【R18】転生?した先は、リアルよりもHな世界でした。

N.M.V

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新たな災難の始まり?

禊ぎでHする?

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エムが診療所から突然姿を消した数日後……

トランが『夜のトバリ』に現れ、リンナに話があると言う。リンナは、トランに警戒しつつも彼を客間へと通した。そして、トランから告げられた内容に、リンナは顔をしかめていた。

「貴方のおっしゃってる事がわかりません」

リンナは動揺を隠し毅然と、テーブルを挟んで向かい合うトランに言った。

「エムはこの宿を引き上げ、僕の邸宅に住むことになった」

「おね……いえ、エム様が、あなたのにいると?」

「そう言っている」

リンナに動揺が走った。それでも彼女はそれを隠しトランに相対する。

「ゆえに、ここで預かっている彼女の私物を、全て僕が引き取る。これまでの宿泊未払い分も全て色をつけてこちらで払おう」

「……申し訳ありませんがトラン様、エム様が直接いらっしゃらねば荷物のお渡しはできません。第三者に不用意にお渡しするのは、こちらの信用問題になります」

「彼女はこれから僕の妻になる。冒険者組合にも通達済みだよ。彼女の所有物は共有財産として、僕にも所有権がある」

「つ、妻!?」

トランがニヤっと笑った

「そうだよ、これから婚儀の準備で彼女も忙しくなる。だから代理で来たんだ。さ、渡したまえ」

リンナは、トランの衝撃の発言に、一瞬頭の中が真っ白になったが、直ぐにそれを隠した。

……ど、動揺してはダメよ、リンナ、お姉さまがトランに嫁ぐ?、そんな事あり得ない。彼女はそう心の中で己に言い聞かせた。

「……それは、おめでとうございます。しかしながら、今のお話ですと、お2人はまだご夫婦でないようですね」

「なに?」

「でしてら、正式に婚儀が終わり、宣誓を文書で示して下さい。さすればそれを証拠としてエム様の荷物を、お渡ししましょう」

トランはチッと舌打ちした。

「あいわかった」

……

立ち去るトランを出口で見送るリンナ、その目は戸惑いを隠せなかった。

お姉さま…なぜ?

リンナは踵を返すと、食堂を清掃していた女性従業員に声をかけた。

「冒険者組合へ行ってきます。留守をお願いします」



冒険者ギルド仮設本部

元の本部は、エムが吹き飛ばしてしまったので、未使用の倉庫が現在は、仮の本部となっていた。

ギルド局長代理執務室(仮)

焼失本部からサルベージされた少し焦げた局長デスクを挟んで向かい合うリンナと、エルフにして副局長から局長代理となった、スー

「どう言うことなんですか、どうしてエム様が、あんな男の妻なんかに?」

「その言い方もどうかと思うわよ?、エムちゃんは幸せを見つけた。トラン君の家柄は申し分ないし、彼女にしてみれば、喜ばしい事じゃない?」

バンッと、局長の机を両手で叩いたリンナ

「あり得ません!!」

「だよねー」

「え?」

「自由満喫型のムフムフスケベなエムちゃんが、嫁入りなんて、ないない」

「だったら、なんで組合は…」

スーはため息をついた。

「ネイルが、トラン君の屋敷まで出向いて、本人の意思を確認したからよ……ネイルは帰ってくるなり泣き崩れてたわ」

「…エム様は、本当に承諾しているのですか?」

「まあ、一応ね…」

「なんですか?、その含み」

「ネイルの話を聞くと違和感あるのよねー」

スーは身を乗り出し、リンナに囁いた。

「エムちゃんは、同席したトランの一語一句に回答してたって話し、あと笑っていた彼女のその目はどこか虚にも見えたそうよ」

「操られてる?」

「んー、でもねー、オスエルフ共にアレだけ調教されて、屁でもなかったあのエムちゃんが、トラン君如きに屈服するもんかなー」

考え込むリンナを、チラッと横目で見たスー

「魔封印……」

リンナがボソッと呟いた

「あれは精神に介入します。バンコーはそれで彼女を支配しようとした」

「トラン君は、あの呪いを利用したって事?、アレは箝口令を出して外に漏らさない様にしてたんだけど……なんでリンナさんも知ってるの?」

「エム様に直接聞きました……私も近いことをエルフにされたので…」

「私じゃないわよ?」

「そんな事は解ってます」

リンナが顔をあげ、今まで見せたことない目でスーを見据えた

「……冒険者組合に依頼をしたいのですが」

スーがふっと笑った。

「受けられないわねー」

「何故ですか?」

「相手は、曲がりなりにも領主様の家系、冒険者組合として公に動く事は出来ないし、手助けも出来ない」

リンナは項垂れた。

「……とは言え、エムちゃんの事は助けたいわよねー、私も引け目があるし……動ける協力者を派遣する。それでいいかしら?」

「助かります。ありがとうございます局長代理」

「スーでいいわよ」

………

トラン邸

実はトランは、この街を含む王都属州辺境領主の伯爵家第三子息、街の住宅地に建つ豪邸は、いわゆる別荘を改装したもの
現状、家督を継ぐ位にはないトランは、この街で冒険者として満喫していた。

だが伯爵の子息であることには変わりない。従者や侍女と共に暮らしていた。

「おかえりなさいませトラン様」

背の高い初老の男性、いかにも屋敷のすべてを任せられているといった感じであり、執事然としている。

「エムはどうしてる?」

「ただいま禊をいたしております」

「ひとりでか?」

「いいえ、専属侍女二人をつけております」

「マティとケティか?」

「はい」

「そうか」

「トラン様、口を挟むことをお許しください」

「申せ」

「冒険者上がりの下賤な小娘を、本気で伯爵家の妻として迎え入れるおつもりですか?」

「エムは冒険者だが、磨けば光る、あの美貌も王都の姫君たちとも張り合える、そう思わないか?」

「美貌に関してはそうでしょう、しかし貴族としてはいかがなものか」

「……確かにそうだな…ならば侍従長、貴様に、彼女の教育を任せる」

侍従長はトランに気づかれないようため小さく息をつくと、お辞儀した

「かしこまりました」

……

リンナから組合への依頼で、スーの計らいによりギルド内に特別編成の極秘チームが結成された。

メンバーは、アルラマージのスカウト『シノ』、ギルド受付嬢で元冒険者等級B『ネイル』、そして、シノに似た忍び装束姿の『リンナ』

「リンナさん、冒険者だったの?」
ネイルがそんなリンナの姿に驚いていた、

「いいえ、暗殺者です」

『えっ?』
と、シノとリンナ

「今は引退してます。気にしないで下さい」

いや、するでしょ!、と、シノとネイルは、心の中で突っ込んだ。

スーは何故か3人のやり取りを見ながらニヤニヤと笑っていた。

「シノさんは、アルラマージの方はよろしいのですか?」

「シェーダ姉様から快諾してもらってます。大丈夫です、アルラマージは「エム姉様」のためなら全力で協力します。これは皆の総意です」

リンナはほほ笑んだ

「わかりました、よろしくお願いします」


…………

トランは、エムが禊をしていると聞き、風呂場に赴いた、侍女達に入室を制止されたが、一喝し、浴場に入る。

そこで、見た彼女の美しい肢体に興奮した。

我慢できなくなり、服を着たままエムを後ろから抱きしめた

「エムただいま」

「おかえりなさいませ、トラン様」

「愛してるよ」

「お戯を…」

そういってエムがはにかむ

トランは、その場で着ていたものを全てを脱ぐと、まだ石鹸にまみれたままのエムを抱きかかえ湯船に入った。

「ああ、トラン様、こんな所で行けません」

「いいんだ、君としたいんだ」

そして、そのまま湯船に入り、彼女を湯船のへりにうつぶせにすると、彼女の背に身体を重ね、そそり立つイチモツを彼女の中へいきなり挿入した。

「ああっ」

エムがのけぞった。

トランはそのまま一心不乱に腰を突き上げ始める、湯船が波打ち湯が外へと流れ出る

「ああ、エムいいよ、すごくいい」

「あん、トラン様、こんな所で行けない人、ついて、もっと……」

「う、ああ、すごい、いつにも増して吸い付いてくるよ」

エムの背中の魔封印が光りだす。

それをフフっと笑いながらなぞるトラン

体位を変える、トランは湯船に腰掛けると、エムを自分に跨がせ、腰を突き上げた。エムの身体が跳ね上がり、豊かな胸が上下に揺れる。

「あ、あ、いい、トラン様ぁ」

さらにエムにサオしゃぶらせ、自らを昂らせる。

エムの愛撫に、トランは悦に浸る

「素敵だ、エム、素晴らしよ、エム、もうイキそうだ、イキそうだよ、エム!」

エムの口から、己のモノを引き抜き、彼女をうつ伏せにすると、再び背後から挿入、一段と激しく、最後の突き上げをする

「出して、中に、たくさん」

「おお、んおおおっ」

「んッ」

エムも顔を顰め、身を退けざらせた

トランが腰をビクビクと震わせ、魔封印の光るエムの背中に倒れ込んだ。

「ふぅ、ふぅ、はあ、ハァ、ど、どうだい、エム?」

「はい、とても気持ち良かったです、トラン様」

2人は舌を絡ませキスをした。



「え?」

シノとリンナが、ネイルに案内されたのは、住宅地に建つ、一際大きなネイルの邸宅だった。

その大きさに、シノが唖然としている。一方でリンナは、別段驚いていない様子。

「どうしたのですか?シノさん」

リンナがシノに問うた。

「え?、ここがネイルさんのご自宅?」

「そうよ」

「ええええっ!?」

「大きな声出さないで、シノ、聞かれるわ」

「ネイルさん!お、お貴族様なんですか!?」

フフとネイルが笑った。

「両親は商人上がりの成金貴族よ、この屋敷も隣の伯爵家からの借り物」

「伯爵家?」

「そう伯爵家」

ネイルはため息混じりに笑った。

……
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