502 / 1,127
保護者の居ぬ間に
第497話
しおりを挟む
お鍋と肉が食べ尽くされた所で食事は終了。
人数が多いから配るのも大変だったけど、辛うじてお代わり皆さんに行き渡って良かった。
「頭、素材って持ち帰っていいの?」
「武器強化したい」
「早く帰って実力がどれだけ上がったか確認したいよな」
「聞いてみる」
刀雲を頭って呼ぶのは山賊の人達だけなので、山賊所属の人はすぐ分かった。
それ以外は何て言うか皆さん等しく顔付が勇ましくなって、正直誰が騎士所属なのか高ランク冒険者なのか判別付かなかった。
こう、動きが統率されてキチッとしているイメージだけど、そんな感じの集団は見当たらない。
全体的に荒々しい感じなんだよね。
戦女神であるレイアさんの影響かな?
そりゃ戦場では腐女神様よりレイアさんの力の方が強いか。
『みんな元気だった?』
「きゅきゅ」
「先に帰ってるから最後まで気を抜かずに無事に帰って来いよ」
「俺、涼玉、よろしくな」
「きゃるるる」
遠征に参加したもふもふズの毛皮がごわごわ、帰って来たら全員お風呂に入れて、アカーシャと一緒に一斉ブラッシングかな。
タイガや皆にも手伝ってもらうけど、大仕事になりそう。
刀雲もお疲れだろうから疲れを取るために栄養のあるもの食べてもらって、レイアさんにはエステフルコース、騎士様にはアー君がマッサージをしてくれるハズ。
その前に宴会かな、ああ、お酒を大量に用意しないと……。
(イツキ、イツキちゃん!)
(女神様にはお酒とスイーツですね)
(ひゅーーー!)
この人の辞書に反省という文字はないのだろう、それか喉元過ぎれば熱さを忘れるを地で行っているんだろうな。
遠征の反動で妄想爆発してスタンピードが各地で起こりそう、獣人の国にいるルカに連絡取っておいた方がいいかもしれない。
魔王様ご夫妻も参加しているはずだけど見当たらず、騎士様に聞いたら目的が達成されたので二人は先に帰還させたらしい。
その際、タイガとラセンに魔物肉をお土産に持って帰るのは忘れなかったそうです。
どうか今のうちに英気を養っておいてください、高確率で女神様が暴走します。
「イツキ、足りない」
「神薙さん、朝食食べて、今も食べましたよね?」
「足りない」
うーん。
「雷ちゃん、この島で一番肉が美味しい魔物ってどこにいる?」
「さすがに分からん」
「だめかー」
どうしようかな。
トレントから木の実を貰うって手もあるけど、食べ尽くしても足りないだろうし……。
何かちょっとざわついてる気がする、ちょっと待って、今忙しいの。
人数が多いから配るのも大変だったけど、辛うじてお代わり皆さんに行き渡って良かった。
「頭、素材って持ち帰っていいの?」
「武器強化したい」
「早く帰って実力がどれだけ上がったか確認したいよな」
「聞いてみる」
刀雲を頭って呼ぶのは山賊の人達だけなので、山賊所属の人はすぐ分かった。
それ以外は何て言うか皆さん等しく顔付が勇ましくなって、正直誰が騎士所属なのか高ランク冒険者なのか判別付かなかった。
こう、動きが統率されてキチッとしているイメージだけど、そんな感じの集団は見当たらない。
全体的に荒々しい感じなんだよね。
戦女神であるレイアさんの影響かな?
そりゃ戦場では腐女神様よりレイアさんの力の方が強いか。
『みんな元気だった?』
「きゅきゅ」
「先に帰ってるから最後まで気を抜かずに無事に帰って来いよ」
「俺、涼玉、よろしくな」
「きゃるるる」
遠征に参加したもふもふズの毛皮がごわごわ、帰って来たら全員お風呂に入れて、アカーシャと一緒に一斉ブラッシングかな。
タイガや皆にも手伝ってもらうけど、大仕事になりそう。
刀雲もお疲れだろうから疲れを取るために栄養のあるもの食べてもらって、レイアさんにはエステフルコース、騎士様にはアー君がマッサージをしてくれるハズ。
その前に宴会かな、ああ、お酒を大量に用意しないと……。
(イツキ、イツキちゃん!)
(女神様にはお酒とスイーツですね)
(ひゅーーー!)
この人の辞書に反省という文字はないのだろう、それか喉元過ぎれば熱さを忘れるを地で行っているんだろうな。
遠征の反動で妄想爆発してスタンピードが各地で起こりそう、獣人の国にいるルカに連絡取っておいた方がいいかもしれない。
魔王様ご夫妻も参加しているはずだけど見当たらず、騎士様に聞いたら目的が達成されたので二人は先に帰還させたらしい。
その際、タイガとラセンに魔物肉をお土産に持って帰るのは忘れなかったそうです。
どうか今のうちに英気を養っておいてください、高確率で女神様が暴走します。
「イツキ、足りない」
「神薙さん、朝食食べて、今も食べましたよね?」
「足りない」
うーん。
「雷ちゃん、この島で一番肉が美味しい魔物ってどこにいる?」
「さすがに分からん」
「だめかー」
どうしようかな。
トレントから木の実を貰うって手もあるけど、食べ尽くしても足りないだろうし……。
何かちょっとざわついてる気がする、ちょっと待って、今忙しいの。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
332
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる