家族もチート!?な貴族に転生しました。

夢見

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第2章

22話 偶然か故意か

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偶然か故意か


昨日見た時あまり近場に薬草がなかったため近場は無視して奥へと進んでいく。やはり、もっと奥に進んだおかげか少しずつ薬草が多くなっていた。
そういえば、薬草採取を受けるときはご都合主義でどうにかなると思っていたのだが案外難しいものである。
それも一回の依頼で5本とかならどうにかなるだろうが一回50本である。まぁ、よく考えれば5本程度で依頼が成功となったらそれこそ問題であるが。
そのため、残り30本程度を探して、探索中である。

3時間ほどかかってしまったが無事に33本の薬草を集めることができて、昨日合わせて計51本の薬草を採取することができた。
「ん?」
一定の場所に異常なほどの魔力が固まっていてそれを不思議に思ったシオンは行ってみることにした。
幸いなのかわからないが道の中心でその不思議なことの答えを知ることが出来た。
そこで想定外のものを目にした。
そして、慌てて助けに向かう。

~~~~~~~~~

「リーナ。そろそろ出発するが準備は終わっているのかい?」
ブレイブに呼ばれ、リーナは身の回りの最終確認をした。
「はい。大丈夫です。」
「そうか、では王都に戻ろうか。」
シオンたちから、1日遅れてブレイブ一行も王都へと出発した。
その道中は、とてもゆっくりなものだった。途中までは...

「前方2㎞先、たくさんの魔力の反応がある。魔物の可能性が高いから気を付けろ。」
ブレイブが窓の外に向かって叫ぶ。その叫び声が、どれほど危険かを物語っていた。ブレイブ一行が慎重に進む中、ブレイブがたくさんの魔力を感知した地点に到達する。騎士たちは、周囲を警戒しながら進む。
その時であった。ゴブリンやオーク、ハイオークなどが一斉に襲い掛かってきた。
騎士達は、それを少しずつ捌いていく。しかし、戦況は魔物の方が有利であった。それも仕方ないことかもしれない。1対1ならば魔物に圧勝できるレベルの騎士しかいないが騎士が23人に対し魔物が100を超えているのである。
「仕方ない。リーナは絶対この馬車から出てはいけないよ。」
立場上、あまり前線に出ることが出来ないブレイブだがSSランク冒険者でもあったため騎士たちがやられていくのを黙って見過ごすことが出来ず、馬車から降り殲滅に加わった。
ブレイブが加わったことで、一気に戦況が変わった。ブレイブは、馬車に積んでいた予備の剣を手に前線で暴れまわった。魔物が少しずつ着実に減っている。しかし、こちらの騎士達も少しずつ疲労や魔物にやられて減っている。
この場にいる誰もが“ここまでか”と思っていた時だった。

「お手伝いします。」
その声は、つい先日聞いた少し高めの少年の声であった。


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