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王都とおっと、王都っと?
謎の乱交H?
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馬車を移動させ、森の入り口付近でかたまっていたノーマンの徒党の前に横付けさせた。
「……これは、酷いですね」
馬車から降りたマティがそう言った。
女性4人が座り込んでいる。其々が大なり小なり負傷し、極度に疲弊している。とにかくその目に活力がない。
と言うか、全員女じゃん。ハーレムかよ、ノーマン。
「ノーマン、徒党はここにいる人だけ?」
「そうです、ルナリア嬢」
「ノーマン様……交渉できたのですね……」
そう言った背の高い戦士らしき女性は、ニコリと力なく微笑む、彼女の左腕は肘より先から欠損している、血の滲む包帯が痛々しい、一番の重傷だった。
それにしてもこのパーティーは、回復役が居ないのか?
魔法士らしき女性はいる。ヒールぐらい使えるはず。他は拳闘士……そして、大きな荷物を背にもたれかかって眠っている4人目の女性、軽装から斥候だと思う。彼女には目立った外傷はないものの、かなり衰弱しきっているのか反応がない。
「……ルナ、指示して、あなたの方が適切だと思う」
「わかったわ、二号車の荷物を一号車に積み替えて4人分の寝床を作って、動けない者を運びます。マティ、近くに野営出来そうな水場はある?」
マティは地図を広げた。
「…そうですね、街道を戻れば」
「じゃあ、ケティに御者を、私達は歩きましょう、いいエム?」
「モチのロン」
ルナリアはワタシのそばまで来て、ノーマンに背を向け、ワタシに囁いて来た。
「サンはどうする?」
おお、珍しく気が効く女。
「スノウが連れ出したわ、大丈夫」
「え?、スノウで大丈夫」
「そっちの心配?、大丈夫よ」
「そ、わかったわ」
ルナリアがパンパンと手を打った。
「さあ皆、死人が出る前に急ぐわよ」
……
街道を一旦戻り、小川のある河原を見つけ、広い場所に野営を設置した。
あの古戦場、野営するにはいい場所に見えるけど『魔素溜まり』。魔族でもない限り、負傷者には酷な環境。ノーマンもそれを知っていたから、怪我人を森の入り口で待機させていた。
それはわかる。
だったら、グダグダ語ってないでさっさと「助けてくれ」って言えよ、って話よね。
ワタシは土魔法で地面を整地し、寝床を作り、そこに屋根だけの簡易テントを張った。ちょっとした緊急診療所
4人を寝かせ、ワタシのヒールと、ルナリアが使える下位神聖術を組み合わせ、治癒を開始する。
……ところが、ワタシ達は驚いた。
「エム、これって……」
「そう言う事か」
彼女達は奴隷だった。
首にあるチョーカーは、奴隷の証、それも主人に逆らうと首が飛ぶヤバイヤツだ。
私も、トンデルダルトトロリアーナで嵌められた。
ワタシ達はノーマンの方を睨み見た。
「とりあえず治療しよう、ルナ」
「そ、そうね」
女戦士さんの腕は、一応回収されてはいたものの、保存状態が悪く、時間が経ち過ぎていた。どうにもならない事を告げると、嗚咽していた。
魔法士と、拳闘士の彼女達は、背中や腹に傷を負っており、逃げ傷に見える。応急処置は一応されてはいたけど、内臓に届く様な深い傷はなく、2人には傷口を塞ぐ程度のヒールだけで済ました。だけど血が足りない、暫くは動かさない方がいいわね。
問題は斥候の彼女、怪我もしてるけど軽傷。ただし意識が混濁してる。疲労は回復術式では改善されない。逆にヒールをかけてしまうとリバウンドで死に至る。こればかりはヒールも神聖術も効果がない。とにかく安静にして様子を見るしかないわ。
「で?、あの野郎だけ元気なのがムカつくんだけど?」
仲間がこれだけボロボロなのに、大した怪我もなく、1人ケロリとしてるノーマン。
「彼女達が奴隷だから……なんでしょうね」
そのノーマンは、焚き火の前に座り、出された薬茶を啜ってる。
ワタシとルナリアは、お互い頷くとノーマンの所へと行った。
…
焚き火を挟み、ルナリアがノーマンの前に座る。ワタシは、ルナリアの後にある、大きな岩に寄りかかるように腰掛けた。
ルナリアは火にかけてあった薬茶の土瓶を取ると、空いたノーマンの湯呑みに注いでやる。
「ありがとうございます、ルナリア嬢」
「それで、さっきのコボルトの話だけど、どこで遭遇したの?」
ワタシ達は奴隷契約には触れないことにした。問うたところで、彼女達を救えるわけでもないし、彼女達の意思もある。
「ここから徒歩で1日ほど南へ行った場所です」
徒歩で1日、そう遠い場所ではないわ。
ワタシ達が懸念してた事は、一応払拭された。ノーマンが遭遇したコボルト集団と、ワタシ達が遭遇した集団は、場所も時系列も異なる。とは言え、楽観は出来ない、ノーマンが嘘をついている可能性もある。
ワタシ達が見つけたコボルトに破壊された馬車は、サンを運んでいた。もしあの馬車がノーマン達の物だった場合、ノーマンは奴隷売買に関わっている可能性が高い。ノーマンの徒党がいずれも奴隷。故にサンを会わせるのは危険。スノウにサンを連れ出して貰ったのは功を制した。
そしてもう一つの疑問
「どうして王都に向かってるの?、近くに村があったはずよね?」
「ええ、南に戻れば村はありました。しかしコボルトは南に移動していた。奴らは鼻が効く、この時期は南東に風が吹くから、僕たちは追われないよう北へ脱出したんです」
まあ正論と言えば、正論。
「亡くなったのは2人?」
「そうですね」
ノーマンがその時の状況を説明をした。
亡くなったのは、短槍使いの戦士職と回復系を得意とする魔法士。襲って来たコボルト共は、真っ先に魔法士を狙い拐っていった。
それを助けるために、徒党の中で足の速い短槍使いの戦士が先行して追った。しかし、ノーマン達が追いつくと既に戦士は殺されており、魔法士の姿はなかったと言う。そして、そこにコボルトキングがいたと……
ノーマンは悔しそうに、拳を握りしめた。
「コボルトの集団でさえ災厄級、そこに群れを統率する長だ、僕らでは逃げるだけで精一杯だった」
等級AAなのに?、そんなに強いかアレ?
「さらわれた魔法士は?」
「姿は確認していません。恐らくもう生きてはいないだろうと…」
「見捨てたの?」
そう言ったワタシに対し、ノーマンがギロリと睨んできた。
「あの状況では仕方なかった……」
「なるほどね、魔法士は女、戦士は男ね」
ワタシの言葉に、ノーマンが眉根を寄せた。
「……そうだ、なぜわかる」
わからん方がおかしいだろ。まあ、逃げるというノーマンの選択肢は恐らく最善、正しいとは思うけど、なんか引っ掛かる。
「ルナ、コボルトって、人族の女も襲うの?」
「女ならオークのメスでも襲うんじゃないかしら」
「オークのメス???、いるの!?、そんなもん!」
「比喩よ、そんなオークいないわ。コボルトは木の節穴でもメスの形をしていたら突っ込もうとするわ」
あービックリした。ブタには悪いけど、例えがキモ過ぎる。コボルトとオークの性交を想像しちゃったわ。
「まってくれ、なんの話だ?」
コボルトの生態を知らんのかね。ワタシもつい最近まで知らなかったけど。
「コボルトはメスのにおいを嗅ぎつけて攫ったのよ、性交するためにね。オスはいらないから殺したんでしょうよ」
「は?、性交???」
「魔法士の女性、まだ生きてるかもね」
「ま、まさか……そんな」
とは言ったものの、たぶんそんなことはない。コボルトキングのあのデカチンPをぶち込まれたら股が裂ける。
そうなったらもう生きてはいないと思う。
だけどコボルト達はなぜ、他の女性陣は襲わなかったんだろう?、性欲むき出しのコボルトが、目の前のメスを無視して、南に移動していた点も気にはなるわね……
「でもなんで、北にしかいないとされるコボルトがこんな所に……」
ワタシはチラッとノーマンを見た
「人為的なのかしらね」
「人為的!?」
「例えばの話よ」
「だが、いったいどうやって……」
ノーマンが考え込む。
ワタシは、昨晩のサンとの会話を思い出し、ふと口に出した。
「においとか?」
『におい?』
ルナリアとノーマンが揃って声を上げた。
「ほら、犬って鼻が効くでしょ?、人に感知出来ない匂いで、誘き寄せたとか?……」
「誰がなんのために!?」
「そこまでは知らないわよ。どこの何某がそんなことしているとしたら、なんらかの利益が得られる輩ってことよね」
コボルトは厄災指定されている。コボルトを人為的に解き放つ目的があるとすれば、……国内情勢の混乱・扇動。その裏にあるのは、動乱、国家転覆、他国の侵略。
普通ならそう考えられるけど、どうしようもないこの世界。
ただの愉快犯。
もしくはサイコパス。
そして極め付けは男性神の胸糞悪いイタズラ。
最後が一番しっくりくるのよね。
「エム、何を考えてるの?」
「別に何も?」
「変なこと考えてる顔してる」
なんでやねん
「変な事って何よ」
「コボルトを殲滅しに行こうとか?」
「そんな、めんどくさい事するわけないでしょ?。ワタシは自分優先、自分に振りかける火の粉を祓うだけよ」
「ならいいけど」
自分で言っといてなんだけど、いいんかい。
「ルナって、ほんとワタシを見る目がないわよね」
「何よその言い方、私はエムを心配してるの」
「あっそう」
余計なお世話なのよ、ルナの心配はいつも斜め上、ワタシに迷惑をかけてる自覚はあんのかしら?、口に出しては言わないけどね。
するとワタシ達の会話を黙って聞いていたノーマンが口を開いた。
「君は、エムと言う名前なのか?」
ノーマンにそう言われ、ルナリアがハッとして両手で口を覆った。
遅いって。
「……そうよ」
「…トランと言う男を知っているかい?」
その名を聞いて、ワタシは動揺してしまった。この男、トランの知り合い?、ワタシとトランの関係を知ってる?、何故?、いろんな事が逡巡されて、咄嗟に答える事ができなかった。黙ってしまったワタシに対し、ノーマンが何故か気の毒そうな顔をする。
「そうか、君がエムか」
しくじった。「誰そいつ?」とか、即答しなければならなかったのに……。
「それは災難だったね」
「…は?」
災難で済ます話じゃねーわ
「実はアイツから手紙を貰ったんだ。今度結婚すると。相手は冒険者仲間で「エム」という名の相手だと。読んでるコッチが恥ずかしくなるほどの愛の言葉が羅列されていて、思わず笑ってしまったよ」
ノーマンがクククと笑う、ああそうですか、人の手紙を読んで笑うとか、コノヤロウはつくづく失礼なやっちゃな。だいたい手紙には何が書いてあったのよ…
「しかし、アイツはどうしようもないヤツだ、貴族の三男坊と言うのもあるのかもしれない、人の話は聞かない、自己中心的で自己満足、他人の都合などお構いなし、反省しない。結果、人に迷惑をかける。まぁ、悪い奴じゃないんだが……」
前半は合ってる、「悪いヤツじゃない」は、訂正を要求したい。トランはとてつもないクソゲスヤロウです。
「ところが、西の街を拠点にしてる知り合いの冒険者から、トランはその婚約者に逃げられと聞いてね。「ああ、やっぱりな」と思ったよ、君だろ?」
「……」
ワタシは敢えて答えない。
肯定も否定も意味がない。
ルナリアが凄い好機の目で見てくる。コイツ、絶対なにか勘違いしてる。
「トランは王都冒険者時代に、色んな女を泣かせてたからな。今回もそうなるだろうと思っていたよ」
ルナリアは「泣いたの?」的な目で見てる。
そして笑いを堪えてる。
クソムカつくわ。
「……ワタシはそんなヤツ知らないわ」
「しかし特徴が一致……」
「トランだかなんだか知らないけど、人を小馬鹿にした様なアンタの物言いが気に触るわ」
「小馬鹿になんて…」
「黙れ、チンP掻っ切られたいの?」
ワタシは静かに殺気を放つと、ノーマンはブルリと震え黙った。
………
…
しかし、トランの知り合いだったとは、世間は狭い。
でも本当に偶然?
ノーマンは自分の徒党達を奴隷化してる。それも女ばかり。ワタシからすればあいつも充分にクソヤロウだわ。
ノーマンが、ワタシ達を奴隷にすべく、狙って接近して来た可能性も捨てきれない。
ワタシ達は万一を備え、予備の大型テントを張り、今夜は固まって寝ることに。
スノウとサンは、警戒のために近くに潜んで夜を明かすと言っていたけど。2人で大丈夫なのかとルナリアがしきりに心配してる。
「大丈夫よ」
「だって魔族とエルフよ?」
「別にHしたっていいじゃん、何か問題?」
「え?」
「それよりも、ノーマンだわ」
「エム姉、あの男は本当にゲス野郎の知り合いなんですか?」
「らしいわ、手紙を交わすほどらしいし、その手紙のやり取りで、ワタシの事を知ってた」
「だったら、あの男もゲス野郎じゃないでしょうか?」
マティの罵り方が酷い
「マティ、男はみんなゲス野郎だよ」
ケティまでそんな事を言う。でもワタシは否定しない。
「ねぇ、そのトランって、まさか西の街領主、ゴザール家のトラン殿のこと?」
「ゲス野郎に敬称はいらないわよ、そうよ、トラン・デ・ゴザール」
「エムは彼に求婚されたの??」
「違うわよ、精神支配されて、監禁されて、夜な夜な暴力とHを強要されたのよ、挙句の果てには、屋敷の侍従長にまで強姦されてね」
「え?」
「ワタシが心的障害になった原因を作ったのが、トランなのよ」
「ウソ、トラン殿がそんな事を……本当に?」
「信じる信じないはルナリアの勝手だけど、トランと親交でもあったの?」
「スガー家とゴザール家は、交流があって、トランど……トランとは、直接会ったことはなかったけど、冒険者になった話は聞いてたわ、西の街で短期間でメキメキと実力を上げ、頭首様も自慢されてた様だし……」
ワタシはため息をついた。
「冒険者としての実力は確かにあるわ。でも人柄は最低のクズよ」
するとマティが続けて口を開く。
「私とケティは、トランの屋敷で侍女として働らいていたんです。そこでエム姉と出会ったんです」
「そうなの?」
「エム姉に対するトランの扱いは酷かった。私達はなんとかやめさせようとして……」
「それ以上は言わなくていいわマティ」
「……」
「?」
マティとケティ、トランとの関係は、ワタシ以外ここにいる者は誰も知らない。
ワタシを守ろうとして、マティとケティは、クソ侍従長の指示で『初めて』をトランに差し出してしまった。
2人はワタシのせいではなく、元からトランの夜伽の相手をするために、屋敷で働いていたと言われた。
……だけど、ワタシの中には今もその時の事が、トゲの様に引っ掛かってる。
ワタシが現れなければ、トランに『初めて』を差し出すことはなかったと思ってる。マティに至っては、愛しいマキュロンに初めてを捧げる事ができたんだと思ってる。
「アレはもう過去のことです。私達とっても、エム姉とっても」
「そうね……」
……って、何の話なんだっけ?、お通夜みたいになってきた。
「そんなことよりも、ノーマンよ、あいつの言ってることはどこまで本当なのか……」
「あーっ!!、あああっ!!イクッ、あああっ!!」
なんだなんだなんだ!?
「外?」
ワタシ達は、テントから外を覗き見た。暗がりの中、救護テントの下で蠢く影。
「あーっ!、アッアッあっ!!、ノーマン様、ノーマンさまぁ!」
おいおいおいおい。
女戦士とノーマンが、ズッコンバッコンとH行為に及んでいた。
それどころか、魔法士と拳闘士の彼女達も絡み合ってる。
うわっ、4Pだ。
斥候の彼女だけは、くんずほぐれつの男女の側で、眠っている様^_^」
呆れた所業だわ。
「ウソ?、信じられない、彼女達まだ回復できてないのに……体力使わせてどーすんのよ、ノーマンの奴」
ルナリアが怒りに顔を歪め、飛び出そうとしたので、ワタシはその腕を掴んで制した。
「やめときなさい、ルナ」
「なんで!?」
「奴隷なのよ彼女達は、ワタシ達にはどうにもできない」
「それでも扱いが酷すぎる!」
「そうかしらね、随分と気持ち良さそうにしてるけど?」
ノーマンと絡んでる彼女達は恍惚な笑みを浮かべているも、感じからすると、精神支配まではされてはいない様子。であれば、命令に抵抗出来ずとも、拒絶の意思は示せる。でも彼女達は抗う素振りもなく、進んで彼のチンPを咥えに行ってる。
「……言われてみれば、そうね」
「んあっ!、ああっ!、素敵ですぅ、ノーマンさまぁ、ああっ!」
魔法士の女性が、バック突きで激しく突き上げられ、歓喜に喘ぎ悶えてる。他の2人も自分に自分にとノーマンにすがりついてる。
彼女達がどういった経緯でノーマンの奴隷になったのかはわからないけど、少なくとも自ら望んでHをしている。
「ああ、いっ!ひっ!!」
魔法士の彼女が絶頂を迎えた。
「イクーっ!!!」
ガグガクと体を痙攣させつい果てる。
ノーマンはチンPを引き抜くと、戦士を引き寄せ押し倒し、股を開いて腰を入れる
「ノーマンさまぁ」
戦士の甘ったるい声。
ノーマンは腰を突き上げた。
「んあっ!!」
腰を浮かせ、背をのけぞらせる女戦士。
女戦士は残った右腕彼の首に回し、ディープキス。
ノーマンはそのままガン突き。
「んぶぁっ!、あうっ、あっあああっ!!」
女戦士はあまりの責めに身を仰け反らせる。
「ダメぇ!、あああっ!!、壊れちゃううぅ!!」
正直に言う、ノーマンのチンPは太くて長い。あの突き上げは反則モノ。
……いかんいかん、今「いいなー」とか、ちょっと思っちゃったわ。
「エムぅ」
あ?
ワタシは猫撫で声で迫ってきたルナリアの顔を鷲掴みにして、地面に押しつけた。
「い、いたっ!、痛い!!、は、離して!」
「あてられてんじゃないわよ、馬鹿」
「た、だってあんなの見せられたら」
「そうですよぉ……」
ケティがそう言ってワタシの後ろから手を回し抱きついてきた。
「ちょ、ケティ!?」
「しゅきあり……なのです」
「あ、いやん!」
ケティがワタシの両乳房を下から上に向かって揉み回してきた。
「あんっ!」
ケティの手がスルスルっと服の下から入って来くる
「ほーら、乳首立ってますよー?」
「や、やめ……」
ビーチクを転がされる。
「ふふふ」
ふふふじゃねーっ!
マティがワタシの前に、ワタシの頬を両手で掴むとキスをして来た、彼女の舌が入ってくる。
「んー、んっ!!、ん…」
すごぃトロける
ああ、ダメ、このままだと陥落する。
ワタシはケティに引き倒された。
マティとケティが2人がかりで押さえつけて来た。
これ、明らかにレイプしようとしてる。
2人の手がワタシの性感を責めたてる。
「や、やめて、いやぁん!」
抗えなくなって来た。
おかしい、変だわ
2人とも目がおかしい。
「ニ、ニク、助け……!?」
ワタシは側にいるはずのニクに助けを求めた。
しかし
あろう事か、ニクはルナリアを押し倒し、ルナリアはディープキスされてる。そのニクの目もマティやケティと同じ様に、異常な目つきをしてる。
コレまさか、魔薬?
……違うわ。
乙女のニクがかかるはずがない。
「あ、ああっ!!」
ワタシはマティに下半身を脱がされと、マティとケティの指が、ワタシの秘穴を弄ってきた。
「だ、ダメェ!」
抗えない、どうしても、抗えない。
何よコレ
2人の指がワタシの中に入ってくる。
「ひっああ!」
「ふふ、エム姉、大洪水……」
こんな事されたら当たり前だわ!
「ケティ」
「ほい」
ケティがマティに手渡したモノ、それは法具だった。
マティはモノ凄いスケベな目でニヤリと笑うと、法具を自らの秘穴に挿入した。
「んっ」
ビヨヨンとマティの股間で男根の如くそそり勃つ、法具チンP
「さエム姉の好きな、二穴責めをしてあげます」
「へ?」
ワタシは思わず間抜けな声を出してしまった。見れば、ケティも法具を装着してる。彼女もまた、目がスケベモード。
「や、やめ……」
マティはワタシの股を割り法具を握りながら腰を入れてきた。
「やめて、マティ、ダメェ!」
法具の先端が、ワタシの濡れた秘穴に割り入る。
ずぢゅっと、抵抗なく収まり……
「んあっ!」
ズンっと奥まで突き入った。
「んあああっ!!」
マティは腰を動かし、法具を前後に出し入れする、ずちゅずちゅずちゅっと、イヤラシイ音を立て。
「な、はうっ!、あ、ああっ!!」
ダメだ、どうしても抵抗出来ない。キモチイイからとかじゃない、本当に抗えない。
「だ、だめ、マティ、ワタシ、このままじゃ、あっあっあっ…」
「身をゆだねて下さい。もっとキモチ良くしてさしあげます」
マティはワタシの身体を抱き起こし、一度座位にし、反対に倒れた。
「ケティ、後ろお願いね」
「ウフフフフフフフ」
背後のケティを目だけで見た、ケティはワタシの背中に身体を押し付け、そして尻の穴に法具を突き立てた。
「や、やめ……」
ズプリっ
「ふああああっ!!」
二穴責め
「ダメ!、コレダメェ!!、お尻ダメェ!!!」
マティとケティが、交互に腰を突き動かす。
「い、ひっ!、ひあっ!」
肉壁挟んで、2本の法具チンPが擦れ合う。背後のケティは、ワタシの乳房を揉み上げながら突いてくる。
2人はタイミング良く交互に腰を突き上げて来る。
「あ、だ、ダメ、キモチイイ、い、イク……」
「イッテ下さい、エム姉」
マティが耳元で囁く、その一言で、いっきにアクメが押し寄せる、ダメだ、もうダメ
「ひっあっ!」
「ん、んなあっ!!、に、ニク、や、やめてぇ!」
ルナリアの声に、ワタシはそちらに視線を向けた。
ルナリアは着ているもものをニクにひん剥かれ、首筋から舌で身体中を舐め回されてる。
乳首を腋の下を、鳩尾、下へ下へとヘソを経て、ルナリアの股の間に顔を埋めた。
「あああっ!」
ちゅばちゅばっと秘穴を舐め回されるルナリア。
「な、なんで、か、体が動かないの!、あ、いやっ、あっあっあっ!!」
ワタシと同じ状態なんだわ。
何よ、魔薬でもなし、まるで『魅了』でもされたかのような……魅了?
魅了!?
え?、でも誰が誰に?
いけない、このままじゃ、乱交になる。
ワタシは絶頂を踏みとどまる。
「う、くっ、ああっ」
「耐えないで、エム姉」
「ま、マティ、だ、ダメ、コレは、……魅了よ」
「ふふ、そうですね、エム姉が魅力的なんです」
「ま、マティ……違っ……きゃあああっ!!」
ケティが後ろからガン突きしてきた。
「ほらほら、エム姉、いっちゃえ、いっちゃえ」
「け、ケティのバカぁああああ!!、いやぁん、い、イクっ!、んあああっ!!」
絶頂、ワタシ自身が魅了に陥される。
ダメだ、もうダメ……
……
「え?」
突然、マティとケティの動きが止まった。
「間一髪でしたね、エムさん」
「す、スノウ!?」
暗がりに佇むスノウ
「しー」
スノウは人差し指をワタシの口に当てた。
「もう少し、喘いでいて下さい」
「は?、え?」
ワタシはルナリアの方を見て更にギョッとした。
グッタリとしたニクをサンが脇に抱えていたのだ。
「大丈夫です、3人とも眠って貰いました」
「な、何がどうなってるの?」
「とりあえず、どかします」
スノウはそう言って、ケティの腰を掴むとワタシから引き剥がした。ぢゅぽっと法具が尻から抜ける。
「んあ」
「ちょっとだけ我慢を…」
そう言って、ワタシの肩を掴んで身体を引き起こすと、そのまま軽々と持ち上げた。
ズルっと、秘穴から法具チンPが抜けた。
ワタシはそれだけでイキそうになって、ブルブルと震えてしまった。
スノウは、マティとケティを寝かせ彼女達の法具を抜く。サンはその隣にニクを寝かせた。
「……今までどこに居たの?」
「初めからテントの中に居ました。気配を消して」
ウソ、全然気が付かなかった。
「サンと2人で?」
「ええ、サンと2人です」
「……だったらなんで最初から止めないのよ」
「なんの呪いかわからなかったので、巻き込まれる可能性を考慮しました」
「やっぱり……魅了?」
「魅了だと思います。恐らく、エムさんとルナさんに掛かってます」
「ワタシ!?……まさかノーマン?」
「ええ、そうだと思います」
「でもおかしいわ、ノーマンは外にいるし、ワタシ達はノーマンに魅了なんて掛けられた覚えはないわよ?」
「正確には、ノーマンに魅了を付与されたんだと思います。一方的に」
「はぁ?、魅了を付与!???」
「エムさんとルナさん自体に『魅了』が付与されていて、その呪いが、マティさんとケティさん、それにニクさんを、魅了したんです」
「え?、なにそれ?」
「私とサンが直ぐに助けに入れなかったのは、エムさんの振りまく魅了から、我慢してたからです。お二人の痴態を覗き見ようとか思っていたわけでわありません……」
「スノウ?、なんで目を逸らすのよ」
ワタシは目を細めた。
「本当ですよ?」
「……まぁ、いいわ。で?、ノーマンがそれをやったと?」
「あくまでも推測です。『魅了』は個人に発現する固有能力。他人に付与できるなんて聞いた事はありませんから、確証はありません」
ないんかい。
「でも、一番可能性が高いって事ね」
「はい」
「ノーマン、要注意か……放り出して行きたいところよね」
「私は構いませんが?」
「そうはいかないわよ、要救護者が3人もいるのに、彼女達はノーマンの奴隷だから放って置けないわ」
スノウはテント越しに、ノーマン達がいるであろう方向を見てる。
「……そろそろ私達は、姿を消します。何かあれば呼んでください」
「わかったわ、スノウありがとう、サンもね」
スノウとサンがスウっとその場から消えた。
ニンジャかよ。
脱がされた服を着直していると、ルナリアが目を覚ました。サンのペロペロクンニ責めで気を失ってたみたい。
「……エムぅ」
ルナリアが猫撫で声を絞り出す。
「大丈夫?」
「Hしよ?」
「いやよ」
……
「……これは、酷いですね」
馬車から降りたマティがそう言った。
女性4人が座り込んでいる。其々が大なり小なり負傷し、極度に疲弊している。とにかくその目に活力がない。
と言うか、全員女じゃん。ハーレムかよ、ノーマン。
「ノーマン、徒党はここにいる人だけ?」
「そうです、ルナリア嬢」
「ノーマン様……交渉できたのですね……」
そう言った背の高い戦士らしき女性は、ニコリと力なく微笑む、彼女の左腕は肘より先から欠損している、血の滲む包帯が痛々しい、一番の重傷だった。
それにしてもこのパーティーは、回復役が居ないのか?
魔法士らしき女性はいる。ヒールぐらい使えるはず。他は拳闘士……そして、大きな荷物を背にもたれかかって眠っている4人目の女性、軽装から斥候だと思う。彼女には目立った外傷はないものの、かなり衰弱しきっているのか反応がない。
「……ルナ、指示して、あなたの方が適切だと思う」
「わかったわ、二号車の荷物を一号車に積み替えて4人分の寝床を作って、動けない者を運びます。マティ、近くに野営出来そうな水場はある?」
マティは地図を広げた。
「…そうですね、街道を戻れば」
「じゃあ、ケティに御者を、私達は歩きましょう、いいエム?」
「モチのロン」
ルナリアはワタシのそばまで来て、ノーマンに背を向け、ワタシに囁いて来た。
「サンはどうする?」
おお、珍しく気が効く女。
「スノウが連れ出したわ、大丈夫」
「え?、スノウで大丈夫」
「そっちの心配?、大丈夫よ」
「そ、わかったわ」
ルナリアがパンパンと手を打った。
「さあ皆、死人が出る前に急ぐわよ」
……
街道を一旦戻り、小川のある河原を見つけ、広い場所に野営を設置した。
あの古戦場、野営するにはいい場所に見えるけど『魔素溜まり』。魔族でもない限り、負傷者には酷な環境。ノーマンもそれを知っていたから、怪我人を森の入り口で待機させていた。
それはわかる。
だったら、グダグダ語ってないでさっさと「助けてくれ」って言えよ、って話よね。
ワタシは土魔法で地面を整地し、寝床を作り、そこに屋根だけの簡易テントを張った。ちょっとした緊急診療所
4人を寝かせ、ワタシのヒールと、ルナリアが使える下位神聖術を組み合わせ、治癒を開始する。
……ところが、ワタシ達は驚いた。
「エム、これって……」
「そう言う事か」
彼女達は奴隷だった。
首にあるチョーカーは、奴隷の証、それも主人に逆らうと首が飛ぶヤバイヤツだ。
私も、トンデルダルトトロリアーナで嵌められた。
ワタシ達はノーマンの方を睨み見た。
「とりあえず治療しよう、ルナ」
「そ、そうね」
女戦士さんの腕は、一応回収されてはいたものの、保存状態が悪く、時間が経ち過ぎていた。どうにもならない事を告げると、嗚咽していた。
魔法士と、拳闘士の彼女達は、背中や腹に傷を負っており、逃げ傷に見える。応急処置は一応されてはいたけど、内臓に届く様な深い傷はなく、2人には傷口を塞ぐ程度のヒールだけで済ました。だけど血が足りない、暫くは動かさない方がいいわね。
問題は斥候の彼女、怪我もしてるけど軽傷。ただし意識が混濁してる。疲労は回復術式では改善されない。逆にヒールをかけてしまうとリバウンドで死に至る。こればかりはヒールも神聖術も効果がない。とにかく安静にして様子を見るしかないわ。
「で?、あの野郎だけ元気なのがムカつくんだけど?」
仲間がこれだけボロボロなのに、大した怪我もなく、1人ケロリとしてるノーマン。
「彼女達が奴隷だから……なんでしょうね」
そのノーマンは、焚き火の前に座り、出された薬茶を啜ってる。
ワタシとルナリアは、お互い頷くとノーマンの所へと行った。
…
焚き火を挟み、ルナリアがノーマンの前に座る。ワタシは、ルナリアの後にある、大きな岩に寄りかかるように腰掛けた。
ルナリアは火にかけてあった薬茶の土瓶を取ると、空いたノーマンの湯呑みに注いでやる。
「ありがとうございます、ルナリア嬢」
「それで、さっきのコボルトの話だけど、どこで遭遇したの?」
ワタシ達は奴隷契約には触れないことにした。問うたところで、彼女達を救えるわけでもないし、彼女達の意思もある。
「ここから徒歩で1日ほど南へ行った場所です」
徒歩で1日、そう遠い場所ではないわ。
ワタシ達が懸念してた事は、一応払拭された。ノーマンが遭遇したコボルト集団と、ワタシ達が遭遇した集団は、場所も時系列も異なる。とは言え、楽観は出来ない、ノーマンが嘘をついている可能性もある。
ワタシ達が見つけたコボルトに破壊された馬車は、サンを運んでいた。もしあの馬車がノーマン達の物だった場合、ノーマンは奴隷売買に関わっている可能性が高い。ノーマンの徒党がいずれも奴隷。故にサンを会わせるのは危険。スノウにサンを連れ出して貰ったのは功を制した。
そしてもう一つの疑問
「どうして王都に向かってるの?、近くに村があったはずよね?」
「ええ、南に戻れば村はありました。しかしコボルトは南に移動していた。奴らは鼻が効く、この時期は南東に風が吹くから、僕たちは追われないよう北へ脱出したんです」
まあ正論と言えば、正論。
「亡くなったのは2人?」
「そうですね」
ノーマンがその時の状況を説明をした。
亡くなったのは、短槍使いの戦士職と回復系を得意とする魔法士。襲って来たコボルト共は、真っ先に魔法士を狙い拐っていった。
それを助けるために、徒党の中で足の速い短槍使いの戦士が先行して追った。しかし、ノーマン達が追いつくと既に戦士は殺されており、魔法士の姿はなかったと言う。そして、そこにコボルトキングがいたと……
ノーマンは悔しそうに、拳を握りしめた。
「コボルトの集団でさえ災厄級、そこに群れを統率する長だ、僕らでは逃げるだけで精一杯だった」
等級AAなのに?、そんなに強いかアレ?
「さらわれた魔法士は?」
「姿は確認していません。恐らくもう生きてはいないだろうと…」
「見捨てたの?」
そう言ったワタシに対し、ノーマンがギロリと睨んできた。
「あの状況では仕方なかった……」
「なるほどね、魔法士は女、戦士は男ね」
ワタシの言葉に、ノーマンが眉根を寄せた。
「……そうだ、なぜわかる」
わからん方がおかしいだろ。まあ、逃げるというノーマンの選択肢は恐らく最善、正しいとは思うけど、なんか引っ掛かる。
「ルナ、コボルトって、人族の女も襲うの?」
「女ならオークのメスでも襲うんじゃないかしら」
「オークのメス???、いるの!?、そんなもん!」
「比喩よ、そんなオークいないわ。コボルトは木の節穴でもメスの形をしていたら突っ込もうとするわ」
あービックリした。ブタには悪いけど、例えがキモ過ぎる。コボルトとオークの性交を想像しちゃったわ。
「まってくれ、なんの話だ?」
コボルトの生態を知らんのかね。ワタシもつい最近まで知らなかったけど。
「コボルトはメスのにおいを嗅ぎつけて攫ったのよ、性交するためにね。オスはいらないから殺したんでしょうよ」
「は?、性交???」
「魔法士の女性、まだ生きてるかもね」
「ま、まさか……そんな」
とは言ったものの、たぶんそんなことはない。コボルトキングのあのデカチンPをぶち込まれたら股が裂ける。
そうなったらもう生きてはいないと思う。
だけどコボルト達はなぜ、他の女性陣は襲わなかったんだろう?、性欲むき出しのコボルトが、目の前のメスを無視して、南に移動していた点も気にはなるわね……
「でもなんで、北にしかいないとされるコボルトがこんな所に……」
ワタシはチラッとノーマンを見た
「人為的なのかしらね」
「人為的!?」
「例えばの話よ」
「だが、いったいどうやって……」
ノーマンが考え込む。
ワタシは、昨晩のサンとの会話を思い出し、ふと口に出した。
「においとか?」
『におい?』
ルナリアとノーマンが揃って声を上げた。
「ほら、犬って鼻が効くでしょ?、人に感知出来ない匂いで、誘き寄せたとか?……」
「誰がなんのために!?」
「そこまでは知らないわよ。どこの何某がそんなことしているとしたら、なんらかの利益が得られる輩ってことよね」
コボルトは厄災指定されている。コボルトを人為的に解き放つ目的があるとすれば、……国内情勢の混乱・扇動。その裏にあるのは、動乱、国家転覆、他国の侵略。
普通ならそう考えられるけど、どうしようもないこの世界。
ただの愉快犯。
もしくはサイコパス。
そして極め付けは男性神の胸糞悪いイタズラ。
最後が一番しっくりくるのよね。
「エム、何を考えてるの?」
「別に何も?」
「変なこと考えてる顔してる」
なんでやねん
「変な事って何よ」
「コボルトを殲滅しに行こうとか?」
「そんな、めんどくさい事するわけないでしょ?。ワタシは自分優先、自分に振りかける火の粉を祓うだけよ」
「ならいいけど」
自分で言っといてなんだけど、いいんかい。
「ルナって、ほんとワタシを見る目がないわよね」
「何よその言い方、私はエムを心配してるの」
「あっそう」
余計なお世話なのよ、ルナの心配はいつも斜め上、ワタシに迷惑をかけてる自覚はあんのかしら?、口に出しては言わないけどね。
するとワタシ達の会話を黙って聞いていたノーマンが口を開いた。
「君は、エムと言う名前なのか?」
ノーマンにそう言われ、ルナリアがハッとして両手で口を覆った。
遅いって。
「……そうよ」
「…トランと言う男を知っているかい?」
その名を聞いて、ワタシは動揺してしまった。この男、トランの知り合い?、ワタシとトランの関係を知ってる?、何故?、いろんな事が逡巡されて、咄嗟に答える事ができなかった。黙ってしまったワタシに対し、ノーマンが何故か気の毒そうな顔をする。
「そうか、君がエムか」
しくじった。「誰そいつ?」とか、即答しなければならなかったのに……。
「それは災難だったね」
「…は?」
災難で済ます話じゃねーわ
「実はアイツから手紙を貰ったんだ。今度結婚すると。相手は冒険者仲間で「エム」という名の相手だと。読んでるコッチが恥ずかしくなるほどの愛の言葉が羅列されていて、思わず笑ってしまったよ」
ノーマンがクククと笑う、ああそうですか、人の手紙を読んで笑うとか、コノヤロウはつくづく失礼なやっちゃな。だいたい手紙には何が書いてあったのよ…
「しかし、アイツはどうしようもないヤツだ、貴族の三男坊と言うのもあるのかもしれない、人の話は聞かない、自己中心的で自己満足、他人の都合などお構いなし、反省しない。結果、人に迷惑をかける。まぁ、悪い奴じゃないんだが……」
前半は合ってる、「悪いヤツじゃない」は、訂正を要求したい。トランはとてつもないクソゲスヤロウです。
「ところが、西の街を拠点にしてる知り合いの冒険者から、トランはその婚約者に逃げられと聞いてね。「ああ、やっぱりな」と思ったよ、君だろ?」
「……」
ワタシは敢えて答えない。
肯定も否定も意味がない。
ルナリアが凄い好機の目で見てくる。コイツ、絶対なにか勘違いしてる。
「トランは王都冒険者時代に、色んな女を泣かせてたからな。今回もそうなるだろうと思っていたよ」
ルナリアは「泣いたの?」的な目で見てる。
そして笑いを堪えてる。
クソムカつくわ。
「……ワタシはそんなヤツ知らないわ」
「しかし特徴が一致……」
「トランだかなんだか知らないけど、人を小馬鹿にした様なアンタの物言いが気に触るわ」
「小馬鹿になんて…」
「黙れ、チンP掻っ切られたいの?」
ワタシは静かに殺気を放つと、ノーマンはブルリと震え黙った。
………
…
しかし、トランの知り合いだったとは、世間は狭い。
でも本当に偶然?
ノーマンは自分の徒党達を奴隷化してる。それも女ばかり。ワタシからすればあいつも充分にクソヤロウだわ。
ノーマンが、ワタシ達を奴隷にすべく、狙って接近して来た可能性も捨てきれない。
ワタシ達は万一を備え、予備の大型テントを張り、今夜は固まって寝ることに。
スノウとサンは、警戒のために近くに潜んで夜を明かすと言っていたけど。2人で大丈夫なのかとルナリアがしきりに心配してる。
「大丈夫よ」
「だって魔族とエルフよ?」
「別にHしたっていいじゃん、何か問題?」
「え?」
「それよりも、ノーマンだわ」
「エム姉、あの男は本当にゲス野郎の知り合いなんですか?」
「らしいわ、手紙を交わすほどらしいし、その手紙のやり取りで、ワタシの事を知ってた」
「だったら、あの男もゲス野郎じゃないでしょうか?」
マティの罵り方が酷い
「マティ、男はみんなゲス野郎だよ」
ケティまでそんな事を言う。でもワタシは否定しない。
「ねぇ、そのトランって、まさか西の街領主、ゴザール家のトラン殿のこと?」
「ゲス野郎に敬称はいらないわよ、そうよ、トラン・デ・ゴザール」
「エムは彼に求婚されたの??」
「違うわよ、精神支配されて、監禁されて、夜な夜な暴力とHを強要されたのよ、挙句の果てには、屋敷の侍従長にまで強姦されてね」
「え?」
「ワタシが心的障害になった原因を作ったのが、トランなのよ」
「ウソ、トラン殿がそんな事を……本当に?」
「信じる信じないはルナリアの勝手だけど、トランと親交でもあったの?」
「スガー家とゴザール家は、交流があって、トランど……トランとは、直接会ったことはなかったけど、冒険者になった話は聞いてたわ、西の街で短期間でメキメキと実力を上げ、頭首様も自慢されてた様だし……」
ワタシはため息をついた。
「冒険者としての実力は確かにあるわ。でも人柄は最低のクズよ」
するとマティが続けて口を開く。
「私とケティは、トランの屋敷で侍女として働らいていたんです。そこでエム姉と出会ったんです」
「そうなの?」
「エム姉に対するトランの扱いは酷かった。私達はなんとかやめさせようとして……」
「それ以上は言わなくていいわマティ」
「……」
「?」
マティとケティ、トランとの関係は、ワタシ以外ここにいる者は誰も知らない。
ワタシを守ろうとして、マティとケティは、クソ侍従長の指示で『初めて』をトランに差し出してしまった。
2人はワタシのせいではなく、元からトランの夜伽の相手をするために、屋敷で働いていたと言われた。
……だけど、ワタシの中には今もその時の事が、トゲの様に引っ掛かってる。
ワタシが現れなければ、トランに『初めて』を差し出すことはなかったと思ってる。マティに至っては、愛しいマキュロンに初めてを捧げる事ができたんだと思ってる。
「アレはもう過去のことです。私達とっても、エム姉とっても」
「そうね……」
……って、何の話なんだっけ?、お通夜みたいになってきた。
「そんなことよりも、ノーマンよ、あいつの言ってることはどこまで本当なのか……」
「あーっ!!、あああっ!!イクッ、あああっ!!」
なんだなんだなんだ!?
「外?」
ワタシ達は、テントから外を覗き見た。暗がりの中、救護テントの下で蠢く影。
「あーっ!、アッアッあっ!!、ノーマン様、ノーマンさまぁ!」
おいおいおいおい。
女戦士とノーマンが、ズッコンバッコンとH行為に及んでいた。
それどころか、魔法士と拳闘士の彼女達も絡み合ってる。
うわっ、4Pだ。
斥候の彼女だけは、くんずほぐれつの男女の側で、眠っている様^_^」
呆れた所業だわ。
「ウソ?、信じられない、彼女達まだ回復できてないのに……体力使わせてどーすんのよ、ノーマンの奴」
ルナリアが怒りに顔を歪め、飛び出そうとしたので、ワタシはその腕を掴んで制した。
「やめときなさい、ルナ」
「なんで!?」
「奴隷なのよ彼女達は、ワタシ達にはどうにもできない」
「それでも扱いが酷すぎる!」
「そうかしらね、随分と気持ち良さそうにしてるけど?」
ノーマンと絡んでる彼女達は恍惚な笑みを浮かべているも、感じからすると、精神支配まではされてはいない様子。であれば、命令に抵抗出来ずとも、拒絶の意思は示せる。でも彼女達は抗う素振りもなく、進んで彼のチンPを咥えに行ってる。
「……言われてみれば、そうね」
「んあっ!、ああっ!、素敵ですぅ、ノーマンさまぁ、ああっ!」
魔法士の女性が、バック突きで激しく突き上げられ、歓喜に喘ぎ悶えてる。他の2人も自分に自分にとノーマンにすがりついてる。
彼女達がどういった経緯でノーマンの奴隷になったのかはわからないけど、少なくとも自ら望んでHをしている。
「ああ、いっ!ひっ!!」
魔法士の彼女が絶頂を迎えた。
「イクーっ!!!」
ガグガクと体を痙攣させつい果てる。
ノーマンはチンPを引き抜くと、戦士を引き寄せ押し倒し、股を開いて腰を入れる
「ノーマンさまぁ」
戦士の甘ったるい声。
ノーマンは腰を突き上げた。
「んあっ!!」
腰を浮かせ、背をのけぞらせる女戦士。
女戦士は残った右腕彼の首に回し、ディープキス。
ノーマンはそのままガン突き。
「んぶぁっ!、あうっ、あっあああっ!!」
女戦士はあまりの責めに身を仰け反らせる。
「ダメぇ!、あああっ!!、壊れちゃううぅ!!」
正直に言う、ノーマンのチンPは太くて長い。あの突き上げは反則モノ。
……いかんいかん、今「いいなー」とか、ちょっと思っちゃったわ。
「エムぅ」
あ?
ワタシは猫撫で声で迫ってきたルナリアの顔を鷲掴みにして、地面に押しつけた。
「い、いたっ!、痛い!!、は、離して!」
「あてられてんじゃないわよ、馬鹿」
「た、だってあんなの見せられたら」
「そうですよぉ……」
ケティがそう言ってワタシの後ろから手を回し抱きついてきた。
「ちょ、ケティ!?」
「しゅきあり……なのです」
「あ、いやん!」
ケティがワタシの両乳房を下から上に向かって揉み回してきた。
「あんっ!」
ケティの手がスルスルっと服の下から入って来くる
「ほーら、乳首立ってますよー?」
「や、やめ……」
ビーチクを転がされる。
「ふふふ」
ふふふじゃねーっ!
マティがワタシの前に、ワタシの頬を両手で掴むとキスをして来た、彼女の舌が入ってくる。
「んー、んっ!!、ん…」
すごぃトロける
ああ、ダメ、このままだと陥落する。
ワタシはケティに引き倒された。
マティとケティが2人がかりで押さえつけて来た。
これ、明らかにレイプしようとしてる。
2人の手がワタシの性感を責めたてる。
「や、やめて、いやぁん!」
抗えなくなって来た。
おかしい、変だわ
2人とも目がおかしい。
「ニ、ニク、助け……!?」
ワタシは側にいるはずのニクに助けを求めた。
しかし
あろう事か、ニクはルナリアを押し倒し、ルナリアはディープキスされてる。そのニクの目もマティやケティと同じ様に、異常な目つきをしてる。
コレまさか、魔薬?
……違うわ。
乙女のニクがかかるはずがない。
「あ、ああっ!!」
ワタシはマティに下半身を脱がされと、マティとケティの指が、ワタシの秘穴を弄ってきた。
「だ、ダメェ!」
抗えない、どうしても、抗えない。
何よコレ
2人の指がワタシの中に入ってくる。
「ひっああ!」
「ふふ、エム姉、大洪水……」
こんな事されたら当たり前だわ!
「ケティ」
「ほい」
ケティがマティに手渡したモノ、それは法具だった。
マティはモノ凄いスケベな目でニヤリと笑うと、法具を自らの秘穴に挿入した。
「んっ」
ビヨヨンとマティの股間で男根の如くそそり勃つ、法具チンP
「さエム姉の好きな、二穴責めをしてあげます」
「へ?」
ワタシは思わず間抜けな声を出してしまった。見れば、ケティも法具を装着してる。彼女もまた、目がスケベモード。
「や、やめ……」
マティはワタシの股を割り法具を握りながら腰を入れてきた。
「やめて、マティ、ダメェ!」
法具の先端が、ワタシの濡れた秘穴に割り入る。
ずぢゅっと、抵抗なく収まり……
「んあっ!」
ズンっと奥まで突き入った。
「んあああっ!!」
マティは腰を動かし、法具を前後に出し入れする、ずちゅずちゅずちゅっと、イヤラシイ音を立て。
「な、はうっ!、あ、ああっ!!」
ダメだ、どうしても抵抗出来ない。キモチイイからとかじゃない、本当に抗えない。
「だ、だめ、マティ、ワタシ、このままじゃ、あっあっあっ…」
「身をゆだねて下さい。もっとキモチ良くしてさしあげます」
マティはワタシの身体を抱き起こし、一度座位にし、反対に倒れた。
「ケティ、後ろお願いね」
「ウフフフフフフフ」
背後のケティを目だけで見た、ケティはワタシの背中に身体を押し付け、そして尻の穴に法具を突き立てた。
「や、やめ……」
ズプリっ
「ふああああっ!!」
二穴責め
「ダメ!、コレダメェ!!、お尻ダメェ!!!」
マティとケティが、交互に腰を突き動かす。
「い、ひっ!、ひあっ!」
肉壁挟んで、2本の法具チンPが擦れ合う。背後のケティは、ワタシの乳房を揉み上げながら突いてくる。
2人はタイミング良く交互に腰を突き上げて来る。
「あ、だ、ダメ、キモチイイ、い、イク……」
「イッテ下さい、エム姉」
マティが耳元で囁く、その一言で、いっきにアクメが押し寄せる、ダメだ、もうダメ
「ひっあっ!」
「ん、んなあっ!!、に、ニク、や、やめてぇ!」
ルナリアの声に、ワタシはそちらに視線を向けた。
ルナリアは着ているもものをニクにひん剥かれ、首筋から舌で身体中を舐め回されてる。
乳首を腋の下を、鳩尾、下へ下へとヘソを経て、ルナリアの股の間に顔を埋めた。
「あああっ!」
ちゅばちゅばっと秘穴を舐め回されるルナリア。
「な、なんで、か、体が動かないの!、あ、いやっ、あっあっあっ!!」
ワタシと同じ状態なんだわ。
何よ、魔薬でもなし、まるで『魅了』でもされたかのような……魅了?
魅了!?
え?、でも誰が誰に?
いけない、このままじゃ、乱交になる。
ワタシは絶頂を踏みとどまる。
「う、くっ、ああっ」
「耐えないで、エム姉」
「ま、マティ、だ、ダメ、コレは、……魅了よ」
「ふふ、そうですね、エム姉が魅力的なんです」
「ま、マティ……違っ……きゃあああっ!!」
ケティが後ろからガン突きしてきた。
「ほらほら、エム姉、いっちゃえ、いっちゃえ」
「け、ケティのバカぁああああ!!、いやぁん、い、イクっ!、んあああっ!!」
絶頂、ワタシ自身が魅了に陥される。
ダメだ、もうダメ……
……
「え?」
突然、マティとケティの動きが止まった。
「間一髪でしたね、エムさん」
「す、スノウ!?」
暗がりに佇むスノウ
「しー」
スノウは人差し指をワタシの口に当てた。
「もう少し、喘いでいて下さい」
「は?、え?」
ワタシはルナリアの方を見て更にギョッとした。
グッタリとしたニクをサンが脇に抱えていたのだ。
「大丈夫です、3人とも眠って貰いました」
「な、何がどうなってるの?」
「とりあえず、どかします」
スノウはそう言って、ケティの腰を掴むとワタシから引き剥がした。ぢゅぽっと法具が尻から抜ける。
「んあ」
「ちょっとだけ我慢を…」
そう言って、ワタシの肩を掴んで身体を引き起こすと、そのまま軽々と持ち上げた。
ズルっと、秘穴から法具チンPが抜けた。
ワタシはそれだけでイキそうになって、ブルブルと震えてしまった。
スノウは、マティとケティを寝かせ彼女達の法具を抜く。サンはその隣にニクを寝かせた。
「……今までどこに居たの?」
「初めからテントの中に居ました。気配を消して」
ウソ、全然気が付かなかった。
「サンと2人で?」
「ええ、サンと2人です」
「……だったらなんで最初から止めないのよ」
「なんの呪いかわからなかったので、巻き込まれる可能性を考慮しました」
「やっぱり……魅了?」
「魅了だと思います。恐らく、エムさんとルナさんに掛かってます」
「ワタシ!?……まさかノーマン?」
「ええ、そうだと思います」
「でもおかしいわ、ノーマンは外にいるし、ワタシ達はノーマンに魅了なんて掛けられた覚えはないわよ?」
「正確には、ノーマンに魅了を付与されたんだと思います。一方的に」
「はぁ?、魅了を付与!???」
「エムさんとルナさん自体に『魅了』が付与されていて、その呪いが、マティさんとケティさん、それにニクさんを、魅了したんです」
「え?、なにそれ?」
「私とサンが直ぐに助けに入れなかったのは、エムさんの振りまく魅了から、我慢してたからです。お二人の痴態を覗き見ようとか思っていたわけでわありません……」
「スノウ?、なんで目を逸らすのよ」
ワタシは目を細めた。
「本当ですよ?」
「……まぁ、いいわ。で?、ノーマンがそれをやったと?」
「あくまでも推測です。『魅了』は個人に発現する固有能力。他人に付与できるなんて聞いた事はありませんから、確証はありません」
ないんかい。
「でも、一番可能性が高いって事ね」
「はい」
「ノーマン、要注意か……放り出して行きたいところよね」
「私は構いませんが?」
「そうはいかないわよ、要救護者が3人もいるのに、彼女達はノーマンの奴隷だから放って置けないわ」
スノウはテント越しに、ノーマン達がいるであろう方向を見てる。
「……そろそろ私達は、姿を消します。何かあれば呼んでください」
「わかったわ、スノウありがとう、サンもね」
スノウとサンがスウっとその場から消えた。
ニンジャかよ。
脱がされた服を着直していると、ルナリアが目を覚ました。サンのペロペロクンニ責めで気を失ってたみたい。
「……エムぅ」
ルナリアが猫撫で声を絞り出す。
「大丈夫?」
「Hしよ?」
「いやよ」
……
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