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ベース22
レベリング結果と人工物
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998個のゴミを全てLCクズに変えるのに半月を要した。
その結果、練成基礎はレベル3に上がった。
レベル3になった結果、LCクズのレアリティが0.1に上がった。
生命力の残量を測る手段はないので正確には分からないけど、消費も少し減った気がする。
まだ確定じゃないけど、たぶん練成基礎はレベルが2上がるごとに完成品のレアリティが0.1上がるんだと思う。
アイテム名は一緒だけど、レアリティ0.1のLCクズは無星のやつと比べると色が違う。
無星はくすんでいたけど、こっちは透き通っており、通常のライフクリスタルとほぼ一緒の色だった。
このままレベルを上げ続ければ、ゴミからでも通常のライフクリスタルができるようになるかもしれない。
ゴミは無くなったので次は良質なゴミをライフクリスタルに変えよう。
試しに一個やってみたらレアリティ0.6のLCクズができた。
色と透明度は0.1の物と変わりないけど、一回りほど大きい。
まだ動力としては使えないが、綺麗なので宝石としては価値があるかもしれない。
生命力を吸い取る呪われた宝石だけど。
良質なゴミの練成はゴミを錬成するよりも時間が掛かりそうだ。
レアリティがゴミより高いので生命力の消費が大きいのだ。
レベル3になって消費が減っているにもかかわらず、ゴミの倍以上の負担がある。
練成に専念しても一時間に5、6個作るのが限界だった。
予定だともうすぐ目的地に到着するはずだけど、どうやら惑星じゃなさそうだ。
もし惑星だったらレーダーに強い反応があるはずだし、カメラでもとっくの昔に映ってる。
外れの可能性も考えた方がいいかもしれない。
オートパイロットに残っていた座標データは新しくない。
過去には存在していたけど今はもうないとかありえない話ではない。
次の日、レーダーに反応が出た。
宇宙船のレーダーは距離重視なので詳細は分からないけど、何かが存在するのは確かだ。
生命力が少し心配だけど、速度を最大まで引き上げた。
近づけば近づくほどレーダーの反応が強くなっていく。
「見えた!」
あったのはラグビーボールのような楕円体だった。
大きさは中央基地よりも遙かに大きい。金属でできており明らかに人工物だ。
スペースコロニーかな?
だとしたら小さすぎるかも。もしコロニーなら最低でもこの3倍はないと。
ここの住人が友好的なのか敵対的なのか分からない。
とりあえず、宇宙船を停止して向こうから接触がないか待機しよう。
人がいるなら何かしらの反応があると思う。
その反応が対話ならいいけど、武力行使なら全力でここから逃げよう。
すぐに逃げ出せるように船首を反対側に向けておく。
それから30分ぐらい待機していたが何も起こらなかった。
気付いていないはずはない。
宇宙船に付いているレーダーがこんな大きな施設にないなんて普通はありえない。
この宇宙船にステルス性なんてないので向こうのレーダーにちゃんと写ってるはずだ。
今更別の場所に行くなんてありえない。
半月も掛けてきた来たんだし。
入る場所を探すために人工物の周囲を飛び回ると入口らしき開口部があった。
周囲を飛び回っても攻撃してこなかったから近づいても大丈夫だろう。
問題は開口部の中に自力で到達しなければならないことだ。
オートパイロットじゃそこまで行ってくれない。
開口部は狭くないし、寧ろ広いけどぶつかったらそこで終了だから緊張する。
宇宙船は僕のホームポイント。これが無くなればおそらくキャラクター消去になる。
速度を最低まで落として慎重に近づいていく。
この宇宙船は最高速度に優れているけど、小回りが利かない。
細心の注意を払い、人工物内に進入する。
その結果、練成基礎はレベル3に上がった。
レベル3になった結果、LCクズのレアリティが0.1に上がった。
生命力の残量を測る手段はないので正確には分からないけど、消費も少し減った気がする。
まだ確定じゃないけど、たぶん練成基礎はレベルが2上がるごとに完成品のレアリティが0.1上がるんだと思う。
アイテム名は一緒だけど、レアリティ0.1のLCクズは無星のやつと比べると色が違う。
無星はくすんでいたけど、こっちは透き通っており、通常のライフクリスタルとほぼ一緒の色だった。
このままレベルを上げ続ければ、ゴミからでも通常のライフクリスタルができるようになるかもしれない。
ゴミは無くなったので次は良質なゴミをライフクリスタルに変えよう。
試しに一個やってみたらレアリティ0.6のLCクズができた。
色と透明度は0.1の物と変わりないけど、一回りほど大きい。
まだ動力としては使えないが、綺麗なので宝石としては価値があるかもしれない。
生命力を吸い取る呪われた宝石だけど。
良質なゴミの練成はゴミを錬成するよりも時間が掛かりそうだ。
レアリティがゴミより高いので生命力の消費が大きいのだ。
レベル3になって消費が減っているにもかかわらず、ゴミの倍以上の負担がある。
練成に専念しても一時間に5、6個作るのが限界だった。
予定だともうすぐ目的地に到着するはずだけど、どうやら惑星じゃなさそうだ。
もし惑星だったらレーダーに強い反応があるはずだし、カメラでもとっくの昔に映ってる。
外れの可能性も考えた方がいいかもしれない。
オートパイロットに残っていた座標データは新しくない。
過去には存在していたけど今はもうないとかありえない話ではない。
次の日、レーダーに反応が出た。
宇宙船のレーダーは距離重視なので詳細は分からないけど、何かが存在するのは確かだ。
生命力が少し心配だけど、速度を最大まで引き上げた。
近づけば近づくほどレーダーの反応が強くなっていく。
「見えた!」
あったのはラグビーボールのような楕円体だった。
大きさは中央基地よりも遙かに大きい。金属でできており明らかに人工物だ。
スペースコロニーかな?
だとしたら小さすぎるかも。もしコロニーなら最低でもこの3倍はないと。
ここの住人が友好的なのか敵対的なのか分からない。
とりあえず、宇宙船を停止して向こうから接触がないか待機しよう。
人がいるなら何かしらの反応があると思う。
その反応が対話ならいいけど、武力行使なら全力でここから逃げよう。
すぐに逃げ出せるように船首を反対側に向けておく。
それから30分ぐらい待機していたが何も起こらなかった。
気付いていないはずはない。
宇宙船に付いているレーダーがこんな大きな施設にないなんて普通はありえない。
この宇宙船にステルス性なんてないので向こうのレーダーにちゃんと写ってるはずだ。
今更別の場所に行くなんてありえない。
半月も掛けてきた来たんだし。
入る場所を探すために人工物の周囲を飛び回ると入口らしき開口部があった。
周囲を飛び回っても攻撃してこなかったから近づいても大丈夫だろう。
問題は開口部の中に自力で到達しなければならないことだ。
オートパイロットじゃそこまで行ってくれない。
開口部は狭くないし、寧ろ広いけどぶつかったらそこで終了だから緊張する。
宇宙船は僕のホームポイント。これが無くなればおそらくキャラクター消去になる。
速度を最低まで落として慎重に近づいていく。
この宇宙船は最高速度に優れているけど、小回りが利かない。
細心の注意を払い、人工物内に進入する。
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