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第18話 恋愛相談をされました
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俺は恋愛相談をされていた。
本当に俺なんかがなぜこんなにも恋愛相談をされるのか疑問である。
これで三回目だ。
1回目は実は遠回しに告白されていた。
2回目は俺の親友のことが好きな女の子からされた。
そして3回目はゲーム部で唯一俺と同性のミルキーの彼女だった。
彼女の名前は新湯野 真凜(しんゆの まりん)だった。
彼女はおっとりとした性格と放漫な体型優しいその性格から母親とよばれている。
だが俺は思う。
さすがに母親はよくないだろ。
でもそんなことはいわない方がいい。
それはわかりきっていたのでその気持ちを隠すことにした。
そしてまあ話はそれてしまったがしんゆがミルキーとの仲を心配して俺に相談してきたって感じだ。
「それで本当に俺でいいんだな」
「ええゲーム部でわたしの彼氏以外の男といえばあなたしかいないでしょ」
「まあそうだけどさ」
「それでわたしは彼に嫌われているかも知れなくて怖いわ」
「それはないからだいじょうぶだ」
ちなみに今はゲーム大会の練習が終わって休憩しているところだった。
「なんでそんなこと言いきれるのよ」
「いやだって昨日深夜まできみの話をされて眠いくらいだからね」
「そうですか……それでもやっぱりわたしは」
「まあ心配するのもわかるからさ少しずつでもわかっていけばいいじゃん自分達の気持ちってやつをさ」
「まあそうですね……あなたはないんですかその恋愛相談」
「……うんあるよ」
「それなら聞かせてくれませんかわたし聞いてもらったから相談を答えてあげたいと思って」
「うーんまあそれならお願いしようかな」
困っていたところだからちょうどタイミングよかった。
「俺のことを好きな女の子が二人いるんだ」
しんゆは誰のことかをすぐに察して少しだけ難しそうな顔をしたあといつもの笑顔に戻る。
「そうですかそれでどちらと付き合えばいいか悩んでいるみたいな贅沢な悩みをわたしにする気ですか」
「いやそんなつもりはないんだけど相談を聞いてくれるといったからことばにしただけだよ」
「そうですかどうでもいいですけどもしかして初恋相手がじぶんのことを好きだと知ってそれでもやっぱりどこか幼馴染みのことが気になってそのことを後々に回しているみたいな感じですか」
「その通りだけどよくわかったね」
「なんとなく関係性を知っていたら推理できます」
「あっははそんなに俺の関係性はわかりやすいかな」
「ええわかりやすいですよ」
「そっか」
そのとおり俺は後々に事態を回しているだけで本当はいちご部長に告白をして受け入れてもらった方がいいのかもしれない。
でもどこかで俺はゆうちゃんのことを好きだと思っている気持ちもある。
俺はいちご部長に降られたと思ったあのとき本当に辛かった。
そんなときに一緒にいて励ましてくれたゆうちゃんを好きになるのも必然といえば必然な流れだと思う。
でもやっぱり俺はどこかで傷つきたくないからごまかしているようなそんな気持ちがある気もした。
そうだ俺はたぶんどこかでこの宙ぶらりんな時間が永遠に続けばと思っていたんだ。
傷ついたから2人のどちらかにあの痛みを与えるのはいやだった。
でもいつかは出さないといけない。
その答えがどれだけその子を傷つけることになったとしても
それが選ばれたということ
好きになってもらえたということ
確かにハーレムといえば男の夢みたいなところもある。
だが1人の少女に好意を持たれるだけでも悩んで苦しむことになるのに俺は2人の少女に好意を持たれた。
それはきっとそれ相応の覚悟を持って受け取らなければいけないんだ。
それなのに俺はじぶんのためにごまかそうとしていた。
そんなじぶんに気がついたとき俺はいやになった。
「ありがとうそしてごめんいってくるね」
「ええいってらっしゃい」
俺は部室を出て廊下を走る。
俺が目指すのは2人の少女がいる場所
俺が好きになったのはどちらなのかまだわからない。
それでもいわなければいけないことばがある。
告白をされたのにうやむやにする。
俺が幽霊ちゃんの恋愛相談を受けられる立場かよ。
そんな気持ちが俺はあった。
なんでわからなかったんだ。
そうだいわないと2人に
タッタッ廊下には俺の走る音だけが聞こえる。
走れ走れ急げじぶんなりの気持ちを伝えるために
ガラガラという音と共に俺は2人がいる教室の扉を開ける。
2人は驚いた様子を見せてこちらにくる。
「どうしたの?」
いちご部長が心配そうな顔をして俺の汗をハンカチで拭き取ってくれる。
「大事な話があるんだ」
「こっちに来て話すか?」
ゆうちゃんが俺の右手をつかんで連れていってくれる。
そして俺たちは人気のない場所に着く。
「本当にすいませんでした」
「へ?」
「なにをいってるんだ」
ゆうちゃんは困惑した様子を見せる。
いちご部長は驚いた様子を見せる。
「俺本当はいちご部長が俺のことを好きなんだって知ってたんだ」
「……いつから?」
「食事をしたあと自転車置き場であなたが俺のことを好きだといってたところを聞いちゃって」
「はあうかつだったわ」
「それで……だからそのごめん」
「なんで?」
2人は聞いてくる。
そんな2人にじぶんなりの気持ちを伝えようと口を開く。
本当に俺なんかがなぜこんなにも恋愛相談をされるのか疑問である。
これで三回目だ。
1回目は実は遠回しに告白されていた。
2回目は俺の親友のことが好きな女の子からされた。
そして3回目はゲーム部で唯一俺と同性のミルキーの彼女だった。
彼女の名前は新湯野 真凜(しんゆの まりん)だった。
彼女はおっとりとした性格と放漫な体型優しいその性格から母親とよばれている。
だが俺は思う。
さすがに母親はよくないだろ。
でもそんなことはいわない方がいい。
それはわかりきっていたのでその気持ちを隠すことにした。
そしてまあ話はそれてしまったがしんゆがミルキーとの仲を心配して俺に相談してきたって感じだ。
「それで本当に俺でいいんだな」
「ええゲーム部でわたしの彼氏以外の男といえばあなたしかいないでしょ」
「まあそうだけどさ」
「それでわたしは彼に嫌われているかも知れなくて怖いわ」
「それはないからだいじょうぶだ」
ちなみに今はゲーム大会の練習が終わって休憩しているところだった。
「なんでそんなこと言いきれるのよ」
「いやだって昨日深夜まできみの話をされて眠いくらいだからね」
「そうですか……それでもやっぱりわたしは」
「まあ心配するのもわかるからさ少しずつでもわかっていけばいいじゃん自分達の気持ちってやつをさ」
「まあそうですね……あなたはないんですかその恋愛相談」
「……うんあるよ」
「それなら聞かせてくれませんかわたし聞いてもらったから相談を答えてあげたいと思って」
「うーんまあそれならお願いしようかな」
困っていたところだからちょうどタイミングよかった。
「俺のことを好きな女の子が二人いるんだ」
しんゆは誰のことかをすぐに察して少しだけ難しそうな顔をしたあといつもの笑顔に戻る。
「そうですかそれでどちらと付き合えばいいか悩んでいるみたいな贅沢な悩みをわたしにする気ですか」
「いやそんなつもりはないんだけど相談を聞いてくれるといったからことばにしただけだよ」
「そうですかどうでもいいですけどもしかして初恋相手がじぶんのことを好きだと知ってそれでもやっぱりどこか幼馴染みのことが気になってそのことを後々に回しているみたいな感じですか」
「その通りだけどよくわかったね」
「なんとなく関係性を知っていたら推理できます」
「あっははそんなに俺の関係性はわかりやすいかな」
「ええわかりやすいですよ」
「そっか」
そのとおり俺は後々に事態を回しているだけで本当はいちご部長に告白をして受け入れてもらった方がいいのかもしれない。
でもどこかで俺はゆうちゃんのことを好きだと思っている気持ちもある。
俺はいちご部長に降られたと思ったあのとき本当に辛かった。
そんなときに一緒にいて励ましてくれたゆうちゃんを好きになるのも必然といえば必然な流れだと思う。
でもやっぱり俺はどこかで傷つきたくないからごまかしているようなそんな気持ちがある気もした。
そうだ俺はたぶんどこかでこの宙ぶらりんな時間が永遠に続けばと思っていたんだ。
傷ついたから2人のどちらかにあの痛みを与えるのはいやだった。
でもいつかは出さないといけない。
その答えがどれだけその子を傷つけることになったとしても
それが選ばれたということ
好きになってもらえたということ
確かにハーレムといえば男の夢みたいなところもある。
だが1人の少女に好意を持たれるだけでも悩んで苦しむことになるのに俺は2人の少女に好意を持たれた。
それはきっとそれ相応の覚悟を持って受け取らなければいけないんだ。
それなのに俺はじぶんのためにごまかそうとしていた。
そんなじぶんに気がついたとき俺はいやになった。
「ありがとうそしてごめんいってくるね」
「ええいってらっしゃい」
俺は部室を出て廊下を走る。
俺が目指すのは2人の少女がいる場所
俺が好きになったのはどちらなのかまだわからない。
それでもいわなければいけないことばがある。
告白をされたのにうやむやにする。
俺が幽霊ちゃんの恋愛相談を受けられる立場かよ。
そんな気持ちが俺はあった。
なんでわからなかったんだ。
そうだいわないと2人に
タッタッ廊下には俺の走る音だけが聞こえる。
走れ走れ急げじぶんなりの気持ちを伝えるために
ガラガラという音と共に俺は2人がいる教室の扉を開ける。
2人は驚いた様子を見せてこちらにくる。
「どうしたの?」
いちご部長が心配そうな顔をして俺の汗をハンカチで拭き取ってくれる。
「大事な話があるんだ」
「こっちに来て話すか?」
ゆうちゃんが俺の右手をつかんで連れていってくれる。
そして俺たちは人気のない場所に着く。
「本当にすいませんでした」
「へ?」
「なにをいってるんだ」
ゆうちゃんは困惑した様子を見せる。
いちご部長は驚いた様子を見せる。
「俺本当はいちご部長が俺のことを好きなんだって知ってたんだ」
「……いつから?」
「食事をしたあと自転車置き場であなたが俺のことを好きだといってたところを聞いちゃって」
「はあうかつだったわ」
「それで……だからそのごめん」
「なんで?」
2人は聞いてくる。
そんな2人にじぶんなりの気持ちを伝えようと口を開く。
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