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第7章―消えゆく命の残り火―
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しおりを挟む『ウォオオオオオーーーーッッ!!』
マードックが敵に目掛けて槍を投げつけると、アレックスは続いてサーベルで敵の同大を真っ二つに斬った。
1機撃墜すると2人は息のあった連携プレイで周りにいた敵を次々に蹴散らした。2人で4機体を撃墜させると、マードックは笑いながら話しかけた。
「どっかで見たことがある機体だと思えば腰抜けの2人だとはわな! 2人して念仏を唱えるには、まだはやいんじゃないのか!?」
そう言って茶化してくると、レオンは今にも泣きそうな声で言い返した。
「うっ、うるせぇ! 2人とも来るのがおせぇんだよ…――!」
「何だ? 泣いてるのか? はははっ、それでも男か?」
『うるせぇよっ!!』
レオンはマードックに茶化されると半泣きしながら言い返した。アレックスは、正面にいる敵に向かって突っ込むと攻撃を避けながらミサイルを撃った。そして続いてマードックが背面から槍を突き刺した。
2人は息のあった連携プレイを続けながら敵を次々に撃破した。ジェイドは自爆装置を押す寸前で2人に再会して拍子抜けした。そこにレオンが駆けつけた。
「ジェイドっ!!」
「っ…――!」
「もう一人でバカなことするなよ! 俺達リゲル部隊は大佐の下に生きて戻るって言ったのはお前なんだ! 言い出しっぺが先に死ぬなんて、俺は絶対に許さないからな――!」
レオンが一言そう話すと、ジェイドは下をうつ向いて涙を堪えた。アレックスが2人に向かって攻撃に参加するように伝えるとレオンとジェイドは直ぐに指示に従った。彼らは4機だけで、敵の11機を見事に撃墜させると、アレックスは2人に話しかけた。
「レオン、ジェイド…――。またこうして会えるなんてな。お前達の事だからきっと戻ってくると信じてた」
「アレックス……!」
2人はその言葉に胸が熱くなった。一端は離れた自分達を再び暖かく迎え入れてくれたことに抑えていた感情が溢れた。
レオンは堪らず泣き出すと再び彼らと再会した喜びを噛み締めた。ジェイドは肩の力が抜けたように力なく笑った。
「アレックス、俺達は…――」
「解ってる。もう何も言うな、俺やマードックも責めたりはしないから安心しろ。それにお前達の気持ちもよくわかる。みんな心から、死にたい奴なんていないさ。だろ?」
「っ…――!」
ジェイドはその言葉に少なからず心の重荷が軽くなったような気がした。マードックはアレックスのその話しを聞くと2人を責めることをやめた。リゲル部隊の仲間が4人再会すると、そこで一人居ないことに気がついた。
「そうだお前達カーターをみなかったか!?」
アレックスは不意にカーターのことを思い出すと、焦った様子で聞き返した。2人はその質問に正直に答えた。
「ああ、見た! 今さっきまで一緒にいた。でもあいつは先に行かせた!」
「それは本当か!?」
「あいつは両手に、柱みたいな物を持っていた。あれじゃ戦えないから先に行かせたんだ」
2人がそう答えると、アレックスは直ぐに後を追うように指示を出した。
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