大臣がガルドに会いたいと言うくらいですし、恐らくは国がらみとも考えられますわね。」
「ああ、そうだな。ビスカはどう思う?」
「ん?まぁいいんじゃないかな。何かあっても、何とかなるでしょ。」
「そうだな……じゃ、その依頼人の所に案内してもらおうか。」
そして、ガルド達はジェシカとレフィカルに案内されピースバーグの大臣の屋敷に向かったのだった…。
「私は、ジェシカです。私達は、シェイナルズの城下町にある、冒険者ギルドに所属している冒険者です。」
「俺は、レフィカルです。実は、ギルドの依頼でガルドさんを探してました。」
「私は、ユリィナ=モルグと申します。ギルドの依頼って事は依頼人がいるのですよね?」
「はい、私達はギルドから依頼を受け依頼人に会い、ガルドさんをピースバーグのある場所へと連れてきて欲しいと言われました。」
「俺は、グドルフだが。ピースバーグか……だが、何故?シェイナルズのギルドに、わざわざ依頼してきたのだ?」
「さあ?そこまでは分からないんですけど。」
「私はマリアンヌ=ルーチェです。そうなのですね。その依頼人の目的は何なのかしら?ただ、ガルドに会いたいだけなら、こんな手の込んだ事をしなくても良いはずでは?」
「私はビスカよろしくね。てか、確かにそうだよね。何でピースバーグの大臣が自分の部下を使いそんな手の込んだ事をする必要があったのか不思議なんだけど?」
「……あー、えっと、何で分かったんですか?言ってないのに。」
レフィカルは不思議に思い首を傾げた。
「あー、まぁそれは、後で話すという事で……それよりも目的までは聞いてないみたいだね?」
ジェシカは何か誤魔化されたような気がしたが、
「……はい、そこまでは聞いていません。ただ、依頼人の方は、ガルドさんをピースバーグの大臣モルケノフ=スタイン様の屋敷に連れてくるようにと言われました。」
「……何か知らねぇが、勝手に話が進んでるみてぇだが。まぁいいか。それよりも、何で俺がピースバーグの大臣の所に行かねぇとならねぇんだ?」
「私達はその理由は聞かされてはいません。」
「ただ、俺達が聞かされている事は、どうしても話し伝えなければいけない事があるから連れて来て欲しいと言われただけなんだ。」
「なるほどな。会って話すだけなんだよな?」
「はい、依頼人はそう言ってました。」
レフィカルがそう言うとビスカはガルドをみて、
「ガルド、どうするのかな?」
「そうだな。会うだけなら問題ねぇだろうしな。」
「じゃ、依頼人と会ってくれるんですね。」
ジェシカは嬉しくて笑みを浮かべた。
「ああ、構わねぇが……恐らく、こいつらも着いてくると思うが大丈夫か?」
「多分大丈夫だとは思います。」
「どうする?グドルフ、ユリィナ、マリアンヌ、ビスカ、問題ねぇと思うか?」
「まあ会うだけなら問題ないんじゃないのか。」
「そうね。でも、会うだけで済めば良いのだけど。」
「そうですわね。ピースバーグの大臣がガルドに会いたいと言うくらいですし、恐らくは国がらみとも考えられますわね。」
「ああ、そうだな。ビスカはどう思う?」
「ん?まぁいいんじゃないかな。何かあっても、何とかなるでしょ。」
「そうだな……じゃ、その依頼人の所に案内してもらおうか。」
そして、ガルド達はジェシカとレフィカルに案内されピースバーグの大臣の屋敷に向かったのだった…。
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