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第2章
21話 ステータス偽装
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ステータス偽装
まずは、HPとMPだ。
HP:200/200
MP:120/120
Lv.1の平均がこれである。それに近づけながらも両親の栄誉を損なわないように高くしておく。
次にスキルに関してである。
一般スキルの武体術を隠して剣術のみにして、アイテムボックスをLv.2に、完全耐性、隠密を隠して威圧はそのままにしておく。魔法スキルは、火、水、光魔法の3つにする。固有スキルに関してはすべて隠す。
加護は、魔法神と武神と精霊王の加護のみ表示させ、その他を隠す。
最後の称号だが、知の申し子は別にいいのか?まぁ、転生者のみ隠しておこうと思っていたが転生者の称号は元々他の人には見えないようになっているみたいだ。
さて、出来上がったステータスがこれだ。
【STATUS】
name シオン・エヴァンズ
sex. 男 race. 人族 age. 7
Lv.14
HP:350/350 (620,700/620,700)
MP:220/220 (884,900/884,900)
【スキル一覧】
・一般スキル
剣術Lv.3(武体術Lv.10)
(完全耐性Lv.10)
アイテムボックスLv.3 (10)
(隠密Lv.10)
威圧Lv.3
・魔法スキル
火魔法Lv.2
風魔法Lv.1
光魔法Lv.2
(基本属性Lv.10
{火・水・風・土・光・闇})
(時空魔法Lv.10)
(重力魔法Lv.10)
(音魔法Lv.10)
(影魔法Lv.10)
(創造魔法Lv.10)
生活魔法
・固有スキル
(神器創造)
(神眼)
(絶対記憶)
【加護】
(神々の加護) 魔法神の加護Lv.2 武神の加護Lv.2 精霊王の加護
【称号】公爵家三男 知の申し子 {転生者} 英雄と賢者の息子 愛されし者
( )ないが本来の数値やスキル。
{ }が他者には見えない。
「よし、このくらいなら大丈夫だろう。」
安心したシオンは、いつの間にか寝てしまうのだった。
翌日も、いつも通りの時間に目を覚ました。シオンは、1人で着替え部屋を出た。
「あ、あまり場所が分からないんだった。」
昨日来たばかりの屋敷で右も左も上も下もわからないシオンは、適当に歩けばつくだろうと歩き出した。
「あれ?ここは図書館?」
いつの間にか、大きな図書館にたどり着いた。
「そうですよ?あなたは、シオン様ですよね。」
シオンの呟きにカウンターに座っていた青年が立って声をかけてきた。
「ええ、そうですが。貴方は?」
「申し遅れました。ここで司書をしています。ミロと申します。」
「ミロさんですね。よろしくお願いします。」
「シオン様。私のような者に敬語などは必要ありません。ミロと呼び捨てにしていただいて構いません。」
ミロは平民であるため貴族に丁寧に話してもらうことにためらいを感じていた。
「うーん、それじゃあミロって呼ぶね。よろしく。ミロ。」
凄くお願いされたシオンは、仕方なくそうすることにした。
「あ、そうだ。お仕事中申し訳ないんだけどダイニングの場所を教えてくれない?迷っちゃって。」
「かしこまりました。全然かまいませんよ。」
ミロに案内してもらい無事ダイニングに到着する。
「ありがとう。」
お礼を言い、扉を開けて入った。両親とアリティア母様はもうすでに来ていてシオンを待っていたようだ。
「遅くなりました。」
「おはようシオン。でもシオンがこんなに遅いのは珍しいね。」
「おはようシオン、確かにそうね。昨日はよく眠れなかったのかしら?」
「おはようシオン君、寝不足?」
3人が心配そうにシオンを見る。
「おはようございます。いえ、1人でダイニングまで来ようと思って部屋を出たのですが途中で迷ってしまい、途中でミロ...司書さんにここまで案内してもらいました。」
ここまでの経緯を手短に話す。
「そういえば、この家の案内をしていなかったな。今日の夕方には、グロスとグレンが帰ってくるから案内してもらうといい。」
グロスとグレンはシオンの兄でアリティア母様の子どもである。
2人については、また帰ってきたときに紹介しよう。
「今日もギルドに行ってきてもいいですか。」
何か用事があるといけないので一応確認を取ったが“いいよ”とお許しも出たので依頼の続きの薬草採取をしに王都の外へと行くことにした。
「それじゃあ、いってきます。」
3人にそう言って家を出た。
まずは、HPとMPだ。
HP:200/200
MP:120/120
Lv.1の平均がこれである。それに近づけながらも両親の栄誉を損なわないように高くしておく。
次にスキルに関してである。
一般スキルの武体術を隠して剣術のみにして、アイテムボックスをLv.2に、完全耐性、隠密を隠して威圧はそのままにしておく。魔法スキルは、火、水、光魔法の3つにする。固有スキルに関してはすべて隠す。
加護は、魔法神と武神と精霊王の加護のみ表示させ、その他を隠す。
最後の称号だが、知の申し子は別にいいのか?まぁ、転生者のみ隠しておこうと思っていたが転生者の称号は元々他の人には見えないようになっているみたいだ。
さて、出来上がったステータスがこれだ。
【STATUS】
name シオン・エヴァンズ
sex. 男 race. 人族 age. 7
Lv.14
HP:350/350 (620,700/620,700)
MP:220/220 (884,900/884,900)
【スキル一覧】
・一般スキル
剣術Lv.3(武体術Lv.10)
(完全耐性Lv.10)
アイテムボックスLv.3 (10)
(隠密Lv.10)
威圧Lv.3
・魔法スキル
火魔法Lv.2
風魔法Lv.1
光魔法Lv.2
(基本属性Lv.10
{火・水・風・土・光・闇})
(時空魔法Lv.10)
(重力魔法Lv.10)
(音魔法Lv.10)
(影魔法Lv.10)
(創造魔法Lv.10)
生活魔法
・固有スキル
(神器創造)
(神眼)
(絶対記憶)
【加護】
(神々の加護) 魔法神の加護Lv.2 武神の加護Lv.2 精霊王の加護
【称号】公爵家三男 知の申し子 {転生者} 英雄と賢者の息子 愛されし者
( )ないが本来の数値やスキル。
{ }が他者には見えない。
「よし、このくらいなら大丈夫だろう。」
安心したシオンは、いつの間にか寝てしまうのだった。
翌日も、いつも通りの時間に目を覚ました。シオンは、1人で着替え部屋を出た。
「あ、あまり場所が分からないんだった。」
昨日来たばかりの屋敷で右も左も上も下もわからないシオンは、適当に歩けばつくだろうと歩き出した。
「あれ?ここは図書館?」
いつの間にか、大きな図書館にたどり着いた。
「そうですよ?あなたは、シオン様ですよね。」
シオンの呟きにカウンターに座っていた青年が立って声をかけてきた。
「ええ、そうですが。貴方は?」
「申し遅れました。ここで司書をしています。ミロと申します。」
「ミロさんですね。よろしくお願いします。」
「シオン様。私のような者に敬語などは必要ありません。ミロと呼び捨てにしていただいて構いません。」
ミロは平民であるため貴族に丁寧に話してもらうことにためらいを感じていた。
「うーん、それじゃあミロって呼ぶね。よろしく。ミロ。」
凄くお願いされたシオンは、仕方なくそうすることにした。
「あ、そうだ。お仕事中申し訳ないんだけどダイニングの場所を教えてくれない?迷っちゃって。」
「かしこまりました。全然かまいませんよ。」
ミロに案内してもらい無事ダイニングに到着する。
「ありがとう。」
お礼を言い、扉を開けて入った。両親とアリティア母様はもうすでに来ていてシオンを待っていたようだ。
「遅くなりました。」
「おはようシオン。でもシオンがこんなに遅いのは珍しいね。」
「おはようシオン、確かにそうね。昨日はよく眠れなかったのかしら?」
「おはようシオン君、寝不足?」
3人が心配そうにシオンを見る。
「おはようございます。いえ、1人でダイニングまで来ようと思って部屋を出たのですが途中で迷ってしまい、途中でミロ...司書さんにここまで案内してもらいました。」
ここまでの経緯を手短に話す。
「そういえば、この家の案内をしていなかったな。今日の夕方には、グロスとグレンが帰ってくるから案内してもらうといい。」
グロスとグレンはシオンの兄でアリティア母様の子どもである。
2人については、また帰ってきたときに紹介しよう。
「今日もギルドに行ってきてもいいですか。」
何か用事があるといけないので一応確認を取ったが“いいよ”とお許しも出たので依頼の続きの薬草採取をしに王都の外へと行くことにした。
「それじゃあ、いってきます。」
3人にそう言って家を出た。
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