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第4章〜儀式の始まり…そして…
番外‥⑯〜龍騎と勇聖の共通点
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ここは龍騎の部屋。光と勇聖と草壁は龍騎から異世界で何があったのかを詳しく聞いていた。
「俺はもう1度あの世界に戻り罪を償いたい。……いや、あの時、皆と一緒に戻らず、俺だけあの世界に、とどまるべきだったんじゃないかと思っているんだ。」
「龍騎さん……俺は実際に見たわけじゃないからなんて言ったらいいか分かりませんが。今の話を整理してみたんですが、話を聞く限りだと悪いのは向こうの世界の人達なんじゃないんですか?」
光がそう言うと勇聖は頷いた。
「そうかもしれないがな……。そういえば、シュウはどんな様子なんだ?」
そう言われ勇聖は何て話をしたらいいか考えた後、
「シ、シュウは……あ…えっと……はぁ……。」
「勇聖。ん~SNSなら会話出来そうか?」
「ん~……た、たぶ、ん……。」
「そうか。じゃ、光と草壁が大丈夫ならSNSで話をしたいんだが。それに、俺も色々と話すのに、その方が都合もいいしな。」
「俺は別に構いませんよ。」
「俺も大丈夫やけど。SNSは何処のアカウントに繋げたらええねん?」
そう言うと龍騎は光と勇聖と草壁に自分のSNSのアカウントを教えた。
「これで、SNSで話ができるな。グループ登録もしたし。どうする?こんな近くでスマホで会話もないと思うが……。ん~、そういえば何時だ?」
そう言うと光はスマホの時計を見て、
「あっ、9時過ぎましたね。」
「く、9時過ぎたぁぁ~。あぁぁ~……。」
そう言うと龍騎は慌ててテレビの方に向かった。
(9時過ぎ……あっ!今日はうち魔の放送日だぁ~!てか、龍騎さん何を慌ててたんだ?)
勇聖はそう思いながら龍騎の方に近づいていった。
光もその後を追った。
(ん?そう言うたら、この時間帯って龍騎の好きなあのアニメの時間やったはず。あんだけ慌てとったって事は……あれは間違いなく録画しとれへんかったな。)
草壁も3人の後を追いテレビのある部屋に向かった。
すると、光と勇聖は龍騎が【うちのメイド~】を観ていたので驚き、
「龍騎さんってアニメ見るんですね。それも……。」
(龍騎さんが、うち魔を観てるって……えっと、イメージが。あ~でも、そのおかげで見逃さずに済むけどな。)
草壁は後から来て龍騎の脇で夢中になり観ていた。
「ん?そうだな。アニメは、ほぼ観てる。シュウともいつもその話で盛り上がる。あ~そうだった悪いこのアニメ終わるまで待ってくれないか。録画してなかったから見逃したくないんでな。」
「はぁ、別に俺は構いませんけど。でも、勇聖さんは……。」
そう言うと光は勇聖をみた。
勇聖は無言のままテレビを食い入るように観ていた。
それを見た光は、
(勇聖さんもアニメ好きなのかぁ。ん~アニメか……俺も気晴らしに、後で観てみようかなぁ。)
アニメを観おわると、
「あっ、光に勇聖に草壁。悪かったな。それでこの後どうするんだ?」
「そういえば、シュウさんの話はどうなったんですか?」
「ああ、そうだな。勇聖とまともに話せないとなると、やはりSNSで話すしかないだろうしな。そういえばお腹空かないか?」
「確かに、何も考えずに来たからお腹空いてるけど。」
「俺も流石に腹減ってきたで。」
そう言うと勇聖はお腹を軽く抑え頷いた。
「ん~外で何か食べながらSNSで会話しないか?」
「それは構わないけど。俺は、慌ててたんで、あまりお金持って来てないんですが。」
そう言うと勇聖は財布の中身を見るとSNSに、
【勇:帰りの電車賃なくなるんだけど……】
と書き込んだ。
「勇聖は電車で来たのか。光もそうなのか?」
「あっ。俺は、そんなに遠くなかったんで、自転車で来ました。」
「ん~そうだな……。」
そう言うと龍騎は財布の中身を確認してみた。
「草壁……お前におごらなくても大丈夫だよな?俺より稼いでるみたいだしな。」
「龍騎。その言い方はないんとちゃうか!はぁ、てか、まぁええわ。確かにお前よりは金持っとるからな。」
「草壁、悪いな。そうなると何とかなりそうだな。今日は光と勇聖の分は俺が出す。お前たちには、だいぶ心配かけたからな。高いものはおごる事は出来ないが。」
「でも、龍騎さんは戻って来たばかりで大変なんじゃ?」
「ああ、だが腹の虫には勝てない。」
「確かに……。」
勇聖は腹を軽くさすりながら頷いた。
「龍騎!俺は半分しか納得してへんからな。まぁええけど。」
そして4人は龍騎の部屋を出て近くのファミレスに向かった。
「俺はもう1度あの世界に戻り罪を償いたい。……いや、あの時、皆と一緒に戻らず、俺だけあの世界に、とどまるべきだったんじゃないかと思っているんだ。」
「龍騎さん……俺は実際に見たわけじゃないからなんて言ったらいいか分かりませんが。今の話を整理してみたんですが、話を聞く限りだと悪いのは向こうの世界の人達なんじゃないんですか?」
光がそう言うと勇聖は頷いた。
「そうかもしれないがな……。そういえば、シュウはどんな様子なんだ?」
そう言われ勇聖は何て話をしたらいいか考えた後、
「シ、シュウは……あ…えっと……はぁ……。」
「勇聖。ん~SNSなら会話出来そうか?」
「ん~……た、たぶ、ん……。」
「そうか。じゃ、光と草壁が大丈夫ならSNSで話をしたいんだが。それに、俺も色々と話すのに、その方が都合もいいしな。」
「俺は別に構いませんよ。」
「俺も大丈夫やけど。SNSは何処のアカウントに繋げたらええねん?」
そう言うと龍騎は光と勇聖と草壁に自分のSNSのアカウントを教えた。
「これで、SNSで話ができるな。グループ登録もしたし。どうする?こんな近くでスマホで会話もないと思うが……。ん~、そういえば何時だ?」
そう言うと光はスマホの時計を見て、
「あっ、9時過ぎましたね。」
「く、9時過ぎたぁぁ~。あぁぁ~……。」
そう言うと龍騎は慌ててテレビの方に向かった。
(9時過ぎ……あっ!今日はうち魔の放送日だぁ~!てか、龍騎さん何を慌ててたんだ?)
勇聖はそう思いながら龍騎の方に近づいていった。
光もその後を追った。
(ん?そう言うたら、この時間帯って龍騎の好きなあのアニメの時間やったはず。あんだけ慌てとったって事は……あれは間違いなく録画しとれへんかったな。)
草壁も3人の後を追いテレビのある部屋に向かった。
すると、光と勇聖は龍騎が【うちのメイド~】を観ていたので驚き、
「龍騎さんってアニメ見るんですね。それも……。」
(龍騎さんが、うち魔を観てるって……えっと、イメージが。あ~でも、そのおかげで見逃さずに済むけどな。)
草壁は後から来て龍騎の脇で夢中になり観ていた。
「ん?そうだな。アニメは、ほぼ観てる。シュウともいつもその話で盛り上がる。あ~そうだった悪いこのアニメ終わるまで待ってくれないか。録画してなかったから見逃したくないんでな。」
「はぁ、別に俺は構いませんけど。でも、勇聖さんは……。」
そう言うと光は勇聖をみた。
勇聖は無言のままテレビを食い入るように観ていた。
それを見た光は、
(勇聖さんもアニメ好きなのかぁ。ん~アニメか……俺も気晴らしに、後で観てみようかなぁ。)
アニメを観おわると、
「あっ、光に勇聖に草壁。悪かったな。それでこの後どうするんだ?」
「そういえば、シュウさんの話はどうなったんですか?」
「ああ、そうだな。勇聖とまともに話せないとなると、やはりSNSで話すしかないだろうしな。そういえばお腹空かないか?」
「確かに、何も考えずに来たからお腹空いてるけど。」
「俺も流石に腹減ってきたで。」
そう言うと勇聖はお腹を軽く抑え頷いた。
「ん~外で何か食べながらSNSで会話しないか?」
「それは構わないけど。俺は、慌ててたんで、あまりお金持って来てないんですが。」
そう言うと勇聖は財布の中身を見るとSNSに、
【勇:帰りの電車賃なくなるんだけど……】
と書き込んだ。
「勇聖は電車で来たのか。光もそうなのか?」
「あっ。俺は、そんなに遠くなかったんで、自転車で来ました。」
「ん~そうだな……。」
そう言うと龍騎は財布の中身を確認してみた。
「草壁……お前におごらなくても大丈夫だよな?俺より稼いでるみたいだしな。」
「龍騎。その言い方はないんとちゃうか!はぁ、てか、まぁええわ。確かにお前よりは金持っとるからな。」
「草壁、悪いな。そうなると何とかなりそうだな。今日は光と勇聖の分は俺が出す。お前たちには、だいぶ心配かけたからな。高いものはおごる事は出来ないが。」
「でも、龍騎さんは戻って来たばかりで大変なんじゃ?」
「ああ、だが腹の虫には勝てない。」
「確かに……。」
勇聖は腹を軽くさすりながら頷いた。
「龍騎!俺は半分しか納得してへんからな。まぁええけど。」
そして4人は龍騎の部屋を出て近くのファミレスに向かった。
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