20 / 52
Scene.02 漁猫
20 みかんはぶい!
しおりを挟む
一はその少女を見て驚く。
「私の名前は有田蜜柑です!」
そういった少女の顔に見覚えがあるから……
でも人違いだった。
顔は似ている。
でも別人。
そんな出来事は沢山あった。
そう思っていた。
でもきっとそう。
でもたぶんそう。
「あのどこかであいましたよね?」
一は勇気を出して言った。
「はい。貴方はバイバイの人ですよね。
入学準備式のときに私をナンパしたんです!」
「うん……」
「え?知り合い?」
二人の会話に葉月は驚く。
「私、この人にバイバイされたんですよ。
ね?斎藤一さん」
「僕のこと知ってるの?」
「はい、私もジンクス持ちなんです」
「え?」
「『みかんを食べれば食べるほど好きな人がしあわせになる』
これが私のジンクスです」
蜜柑はそういってピースサインを作った。
「私の名前は有田蜜柑です!」
そういった少女の顔に見覚えがあるから……
でも人違いだった。
顔は似ている。
でも別人。
そんな出来事は沢山あった。
そう思っていた。
でもきっとそう。
でもたぶんそう。
「あのどこかであいましたよね?」
一は勇気を出して言った。
「はい。貴方はバイバイの人ですよね。
入学準備式のときに私をナンパしたんです!」
「うん……」
「え?知り合い?」
二人の会話に葉月は驚く。
「私、この人にバイバイされたんですよ。
ね?斎藤一さん」
「僕のこと知ってるの?」
「はい、私もジンクス持ちなんです」
「え?」
「『みかんを食べれば食べるほど好きな人がしあわせになる』
これが私のジンクスです」
蜜柑はそういってピースサインを作った。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる