告白をしていないのにふられた俺はいつの間にかハーレムを築いていた

山田空

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第10話 自分なりの気持ち

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「うーんおはよう」

背伸びをしながら俺たちに挨拶をしてきたのは幽霊部員の幽霊ちゃん

「ねえあなたたちなにをしているのもしかして」

そういってじぶんたちから身を守るような体勢をするので

「違いますよ幽霊部員だったら部室をとられるという話を聞いて急いで呼びに来たんです」

「そうなんだ……でも無理かなあだってあたしとしては倒れてしまうほどにいまの仕事事態に苦労しているわけだし」

確かにその通りではある。

「だがそれなら部室で漫画を描けばよいのではないか」

「うーんでもそれだと授業受ける必要があるよね」

「まあそうですね」

「ならいや」

……なるほどこの人なにかといいわけをしているだけで単純に授業を受けたくないだけじゃねえか

でも人それぞれにはなにかしらの理由がある。

なぜ授業を受けたくないのか聞かなくてはいけない。

「なにかいじめとかそういう授業を受けたくないなにかしらの理由があるんですか」

「それは……ないけどさ」

「ないなら」

「いや……でもあるにはある」

まるで煮えたぎらない彼女をみて俺は我慢できなくなってこうことばにする。

「もしかして俺たちには言えないことがあるんですかまあそりゃ俺は他人ですし言えないのもわかりますでもゆうちゃんは友達のはずですよね」

「うんそうだよでももっといえない」

そういって幽霊ちゃんはゆうちゃんの方を向く。

ゆうちゃんはなんで自分には言えないんだろうみたいな顔をしていた。

「それなら俺と2人きりで話をしませんか」

「なんか襲ってきていや……だけどうんまあいいよ」

そういってもらえたので俺たちは2人きりになり話をする。

「幽霊ちゃんあの話をする前に言うんですけど襲うとかまじでやめてくださいそんなこと本当にいわないでください」

「いやでも漫画だと獣のように狂った男が押し倒したりするじゃん」

「それは漫画の中ですしめちゃくちゃ偏った漫画の知識じゃないですか」

「あははまあ冗談だけどね」

「それならいいですけど」

「それじゃあ本題を話そうか」

「それって漫画に関連しているんですよね」

「へえわかるんだまあそうだよこれは数年前の話しになんだけどね悠生に出会う前までは悠生のことをあたしは憧れていた」

「その言い方だと出会ってからは憧れなくなったみたいですね」

「うんそうだよ僕はなんでこんなやつが自分より人気なんだと思うようになったんだ」

「どういう意味ですか答えによってはたぶん怒ってしまうかもしれません」

「あはは怒らないでよ単純な意味だよ悠生っていろんなことをしてるじゃん」

「まあそうですね」

「それなのに漫画一筋の僕よりも才能があるのが気にくわないんだ」

「わかりましたがそれって逆恨みですよね」

「うんそうだよあははだからだめなのはわかっているんだ」

どこか悟ったような顔をする。

「でもね仕方がないじゃん自分よりも上位互換なやつが現れたら誰だって思うはずだじぶんの努力を上書きされている気分になるんだから」

「うんまあわかったでもそれなら授業を受けたくない理由は……ああ時間を漫画以外にさきたくないのか」

「まあそういうことだよ」

「それならわかったでもなんで通うことにしたんだ」

「単純な理由だよ悠生が通っていたからだ同じ学校に通いたかったからだ」

「なるほどなあ百合だな」

「は?」

「いやだってそんなに思っているんだろうってことは女性同士の恋愛百合だろ」

「恋愛じゃないけど百合じゃないけど」

「恋愛じゃないのは無理がないか」

「確かに言われてみたら無理やり感は否めないけどそれでもやっぱり百合ではないよ」

「うーんまあそうか」

「それよりも君たちの関係の方が気になるよ」

「いや単純に幼馴染みで恋愛関係なだけで」

「そっちの方が気になるが」

「まあええやん」

「というか僕が本当にすきならNTRされていることになるじゃん」

「あっドンマイ」

「いやなんでそうなるんだよ」

「だって傷ついてるんだろう」

「いや傷ついてないよなんでそうなるんだよ」

「あはは冗談だって……まあそれじゃあ俺たちは帰るよ」

「本当にいいのかい」

「まあ本音を言うならつれていきたかったが気持ちを聞いて連れていくべきじゃないと思ったが金を学校に出すだけならもったいないしやめた方がいいと思うぜ」

「でも入学したからやめない方がいいとも思うんだよ」

「あははまあきみのやりたいようにやってくれ」

「ああ言われなくてもそうするつもりだよ」

「それじゃあな」

俺はそういって部屋から出る。

ゆうちゃんには連れていかないことにしたと伝えて学校に戻る。
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