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第7章―消えゆく命の残り火―
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「――お前が嫌なのはわかる。でもこれはお前がしなくちゃならない事だ。お前があの柱を運んだ時からその任務はお前の任務だ。男なら最後までその任務を突き通せ、まだ任務は終わってない。さあ、俺と来るんだ――!」
ジョンはカーターにそう話すと彼に最後の任務を伝えた。その先には、あの柱があった。ジョンは他の仲間からそれを受け取ると、それを彼に手渡した。
「カーター、お前が終わらせろ! これの為に『犠牲』になった仲間達の為にもお前がやるんだ――!」
「ッ……!」
ジョンにそう言われると、彼は涙をグッと堪えて歯を食いしばった。
「ジョン隊長、自分は…――」
「聞け、カーター。俺達が必ず援護する。だからお前は彼と行動するんだ!」
「アレックス……!?」
「カーター、さっさと終わらせようぜ!? 早く終わらせて大佐の下にみんなで戻ろう! きっと今頃、カンカンになってるよあの人!」
「レオン…――!」
アレックスとレオンに励まされると、彼は少しだけやる気を取り戻した。
「カーター、俺は見ての通りこんな有り様で動くのも難しい。だけど狙撃くらいは役に立てるはずだ。俺も一緒に援護をする。だからお前はあいつと任務を遂行するんだ……!」
ジェイドはそう伝えると他の仲間から狙撃用のロングライフルを受け取って装備した。バラバラになりそうだったみんなの心が一つに重なると、カーターもついに決心した。
「……わかった、俺も頑張るよ。みんなでこれを早く終わらそう――!」
「ああ、そうだ。終わらそう…――!」
リゲル部隊の仲間達は、カーターのその言葉に頷いて返事をした。彼らが決心を固めるとジョンは行動開始の合図をした。
「さあ、最後の大仕事だ! 今からこの2本の柱を起動させる為の作業にとりかかる! 敵に破壊されたら意味もない、俺からの命令は一つだ! 死ぬ気でこの柱を守れっ!!」
ジョンは空戦部隊の全員に向けて一斉に命令を伝えるとさらに話を続けた。
「このコロニーの周辺にこの柱を設置できる装置があるはずだ。俺達は今からそれを探す、みつけ次第に作業に入る。その間、俺達は丸腰だ。お前達は俺達2人を敵の攻撃から援護してくれ!」
『了解っ!!』
リゲル部隊はジョンの命令に返事をすると、各自のポジションについた。そして、他の空戦部隊も彼の話に返事をすると直ぐに行動に出た。
ジョンはカーターにそう話すと彼に最後の任務を伝えた。その先には、あの柱があった。ジョンは他の仲間からそれを受け取ると、それを彼に手渡した。
「カーター、お前が終わらせろ! これの為に『犠牲』になった仲間達の為にもお前がやるんだ――!」
「ッ……!」
ジョンにそう言われると、彼は涙をグッと堪えて歯を食いしばった。
「ジョン隊長、自分は…――」
「聞け、カーター。俺達が必ず援護する。だからお前は彼と行動するんだ!」
「アレックス……!?」
「カーター、さっさと終わらせようぜ!? 早く終わらせて大佐の下にみんなで戻ろう! きっと今頃、カンカンになってるよあの人!」
「レオン…――!」
アレックスとレオンに励まされると、彼は少しだけやる気を取り戻した。
「カーター、俺は見ての通りこんな有り様で動くのも難しい。だけど狙撃くらいは役に立てるはずだ。俺も一緒に援護をする。だからお前はあいつと任務を遂行するんだ……!」
ジェイドはそう伝えると他の仲間から狙撃用のロングライフルを受け取って装備した。バラバラになりそうだったみんなの心が一つに重なると、カーターもついに決心した。
「……わかった、俺も頑張るよ。みんなでこれを早く終わらそう――!」
「ああ、そうだ。終わらそう…――!」
リゲル部隊の仲間達は、カーターのその言葉に頷いて返事をした。彼らが決心を固めるとジョンは行動開始の合図をした。
「さあ、最後の大仕事だ! 今からこの2本の柱を起動させる為の作業にとりかかる! 敵に破壊されたら意味もない、俺からの命令は一つだ! 死ぬ気でこの柱を守れっ!!」
ジョンは空戦部隊の全員に向けて一斉に命令を伝えるとさらに話を続けた。
「このコロニーの周辺にこの柱を設置できる装置があるはずだ。俺達は今からそれを探す、みつけ次第に作業に入る。その間、俺達は丸腰だ。お前達は俺達2人を敵の攻撃から援護してくれ!」
『了解っ!!』
リゲル部隊はジョンの命令に返事をすると、各自のポジションについた。そして、他の空戦部隊も彼の話に返事をすると直ぐに行動に出た。
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