気がついたら乙女ゲームだった!チートって何ですか?美味しいですか?

おばば様

文字の大きさ
29 / 175
幼女編

27

しおりを挟む
◇◆◇◆

夕食後お茶の席で改めて今日お茶会の話する
トランプの有用性についてお母様、兄様、姉様に聞いてみる。
お題はババ抜きでの感情の隠し方。

「ババ抜きで私今日アウラ様に感情が顔に出過ぎると言われたのです。」
「出過ぎる訳では無いけど、トゥカーナは分かりやすいよ?」
「そうね。目の動きや顔のちょっとした変化、鼻の穴が少し広がったり、後は汗ね!それ位かしら?トゥカーナは表情は分かりやすいわね。」

「ババ抜きをして、トゥカーナの表情を見てみるのはどう?」

兄様とお母様は私の感情が分かりやすいと答える。
ロッテに日々咳払いを貰うが、まだまだ。らしい。
姉様は一度私の表情を見ようと提案してくれる

私が自室からゆっくりと庭の花を見てた間に
ロッテに再度書いて貰ったトランプを、ロッテから受け取る。ジョーカーは相変わらずアーロンだ。もしかしてアーロンの事・・・?何て思っていたら、

「有り得ません。」

ピシャリと言われ。姉様に顔に出てた。と言われまた凹む。どこで出てたの?是非!教えて下さい。それはババ抜きをしてる時に、と言われ私は家族にババ抜きの説明をした。人数多いとまた変わるよね?勝てるかな?

「トゥカーナ?顔に出過ぎ」
「何で皆顔に出ないの?!」
「トゥカーナはまだまだお子ちゃまだから」
「おやつを前にしても顔に出るからね。」

こんな会話を繰り返す。兄様?私お子ちゃまの自覚はありますよ?だって貴族歴ほぼ6年ですから。姉様は私の顔マジマジ見すぎです。お母様は私の顔を見て微笑んでいる。

私の所にアーロン似のジョーカーが居座ってるのですが、なかなか他の人の所に行きません。両サイドはお母様と、兄様。兄様?私のジョーカー取っても良いんですよ?要らないですか?そうですか?
最後姉様との一騎打ちで再度負け。泣きたい。

「どこがダメだったのだろう?」
「ジョーカー見ているから分かりやすい。」
「取ろうとするとニヤニヤしてる。」
「毎日練習あるのみね!楽しみだわ」

お母様ババ抜きハマったのですね?兄様私ニヤニヤしてました?姉様はどこにジョーカーがあるのか何故分かったのですか?
その後散々ババ抜きをしたが私が勝つ事は無かった。チーン。。トランプはお母様が持って行きました。お父様に見せるのだろうか?

私は就寝の挨拶をして、そのままベットでふて寝した。。泣いてないもん。

◇◆◇◆

ベットの中をもそもそとする。決して負け過ぎて寝れなかった訳では無い!決して違うのだ!多分。。

もそもそしてると、どこかに耳があるのでは?と思える程、いつもロッテがノックをする。もしや?これも貴族のスキルですか?

「おはようございますお嬢様」
「ねぇ。一度聞きたいの、起きた音って分かるの?」

それを聞いたロッテ微笑みながら、内緒です。と言ったのは、貴族スキルでは無いと信じたい!そうだよね?昨日から自信が無いの。シュンとしたら、お嬢様には侍女のスキルは不要ですから。やんわりと慰められ。私は嬉しくなり頷いた。落ち込むのは終わりにしたい。

◇◆◇◆

朝食も終わり今日も王城へ向かう
馬車の中で、王太子との婚約が決まる、両親と私の王城訪問はまだ先らしい。
後少しで6歳になる為、色々な勉強が始まる。えっ?6歳だよ?何言ってるの?とココロの中でボヤく。〇蔵さんの俳句になるよ。。王妃レッスン?勉強ヤダ怖い。
お父様?嫌なら婚約止めて良いよ?なんて言わないで下さい。なんならずーっと居てとか悲しい顔で言っちゃダメ!
 
王城に着き、お父様といつも通りに別れ王城メイドに案内され客間へ、失礼にならない程度に客間を見渡す。毛足が長いふかふかのカーペット。お子ちゃまが触ってはいけません!な家具や壺等。絶対触りません!案内してくれたソファにちょこんと大人しく座ってます。

「おはようカーナ昨日忘れ物があったよ?」
「おはようございます。アウラ様。まぁ私ってばおっちょこちょいでいけませんね」

2人して棒読だったのは許して欲しい。客間に居合わせたメイドが微笑ましく見てる気がするが、そこはあえてスルーだ。

「アウラ様昨日頼まれてた無地カードです。54枚が3セットあります。失敗用にでも使って下さい。」
「カーナありがとう。昨日叔父上とババ抜きしたんだ、負けたよ。僕はカーナの事言えないな」

叔父上も欲しいと言ってたんだ。っとニコニコだ。3セット持ってきて良かった。アウラ大丈夫だよ。私昨日家族にさえ全敗でした。

「またお茶会でババ抜きしようね」
「今度こそ叔父上に負けない」
「あら?私はアウラ様に1勝でもしたいですわ?」
「それは譲る気はないよ?」

また微笑み合戦が幕を上げる。
メイドにやんわりと止められました。
私も頑張らないと!
微笑み合戦は幕を閉じた。
しおりを挟む
感想 25

あなたにおすすめの小説

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

溺愛最強 ~気づいたらゲームの世界に生息していましたが、悪役令嬢でもなければ断罪もされないので、とにかく楽しむことにしました~

夏笆(なつは)
恋愛
「おねえしゃま。こえ、すっごくおいしいでし!」  弟のその言葉は、晴天の霹靂。  アギルレ公爵家の長女であるレオカディアは、その瞬間、今自分が生きる世界が前世で楽しんだゲーム「エトワールの称号」であることを知った。  しかし、自分は王子エルミニオの婚約者ではあるものの、このゲームには悪役令嬢という役柄は存在せず、断罪も無いので、攻略対象とはなるべく接触せず、穏便に生きて行けば大丈夫と、生きることを楽しむことに決める。  醤油が欲しい、うにが食べたい。  レオカディアが何か「おねだり」するたびに、アギルレ領は、周りの領をも巻き込んで豊かになっていく。  既にゲームとは違う展開になっている人間関係、その学院で、ゲームのヒロインは前世の記憶通りに攻略を開始するのだが・・・・・? 小説家になろうにも掲載しています。

『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』

夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」 教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。 ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。 王命による“形式結婚”。 夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。 だから、はい、離婚。勝手に。 白い結婚だったので、勝手に離婚しました。 何か問題あります?

3歳で捨てられた件

玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。 それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。 キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。

捨てられ侯爵令嬢ですが、逃亡先で息子と幸せに過ごしていますので、邪魔しないでください。

蒼月柚希
恋愛
公爵様の呪いは解かれました。 これで、貴方も私も自由です。 ……だから、もういいですよね? 私も、自由にして……。 5年後。 私は、ある事情から生まれ育った祖国を離れ、 親切な冒険者パーティーと、その地を治める辺境伯様のご家族に守られながら、 今日も幸せに子育てをしています。 だから貴方も勝手に、お幸せになってくださいね。 私のことは忘れて……。 これは、お互いの思いがこじれ、離れ離れになってしまった一組の夫婦の物語。 はたして、夫婦は無事に、離婚を回避することができるのか?

王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません

きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」 「正直なところ、不安を感じている」 久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー 激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。 アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。 第2幕、連載開始しました! お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。 以下、1章のあらすじです。 アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。 表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。 常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。 それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。 サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。 しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。 盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。 アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?

我儘令嬢なんて無理だったので小心者令嬢になったらみんなに甘やかされました。

たぬきち25番
恋愛
「ここはどこですか?私はだれですか?」目を覚ましたら全く知らない場所にいました。 しかも以前の私は、かなり我儘令嬢だったそうです。 そんなマイナスからのスタートですが、文句はいえません。 ずっと冷たかった周りの目が、なんだか最近優しい気がします。 というか、甘やかされてません? これって、どういうことでしょう? ※後日談は激甘です。  激甘が苦手な方は後日談以外をお楽しみ下さい。 ※小説家になろう様にも公開させて頂いております。  ただあちらは、マルチエンディングではございませんので、その関係でこちらとは、内容が大幅に異なります。ご了承下さい。  タイトルも違います。タイトル:異世界、訳アリ令嬢の恋の行方は?!~あの時、もしあなたを選ばなければ~

美男美女の同僚のおまけとして異世界召喚された私、ゴミ無能扱いされ王城から叩き出されるも、才能を見出してくれた隣国の王子様とスローライフ 

さら
恋愛
 会社では地味で目立たない、ただの事務員だった私。  ある日突然、美男美女の同僚二人のおまけとして、異世界に召喚されてしまった。  けれど、測定された“能力値”は最低。  「無能」「お荷物」「役立たず」と王たちに笑われ、王城を追い出されて――私は一人、行くあてもなく途方に暮れていた。  そんな私を拾ってくれたのは、隣国の第二王子・レオン。  優しく、誠実で、誰よりも人の心を見てくれる人だった。  彼に導かれ、私は“癒しの力”を持つことを知る。  人の心を穏やかにし、傷を癒す――それは“無能”と呼ばれた私だけが持っていた奇跡だった。  やがて、王子と共に過ごす穏やかな日々の中で芽生える、恋の予感。  不器用だけど優しい彼の言葉に、心が少しずつ満たされていく。

処理中です...