完 敵の勇者が私に媚薬を飲まされた責任取れと言ってくる

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　苦しんでいる勇者に戸惑い一体何が起こったんだ？と、パニックで私もオロオロしてしまっていたが、勇者の方は苦しい状態の中で私を睨みつけていた。

「アリスゥーーお前！！俺のお茶に媚薬入れただろ！！」

「いやっ私は何も！！何も入れていない！！本当だ！！」

　誓って何も入れていない。勇者だって変な味もしなかったから全部飲んだんだろ？それにそんな事をしたら村から追放されて魔王様のお役に立つ事が出来なくなるではないかっ！！

「じゃあ俺のこれをどうしてくれるんだ！！責任とってくれ！！」

　そう言って苦しそうな勇者は突然自分のズボンを脱ぎ、私の前で猛烈にイキリ勃ったペニスを見せつけてきた！！何故勇者がこんな反応を！！媚薬か？本当に私のお茶に媚薬成分なんか混ざっていたのか？

　私は勇者に出した湯呑みを確認してみたが、もうお茶は残って居ないし、飲み口を舐めてみたが何も味はしなかった。勇者は未だ胸に手を当てたまま、湯呑みを舐めている私の一挙一動を注視して見ている。

　とにかくお茶には変な物は入ってないと勇者に分かって貰わなければいけない。まだ残りのお茶が鍋に入っている筈だ。そのお茶の成分をもう一度確認しようと思って鍋のある場所に行こうとしたが、後ろから勇者に強く抱きしめられ全く動けなくなってしまった。

「アリスゥーアリスゥー！！はあんっアリスの耳の下めっちゃいい匂いがするよぉー」

「はっ？お前は何を言っている！！しっかりしろ！！」