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女神の呪い
第818話
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そういう訳でやってまいりました再び……えっと、どこだろう?
お城の地下辺りに呼び出されると思ったら、何か神殿っぽい。
残念神を祀る神殿なら話早いんだけどなー。
しっかし召喚メンバー大分減った感じだね、金ぴかもローブも騎士も随分数が減ってるね。
何か喚いてるけど汚い言葉なんだろうなぁきっと、ビックリするほど何を言っているか分からない。
神殿、神殿か。
こんな国の神殿でも神様と交信出来るかなぁ?
試しにやってみるか。んっん!
残念神、残念神、起きてますかー。
呼びかけたらドサドサッとモザイクの何かが目の前に落ちてきた。
多分これってあれだよね、残念神の残骸。
「……」
呼び出されて殆ど時間が経ってないのにさすがボス、報連相が早い。
ドラゴニュート君には悪いことしたかな、帰ったらエロくて可愛いお嫁さん探してあげるから元気出して!
才蔵とかどうだろう……ダメだね、別にエロくないやあの子!
状況を好転させようとして見事に失敗したよ!
金ぴかが腰を抜かすわ、騎士が抜刀するわ、ローブがパニック起こして攻撃してくるわでもう大変。
ポンチョ装備してなかったら危なかったなー。
まぁ信仰している神様が無残な姿で降ってきたら驚くよね、それは謝る、ごめんなさい。
言葉が悪くて何一つ言葉を理解できないけれど、とりあえず事態の悪化は理解出来る。
……あと視界の隅でどこかで見た女の子が胸の前で手を組み、何かを僕に向かって訴えている。
でもごめん、ローブの攻撃が煩くて普通に聞こえない。
騎士様、この能力、ちょっと過保護が過ぎると思います。
子供達には評判がいいんだよね、僕に余計なモノを見せたり聞かせなくて済むって。どちらが保護者か分からないセリフですね。
おっと眠くなってきた。
この状況で眠くなるって僕って凄いね、でも夜中に近い時間だし仕方ないと思う。
うぅでも固い床で寝るのはちょっと嫌だなぁ、せめてもふもふがいれば……もふもふ、モザイクが視界に入らないよう視線を巡らせた先にそれを見つけた。
「おいでー」
「はい!」
言い訳をさせていただきますと、眠くて思考がぼんやりしていたんだと思う。
じゃなきゃ攻撃されている真っ最中に奴隷獣人を呼び寄せる暴挙しないはず、いくら僕でもしないと思うけどどうだろう?
「ちょっと毛がこわい、クリーン」
素直に駆け寄ってきた毛並みのボロボロの獣人は幸運なことに羊でした。
クリーンをかけてもふもふを手で整え、背中に乗ります、目を閉じます。
クリーンかけたら羊の獣人がただの羊になった気がするけど、まぁ気のせいだよね。
起きたら確認すればいいや、寝よう、寝よう。
ぐー。
お城の地下辺りに呼び出されると思ったら、何か神殿っぽい。
残念神を祀る神殿なら話早いんだけどなー。
しっかし召喚メンバー大分減った感じだね、金ぴかもローブも騎士も随分数が減ってるね。
何か喚いてるけど汚い言葉なんだろうなぁきっと、ビックリするほど何を言っているか分からない。
神殿、神殿か。
こんな国の神殿でも神様と交信出来るかなぁ?
試しにやってみるか。んっん!
残念神、残念神、起きてますかー。
呼びかけたらドサドサッとモザイクの何かが目の前に落ちてきた。
多分これってあれだよね、残念神の残骸。
「……」
呼び出されて殆ど時間が経ってないのにさすがボス、報連相が早い。
ドラゴニュート君には悪いことしたかな、帰ったらエロくて可愛いお嫁さん探してあげるから元気出して!
才蔵とかどうだろう……ダメだね、別にエロくないやあの子!
状況を好転させようとして見事に失敗したよ!
金ぴかが腰を抜かすわ、騎士が抜刀するわ、ローブがパニック起こして攻撃してくるわでもう大変。
ポンチョ装備してなかったら危なかったなー。
まぁ信仰している神様が無残な姿で降ってきたら驚くよね、それは謝る、ごめんなさい。
言葉が悪くて何一つ言葉を理解できないけれど、とりあえず事態の悪化は理解出来る。
……あと視界の隅でどこかで見た女の子が胸の前で手を組み、何かを僕に向かって訴えている。
でもごめん、ローブの攻撃が煩くて普通に聞こえない。
騎士様、この能力、ちょっと過保護が過ぎると思います。
子供達には評判がいいんだよね、僕に余計なモノを見せたり聞かせなくて済むって。どちらが保護者か分からないセリフですね。
おっと眠くなってきた。
この状況で眠くなるって僕って凄いね、でも夜中に近い時間だし仕方ないと思う。
うぅでも固い床で寝るのはちょっと嫌だなぁ、せめてもふもふがいれば……もふもふ、モザイクが視界に入らないよう視線を巡らせた先にそれを見つけた。
「おいでー」
「はい!」
言い訳をさせていただきますと、眠くて思考がぼんやりしていたんだと思う。
じゃなきゃ攻撃されている真っ最中に奴隷獣人を呼び寄せる暴挙しないはず、いくら僕でもしないと思うけどどうだろう?
「ちょっと毛がこわい、クリーン」
素直に駆け寄ってきた毛並みのボロボロの獣人は幸運なことに羊でした。
クリーンをかけてもふもふを手で整え、背中に乗ります、目を閉じます。
クリーンかけたら羊の獣人がただの羊になった気がするけど、まぁ気のせいだよね。
起きたら確認すればいいや、寝よう、寝よう。
ぐー。
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