【本編完結】異世界再建に召喚されたはずなのになぜか溺愛ルートに入りそうです⁉︎【コミカライズ化決定】

sutera

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番外編

かわいい子には旅をさせよう 19

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手付かずの天然温泉。それがこの町の山にはあるという。

勇者様の手紙には、ここより上にずっと登って行くと温泉の源泉があると書いてあった。

ただし酸性が強く危険だから、この手紙を読んだ魔導士はどうか町の人達がその危険に晒されないようにうまく温泉の源流を操作して町のために役立てて欲しいというものだった。

「あー、なるほど。だからある程度力のある地属性と水属性の魔導士が必要だったってワケっすか。勇者様はそいつらに温泉を整備させたかったんすね。」

意味不明な魔導士派遣要請の意味がようやく分かった、とユリウスさんは頷いた。

手紙の先を読み進めた私は更に説明する。

「勇者様、山の地盤が弱いのも分かっていたみたいですよ。自分が山を崩して・・・え?山を崩す?まあとにかく、そうして町まで温泉を引いてもいいけど、加減を間違えて地盤の弱い山を崩し過ぎて町に被害を与えても大変なので、後世に託すとか書いてます。・・・ていうか勇者様って山も崩せるんですか?」

なんかサラッととんでもないことが書いてあるけど。

人間が体一つで山を崩せるとかあるの?グノーデルさんの破壊の加護ってそんなにすごいんだ?

私は不思議に思うばかりだったけど、シェラさんやユリウスさんだけでなく神官さん達まで当たり前だとでも言うように頷いている。

「昔の魔物は今よりも相当手強かったと聞きますが、それをキリウ・ユールヴァルトとほぼ二人だけで討伐し世に平安をもたらしたのが勇者様・・・ユーリ様の前任者である召喚者ですからね。オレの女神であるユーリ様がこれだけ偉大なのですから、勇者様の実力もおして知るべしですよ。」

「いや、私は山なんて崩せませんよ?」

比べるの間違ってない?と思ったけど

「王都全域を癒やされた方が何を仰いますか。それこそ山を崩すのと同列かそれ以上に素晴らしいことです。オレの女神は謙遜が過ぎますねぇ。」

もっとも、そんなところも好ましくお慕いしてやまないところですが。

そんな風に目を細めたシェラさんをユリウスさんは生暖かい目で眺めて

「その隙あらばユーリ様に自分をアピールするのは何なんスか?不穏な言動はマジで止めて欲しいんすけど。」

と文句を一つ言って私に向き直る。

「まあとにかく、勇者様はヨナス神の力を分け与えられた大悪竜すら打ち倒したほど凄いお方っすからね。そんな人なら地盤の弱い山一つ崩すのも簡単だと思うし、力加減を間違えるかもと迷ったのも理解出来るっす。それで、その温泉とやらの場所もその手紙には詳しく書いてあるんすか?」

そう聞かれたので慌ててまた手紙を読み進める。

「あ、はい。あと、もし山が土砂崩れにでもあって源泉が噴き出しても、町の方にそれが流れ込まないように・・・え?キリウ・ユールヴァルトさんに石垣を作らせた?」

また思いがけない記述に目を疑う。

温泉の源流はその石垣に沿ってずっと山の上へ登って行った先にあるとも、別紙にその詳細な場所を書いたともある。

だけどそう説明しながら私は

「でも山をそれほど登って行かない場所にあったあの白い霧こそ、温泉の源泉から噴き出ている湯気なはずなんですけど・・・」

と首を傾げた。

もしかして手紙通り、土砂崩れで源泉の流れが変わって勇者様が最初にそれを見つけた場所からもずっと下の方で源泉が噴き出しちゃったんだろうか。

もしそうなら、あの石垣があって町は土砂崩れどころか噴き出る源泉の高温の蒸気や熱水からも守られたに違いない。

「石垣って、さっき白い霧を視察して来た場所にあったあれですよね?あの石垣はやっぱり魔法で作られてたってことですか?」

ユリウスさんに確かめながら思い出す。

あの石垣に触ったユリウスさん、あれから魔力の残滓が感じられるって言ってたよね。

「うわー・・・マジっすか、どおりで手作業で作られたにしては不自然な石垣だと思ったんすよ、魔力まで感じられるし。ていうか余裕で百年は経ってるのにまだ魔力の残滓が感じられる上に崩れるでもなく丈夫な、あの何百メートルもある石垣を一人で?団長のご先祖様って一体何なんすか、化け物っていうか魔物っすか。」

あり得ない、と顔をしかめたユリウスさんとは対照的に町の人や神官さん達は

「この町に勇者様だけでなくまさかあのキリウ・ユールヴァルト卿の残された遺物まであるとは・・・!」

なんて盛り上がっている。

ウン、まあ考えようによっては勇者様とその相棒の遺物ツアーでも出来ちゃいそうだよね。

温泉がきちんと整備されたら町のいい名物になるかも知れない。

それにしても酸性が強い源泉かぁ・・・。扱いが難しそうだなあ、と考えていたら神官さんの一人にあの、と話しかけられた。

「あの白い霧が魔物でなく温泉だというのなら、何かが腐ったような酷い匂いや動物らしきものの死骸に骨は何なのでしょうか?あそこに近付いた動物達もことごとく死にましたし・・・。まさか魔物の死体から出来た温泉だったりは」

恐ろしげに聞かれたけど、あれ?もしかして酸性の強い源泉とかここの人達は見たことがない?卵が腐ったみたいな硫黄特有の匂いも知らないのかな?

「ええと、酸性がものすごーく強い源泉だとそこに入った動物は骨まで溶けちゃうんですよ。だから温泉にしても源泉に近いものに浸かるのは5分から10分程度だって聞いたことがあります。あの匂いも、硫黄特有の匂いですね。源泉に近付いた動物が倒れたのは、その高温や匂いから来る息苦しさのせいじゃないでしょうか。」

確か酸性濃度の強いアメリカのイエローストーン国立公園の中の熱水の池に間違って落ちた人は、溶けてしまって跡形もなくなり見つからなかったって前にニュースで見た記憶がある。

同じように、その公園の池に匹敵するほど酸性の強い玉川温泉の元湯に近いものに、知らずに30分近く浸かっていた人も皮膚が大変なことになった話も聞いたこともある。

うろ覚えの知識で酸性の強い源泉の怖さを説明してあげればユリウスさんも

「ああ!さっきあそこでかすかに臭っていたのは硫黄っすか‼︎どおりでなんか嗅いだことのある匂いだと思った!そういえば団長の魔法実験で火薬を使った時によく嗅いだことのある匂いっすね。いやあ、全然気づかなかったっす。」

と納得して頷いている。

まあね、私も今回はてっきり魔物絡みの任務だと思っていたからまさか硫黄の匂いがしてあの白い霧や動物の死骸も温泉が原因なんて想像もしていなかった。

シェラさんも

「言われてみれば火山地帯での小隊訓練で嗅いだことのある匂いでしたね。オレとしたことがユーリ様に夢中でそこまで考えが至りませんでした。」

なんて言ってるけど・・・。いや、思い至ろうよ。私のせいにしないで欲しいんですけど。

神官さん達は私の説明に

「なるほど、勇者様の見つけた温泉が動物を骨にするほど溶かしてしまうくらい大変なものだとすれば、確かにあまり近づかずに人の手ではなく魔法での対処が必要になりますね。」

「キリウ・ユールヴァルト卿の封緘魔法も解けるほどの実力を持つ地属性や水属性の魔導士が必要なのも分かります!」

「そういえばユリウス様、ユリウス様以外の王宮魔導士の方達は後から到着なさるのですか?」

と口々に話した。そして一番最後の「他の魔導士はいつ着くのか」という何気ない質問にユリウスさんの顔色が悪くなった。

まさか今回派遣された魔導士がユリウスさんだけだとはこの町の人達は誰も思わないだろう。

ユリウスさんも「派遣された魔導士は俺だけっす」とは言い出せないでいる。

だって、勇者様の手紙を読むまでは魔物が関係している案件だと思っていたし。

だからこそシグウェルさんもそれなら魔導士はユリウスさん一人で後は魔法剣士の騎士さん達で事足りると思っていたはず。

それがまさか、温泉の源泉を整えて町の人達が使いやすく魔法で整備する大工事めいたことを一人でする羽目になるとは誰も想像していなかったことだ。

ユリウスさんも、

「俺はキリウ・ユールヴァルトと違うんすから一人で大工事とか期待されても困るっす・・・!これ、むしろ魔力量が国で一番多い団長が来た方が良かったやつっすよね?」

と呟いて青くなっている。なので励まそうと

「だっ、大丈夫ですよユリウスさん!ユリウスさんは天才魔導士って言われているシグウェルさんを過不足なくいつも隣で支えている人じゃないですか!私もいつも魔法を教えてもらってるし!そんなユリウスさんも凄い魔導士に決まってます!ユリウスさんはやれば出来る子‼︎」

ぐっと拳を握って力説したらそれを聞いた神官さん達の目が輝いて、おお・・・とユリウスさんを尊敬の眼差しで見つめた。

「あのシグウェル魔導士団長様にも引けを取らないとは」

「召喚者であるユーリ様にも魔法の手ほどきを?」

「さすが、若くして宮廷魔導士団の副団長を務めているだけはありますね」

「ユーリ様がこれほど讃えられる方なら、他の魔導士が到着する前に難なく仕事をこなされるのでは?」

あれ?ただの励ましのはずが神官さん達のユリウスさんに対する期待値が半端ないことになってしまった。

「ちょっとユーリ様!何てこと言うんすか‼︎」

励ました相手のユリウスさんにまで怒られる始末だ。

「あ、えーと・・・ごめんなさい、私、またなんかやっちゃいました・・・?」

元の世界でぼんやり深夜に眺めていた異世界アニメのチート主人公みたいなセリフを、状況は違うけどまさか本当に言うことになるとは思わなかった。

なんて思っている私にシェラさんは

「ユーリ様はたまにオレ以上に人に誤解されるような言動をされますねぇ。そこがまた可愛らしいところではありますが。ぜひオレにも、何か付け込む隙を与えてくださるような言動をしていただきたいものです」

とマイペースなことを言うものだから、ユリウスさんに

「アンタはその不穏な言動を控えてちょっと黙ってるっす!シャレにならないっすから‼︎」

と私のとばっちりで怒られたのだった。

・・・ていうか、付け込む隙を与える言動って何?相変わらず意味不明な事を言うよね?

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