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「きょうちゃん!お昼だよ!!
一緒に食堂いこー!」
葵の元気な声にみんなで立ち上がり食堂へ向かう。
最初座った同じ席にいつも座っている。
何故かここだけいつ来ても空いているのだ。
「今日は何にするー?
ちなみに今日の日替わりはサバの味噌煮だって!しぶーい!」
「へぇ確かに渋いな。でも美味しそう。
それにしようかな。」
「俺は唐揚げ!ずっと食べたかったんだー!」
光は迷わず唐揚げ定食を注文。
要は無言でかき揚げうどん大盛りを注文している。
「えーどうしよ。僕はーハンバーグにしよ!
きょうちゃん日替わりでいい?」
「うん「俺も日替わり~!」え??」
急に後ろから声と共に体重をかけられ驚きながら振り返ると、
「大智先輩!?
びっくりしました。どうしたんですか?」
「俺も食堂で食べよ~と思って来たら恭ちゃんいたから!ねぇ、一緒に食べていい?日替わりこのカードで頼んどいて!イス持ってこよ~と!」
そうまくし立てる大智先輩。
返事も出来ぬままカードを持たされ椅子を取りに行った。
「、、とりあえず注文するか。
俺と大智先輩の分の日替わり、、よし。」
注文も完了したところで椅子を持った大智先輩が戻ってきた。
「よし!恭ちゃんの隣~!ねえねえ今日生徒会室来るんだよね?場所分かる?迎えにいこっか?」
質問が多い。
「ええっと、放課後行く予定です。場所は、、正直あやふやで、、別館でしたよね?」
「うん!そうだよ!分かりにくいんだよねぇ~!
やっぱ迎えに行ってあげる♡」
「いいんですか?すごくありがたいです。
ありがとうございます!」
にっこり笑顔でそういってくれる大智先輩に甘えることにした。
そのやり取りを面白くなさそうに見ている3人。
「ねえきょうちゃん!夜ごはん一緒に食べる約束したからね!早く帰ってきてよ!」
葵がすこしむすくれながらそう言った。
とんがった口が可愛くて思わずつまみながら、
「約束だもんね。なるべく早く帰るよ。
多分顔合わせとかだろうし、、」
「そうだね~でも色々やることあるかも!
帰すの遅くなったらごめんねぇ~。
でも遅くなったら俺がまた寮まで送ってあげるよ!」
さすがにそこまでは、、と思っていると、
「大丈夫ですよ。
帰る時間連絡しろよ、遅かったら途中まで迎えに行ってやる。」
まさかの要がそう言った。
「そんな心配しなくても大丈夫だよ。
寮に帰るだけだよ?」
「いいから。連絡しろ。」
有無を言わさない視線に素直に頷く。
「わかった。」
そういった所で丁度料理が運ばれてきた。
今日のごはんも美味しそうだ!
思わず笑顔になる。
お礼を言おうとウェイターさんを見上げると、すでに微笑んでくれている。
いつもの人だ。
「今日もありがとうございます。」
「こちらこそ、いつもありがとうございます。」
お互いにお礼を言いあって微笑むのがいつものやりとりだ。
味噌のいい香り、こんな所でサバの味噌煮が食べられるなんて。と不思議に思いながらいただく。
「んー!味が染みててめちゃくちゃおいしー!」
「うわ。
、、、恭ちゃん幸せそうに食べるね~!」
大智先輩が微笑みながらそう言った。
いつもの少しチャラけた笑顔ではないその微笑みに思わず見とれてしまった。
「美味しいですよ。大智先輩も早く食べてみてください!」
促されるまま食べて、「美味しいね~」と微笑む大智先輩。
大智先輩に微笑まれるとなんだかソワソワする。
「、、、大智先輩も幸せそうです。」
そう言うと目を少し大きくして驚いたような顔になった。
「そうだねぇ、今すごく幸せかも~。」
そう言いながらにこにこ幸せそうに微笑んでいる。
思わず釣られてにこにこしてしまう。
「冷めるぞ、早く食え。」
そう言った要を見ると大盛りなはずなのにもう底が見え始めている。
慌てて食事を再開した。
一緒に食堂いこー!」
葵の元気な声にみんなで立ち上がり食堂へ向かう。
最初座った同じ席にいつも座っている。
何故かここだけいつ来ても空いているのだ。
「今日は何にするー?
ちなみに今日の日替わりはサバの味噌煮だって!しぶーい!」
「へぇ確かに渋いな。でも美味しそう。
それにしようかな。」
「俺は唐揚げ!ずっと食べたかったんだー!」
光は迷わず唐揚げ定食を注文。
要は無言でかき揚げうどん大盛りを注文している。
「えーどうしよ。僕はーハンバーグにしよ!
きょうちゃん日替わりでいい?」
「うん「俺も日替わり~!」え??」
急に後ろから声と共に体重をかけられ驚きながら振り返ると、
「大智先輩!?
びっくりしました。どうしたんですか?」
「俺も食堂で食べよ~と思って来たら恭ちゃんいたから!ねぇ、一緒に食べていい?日替わりこのカードで頼んどいて!イス持ってこよ~と!」
そうまくし立てる大智先輩。
返事も出来ぬままカードを持たされ椅子を取りに行った。
「、、とりあえず注文するか。
俺と大智先輩の分の日替わり、、よし。」
注文も完了したところで椅子を持った大智先輩が戻ってきた。
「よし!恭ちゃんの隣~!ねえねえ今日生徒会室来るんだよね?場所分かる?迎えにいこっか?」
質問が多い。
「ええっと、放課後行く予定です。場所は、、正直あやふやで、、別館でしたよね?」
「うん!そうだよ!分かりにくいんだよねぇ~!
やっぱ迎えに行ってあげる♡」
「いいんですか?すごくありがたいです。
ありがとうございます!」
にっこり笑顔でそういってくれる大智先輩に甘えることにした。
そのやり取りを面白くなさそうに見ている3人。
「ねえきょうちゃん!夜ごはん一緒に食べる約束したからね!早く帰ってきてよ!」
葵がすこしむすくれながらそう言った。
とんがった口が可愛くて思わずつまみながら、
「約束だもんね。なるべく早く帰るよ。
多分顔合わせとかだろうし、、」
「そうだね~でも色々やることあるかも!
帰すの遅くなったらごめんねぇ~。
でも遅くなったら俺がまた寮まで送ってあげるよ!」
さすがにそこまでは、、と思っていると、
「大丈夫ですよ。
帰る時間連絡しろよ、遅かったら途中まで迎えに行ってやる。」
まさかの要がそう言った。
「そんな心配しなくても大丈夫だよ。
寮に帰るだけだよ?」
「いいから。連絡しろ。」
有無を言わさない視線に素直に頷く。
「わかった。」
そういった所で丁度料理が運ばれてきた。
今日のごはんも美味しそうだ!
思わず笑顔になる。
お礼を言おうとウェイターさんを見上げると、すでに微笑んでくれている。
いつもの人だ。
「今日もありがとうございます。」
「こちらこそ、いつもありがとうございます。」
お互いにお礼を言いあって微笑むのがいつものやりとりだ。
味噌のいい香り、こんな所でサバの味噌煮が食べられるなんて。と不思議に思いながらいただく。
「んー!味が染みててめちゃくちゃおいしー!」
「うわ。
、、、恭ちゃん幸せそうに食べるね~!」
大智先輩が微笑みながらそう言った。
いつもの少しチャラけた笑顔ではないその微笑みに思わず見とれてしまった。
「美味しいですよ。大智先輩も早く食べてみてください!」
促されるまま食べて、「美味しいね~」と微笑む大智先輩。
大智先輩に微笑まれるとなんだかソワソワする。
「、、、大智先輩も幸せそうです。」
そう言うと目を少し大きくして驚いたような顔になった。
「そうだねぇ、今すごく幸せかも~。」
そう言いながらにこにこ幸せそうに微笑んでいる。
思わず釣られてにこにこしてしまう。
「冷めるぞ、早く食え。」
そう言った要を見ると大盛りなはずなのにもう底が見え始めている。
慌てて食事を再開した。
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