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三食昼寝、家族付き
第903話
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幼児へのごますりも兼ね、ラーシャはせっせとキノコ料理を作っております。
「チーズと合う料理あるかな」
「アー君を真っ先に攻略するつもりだね」
「媚びを売るならアルジュナ様だろ」
ドリちゃんが空中にウィンドウを展開し、ラーシャがそれを見ながら料理を始めた。
魔力が無限だから何でもありだよねドリちゃんって、錬金術も出来るし、古代魔法もお手の物、魔力を使う魔法があれば改良も出来るし……本当、僕よりチートだわ。
「キノコとささみのチーズ蒸し一丁上がり」
「三分クッキング?」
ちょっと考え事をしていたら完成とか、どんな魔法を使ったのだろうか。
「レシピ通りに食材を切って準備が完了したら勝手に完成した」
「ドリちゃん魔法?」
「いや、スライム」
ラーシャの前でスラちゃんがドヤ顔していました。
「次作ろう」
「うん」
「俺が作りたいんだが……まぁ早い方がいいか」
レシピを選択している時点でスラちゃんがスタンバっています。
「じゃあ次はキノコ入りチーズカレーで」
「甘口と辛口、中辛の三種類作ってね」
「ぷるるん!」
「なんで三種類も作るんだ?」
「子供用と大人用と辛いの苦手な人用」
あと刀雲の激辛地獄カレーもあるけど、今日はキノコが主役だからそれはなし。
「樹ただいまー!」
「遅くなった」
泣きながらラーシャが玉ねぎを切っていたら刀雲と騎士様が帰宅して、調理場の入り口から中を覗き込んできた。
「おかえりなさい、お魚釣れた?」
「俺が全力で支援したからな! 褒めてーー!」
戦利品を見せてもらおうと二人の近くに寄ったら騎士様が満面の笑みで両手を広げたんだけど、横からヨムちゃんが割り込んできて抱きつかれました。
どうやら港に行った刀雲の気配を察知し、呼ぶ前に現れて一日一緒にいたらしい。
「虹色のマグロだろうがカニだろうが任せて!」
「出産のお仕事の方は大丈夫なの?」
「神力が上がったみたいで、出向かなくても力を行使出来るようになったんだ! 俺凄い?」
「うん凄いねぇ、ヨムちゃんカッコイイ!」
「ふふふー」
カッコイイくてそして可愛い。
うちの子は誰もが最高です。
「イツキ、俺も料理手伝っていいか」
「うんお願い!」
「じゃあ俺も……」
「騎士様は俺と釣りしようぜ!」
「いや釣りは一日したし」
「次は一泊二日ぐらいで船釣りしような! ギレンに船の手配してもらっておく!」
「樹たっすけてぇぇーーー!!」
ヨムちゃんありがとう、騎士様は料理は絶望的らしいから助かります。
「活け造りは外せない、他はどうする?」
「握り寿司と押し寿司でしょ、あとは外で焚火で焼くとかかなぁ」
「イネスの海老はある?」
「港の市場で買ってきた」
ドサドサとアイテムボックスから出される海老に貝、あっ、ワカメもある。
「スラちゃん選別お願い」
「ぷる!」
ワカメはぜひとも明日の朝食のお味噌汁に使いたい。
うん、明日の朝食は和食に決定!
ワカメご飯もいいなぁ。
「チーズと合う料理あるかな」
「アー君を真っ先に攻略するつもりだね」
「媚びを売るならアルジュナ様だろ」
ドリちゃんが空中にウィンドウを展開し、ラーシャがそれを見ながら料理を始めた。
魔力が無限だから何でもありだよねドリちゃんって、錬金術も出来るし、古代魔法もお手の物、魔力を使う魔法があれば改良も出来るし……本当、僕よりチートだわ。
「キノコとささみのチーズ蒸し一丁上がり」
「三分クッキング?」
ちょっと考え事をしていたら完成とか、どんな魔法を使ったのだろうか。
「レシピ通りに食材を切って準備が完了したら勝手に完成した」
「ドリちゃん魔法?」
「いや、スライム」
ラーシャの前でスラちゃんがドヤ顔していました。
「次作ろう」
「うん」
「俺が作りたいんだが……まぁ早い方がいいか」
レシピを選択している時点でスラちゃんがスタンバっています。
「じゃあ次はキノコ入りチーズカレーで」
「甘口と辛口、中辛の三種類作ってね」
「ぷるるん!」
「なんで三種類も作るんだ?」
「子供用と大人用と辛いの苦手な人用」
あと刀雲の激辛地獄カレーもあるけど、今日はキノコが主役だからそれはなし。
「樹ただいまー!」
「遅くなった」
泣きながらラーシャが玉ねぎを切っていたら刀雲と騎士様が帰宅して、調理場の入り口から中を覗き込んできた。
「おかえりなさい、お魚釣れた?」
「俺が全力で支援したからな! 褒めてーー!」
戦利品を見せてもらおうと二人の近くに寄ったら騎士様が満面の笑みで両手を広げたんだけど、横からヨムちゃんが割り込んできて抱きつかれました。
どうやら港に行った刀雲の気配を察知し、呼ぶ前に現れて一日一緒にいたらしい。
「虹色のマグロだろうがカニだろうが任せて!」
「出産のお仕事の方は大丈夫なの?」
「神力が上がったみたいで、出向かなくても力を行使出来るようになったんだ! 俺凄い?」
「うん凄いねぇ、ヨムちゃんカッコイイ!」
「ふふふー」
カッコイイくてそして可愛い。
うちの子は誰もが最高です。
「イツキ、俺も料理手伝っていいか」
「うんお願い!」
「じゃあ俺も……」
「騎士様は俺と釣りしようぜ!」
「いや釣りは一日したし」
「次は一泊二日ぐらいで船釣りしような! ギレンに船の手配してもらっておく!」
「樹たっすけてぇぇーーー!!」
ヨムちゃんありがとう、騎士様は料理は絶望的らしいから助かります。
「活け造りは外せない、他はどうする?」
「握り寿司と押し寿司でしょ、あとは外で焚火で焼くとかかなぁ」
「イネスの海老はある?」
「港の市場で買ってきた」
ドサドサとアイテムボックスから出される海老に貝、あっ、ワカメもある。
「スラちゃん選別お願い」
「ぷる!」
ワカメはぜひとも明日の朝食のお味噌汁に使いたい。
うん、明日の朝食は和食に決定!
ワカメご飯もいいなぁ。
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