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湯水のごとくお金を使おう
第750話
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ヨムちゃんって間違いなく神薙さんの息子だなぁ。
「んぐんぐ!」
「ヨム……スイカは切って食べるものだぞ」
「!?」
裏庭菜園から届いたスイカを一玉、丸っと飲み込んでしまった。
その姿はまさに蛇、あごは大丈夫だろうか。
「で、でも美味しかった!」
「あと二玉あるから皆で食べような」
「うん!」
ヨムちゃんに食べられないよう慌てて切り始めるドリアン。
あれは、早かったよね、縁側に置かれたスイカが止める暇もなく消えたもの。
綺麗に切り分けられたスイカを五人で食べたけど、これがまた甘くて美味しかった。
涼玉ありがとう、この糖度の高さは涼玉のお手柄です。
「あっちー」
ああヨムちゃんったら凄い汗。
「ヨムちゃんこっち向いて」
「ん」
ドリアンに渡されたタオルで額の汗を拭き、ついでに口周りもきゅと拭いた。
食べ方豪快だから汚れっぷりも豪快、神薙さんみたいに綺麗に食べられるようになるといいね。
「はい終わり」
「ありがと!」
「どういたしまして」
「ほぁぁぁ」
「うむ、食事の時間か、よし、来るがいい!!」
なぜかタイガが赤ちゃんに対し両手を広げた。
乳出ないよね?
あれ?
ごくごく飲んでいる、出るんだ……ラセンの代わりに気合で出した?
「うむ、魔力が恐ろしい速度で消費されているな! 健康な証拠よ! だがこのままでは我が倒れてしまうかもしれんな!」
「タイガ、タイガ、無理しないで、ドリちゃんミルクあるから!」
顔色が悪くなってるよ、赤ちゃん離して。
「さすがに驚いた」
「僕じゃ追いつかないから帰ってきたんだもん」
タイガから赤ちゃんを引き取ってドリアンに渡す。
用意されているドリちゃんミルクの消費もなかなか大変なことになってるよ、量より質ってことでドリちゃんがミルクに注ぐ魔力を調節中です。
「俺も魔力補給する」
「ドリちゃんミルク飲む?」
「ううん、タイガの飲んでみたい!」
「よし来い!」
ヨムちゃんチャレンジャー!
「タイガ、まだ魔力回復してないでしょ!」
「魔力回復ポーションを飲んだから大丈夫だ」
「ひゃー、タイガいい筋肉!」
「鍛えておるからな!」
いや、タイガは生まれる前、魂の状態の時からムキムキだったよ。
「イツキ、二人が寝たから今のうちに夕食の準備しよう」
「うん、今日は何食べようか」
「肉が良い」
「肉だよな」
「肉」
おかしいな、幼児三人組がいないのに肉コールが聞こえてくる。
「タイガの乳濃いなぁ」
「存分に飲むがいい」
「ヨム、少し足を開いてくれ」
「んー」
「柔らかいな、大分慣れてきたか?」
「んぅ」
「こらそこ! 代理出産はもうしないからね!」
あと発情するなら部屋に戻りなさい!
「んぐんぐ!」
「ヨム……スイカは切って食べるものだぞ」
「!?」
裏庭菜園から届いたスイカを一玉、丸っと飲み込んでしまった。
その姿はまさに蛇、あごは大丈夫だろうか。
「で、でも美味しかった!」
「あと二玉あるから皆で食べような」
「うん!」
ヨムちゃんに食べられないよう慌てて切り始めるドリアン。
あれは、早かったよね、縁側に置かれたスイカが止める暇もなく消えたもの。
綺麗に切り分けられたスイカを五人で食べたけど、これがまた甘くて美味しかった。
涼玉ありがとう、この糖度の高さは涼玉のお手柄です。
「あっちー」
ああヨムちゃんったら凄い汗。
「ヨムちゃんこっち向いて」
「ん」
ドリアンに渡されたタオルで額の汗を拭き、ついでに口周りもきゅと拭いた。
食べ方豪快だから汚れっぷりも豪快、神薙さんみたいに綺麗に食べられるようになるといいね。
「はい終わり」
「ありがと!」
「どういたしまして」
「ほぁぁぁ」
「うむ、食事の時間か、よし、来るがいい!!」
なぜかタイガが赤ちゃんに対し両手を広げた。
乳出ないよね?
あれ?
ごくごく飲んでいる、出るんだ……ラセンの代わりに気合で出した?
「うむ、魔力が恐ろしい速度で消費されているな! 健康な証拠よ! だがこのままでは我が倒れてしまうかもしれんな!」
「タイガ、タイガ、無理しないで、ドリちゃんミルクあるから!」
顔色が悪くなってるよ、赤ちゃん離して。
「さすがに驚いた」
「僕じゃ追いつかないから帰ってきたんだもん」
タイガから赤ちゃんを引き取ってドリアンに渡す。
用意されているドリちゃんミルクの消費もなかなか大変なことになってるよ、量より質ってことでドリちゃんがミルクに注ぐ魔力を調節中です。
「俺も魔力補給する」
「ドリちゃんミルク飲む?」
「ううん、タイガの飲んでみたい!」
「よし来い!」
ヨムちゃんチャレンジャー!
「タイガ、まだ魔力回復してないでしょ!」
「魔力回復ポーションを飲んだから大丈夫だ」
「ひゃー、タイガいい筋肉!」
「鍛えておるからな!」
いや、タイガは生まれる前、魂の状態の時からムキムキだったよ。
「イツキ、二人が寝たから今のうちに夕食の準備しよう」
「うん、今日は何食べようか」
「肉が良い」
「肉だよな」
「肉」
おかしいな、幼児三人組がいないのに肉コールが聞こえてくる。
「タイガの乳濃いなぁ」
「存分に飲むがいい」
「ヨム、少し足を開いてくれ」
「んー」
「柔らかいな、大分慣れてきたか?」
「んぅ」
「こらそこ! 代理出産はもうしないからね!」
あと発情するなら部屋に戻りなさい!
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