15 / 264
《13話》
しおりを挟む
「神殿から神官様が来られたぞ!」
診療所に大きな声が響いてきた。
声は聞くものによっては高慢さを感じるだろう。
よく言えば威厳がある、だが。
「患者は何処です?」
青のローブに錫杖を持った20代半ばの神経質そうな神官が診療所に断りもなく入ってくる。
診療所に居る兵士たちはモーゼの十戒の如く道を空ける。
そして寝台に座っている兵士を見て、神官は訝し気な表情を浮かべた。
「右腕が切断された怪我人が居ると聞いたのですが?」
「あ~それなら今日からウチの従業員になった治癒師が治した」
医師がバカにしたようにニヤニヤ笑い神官に答える。
どうもこの医師、人をくってかかる事が好きなようだ。
「馬鹿にしているのですか?一介の治癒師に切断した腕を繋げれる訳が無いでしょうが」
「それが、ウチの従業員は優秀なんでね。一瞬でピタッとくっ付けた訳だ」
「一瞬?大法螺は人を選んで吹くことですね。切断面の癒着など我々神官でも30分はかかります」
「んじゃ、ウチの従業員がおたく等神官よりも優秀って訳だな。悪いね神官様、せっかく来て貰ったが用無しだ」
「冗談はほどほどにして頂きたいのですが、ならその治癒師は今何処に?」
「あ~今糞しに便所に籠っているところだ。他人の怪我は治せても自分の下痢が治せないとは治癒師も不便なこった。やっぱりこー言う時の為に医師も必要だな、うんうん」
医師の言葉に神官はギリィと奥歯を噛み締める。
医師の言う通り、法術は怪我は治せても病気は治せない。
だからこそ法術こそ神に与えられた恩恵と信じている聖職者は、医師と言う物が嫌いなのだ。
神の加護でも治せないモノを治して見せる。
聖職者と医師と言うのは互いに嫌悪しあう対象なのである。
「貴方が怪我人ですね?この医師の言っている事は本当ですか?」
兵士が自分に話が降ってきて慌てて答える。
「はい、灰色のローブを着た少女の治癒師が治してくれました」
「一瞬で?」
「はい、一瞬でした」
「嘘は…言っていないようですね……」
周囲を見渡して、診療所に詰め掛けている兵士たちが全員で神殿を謀ることはしないだろうと神官は認識した。
「それで、その治癒師は何と言う名ですか?」
「アラだ」
「……聞いたこと無い名ですね…アラ、覚えておきましょう」
「おう、とっとと帰れ帰れ。神官様はお呼びじゃないんだよ」
「本当に、品性の欠片も無い…では失礼いたします。此処に居る皆に加護があらんことを」
最後に祈りの言葉を紡ぐと神官は馬車に乗り神殿へ戻って行った。
「やっと帰ったか糞神官…で、お前は何をしているんだ?」
寝台の下で身を潜ませていたサラに冷たい声を医師は発した。
「うぅぅぅ又名前に蟻が混じってました…結果的には良かった、ですけど。でも下痢は酷い、ですぅぅ」
「何だお前神殿関係者か?」
「この間リストラされたところです…」
「訳アリか?」
「訳アリ、です」
ジッと視線が絡み合う。
高い位置と寝台の下からと。
端から見ると謎の光景だ。
「まぁ良い。採用は取り消さん。今からでもバリバリ働けアラ」
「蟻が混じってもう治らない、ですね…でも一応面接を……」
「面接はいらん。腕なら十分見せて貰った。あれだけの【治癒】の術が使えて医学知識もあるなら文句はない。蟻でも豚でも雇ってやる」
「蟻でも豚でもない、ですぅぅ…て、何で医学知識がある事分かったです、か?」
「腕を繋ぐ前に生理食塩水で切断面を洗っていただろう?普通の法術の知識しかない治癒師ではそこまで考えられない。
あくまで治すことに特化しているからな治癒師は。神経の回路に関しても小娘の治癒師がそこまで考えて法術をかけれるとは思えん」
「良く見ている、ですね」
「医師には広い視野が必要だ。治癒術だけでは診療所は開けん、小さい診療所でもな」
「先生、柄は悪いけど良い人、ですか?」
「疑問形やめろ。俺はこれ以上ないほど良い人だ」
「では、これからよろしくお願いします、です」
「あぁ後で従業員の自己紹介もしよう。ただ今は治癒に専念してもらう。怪我をしているのは団長さんだけじゃないからな」
確かに団長の腕の怪我で皆が興奮していたが、皆ぼろぼろである。
鎧は傷だらけだし、着ている人間の肌も傷だらけだ。
流石に鎧の傷は治せないが、人の怪我なら治せる。
「そこのエロナースの指示に従って怪我人の怪我を治していけ」
「了解、です」
「一段落したら休憩時間に紅茶とクッキーを出してやる」
「やりまふっ!!」
コレが終われば紅茶とクッキー!
コレが終われば紅茶とクッキー!!
コレが終われば紅茶とクッキー!!!
サラに紅茶を飲んだ経験もクッキーを食べた経験も無い。
紅茶とクッキー…なんて甘い誘惑なのか。
「神よご加護を【治癒】」
白い光が診療所を包み込んだ。
「なっ!?」
「傷が塞がった!?」
「体も軽くないか!?」
「腰痛迄治ってるぞ!!」
兵士たちが驚きの表情を浮かべながら騒めく。
「初級の【治癒】の術式で広範囲回復だと…何処迄出鱈目なんだあの娘……」
美味しいお茶と甘いクッキーに想いを馳せて、サラは一気にその場に居たものを治療した。
初級の【治癒】で広範囲回復など出来る者が居ないなど、サラは知らなかったのだ。
何せ常識を教えてくれる者が存在しなかったから…。
サラが全員を治したので、すぐに休憩のお茶の時間となった。
(紅茶にクッキー紅茶にクッキー!!)
垂れそうになる涎を堪えて、サラは初めてのお茶の時間を体験する事となった。
診療所に大きな声が響いてきた。
声は聞くものによっては高慢さを感じるだろう。
よく言えば威厳がある、だが。
「患者は何処です?」
青のローブに錫杖を持った20代半ばの神経質そうな神官が診療所に断りもなく入ってくる。
診療所に居る兵士たちはモーゼの十戒の如く道を空ける。
そして寝台に座っている兵士を見て、神官は訝し気な表情を浮かべた。
「右腕が切断された怪我人が居ると聞いたのですが?」
「あ~それなら今日からウチの従業員になった治癒師が治した」
医師がバカにしたようにニヤニヤ笑い神官に答える。
どうもこの医師、人をくってかかる事が好きなようだ。
「馬鹿にしているのですか?一介の治癒師に切断した腕を繋げれる訳が無いでしょうが」
「それが、ウチの従業員は優秀なんでね。一瞬でピタッとくっ付けた訳だ」
「一瞬?大法螺は人を選んで吹くことですね。切断面の癒着など我々神官でも30分はかかります」
「んじゃ、ウチの従業員がおたく等神官よりも優秀って訳だな。悪いね神官様、せっかく来て貰ったが用無しだ」
「冗談はほどほどにして頂きたいのですが、ならその治癒師は今何処に?」
「あ~今糞しに便所に籠っているところだ。他人の怪我は治せても自分の下痢が治せないとは治癒師も不便なこった。やっぱりこー言う時の為に医師も必要だな、うんうん」
医師の言葉に神官はギリィと奥歯を噛み締める。
医師の言う通り、法術は怪我は治せても病気は治せない。
だからこそ法術こそ神に与えられた恩恵と信じている聖職者は、医師と言う物が嫌いなのだ。
神の加護でも治せないモノを治して見せる。
聖職者と医師と言うのは互いに嫌悪しあう対象なのである。
「貴方が怪我人ですね?この医師の言っている事は本当ですか?」
兵士が自分に話が降ってきて慌てて答える。
「はい、灰色のローブを着た少女の治癒師が治してくれました」
「一瞬で?」
「はい、一瞬でした」
「嘘は…言っていないようですね……」
周囲を見渡して、診療所に詰め掛けている兵士たちが全員で神殿を謀ることはしないだろうと神官は認識した。
「それで、その治癒師は何と言う名ですか?」
「アラだ」
「……聞いたこと無い名ですね…アラ、覚えておきましょう」
「おう、とっとと帰れ帰れ。神官様はお呼びじゃないんだよ」
「本当に、品性の欠片も無い…では失礼いたします。此処に居る皆に加護があらんことを」
最後に祈りの言葉を紡ぐと神官は馬車に乗り神殿へ戻って行った。
「やっと帰ったか糞神官…で、お前は何をしているんだ?」
寝台の下で身を潜ませていたサラに冷たい声を医師は発した。
「うぅぅぅ又名前に蟻が混じってました…結果的には良かった、ですけど。でも下痢は酷い、ですぅぅ」
「何だお前神殿関係者か?」
「この間リストラされたところです…」
「訳アリか?」
「訳アリ、です」
ジッと視線が絡み合う。
高い位置と寝台の下からと。
端から見ると謎の光景だ。
「まぁ良い。採用は取り消さん。今からでもバリバリ働けアラ」
「蟻が混じってもう治らない、ですね…でも一応面接を……」
「面接はいらん。腕なら十分見せて貰った。あれだけの【治癒】の術が使えて医学知識もあるなら文句はない。蟻でも豚でも雇ってやる」
「蟻でも豚でもない、ですぅぅ…て、何で医学知識がある事分かったです、か?」
「腕を繋ぐ前に生理食塩水で切断面を洗っていただろう?普通の法術の知識しかない治癒師ではそこまで考えられない。
あくまで治すことに特化しているからな治癒師は。神経の回路に関しても小娘の治癒師がそこまで考えて法術をかけれるとは思えん」
「良く見ている、ですね」
「医師には広い視野が必要だ。治癒術だけでは診療所は開けん、小さい診療所でもな」
「先生、柄は悪いけど良い人、ですか?」
「疑問形やめろ。俺はこれ以上ないほど良い人だ」
「では、これからよろしくお願いします、です」
「あぁ後で従業員の自己紹介もしよう。ただ今は治癒に専念してもらう。怪我をしているのは団長さんだけじゃないからな」
確かに団長の腕の怪我で皆が興奮していたが、皆ぼろぼろである。
鎧は傷だらけだし、着ている人間の肌も傷だらけだ。
流石に鎧の傷は治せないが、人の怪我なら治せる。
「そこのエロナースの指示に従って怪我人の怪我を治していけ」
「了解、です」
「一段落したら休憩時間に紅茶とクッキーを出してやる」
「やりまふっ!!」
コレが終われば紅茶とクッキー!
コレが終われば紅茶とクッキー!!
コレが終われば紅茶とクッキー!!!
サラに紅茶を飲んだ経験もクッキーを食べた経験も無い。
紅茶とクッキー…なんて甘い誘惑なのか。
「神よご加護を【治癒】」
白い光が診療所を包み込んだ。
「なっ!?」
「傷が塞がった!?」
「体も軽くないか!?」
「腰痛迄治ってるぞ!!」
兵士たちが驚きの表情を浮かべながら騒めく。
「初級の【治癒】の術式で広範囲回復だと…何処迄出鱈目なんだあの娘……」
美味しいお茶と甘いクッキーに想いを馳せて、サラは一気にその場に居たものを治療した。
初級の【治癒】で広範囲回復など出来る者が居ないなど、サラは知らなかったのだ。
何せ常識を教えてくれる者が存在しなかったから…。
サラが全員を治したので、すぐに休憩のお茶の時間となった。
(紅茶にクッキー紅茶にクッキー!!)
垂れそうになる涎を堪えて、サラは初めてのお茶の時間を体験する事となった。
13
あなたにおすすめの小説
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
勝手にサインしろと仰いましたので、廃嫡書類に国璽を押して差し上げました
鷹 綾
恋愛
「確認? 面倒だ。適当にサインして国璽を押しておけ」
そう言ったのは、王太子アレス。
そう言われたのは、公爵令嬢レイナ・アルヴェルト。
外交も財政も軍備も――
すべてを裏で処理してきたのは彼女だった。
けれど功績はすべて王太子のもの。
感謝も敬意も、ただの一度もない。
そして迎えた舞踏会の夜。
「便利だったが、飾りには向かん」
公開婚約破棄。
それならば、とレイナは微笑む。
「では業務も終了でよろしいですね?」
王太子が望んだ通り、
彼女は“確認”をやめた。
保証を外し、責任を返し、
そして最後に――
「ご確認を」と差し出した書類に、
彼は何も読まずに署名した。
国は契約で成り立っている。
確認しない者に、王の資格はない。
働きたくない公爵令嬢と、
責任を理解しなかった王太子。
静かな契約ざまぁ劇、開幕。
---
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
王子よ、貴方が責任取りなさい
天冨 七緒
恋愛
「聖女の補佐をしてくれないか?」
王子自ら辺境まで訪れ、頭を下げる。
それほど国は、切羽詰まった状況なのだろう。
だけど、私の答えは……
皆さんに知ってほしい。
今代の聖女がどんな人物なのか。
それを知った上で、私の決断は間違いだったのか判断してほしい。
【完結】 私を忌み嫌って義妹を贔屓したいのなら、家を出て行くのでお好きにしてください
ゆうき
恋愛
苦しむ民を救う使命を持つ、国のお抱えの聖女でありながら、悪魔の子と呼ばれて忌み嫌われている者が持つ、赤い目を持っているせいで、民に恐れられ、陰口を叩かれ、家族には忌み嫌われて劣悪な環境に置かれている少女、サーシャはある日、義妹が屋敷にやってきたことをきっかけに、聖女の座と婚約者を義妹に奪われてしまった。
義父は義妹を贔屓し、なにを言っても聞き入れてもらえない。これでは聖女としての使命も、幼い頃にとある男の子と交わした誓いも果たせない……そう思ったサーシャは、誰にも言わずに外の世界に飛び出した。
外の世界に出てから間もなく、サーシャも知っている、とある家からの捜索願が出されていたことを知ったサーシャは、急いでその家に向かうと、その家のご子息様に迎えられた。
彼とは何度か社交界で顔を合わせていたが、なぜかサーシャにだけは冷たかった。なのに、出会うなりサーシャのことを抱きしめて、衝撃の一言を口にする。
「おお、サーシャ! 我が愛しの人よ!」
――これは一人の少女が、溺愛されながらも、聖女の使命と大切な人との誓いを果たすために奮闘しながら、愛を育む物語。
⭐︎小説家になろう様にも投稿されています⭐︎
【完結】大聖女は無能と蔑まれて追放される〜殿下、1%まで力を封じよと命令したことをお忘れですか?隣国の王子と婚約しましたので、もう戻りません
冬月光輝
恋愛
「稀代の大聖女が聞いて呆れる。フィアナ・イースフィル、君はこの国の聖女に相応しくない。職務怠慢の罪は重い。無能者には国を出ていってもらう。当然、君との婚約は破棄する」
アウゼルム王国の第二王子ユリアンは聖女フィアナに婚約破棄と国家追放の刑を言い渡す。
フィアナは侯爵家の令嬢だったが、両親を亡くしてからは教会に預けられて類稀なる魔法の才能を開花させて、その力は大聖女級だと教皇からお墨付きを貰うほどだった。
そんな彼女は無能者だと追放されるのは不満だった。
なぜなら――
「君が力を振るうと他国に狙われるし、それから守るための予算を割くのも勿体ない。明日からは能力を1%に抑えて出来るだけ働くな」
何を隠そう。フィアナに力を封印しろと命じたのはユリアンだったのだ。
彼はジェーンという国一番の美貌を持つ魔女に夢中になり、婚約者であるフィアナが邪魔になった。そして、自らが命じたことも忘れて彼女を糾弾したのである。
国家追放されてもフィアナは全く不自由しなかった。
「君の父親は命の恩人なんだ。私と婚約してその力を我が国の繁栄のために存分に振るってほしい」
隣国の王子、ローレンスは追放されたフィアナをすぐさま迎え入れ、彼女と婚約する。
一方、大聖女級の力を持つといわれる彼女を手放したことがバレてユリアンは国王陛下から大叱責を食らうことになっていた。
家出を決行した結果
棗
恋愛
フィービーの婚約者ミゲルには大切な幼馴染がいる。病弱な幼馴染をいつも優先するミゲルや母が亡くなって以降溝が出来てしまった父と兄との関係にフィービーは疲れていた。
デートの約束をしてもいつも直前になって幼馴染を理由にキャンセルされ、幼馴染にしか感情を見せないミゲルを、フィービーを見ようとしない父や兄を捨てる決心をしたフィービーは侍女や執事の手を借りて家出を決行した。
自分を誰も知らない遠い場所へ行ったフィービーは、新しい人生の幕開けに期待に胸を躍らせた。
※なろうさんにも公開しています。
さようなら、私の初恋
しょくぱん
恋愛
「さよなら、私の初恋。……もう、全部お返しします」
物心ついた時から、彼だけが世界のすべてだった。 幼馴染の騎士団長・レオンに捧げた、十数年の純粋な初恋。 彼が「無敵」でいられたのは、アリアが無自覚に与え続けた『治癒の加護』があったから。
だが婚約直前、アリアは知ってしまう。 彼にとって自分は、仲間内で競い合う「賭けの対象」でしかなかったことを。
「あんな女、落とすまでのゲームだよ」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる