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プロローグ
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何が何でもどうしても、欲しいくてたまらない。
もうそれこそ喉から手が出そうなほど、いても立ってもいられないくらいに、欲しくて欲しくてたまらない。
そんな時、もし自分の持っているものとの交換でそれが手に入るのであれば、あるいはいま手元に持っていなくてもすぐに準備できるのであれば、人はそれを何とか調達して欲しいものと交換するのだろう。
そしてその欲しいものを交換してくれる相手が、もし神さまだったとしたら。
昔から「神頼み」という言葉があるように、神さまだったらきっと叶えてくれるはず・・・
何だって手に入るだろうし、何だってできるはず・・・
交換するものとは、つまりは神様へのお礼ということだ。
願いを叶えてもらうのだから、それは当然のこと。
なら、願いを叶えてもらう代わりに交換するお礼って、何を差し出せばいいだろうか?
その土地の農作物とかだったりするとありがちで分かりやすいが、動物を供物として好む肉食系の神さまもいる。
もちろんそういう意味で考えれば人間だって動物の一種なわけで、要するに生贄ということになる。
そんな人身御供の話は昔から世界中によくある話で全く珍しくもなく、大抵は処女を差し出すことが多いようだ。
それも初潮前で処女ならなお良し、とされる。
差し出された生娘の肉を喰らうかあるいは操に挿入するのか、それは神さまのお気に召すままといったところか。
だとしたら、生娘ではなく男児を好む神さまがいて、同様のことが行われたとしても別段それはおかしなことではない。
そう、人びとの願いを叶えてくれるというこの神さまへのお礼、それは男児なのだった。
年齢についての条件は特にない。
一般的に「男児」といえば、上限は小学生くらいまでと考えるのだろうが、この願いを叶えてくれる神さまへのお礼として捧げる「男児」については、特に明確な決まりはないようだ。
実年齢と体の大きさは必ずしも一致しないし、肉体の成熟度合いもまた、比例しない。
簡単に言ってしまうと、神さまが気に入ってくださるかどうか、ただ、それだけなのである。
これを初潮前の処女と同様に考えるなら、男児の場合は精通前の童貞でなければならないことになる。
しかしこの神さまの場合は必ずしもそうとは限らないらしく、既に精通済みだったり多少だったら陰毛が生えていたりしても受け入れてくれるらしい。
ただ童貞でないとなると話は変わってくるようだった。
肉体が性交渉を経験しているということは既に体もある程度まで成長しているわけで、その段階でもう「男児」と呼べる状態ではないからだろう。
つまりは第二次性徴が進み過ぎてしまっていては、神さまへのお礼としては難しい状態であるということだ。
では逆に低年齢であればそれでいいのかというと、それもそうとも限らない。
まだろくにオムツも取れていないようだと、男児とか女児とか性別を問う以前に、単純に「幼児」と一括りになってしまうからだ。
だからせめて学齢に達していくるくらいがちょうどいいというところだろうか。
これらを総合的に見てみると、神さまへのお礼として差し出す男児の年齢としては、精通する前後のほんの数年間くらいがお好みということになる。
そんな人々のお願いを叶えてくれる神さまのいる場所が、実は人知れず本当にあるとしたら・・・
それは果たして誰が何のお願いのために、どんな境遇の男児を神さまへのお礼として差し出すのだろうか。
もうそれこそ喉から手が出そうなほど、いても立ってもいられないくらいに、欲しくて欲しくてたまらない。
そんな時、もし自分の持っているものとの交換でそれが手に入るのであれば、あるいはいま手元に持っていなくてもすぐに準備できるのであれば、人はそれを何とか調達して欲しいものと交換するのだろう。
そしてその欲しいものを交換してくれる相手が、もし神さまだったとしたら。
昔から「神頼み」という言葉があるように、神さまだったらきっと叶えてくれるはず・・・
何だって手に入るだろうし、何だってできるはず・・・
交換するものとは、つまりは神様へのお礼ということだ。
願いを叶えてもらうのだから、それは当然のこと。
なら、願いを叶えてもらう代わりに交換するお礼って、何を差し出せばいいだろうか?
その土地の農作物とかだったりするとありがちで分かりやすいが、動物を供物として好む肉食系の神さまもいる。
もちろんそういう意味で考えれば人間だって動物の一種なわけで、要するに生贄ということになる。
そんな人身御供の話は昔から世界中によくある話で全く珍しくもなく、大抵は処女を差し出すことが多いようだ。
それも初潮前で処女ならなお良し、とされる。
差し出された生娘の肉を喰らうかあるいは操に挿入するのか、それは神さまのお気に召すままといったところか。
だとしたら、生娘ではなく男児を好む神さまがいて、同様のことが行われたとしても別段それはおかしなことではない。
そう、人びとの願いを叶えてくれるというこの神さまへのお礼、それは男児なのだった。
年齢についての条件は特にない。
一般的に「男児」といえば、上限は小学生くらいまでと考えるのだろうが、この願いを叶えてくれる神さまへのお礼として捧げる「男児」については、特に明確な決まりはないようだ。
実年齢と体の大きさは必ずしも一致しないし、肉体の成熟度合いもまた、比例しない。
簡単に言ってしまうと、神さまが気に入ってくださるかどうか、ただ、それだけなのである。
これを初潮前の処女と同様に考えるなら、男児の場合は精通前の童貞でなければならないことになる。
しかしこの神さまの場合は必ずしもそうとは限らないらしく、既に精通済みだったり多少だったら陰毛が生えていたりしても受け入れてくれるらしい。
ただ童貞でないとなると話は変わってくるようだった。
肉体が性交渉を経験しているということは既に体もある程度まで成長しているわけで、その段階でもう「男児」と呼べる状態ではないからだろう。
つまりは第二次性徴が進み過ぎてしまっていては、神さまへのお礼としては難しい状態であるということだ。
では逆に低年齢であればそれでいいのかというと、それもそうとも限らない。
まだろくにオムツも取れていないようだと、男児とか女児とか性別を問う以前に、単純に「幼児」と一括りになってしまうからだ。
だからせめて学齢に達していくるくらいがちょうどいいというところだろうか。
これらを総合的に見てみると、神さまへのお礼として差し出す男児の年齢としては、精通する前後のほんの数年間くらいがお好みということになる。
そんな人々のお願いを叶えてくれる神さまのいる場所が、実は人知れず本当にあるとしたら・・・
それは果たして誰が何のお願いのために、どんな境遇の男児を神さまへのお礼として差し出すのだろうか。
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