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第二部 最大級の使い捨てパンチ
「山賊にさらわれた?!」
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結局エレナは逃げ足だけは早く逃げ切ったのか、ケイトだけが戻ってきた。何故か手にはきのこを数本持っていて、おもむろに焚き火であぶり出す。
「あなたたちここできのこ焼いててね」
もう眠る時間だと言うのにきのこの焼ける匂いが漂いロットとパンチは小腹が刺激されて腹の虫を慰めるように腹を擦った。
一体何をしているのかと言うと、スピードだけはこのパーティーで特段素早いエレナを捕まえることは諦め、食い意地の張ったエレナにふさわしい作戦に切り替えたのだ。
「こんなことで本当に来るのか?いくらなんでも馬鹿すぎるだろ」
火を囲みきのこの焼き加減を気にしながらパンチは言う。どの口が言うんだろうとロットは思ったが「多分来るよ」とだけ呟いて火を見つめた。
ケイトは二人に託して茂みに隠れている。
作戦が失敗すればケイトの機嫌が悪くなり、とばっちりも来ることが予想される。それなら自業自得のエレナを嵌めることに協力するロット。そしてそれは功をせいしてエレナはふらふらとおびき寄せられた。
ケイトの姿がないとさすがに警戒するため、寝袋に荷物を詰めて膨らませた。あたかも眠っているかのようにしている。
エレナからみればロットとパンチが夜食を作っているようにしか見えないはずだ。
「ロット君、一本あたしにもくださいっす」
寝袋からは離れた位置で、もし起き上がってもロットとパンチに隠れるところから小声で言うあたりしたたかだった。残念ながらそれは寝袋にケイトがいた場合なわけで、その隙を狙ってケイトは茂みから魔法を放って拘束した。
油断していたエレナはあっけなく捕まり縛られた。パンチはついに捕まったエレナを気の毒に思いながらどんな罰があるのか見守っていたが、
その後エレナの目の前でケイトが美味しそうにキノコを食べるという、エレナにしか効かない罰をみて呆れたように横になった。
夜に食べると太るものだからと普段は食べないのに、エレナを陥れるためだけにそのルールも曲げてうまそうに食べるケイトをみて、やっぱり怒らせると怖いなぁとロットは思いながら眠りについた。
やがて泣きながら謝罪したエレナを見て満足そうにケイトも眠った。
エレナだけはしばらく泣いて腹の虫が大きくなっていたが、いつの間にか焼かれたきのこ串が1本だけ頭の近くに置かれていて、ケイトの優しさに感動しながら少しだけ反省して食べ、そして眠った。
次の朝、疑わしいものの一先ずは信じることになったパンチの後をついて街に入った。
パンチたちの前に広がるのは、活気あふれる市場や賑やかな飲み屋街。だが、ロットたちには一抹の不安が漂っていた。この街、少しばかり治安が悪いようで、至るところで人々の厳しい視線が行き交っているのだ。
そんな道をしばらく進んでいくと市場を通り抜けるので、一先ずは気性の荒い活気は通り過ぎることができた。
そしてロットたちの眼前には、そびえる豪華な屋敷があり、エレナとロットが首を伸ばして家の先まで観察していた。
「立派なお屋敷っすね、まるでジュリの家を思い出すっす。それに匹敵するくらいの規模っすよ」
感嘆の声を漏らしているエレナ。理由としてはジュリ家のようにお金持ちになってくると出される食事も美味しく気前もいいのだ。前回で味をしめているので期待で胸が膨らんでいく。
「確かに立派な家だけど、なんだかちょっと散らかってるわね」
ケイトの視線は、屋敷の外観に荒れた痕跡があることに気づいていた。壊れた植木鉢や、散乱する木の枝が、まるで何かがあった後を物語っているようだった。ロットもまた、周囲を見渡して不安げな表情を浮かべる。
「それに人気がないね。ジュリの家には使用人がたくさんいたけど、ここには誰もいないみたいだ」
パンチはその言葉にハッとし、焦りを感じた様子で辺りを見回す。彼の表情には困惑の色が浮かんでいる。
「そういやぁ、庭師もいねぇな。ったく、俺がいねぇと整理整頓もできねえのか?おーい、誰かいねーのか!」
パンチが叫ぶと、扉の向こうから何かが動く音が聞こえた。まもなくして、足を引きずりながら現れたのは、年老いた女性、グロースだった。彼女の頭には大きな包帯が巻かれており、疲れた表情をしている。
パンチはグロースを見つけると喜び歩み寄るがその怪我と表情に足が止まっていく。グロースの方はパンチに出会っても表情一つ変えない。
「おぉ、グロースじゃねぇか。頭に包帯なんて巻きやがって、また無理でもしたんだろ。歳なんだから気をつけろよな。それにしても、今日はなんでこんなに静かなんだ?庭師もいないし…」
パンチは疑問を口にしながら、困惑の色を深めていく。グロースはパンチを睨みつけ、手にした松葉杖で彼の頭を容赦なく叩いた。
「この大馬鹿もん、どこほっつき歩いとったんじゃ!」
「ひっ」
突然の怒りにロットは悲鳴を漏らす。ケイトでさえ明らかに人からしてはいけない打撃音と突然の叱責に驚き胸がドキドキとなっていた。
「いってぇ!何怒ってんだよ。それより、聞いて驚くなよ、お嬢の病気を治す先生を連れてきたんだ!お嬢の病気は魔力種っつう病気だったんだぜ!」
しかしパンチは二人の心配をよそに存外頑丈だった。いてぇといいさする程度で血も出ていない。それどころかお嬢、ルミナリアの治療ができると喜んでいる。
パンチの嬉しそうな声に反して、グロースの顔には悲しみが浮かんでいた。彼女は背を向け、重苦しい声で告げる。
「なんと……お前はタイミングが悪い。お嬢様は、昨日の夜に何者かの襲撃によって誘拐されてしもうたわ」
その言葉にパンチが理解が追いつかず、唖然とするしかなかった。
「あなたたちここできのこ焼いててね」
もう眠る時間だと言うのにきのこの焼ける匂いが漂いロットとパンチは小腹が刺激されて腹の虫を慰めるように腹を擦った。
一体何をしているのかと言うと、スピードだけはこのパーティーで特段素早いエレナを捕まえることは諦め、食い意地の張ったエレナにふさわしい作戦に切り替えたのだ。
「こんなことで本当に来るのか?いくらなんでも馬鹿すぎるだろ」
火を囲みきのこの焼き加減を気にしながらパンチは言う。どの口が言うんだろうとロットは思ったが「多分来るよ」とだけ呟いて火を見つめた。
ケイトは二人に託して茂みに隠れている。
作戦が失敗すればケイトの機嫌が悪くなり、とばっちりも来ることが予想される。それなら自業自得のエレナを嵌めることに協力するロット。そしてそれは功をせいしてエレナはふらふらとおびき寄せられた。
ケイトの姿がないとさすがに警戒するため、寝袋に荷物を詰めて膨らませた。あたかも眠っているかのようにしている。
エレナからみればロットとパンチが夜食を作っているようにしか見えないはずだ。
「ロット君、一本あたしにもくださいっす」
寝袋からは離れた位置で、もし起き上がってもロットとパンチに隠れるところから小声で言うあたりしたたかだった。残念ながらそれは寝袋にケイトがいた場合なわけで、その隙を狙ってケイトは茂みから魔法を放って拘束した。
油断していたエレナはあっけなく捕まり縛られた。パンチはついに捕まったエレナを気の毒に思いながらどんな罰があるのか見守っていたが、
その後エレナの目の前でケイトが美味しそうにキノコを食べるという、エレナにしか効かない罰をみて呆れたように横になった。
夜に食べると太るものだからと普段は食べないのに、エレナを陥れるためだけにそのルールも曲げてうまそうに食べるケイトをみて、やっぱり怒らせると怖いなぁとロットは思いながら眠りについた。
やがて泣きながら謝罪したエレナを見て満足そうにケイトも眠った。
エレナだけはしばらく泣いて腹の虫が大きくなっていたが、いつの間にか焼かれたきのこ串が1本だけ頭の近くに置かれていて、ケイトの優しさに感動しながら少しだけ反省して食べ、そして眠った。
次の朝、疑わしいものの一先ずは信じることになったパンチの後をついて街に入った。
パンチたちの前に広がるのは、活気あふれる市場や賑やかな飲み屋街。だが、ロットたちには一抹の不安が漂っていた。この街、少しばかり治安が悪いようで、至るところで人々の厳しい視線が行き交っているのだ。
そんな道をしばらく進んでいくと市場を通り抜けるので、一先ずは気性の荒い活気は通り過ぎることができた。
そしてロットたちの眼前には、そびえる豪華な屋敷があり、エレナとロットが首を伸ばして家の先まで観察していた。
「立派なお屋敷っすね、まるでジュリの家を思い出すっす。それに匹敵するくらいの規模っすよ」
感嘆の声を漏らしているエレナ。理由としてはジュリ家のようにお金持ちになってくると出される食事も美味しく気前もいいのだ。前回で味をしめているので期待で胸が膨らんでいく。
「確かに立派な家だけど、なんだかちょっと散らかってるわね」
ケイトの視線は、屋敷の外観に荒れた痕跡があることに気づいていた。壊れた植木鉢や、散乱する木の枝が、まるで何かがあった後を物語っているようだった。ロットもまた、周囲を見渡して不安げな表情を浮かべる。
「それに人気がないね。ジュリの家には使用人がたくさんいたけど、ここには誰もいないみたいだ」
パンチはその言葉にハッとし、焦りを感じた様子で辺りを見回す。彼の表情には困惑の色が浮かんでいる。
「そういやぁ、庭師もいねぇな。ったく、俺がいねぇと整理整頓もできねえのか?おーい、誰かいねーのか!」
パンチが叫ぶと、扉の向こうから何かが動く音が聞こえた。まもなくして、足を引きずりながら現れたのは、年老いた女性、グロースだった。彼女の頭には大きな包帯が巻かれており、疲れた表情をしている。
パンチはグロースを見つけると喜び歩み寄るがその怪我と表情に足が止まっていく。グロースの方はパンチに出会っても表情一つ変えない。
「おぉ、グロースじゃねぇか。頭に包帯なんて巻きやがって、また無理でもしたんだろ。歳なんだから気をつけろよな。それにしても、今日はなんでこんなに静かなんだ?庭師もいないし…」
パンチは疑問を口にしながら、困惑の色を深めていく。グロースはパンチを睨みつけ、手にした松葉杖で彼の頭を容赦なく叩いた。
「この大馬鹿もん、どこほっつき歩いとったんじゃ!」
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突然の怒りにロットは悲鳴を漏らす。ケイトでさえ明らかに人からしてはいけない打撃音と突然の叱責に驚き胸がドキドキとなっていた。
「いってぇ!何怒ってんだよ。それより、聞いて驚くなよ、お嬢の病気を治す先生を連れてきたんだ!お嬢の病気は魔力種っつう病気だったんだぜ!」
しかしパンチは二人の心配をよそに存外頑丈だった。いてぇといいさする程度で血も出ていない。それどころかお嬢、ルミナリアの治療ができると喜んでいる。
パンチの嬉しそうな声に反して、グロースの顔には悲しみが浮かんでいた。彼女は背を向け、重苦しい声で告げる。
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