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新たな災難の始まり?
禊ぎでHする?
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エムが診療所から突然姿を消した数日後……
トランが『夜のトバリ』に現れ、リンナに話があると言う。リンナは、トランに警戒しつつも彼を客間へと通した。そして、トランから告げられた内容に、リンナは顔をしかめていた。
「貴方のおっしゃってる事がわかりません」
リンナは動揺を隠し毅然と、テーブルを挟んで向かい合うトランに言った。
「エムはこの宿を引き上げ、僕の邸宅に住むことになった」
「おね……いえ、エム様が、あなたのお屋敷にいると?」
「そう言っている」
リンナに動揺が走った。それでも彼女はそれを隠しトランに相対する。
「ゆえに、ここで預かっている彼女の私物を、全て僕が引き取る。これまでの宿泊未払い分も全て色をつけてこちらで払おう」
「……申し訳ありませんがトラン様、エム様が直接いらっしゃらねば荷物のお渡しはできません。第三者に不用意にお渡しするのは、こちらの信用問題になります」
「彼女はこれから僕の妻になる。冒険者組合にも通達済みだよ。彼女の所有物は共有財産として、僕にも所有権がある」
「つ、妻!?」
トランがニヤっと笑った
「そうだよ、これから婚儀の準備で彼女も忙しくなる。だから代理で来たんだ。さ、渡したまえ」
リンナは、トランの衝撃の発言に、一瞬頭の中が真っ白になったが、直ぐにそれを隠した。
……ど、動揺してはダメよ、リンナ、お姉さまがトランに嫁ぐ?、そんな事あり得ない。彼女はそう心の中で己に言い聞かせた。
「……それは、おめでとうございます。しかしながら、今のお話ですと、お2人はまだご夫婦でないようですね」
「なに?」
「でしてら、正式に婚儀が終わり、宣誓を文書で示して下さい。さすればそれを証拠としてエム様の荷物を、お渡ししましょう」
トランはチッと舌打ちした。
「あいわかった」
……
立ち去るトランを出口で見送るリンナ、その目は戸惑いを隠せなかった。
お姉さま…なぜ?
リンナは踵を返すと、食堂を清掃していた女性従業員に声をかけた。
「冒険者組合へ行ってきます。留守をお願いします」
…
冒険者ギルド仮設本部
元の本部は、エムが吹き飛ばしてしまったので、未使用の倉庫が現在は、仮の本部となっていた。
ギルド局長代理執務室(仮)
焼失本部からサルベージされた少し焦げた局長デスクを挟んで向かい合うリンナと、エルフにして副局長から局長代理となった、スー
「どう言うことなんですか、どうしてエム様が、あんな男の妻なんかに?」
「その言い方もどうかと思うわよ?、エムちゃんは幸せを見つけた。トラン君の家柄は申し分ないし、彼女にしてみれば、喜ばしい事じゃない?」
バンッと、局長の机を両手で叩いたリンナ
「あり得ません!!」
「だよねー」
「え?」
「自由満喫型のムフムフスケベなエムちゃんが、嫁入りなんて、ないない」
「だったら、なんで組合は…」
スーはため息をついた。
「ネイルが、トラン君の屋敷まで出向いて、本人の意思を確認したからよ……ネイルは帰ってくるなり泣き崩れてたわ」
「…エム様は、本当に承諾しているのですか?」
「まあ、一応ね…」
「なんですか?、その含み」
「ネイルの話を聞くと違和感あるのよねー」
スーは身を乗り出し、リンナに囁いた。
「エムちゃんは、同席したトランの一語一句に回答してたって話し、あと笑っていた彼女のその目はどこか虚にも見えたそうよ」
「操られてる?」
「んー、でもねー、オスエルフ共にアレだけ調教されて、屁でもなかったあのエムちゃんが、トラン君如きに屈服するもんかなー」
考え込むリンナを、チラッと横目で見たスー
「魔封印……」
リンナがボソッと呟いた
「あれは精神に介入します。バンコーはそれで彼女を支配しようとした」
「トラン君は、あの呪いを利用したって事?、アレは箝口令を出して外に漏らさない様にしてたんだけど……なんでリンナさんも知ってるの?」
「エム様に直接聞きました……私も近いことをエルフにされたので…」
「私じゃないわよ?」
「そんな事は解ってます」
リンナが顔をあげ、今まで見せたことない目でスーを見据えた
「……冒険者組合に依頼をしたいのですが」
スーがふっと笑った。
「受けられないわねー」
「何故ですか?」
「相手は、曲がりなりにも領主様の家系、冒険者組合として公に動く事は出来ないし、手助けも出来ない」
リンナは項垂れた。
「……とは言え、エムちゃんの事は助けたいわよねー、私も引け目があるし……動ける協力者を派遣する。それでいいかしら?」
「助かります。ありがとうございます局長代理」
「スーでいいわよ」
………
トラン邸
実はトランは、この街を含む王都属州辺境領主の伯爵家第三子息、街の住宅地に建つ豪邸は、いわゆる別荘を改装したもの
現状、家督を継ぐ位にはないトランは、この街で冒険者として満喫していた。
だが伯爵の子息であることには変わりない。従者や侍女と共に暮らしていた。
「おかえりなさいませトラン様」
背の高い初老の男性、いかにも屋敷のすべてを任せられているといった感じであり、執事然としている。
「エムはどうしてる?」
「ただいま禊をいたしております」
「ひとりでか?」
「いいえ、専属侍女二人をつけております」
「マティとケティか?」
「はい」
「そうか」
「トラン様、口を挟むことをお許しください」
「申せ」
「冒険者上がりの下賤な小娘を、本気で伯爵家の妻として迎え入れるおつもりですか?」
「エムは冒険者だが、磨けば光る、あの美貌も王都の姫君たちとも張り合える、そう思わないか?」
「美貌に関してはそうでしょう、しかし貴族としてはいかがなものか」
「……確かにそうだな…ならば侍従長、貴様に、彼女の教育を任せる」
侍従長はトランに気づかれないようため小さく息をつくと、お辞儀した
「かしこまりました」
……
リンナから組合への依頼で、スーの計らいによりギルド内に特別編成の極秘チームが結成された。
メンバーは、アルラマージのスカウト『シノ』、ギルド受付嬢で元冒険者等級B『ネイル』、そして、シノに似た忍び装束姿の『リンナ』
「リンナさん、冒険者だったの?」
ネイルがそんなリンナの姿に驚いていた、
「いいえ、暗殺者です」
『えっ?』
と、シノとリンナ
「今は引退してます。気にしないで下さい」
いや、するでしょ!、と、シノとネイルは、心の中で突っ込んだ。
スーは何故か3人のやり取りを見ながらニヤニヤと笑っていた。
「シノさんは、アルラマージの方はよろしいのですか?」
「シェーダ姉様から快諾してもらってます。大丈夫です、アルラマージは「エム姉様」のためなら全力で協力します。これは皆の総意です」
リンナはほほ笑んだ
「わかりました、よろしくお願いします」
…………
トランは、エムが禊をしていると聞き、風呂場に赴いた、侍女達に入室を制止されたが、一喝し、浴場に入る。
そこで、見た彼女の美しい肢体に興奮した。
我慢できなくなり、服を着たままエムを後ろから抱きしめた
「エムただいま」
「おかえりなさいませ、トラン様」
「愛してるよ」
「お戯を…」
そういってエムがはにかむ
トランは、その場で着ていたものを全てを脱ぐと、まだ石鹸にまみれたままのエムを抱きかかえ湯船に入った。
「ああ、トラン様、こんな所で行けません」
「いいんだ、君としたいんだ」
そして、そのまま湯船に入り、彼女を湯船のへりにうつぶせにすると、彼女の背に身体を重ね、そそり立つイチモツを彼女の中へいきなり挿入した。
「ああっ」
エムがのけぞった。
トランはそのまま一心不乱に腰を突き上げ始める、湯船が波打ち湯が外へと流れ出る
「ああ、エムいいよ、すごくいい」
「あん、トラン様、こんな所で行けない人、ついて、もっと……」
「う、ああ、すごい、いつにも増して吸い付いてくるよ」
エムの背中の魔封印が光りだす。
それをフフっと笑いながらなぞるトラン
体位を変える、トランは湯船に腰掛けると、エムを自分に跨がせ、腰を突き上げた。エムの身体が跳ね上がり、豊かな胸が上下に揺れる。
「あ、あ、いい、トラン様ぁ」
さらにエムにサオしゃぶらせ、自らを昂らせる。
エムの愛撫に、トランは悦に浸る
「素敵だ、エム、素晴らしよ、エム、もうイキそうだ、イキそうだよ、エム!」
エムの口から、己のモノを引き抜き、彼女をうつ伏せにすると、再び背後から挿入、一段と激しく、最後の突き上げをする
「出して、中に、たくさん」
「おお、んおおおっ」
「んッ」
エムも顔を顰め、身を退けざらせた
トランが腰をビクビクと震わせ、魔封印の光るエムの背中に倒れ込んだ。
「ふぅ、ふぅ、はあ、ハァ、ど、どうだい、エム?」
「はい、とても気持ち良かったです、トラン様」
2人は舌を絡ませキスをした。
…
「え?」
シノとリンナが、ネイルに案内されたのは、住宅地に建つ、一際大きなネイルの邸宅だった。
その大きさに、シノが唖然としている。一方でリンナは、別段驚いていない様子。
「どうしたのですか?シノさん」
リンナがシノに問うた。
「え?、ここがネイルさんのご自宅?」
「そうよ」
「ええええっ!?」
「大きな声出さないで、シノ、隣に聞かれるわ」
「ネイルさん!お、お貴族様なんですか!?」
フフとネイルが笑った。
「両親は商人上がりの成金貴族よ、この屋敷も隣の伯爵家からの借り物」
「伯爵家?」
「そう伯爵家」
ネイルはため息混じりに笑った。
……
トランが『夜のトバリ』に現れ、リンナに話があると言う。リンナは、トランに警戒しつつも彼を客間へと通した。そして、トランから告げられた内容に、リンナは顔をしかめていた。
「貴方のおっしゃってる事がわかりません」
リンナは動揺を隠し毅然と、テーブルを挟んで向かい合うトランに言った。
「エムはこの宿を引き上げ、僕の邸宅に住むことになった」
「おね……いえ、エム様が、あなたのお屋敷にいると?」
「そう言っている」
リンナに動揺が走った。それでも彼女はそれを隠しトランに相対する。
「ゆえに、ここで預かっている彼女の私物を、全て僕が引き取る。これまでの宿泊未払い分も全て色をつけてこちらで払おう」
「……申し訳ありませんがトラン様、エム様が直接いらっしゃらねば荷物のお渡しはできません。第三者に不用意にお渡しするのは、こちらの信用問題になります」
「彼女はこれから僕の妻になる。冒険者組合にも通達済みだよ。彼女の所有物は共有財産として、僕にも所有権がある」
「つ、妻!?」
トランがニヤっと笑った
「そうだよ、これから婚儀の準備で彼女も忙しくなる。だから代理で来たんだ。さ、渡したまえ」
リンナは、トランの衝撃の発言に、一瞬頭の中が真っ白になったが、直ぐにそれを隠した。
……ど、動揺してはダメよ、リンナ、お姉さまがトランに嫁ぐ?、そんな事あり得ない。彼女はそう心の中で己に言い聞かせた。
「……それは、おめでとうございます。しかしながら、今のお話ですと、お2人はまだご夫婦でないようですね」
「なに?」
「でしてら、正式に婚儀が終わり、宣誓を文書で示して下さい。さすればそれを証拠としてエム様の荷物を、お渡ししましょう」
トランはチッと舌打ちした。
「あいわかった」
……
立ち去るトランを出口で見送るリンナ、その目は戸惑いを隠せなかった。
お姉さま…なぜ?
リンナは踵を返すと、食堂を清掃していた女性従業員に声をかけた。
「冒険者組合へ行ってきます。留守をお願いします」
…
冒険者ギルド仮設本部
元の本部は、エムが吹き飛ばしてしまったので、未使用の倉庫が現在は、仮の本部となっていた。
ギルド局長代理執務室(仮)
焼失本部からサルベージされた少し焦げた局長デスクを挟んで向かい合うリンナと、エルフにして副局長から局長代理となった、スー
「どう言うことなんですか、どうしてエム様が、あんな男の妻なんかに?」
「その言い方もどうかと思うわよ?、エムちゃんは幸せを見つけた。トラン君の家柄は申し分ないし、彼女にしてみれば、喜ばしい事じゃない?」
バンッと、局長の机を両手で叩いたリンナ
「あり得ません!!」
「だよねー」
「え?」
「自由満喫型のムフムフスケベなエムちゃんが、嫁入りなんて、ないない」
「だったら、なんで組合は…」
スーはため息をついた。
「ネイルが、トラン君の屋敷まで出向いて、本人の意思を確認したからよ……ネイルは帰ってくるなり泣き崩れてたわ」
「…エム様は、本当に承諾しているのですか?」
「まあ、一応ね…」
「なんですか?、その含み」
「ネイルの話を聞くと違和感あるのよねー」
スーは身を乗り出し、リンナに囁いた。
「エムちゃんは、同席したトランの一語一句に回答してたって話し、あと笑っていた彼女のその目はどこか虚にも見えたそうよ」
「操られてる?」
「んー、でもねー、オスエルフ共にアレだけ調教されて、屁でもなかったあのエムちゃんが、トラン君如きに屈服するもんかなー」
考え込むリンナを、チラッと横目で見たスー
「魔封印……」
リンナがボソッと呟いた
「あれは精神に介入します。バンコーはそれで彼女を支配しようとした」
「トラン君は、あの呪いを利用したって事?、アレは箝口令を出して外に漏らさない様にしてたんだけど……なんでリンナさんも知ってるの?」
「エム様に直接聞きました……私も近いことをエルフにされたので…」
「私じゃないわよ?」
「そんな事は解ってます」
リンナが顔をあげ、今まで見せたことない目でスーを見据えた
「……冒険者組合に依頼をしたいのですが」
スーがふっと笑った。
「受けられないわねー」
「何故ですか?」
「相手は、曲がりなりにも領主様の家系、冒険者組合として公に動く事は出来ないし、手助けも出来ない」
リンナは項垂れた。
「……とは言え、エムちゃんの事は助けたいわよねー、私も引け目があるし……動ける協力者を派遣する。それでいいかしら?」
「助かります。ありがとうございます局長代理」
「スーでいいわよ」
………
トラン邸
実はトランは、この街を含む王都属州辺境領主の伯爵家第三子息、街の住宅地に建つ豪邸は、いわゆる別荘を改装したもの
現状、家督を継ぐ位にはないトランは、この街で冒険者として満喫していた。
だが伯爵の子息であることには変わりない。従者や侍女と共に暮らしていた。
「おかえりなさいませトラン様」
背の高い初老の男性、いかにも屋敷のすべてを任せられているといった感じであり、執事然としている。
「エムはどうしてる?」
「ただいま禊をいたしております」
「ひとりでか?」
「いいえ、専属侍女二人をつけております」
「マティとケティか?」
「はい」
「そうか」
「トラン様、口を挟むことをお許しください」
「申せ」
「冒険者上がりの下賤な小娘を、本気で伯爵家の妻として迎え入れるおつもりですか?」
「エムは冒険者だが、磨けば光る、あの美貌も王都の姫君たちとも張り合える、そう思わないか?」
「美貌に関してはそうでしょう、しかし貴族としてはいかがなものか」
「……確かにそうだな…ならば侍従長、貴様に、彼女の教育を任せる」
侍従長はトランに気づかれないようため小さく息をつくと、お辞儀した
「かしこまりました」
……
リンナから組合への依頼で、スーの計らいによりギルド内に特別編成の極秘チームが結成された。
メンバーは、アルラマージのスカウト『シノ』、ギルド受付嬢で元冒険者等級B『ネイル』、そして、シノに似た忍び装束姿の『リンナ』
「リンナさん、冒険者だったの?」
ネイルがそんなリンナの姿に驚いていた、
「いいえ、暗殺者です」
『えっ?』
と、シノとリンナ
「今は引退してます。気にしないで下さい」
いや、するでしょ!、と、シノとネイルは、心の中で突っ込んだ。
スーは何故か3人のやり取りを見ながらニヤニヤと笑っていた。
「シノさんは、アルラマージの方はよろしいのですか?」
「シェーダ姉様から快諾してもらってます。大丈夫です、アルラマージは「エム姉様」のためなら全力で協力します。これは皆の総意です」
リンナはほほ笑んだ
「わかりました、よろしくお願いします」
…………
トランは、エムが禊をしていると聞き、風呂場に赴いた、侍女達に入室を制止されたが、一喝し、浴場に入る。
そこで、見た彼女の美しい肢体に興奮した。
我慢できなくなり、服を着たままエムを後ろから抱きしめた
「エムただいま」
「おかえりなさいませ、トラン様」
「愛してるよ」
「お戯を…」
そういってエムがはにかむ
トランは、その場で着ていたものを全てを脱ぐと、まだ石鹸にまみれたままのエムを抱きかかえ湯船に入った。
「ああ、トラン様、こんな所で行けません」
「いいんだ、君としたいんだ」
そして、そのまま湯船に入り、彼女を湯船のへりにうつぶせにすると、彼女の背に身体を重ね、そそり立つイチモツを彼女の中へいきなり挿入した。
「ああっ」
エムがのけぞった。
トランはそのまま一心不乱に腰を突き上げ始める、湯船が波打ち湯が外へと流れ出る
「ああ、エムいいよ、すごくいい」
「あん、トラン様、こんな所で行けない人、ついて、もっと……」
「う、ああ、すごい、いつにも増して吸い付いてくるよ」
エムの背中の魔封印が光りだす。
それをフフっと笑いながらなぞるトラン
体位を変える、トランは湯船に腰掛けると、エムを自分に跨がせ、腰を突き上げた。エムの身体が跳ね上がり、豊かな胸が上下に揺れる。
「あ、あ、いい、トラン様ぁ」
さらにエムにサオしゃぶらせ、自らを昂らせる。
エムの愛撫に、トランは悦に浸る
「素敵だ、エム、素晴らしよ、エム、もうイキそうだ、イキそうだよ、エム!」
エムの口から、己のモノを引き抜き、彼女をうつ伏せにすると、再び背後から挿入、一段と激しく、最後の突き上げをする
「出して、中に、たくさん」
「おお、んおおおっ」
「んッ」
エムも顔を顰め、身を退けざらせた
トランが腰をビクビクと震わせ、魔封印の光るエムの背中に倒れ込んだ。
「ふぅ、ふぅ、はあ、ハァ、ど、どうだい、エム?」
「はい、とても気持ち良かったです、トラン様」
2人は舌を絡ませキスをした。
…
「え?」
シノとリンナが、ネイルに案内されたのは、住宅地に建つ、一際大きなネイルの邸宅だった。
その大きさに、シノが唖然としている。一方でリンナは、別段驚いていない様子。
「どうしたのですか?シノさん」
リンナがシノに問うた。
「え?、ここがネイルさんのご自宅?」
「そうよ」
「ええええっ!?」
「大きな声出さないで、シノ、隣に聞かれるわ」
「ネイルさん!お、お貴族様なんですか!?」
フフとネイルが笑った。
「両親は商人上がりの成金貴族よ、この屋敷も隣の伯爵家からの借り物」
「伯爵家?」
「そう伯爵家」
ネイルはため息混じりに笑った。
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