告白をしていないのにふられた俺はいつの間にかハーレムを築いていた

山田空

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第17話 ゲーム大会に参加しました

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数日前

「それでは2つのチームにわかれてゲーム大会に参加をしてもらう」

「OKそれで3人チームでやるってことでいいんだろうが誰がリーダーをやるんだ」

「そりゃわたしときみだろ」

「俺?まあそうか」

「それでだれとグループを組んだ方がいいと思う」

「それじゃあ俺はミルキーと幽霊ちゃんと一緒にやりたいよ」

「うんそうかそれならそうしよう」

まあそんな感じで俺は3人と共にゲーム部をやっていたわけだがなんか組み合わせがわるすぎる。

バラバラにやりたいことをやっているといった感じで俺のいうことを聞いてくれない。

雑談をして心を開いてもらおうと思ったのにそれすらも出来ない。

なんか自信を失くす。

「はあお前らきちんと俺のいうことを聞いてくれよ」

「え?……いやです」

「あっそうですか」

うーんヤバいどうしようかなあと思っていたところとあるアニメを思い出す。

そのアニメはゲーマーが仲間を集めて楽しく遊ぶといったもの

友情努力勝利をしていてまさしく熱いストーリーの王道もの

だからこれを見せればゲームを好きになってくれるかも?

そんな考えから俺はテレビにアニメをつけておく。

するとなになにみたいな感じで二人がやってくる。

うんごめん想像以上に二人が子供思考すぎて泣きそう。

特にミルキーきみに関してはもう少し大人びていると思っていたよ。

まさかアニメにつられてしまうほどとはね

うん俺だってアニメが好きなんだから同じだって言いたい人もいるだろう。

だが俺とミルキーが違う大きな理由は話をそもそもあまり聞こうとしていないところだ。

そんなやつがアニメをつけたら途端によってくるんだぞ。

ごめんこう思ったんだ。

子どもって話を聞かないよなあ。

そして好きなものの話とかは大好きだよなあとそんな少しだけ偏見じみた考えが浮かび上がる。

だがやめておいた。

なんかこの考えがバレたらミルキーに殴られそうだと思ったからだ。

そして俺の作戦は見事にはまり俺の話を聞いてくれることになった。

俺たちはやがてゲーム大会当日となり俺の教えたゲーム知識を叩き込まれた2人がゲーム大会で猛威を振るうこととなる。

クックッ作戦通りみたいな顔をしながら腕組みをして二人を見ていた。

……やべえ全然想定よりもはるか上に行ってるんだけど強すぎて怖いぐらいなんですけどそんな考えをしているとバレたくなくて俺は出来る限りの虚勢をはる。

そんな俺に幽霊ちゃんが話しかけてくる。

「ねえ」

「おうなんだ」

「そういえばあんたにお礼言いそびれてたなと思って」

「おうなんかそんなこともあったか」

「そんなことってまあいいけどさそれであたし風成のこと誤解してたみたいだからそのことも謝る」

そういって頭を下げてくる彼女を見て俺は慌てる。

「ごめん」

「なにいってるんだよ謝る必要なんてないさ」

「でもあたしは後悔してる風成って意外といいやつなんだとわかったからさ」

「うんなんで俺がいいやつだとわかったら後悔するんだ」

「風成が悪いやつだと思っていたままだったらきっとあたしは恨んでいるままでいられた」

「そっか……」

「でもそんなのあたしのわがままそれにきっとこうやって進むことも出来なかったあたしは自分なりの道を見つけて見せるよ」

「そっかうん頑張れよ俺にはそうとしかいえねえや」

「わかっているよあたしは誰かになにかを望んだりはしないようにすると決めたからさ」

「そっか……」

俺たちは向き合う。

幽霊ちゃんは透き通った真っ白な肌を持ち弱々しい腕を持ち眠たそうなまぶたをもつ小さな女の子

猫背でまるで白衣を着ているように錯覚するような私服を着ている少女

「なあ俺と仲良くしてくれよ」

「ええもちろんああそうだ」

俺はそのあと発せられた言葉に動揺することとなる。

つうか思考が真っ白になってなにをいわれたのか最初はわからなかった。

「ねえもしもあたしが風成を好きになる可能性があるとしてそしたら嬉しいか」

……いやいやなにをいっているんですかこの人は

幽霊ちゃんが俺のことを好きになる?

あり得ないといってもいいだろう俺は幽霊ちゃんがゆうちゃんのことを好きだったことは知っている。

それはもうめちゃくちゃ熱烈に好きであることは知っている。

だからこそだ。

そんな彼女が俺に恋をするなんてことは100%あり得ないことだ。

地球が何回回ってもあり得ないことだ。

「なにをいってるのかな」

「別にただ気になったから聞いただけだから忘れてくれ」

おいおいやめろやめろまるで本当は好きだけど迷惑みたいだからいわないであげるね?みたいな雰囲気を出すな。

「クックッ……あははごめんやっぱり我慢できないや冗談に決まってるでしょ」

……そして俺は気がつく。

なるほど騙されていたのか

いや騙されていたというよりはからかわれていた。

「くっそ最悪だ」

「あははでもさ風成きみが悪いんだよ」

「なんでだ」

「だって面白い反応をするんだもん」

「それって俺はなにも悪くねえじゃねえか」

そういって俺は幽霊ちゃんを追いかける。

幽霊ちゃんは俺から逃げる。
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