やめて!お仕置きしないで!本命の身代わりなのに嫉妬するの?〜国から逃亡中の王子は変態悪魔に脅される!?〜

ゆきぶた

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三章までの間話

154、散々な一日③(イル視点) ※

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※デオ、ウルは完全に出てきません。
デオ以外のエッチメインですので、見るのは完全に注意です!

今回でイルレイン回はおしまいです。
ありがとうございました。

ー  ー  ー  ー  ー




















「ぁあっ、やぁ……なんでぇっ?」
「俺もイルのトロトロな顔が見たかったからいいだろ?」
「ぁん、よくないぃ……そこはダメだってぇ、ひゃっん!」

スライム達は俺の弱いところを執拗に責め始めたせいで、俺は気持ちよくて何をされているのかわからなくなり始めていた。
そんな中、突然俺の部屋を誰かがノックしたのだ。

───コンコンコン。

こんなタイミングで扉をノックしたのは誰だよ?
そう思いながら、俺はこの状況をバレたらどうしようかと少し焦ってしまう。

「イル、いますか?」

外から聞こえた声は、ルーディアだった。
確かに後で会いに行こうと思ってたけど、それは今じゃないんだってば!
俺はヤってる声を抑えようと、手で口を塞ぐ。

「おい、イル。ルーディアに呼ばれてるぜ?」
「んんっ」
「可愛い声で、返事してやれよ?」

ダンは俺の手を無理矢理口から剥がすと、勢いよく腰を打ちつけたのだ。

「ぁああっ!!!」
「ほら、喘ぎ声じゃなくて返事してやれって」
「ぁっ、る……ルーディアっい、今はぁ……!」

言葉を紡ごうにも、気持ちよくて中々上手くいかない。
そんな俺の声を聞いてルーディアは流石に何か変だと思ったのか、部屋の扉を開いたのだ。

「イル、一体どうしまし……」

部屋に入ってきたルーディアは、俺達を見て固まった。
俺もこんな姿を見られてしまった事が恥ずかしくて、今すぐにでも穴にでも入りたい気分だった。
だけど今の俺はルーディアが入ってきても、ただ喘ぐ事しかできない。

「ご、ごめっ!ルーディア……!」
「なんでイルが謝るんだよ?」
「だ、だってぇっ!」

こんな姿見せられたら普通の人なら嫌だろう。
そう思ったのに、どうやらルーディアは違ったらしい。

「いえ、僕も固まってしまいすみませんでした。もう既に何度か見て来た光景でしたのに……僕も早く慣れなくてはいけませんね。それと今の衝撃で忘れそうでしたが、僕がイルに会いに来た理由はこれです」

冷静になったルーディアは俺達の事なんて全く気にせずに、何故か小瓶を取りだしたのだ。

「せっかくお二人がしている最中ですので、僕が初めて作ってみた媚薬の効果を確認してもらってもよろしいですか?」
「ぁんっ……び、びやく?」
「あー、前に俺が頼んだ奴だな。でも今のイルは既にスライムに盛られてるから効果が出るかわからねぇけど……せっかくだし試してみようぜ!」
「成る程、既に盛られていましたか……しかしこの媚薬は成功しているのか、効果があるのかもわかりません。ですからここは試してみる事が大事だと思うのです。というわけで、イルはこれを飲んで頂けますか……?」

ヤられてる俺をじっと見ていたルーディアはニコリと微笑むと、媚薬を俺の口へと流し込んだのだ。

「んんっ!!」

喘いでいるせいで口が常に開いている俺は、嫌がる事もできないまま媚薬をゴクリと飲み込んでいた。
その瞬間、俺の心臓がドクリと跳ねた。

「ぁあっ!か、体が熱い……な、ナニコレぇ!!ぁっあぁ!!あっあーーー!!」

先程までとは違う。
俺の体は軽く触れるだけで感じてしまい、ビクビクするのが止まらない。
どうやら俺は感度がもの凄く上がってしまったのか、またすぐにイってしまったのだ。

「これは申し訳ありません。どうやら薬が強すぎたようですね」
「ぁあっ、ぁあん……」
「あー、イルにはもう聞こえてねぇかもな。まあ、これでもイルは進化してるから簡単に壊れたりしねぇし、俺が収まるまで抱き潰してやるから大丈夫だぜ」
「すみせん、どうやら僕が優秀過ぎて上手く作り過ぎてしまったようですね。……ですがこれは僕のせいでもありますから、イルのアフターケアは任せて下さい。今から僕はその為の準備をしてきますので、イルの事はよろしくお願いしますね」
「ああ、わかったぜ」

部屋を出て行くルーディアを視界の端にぼんやり捉えながら、今の俺はもう気持ちいことしか考えられなくなっていた。

「ぁん、ぁあー!」
「イル、良かったな。コレでいくらヤってもずっと気持ちいのが続くぜ?」
「ぁっ、ぁあ!!」

それは良い事なのだろうか?
そう少し疑問に思いながらも媚薬が効き過ぎて頭おかしくなっている俺は、既にダンが動くだけで射精をするようになっていた。

「ほらほら、もっと出していいんだぜ!」
「ぁあっ!!も、でないからぁ~っ!やぁん!」
「まだまだ出るだろ?俺がイルの精子を全部搾り取ってやるからな!」
「んっ、ひゃぁっん!」
「……やっぱ、イルのトロ顔は可愛いな。ずっと見ていたくなるぜ」

そう言いながらダンは俺の顔がしっかり見えるように体勢を変えると、何度も俺をイかせたのだ。
きっと俺の顔は酷い有様な筈なのに、ダンはずっとそんな俺の顔を見続けていた。

そしてダンとヤリ終えた後、ルーディアに痛むお尻と性器を見てもらったおかげで、痛みはどうにか治っていた。
何故か色んな薬の実験台にされたけど、その時は間違いなく何もなかった。
それなのに寝る前になってから、俺の体は再び疼き始めてしまったのだ。
しかもまたこのタイミングで、部屋の扉を誰かがノックした。

───コンコンコン。

俺は疼く体を抑えながらなんとか立ち上がると、今日はなんて日なのだと嘆きながらその扉を開けたのだ。
こうして俺のエロまみれで散々な一日は、まだまだ続くのだった───。
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