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29 思わぬ再会
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「ご主人様、このエリス、きっと他の娘達を働けるメイドに変えてみせます! ですから期待して帰ってきてください!」
「なかなか自信があるようだな」
「はい! 没落した貴族の娘を甘く見ないでください!」
(没落したのに何でそんなに元気なんだ)
アリシアを連れて村に戻るにあたって人選には迷ったが、皆がどうしてもついてくると言って聞かず、結局いつものメンバー、カナミ、ネリス、セラ、ミイナ、そしてアリシアを連れて村へ帰還することになった。
村長、驚くだろうな。こんなに沢山の女を連れ帰って……。
「では行きましょうか。馬車を手配しましたので」
「いつの間に……」
ミイナはあまり歩くのが好きではないらしい。
まあ、休める内に休んでおくのは悪いことではないだろう。
そう思い、俺は村への道中、馬車のなかで休息を取ることにした。
だが、大人しく村まで行かせてもらえるという考えは誤りだったようだ
王都を出て半日が過ぎ、目を瞑って休んでいたところ、いきなり馬車が揺れて目が覚めた。
「旦那、盗賊です!」
「なんだまだ解散してなかったのか」
御者のオッサンが慌てた様子で訴えてくる。
村に通じる森のなかで遭遇してしまったらしい。
窓から外を覗くと、道を塞ぐように三人の盗賊が待ち構えていた。
……アレは囮だろうな。
ダイババを捕らえて大打撃を与えてやったと思っていたが、各地ではまだまだ盗賊が暴れているらしい。
蹴散らすか。
「タクマ……。出たわ。どうしよう」
アリシアがトラウマを刺激されてカチカチ震えている。
女達と狩ればすぐにこの事態も収拾できるだろうが、中の守りを固めた方が良さそうだな。
「一人で行ってくる。皆はアリシアを見ててくれ。それと、馬車にシールドの魔法も頼めるか?」
「任せてください。兄さんもお気をつけて」
心強い女達に頷いて、俺は馬車を出た。
「ああ、お前も中に入ってろ。矢が飛んできて危ないからな」
御者にもそう声をかける。
「ひ、一人で行かれるんですか? 危険では?」
「問題ない。すぐに終わらせるからじっとしてろ。あんな連中、素手でも制圧できるぞ」
今回、聖剣装備で俺の戦力値は145だ。
魔王の300には遠く及ばないが、俺の実力は魔王を除けば世界最高峰だ。
それと、レベルが上がった影響で俺は『気配探知』というスキルを手に入れた。
文字通り気配を探知するスキルで、どこに賊が潜んでいるのか、その強さまで分かるという便利なスキルだ。カルマオンラインはプレイヤーが条件を満たすと自動でスキルが手に入るシステムだったので、他にも色々なスキルを取得していきたいな……。
「さて、片づけるか」
道を塞ぐように盗賊が三人いるが、向こうの戦力はそれだけではない。
木の陰に隠れて俺に弓を向けているのが一人、草むらに伏せてこちらを伺っているのが二人、その後ろで指揮をしてるらしいのが一人、どうやら七人でやってるらしい。わざわざ役割分担までしてご苦労なことだ。その統率力を生かして真っ当に生きれば、こんな森で朽ちることもなかったのにな。
俺はひとまず正面の三人を片づけることにした。
普通に走っただけだが、俺が瞬間移動したように見えたらしい。
盗賊達は驚き、固まっていた。
「え、一瞬で?」
「縮地って知ってるか?」
「ば、バケモノが!」
怯えながらも向かってくる。
剣による攻撃を回避し、俺は三人の首をほぼ同時に飛ばしてやった。
こちらの強さを伝える為の恐怖劇だ。
残酷だが、効果はあったらしい。
すぐに矢を射られた。
集中すると飛んでくる弓矢がスローモーションに見える。
俺は矢を指で掴み、それを投げ返してやった。
弓を射っていた奴は俺の投げ返した矢が首に命中し、首ごと頭がどこかに飛んでいった。
これで四人始末したことになる。
残りは草むらの二人と、それを指揮していた一人か。
俺は草むらに隠れて息を潜めていた二人の元に跳躍した。
俺が飛んだことで、伏せていた二人は腰が引けながら剣を構えた。
「み、見逃してくれ」
「いや、見逃さない」
そんな段階はとっくに過ぎている。俺は腰の引けた二人を斬った。
申し訳ないが、罪悪感の類は全くない。
殺そうとするからには殺される覚悟もあって然るべきだと俺は思うからだ。
さあ、これで六人。残りは目の前でお漏らしをしている一匹だけになる。
「仲間は全員死んだが、まだやるよな」
「俺の降参だ!」
「そうか。無抵抗なのはいいことだ。ところでお前、村娘を拉致しただろう」
鑑定をした時に知った事実を突きつける。
「あ、ああ。だが、一人だけだ。それに、俺達は貴族の為に商品を卸しただけだ。悪いようにはなってないはずだ」
笑えてくる。こうしてここで出会えたのも神の思し召しか。
まさか、アリシアの仇をここで始末できるとはな。
「実はこの先の村に住んでいた俺の幼馴染が一人、誘拐されて奴隷商人に売られたんだ。今あの馬車の中にいるんだがな。犯人はお前だろ?」
「え……。へへ、冗談だよな? そんな偶然、あるわけねえ」
冗談を言っていると思ったのだろう。
媚びるように男が笑った。
だが、その笑いが俺の神経を逆撫でた。
「その幼馴染は奴隷商人の元で父親を殺された。悲劇のヒロインの方が客に高く売れると踏んだらしい。あいつは首を落とされた父親の隣で人形のように座っていたよ。今は俺と一緒にいるが、一緒に寝てやらないと夜中に飛び起きるんだ。なあ、どう思う? 笑える冗談だと思うか?」
「か、可哀想だと思うぜ。もうそんな悲劇は起こしちゃなんねえ。俺はこの世界から足を洗うよ!」
「いいや、それは無理だな。お前には命で償ってもらう」
右腕を切断する。
回転した腕が草むらに落ち、大地に献血してる。
俺は無感動にそれを眺めていた。
こんなことをしたところで気が晴れるものじゃない。
本当はあの奴隷商人もこうしてやりたかった。
「うああああああああ! 俺の負けだ! 助けて……助けてくれぇ!」
「仲間はいるか?」
「いません! ですから逃がしてください!」
「これでこの森にも平穏が訪れるな」
俺は男の腹に剣を刺してから、抜いた。
「死にたく……ねえ」
「次は真人間に生まれ変われ。お前にできることなんか死んで償うことだけだ」
刀身についた血を払って剣を仕舞う。
馬車まで戻ると、様子を見ていたらしい御者が震えた。
「あんた人間か? ヒュンヒュン消えて、人間の動きじゃなかった」
「ただの人間だよ」
本当は生かしてギルドに引き渡すつもりだったが、命乞いをする男を見ていたら切れてしまった。
アリシアのことを思うと許せなかった。後悔はしていない。
「……あんたはよくやったよ。あんな連中、捕まえたって反省しないんだ。あんたがやってくれて清々したよ」
身体の疲労はないが精神の疲労は増すばかりだ。
「アリシア、仇を取ってきた。もう大丈夫だぞ」
「タクマ……! 好き。タクマ……。これからも傍にいて」
アリシアは俺に頭を撫でられて落ち着いた。
『私、村長の孫娘なんだけど! あんたとは釣り合わないんだからね!』
村に居た頃のアリシアを思い返す。
高飛車でうっとうしい女だと思っていた。
ロシノとの婚約が決まった時のはしゃぎようも目障りで仕方なかった。
一応、幼馴染にはなるが、父親も含めていけ好かない連中だった。
俺から畑を奪った、虐めの加害者の家族。
それでも、こうまで心を破壊されてしまったアリシアを見ていると同情する気持ちが止まらない。
安堵して眠りに落ちるその時まで、俺はアリシアに肩を貸していた。
「なかなか自信があるようだな」
「はい! 没落した貴族の娘を甘く見ないでください!」
(没落したのに何でそんなに元気なんだ)
アリシアを連れて村に戻るにあたって人選には迷ったが、皆がどうしてもついてくると言って聞かず、結局いつものメンバー、カナミ、ネリス、セラ、ミイナ、そしてアリシアを連れて村へ帰還することになった。
村長、驚くだろうな。こんなに沢山の女を連れ帰って……。
「では行きましょうか。馬車を手配しましたので」
「いつの間に……」
ミイナはあまり歩くのが好きではないらしい。
まあ、休める内に休んでおくのは悪いことではないだろう。
そう思い、俺は村への道中、馬車のなかで休息を取ることにした。
だが、大人しく村まで行かせてもらえるという考えは誤りだったようだ
王都を出て半日が過ぎ、目を瞑って休んでいたところ、いきなり馬車が揺れて目が覚めた。
「旦那、盗賊です!」
「なんだまだ解散してなかったのか」
御者のオッサンが慌てた様子で訴えてくる。
村に通じる森のなかで遭遇してしまったらしい。
窓から外を覗くと、道を塞ぐように三人の盗賊が待ち構えていた。
……アレは囮だろうな。
ダイババを捕らえて大打撃を与えてやったと思っていたが、各地ではまだまだ盗賊が暴れているらしい。
蹴散らすか。
「タクマ……。出たわ。どうしよう」
アリシアがトラウマを刺激されてカチカチ震えている。
女達と狩ればすぐにこの事態も収拾できるだろうが、中の守りを固めた方が良さそうだな。
「一人で行ってくる。皆はアリシアを見ててくれ。それと、馬車にシールドの魔法も頼めるか?」
「任せてください。兄さんもお気をつけて」
心強い女達に頷いて、俺は馬車を出た。
「ああ、お前も中に入ってろ。矢が飛んできて危ないからな」
御者にもそう声をかける。
「ひ、一人で行かれるんですか? 危険では?」
「問題ない。すぐに終わらせるからじっとしてろ。あんな連中、素手でも制圧できるぞ」
今回、聖剣装備で俺の戦力値は145だ。
魔王の300には遠く及ばないが、俺の実力は魔王を除けば世界最高峰だ。
それと、レベルが上がった影響で俺は『気配探知』というスキルを手に入れた。
文字通り気配を探知するスキルで、どこに賊が潜んでいるのか、その強さまで分かるという便利なスキルだ。カルマオンラインはプレイヤーが条件を満たすと自動でスキルが手に入るシステムだったので、他にも色々なスキルを取得していきたいな……。
「さて、片づけるか」
道を塞ぐように盗賊が三人いるが、向こうの戦力はそれだけではない。
木の陰に隠れて俺に弓を向けているのが一人、草むらに伏せてこちらを伺っているのが二人、その後ろで指揮をしてるらしいのが一人、どうやら七人でやってるらしい。わざわざ役割分担までしてご苦労なことだ。その統率力を生かして真っ当に生きれば、こんな森で朽ちることもなかったのにな。
俺はひとまず正面の三人を片づけることにした。
普通に走っただけだが、俺が瞬間移動したように見えたらしい。
盗賊達は驚き、固まっていた。
「え、一瞬で?」
「縮地って知ってるか?」
「ば、バケモノが!」
怯えながらも向かってくる。
剣による攻撃を回避し、俺は三人の首をほぼ同時に飛ばしてやった。
こちらの強さを伝える為の恐怖劇だ。
残酷だが、効果はあったらしい。
すぐに矢を射られた。
集中すると飛んでくる弓矢がスローモーションに見える。
俺は矢を指で掴み、それを投げ返してやった。
弓を射っていた奴は俺の投げ返した矢が首に命中し、首ごと頭がどこかに飛んでいった。
これで四人始末したことになる。
残りは草むらの二人と、それを指揮していた一人か。
俺は草むらに隠れて息を潜めていた二人の元に跳躍した。
俺が飛んだことで、伏せていた二人は腰が引けながら剣を構えた。
「み、見逃してくれ」
「いや、見逃さない」
そんな段階はとっくに過ぎている。俺は腰の引けた二人を斬った。
申し訳ないが、罪悪感の類は全くない。
殺そうとするからには殺される覚悟もあって然るべきだと俺は思うからだ。
さあ、これで六人。残りは目の前でお漏らしをしている一匹だけになる。
「仲間は全員死んだが、まだやるよな」
「俺の降参だ!」
「そうか。無抵抗なのはいいことだ。ところでお前、村娘を拉致しただろう」
鑑定をした時に知った事実を突きつける。
「あ、ああ。だが、一人だけだ。それに、俺達は貴族の為に商品を卸しただけだ。悪いようにはなってないはずだ」
笑えてくる。こうしてここで出会えたのも神の思し召しか。
まさか、アリシアの仇をここで始末できるとはな。
「実はこの先の村に住んでいた俺の幼馴染が一人、誘拐されて奴隷商人に売られたんだ。今あの馬車の中にいるんだがな。犯人はお前だろ?」
「え……。へへ、冗談だよな? そんな偶然、あるわけねえ」
冗談を言っていると思ったのだろう。
媚びるように男が笑った。
だが、その笑いが俺の神経を逆撫でた。
「その幼馴染は奴隷商人の元で父親を殺された。悲劇のヒロインの方が客に高く売れると踏んだらしい。あいつは首を落とされた父親の隣で人形のように座っていたよ。今は俺と一緒にいるが、一緒に寝てやらないと夜中に飛び起きるんだ。なあ、どう思う? 笑える冗談だと思うか?」
「か、可哀想だと思うぜ。もうそんな悲劇は起こしちゃなんねえ。俺はこの世界から足を洗うよ!」
「いいや、それは無理だな。お前には命で償ってもらう」
右腕を切断する。
回転した腕が草むらに落ち、大地に献血してる。
俺は無感動にそれを眺めていた。
こんなことをしたところで気が晴れるものじゃない。
本当はあの奴隷商人もこうしてやりたかった。
「うああああああああ! 俺の負けだ! 助けて……助けてくれぇ!」
「仲間はいるか?」
「いません! ですから逃がしてください!」
「これでこの森にも平穏が訪れるな」
俺は男の腹に剣を刺してから、抜いた。
「死にたく……ねえ」
「次は真人間に生まれ変われ。お前にできることなんか死んで償うことだけだ」
刀身についた血を払って剣を仕舞う。
馬車まで戻ると、様子を見ていたらしい御者が震えた。
「あんた人間か? ヒュンヒュン消えて、人間の動きじゃなかった」
「ただの人間だよ」
本当は生かしてギルドに引き渡すつもりだったが、命乞いをする男を見ていたら切れてしまった。
アリシアのことを思うと許せなかった。後悔はしていない。
「……あんたはよくやったよ。あんな連中、捕まえたって反省しないんだ。あんたがやってくれて清々したよ」
身体の疲労はないが精神の疲労は増すばかりだ。
「アリシア、仇を取ってきた。もう大丈夫だぞ」
「タクマ……! 好き。タクマ……。これからも傍にいて」
アリシアは俺に頭を撫でられて落ち着いた。
『私、村長の孫娘なんだけど! あんたとは釣り合わないんだからね!』
村に居た頃のアリシアを思い返す。
高飛車でうっとうしい女だと思っていた。
ロシノとの婚約が決まった時のはしゃぎようも目障りで仕方なかった。
一応、幼馴染にはなるが、父親も含めていけ好かない連中だった。
俺から畑を奪った、虐めの加害者の家族。
それでも、こうまで心を破壊されてしまったアリシアを見ていると同情する気持ちが止まらない。
安堵して眠りに落ちるその時まで、俺はアリシアに肩を貸していた。
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