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保護者の居ぬ間に
第435話
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家に帰ってきてまずしたのはお茶の用意。
我が家で用意できるもので最高級のものですよ、お茶も高級中の高級、肉でいうとシャトーブリアンだっけ?あのぐらい高級!
僕はパックお茶で十分美味しいと思うような平凡な人間なので、こう言った高級品は違いの分かる神薙さん用です。
アー君も高級志向っぽいけど、今はまだジュースやミルクで済んでいる。
お茶請け菓子はケーキ、タルト、バームクーヘンをホールでドン。
これだけあればいいかな。
足りなくても仕方がない、メインはおやつではなく起こったことの報告だからね。
用意したこれらを駆け付けた邪神一家の前に置きます。
「イツキ、イツキ、食べていーか?」
目をキラキラさせながら聞いてくるのは白ちゃん。
食べる量が神薙さん並みだけど、お嫁さんのおかげで味わうことを覚えたらしい。
「ナーガのばぁむの方が美味しそうに見える」
じーーーーっと隣のナーガのバームクーヘンをガン見しているのは黒ちゃん。
普段の主食は魔物なため、こういった美味しいものを食べれる機会は逃さない。
「あげませんよ」
ナーガは兄弟の中では一番小食。
一度休眠する羽目になってからは、二度と寝込むまいと食べる量にも気を使っているとか。
「ととの涎が大変なことになってる! もう食べていい?」
手掴みで食べたいのを、シャムスの前だからとフォークを構えているのはヨムちゃん。
神様としての格が上がり続けているため、食べる量と消化速度が上がったと嬉しそうに報告された。
養っているギレンの懐は大丈夫だろうか。
出来るだけたくさん用意したけど足りるかな?
「母様、食べてもらいながら話した方がいいんじゃない?」
「そんな余裕あるとは思えないけど、まぁいいか」
チラリとドリアンを見たらいつでもどうぞと頷かれた。
「じゃあ召し上がれ」
「「いただきます!」」
僕としては全員ここに集まる必要はなかったと思うんだよね、おやつの用意大変だし、いやアカーシャの心配よりおやつが目当てで集まったのか?
ナーガはどちらかと言うとシャムス目当てっぽいけど。
「ととズルい、それ俺も食べたい!」
「もがもがもが」
「ナーガそれ一口くれー」
「これはシャムス様の分です」
『あーん』
「イツキお代わり」
「っは、難産の気配、でも今はおやつ優先!」
ヨムちゃん神様のお仕事優先して欲しいなぁ。
「母様、足りるかな?」
「おやつだから足りなくてもいいや、アカーシャは神薙さんにお茶追加」
「はいっ」
結論だけ言うとアカーシャは傷一つなく保護された。
心身ともに傷一つなく、邪神のお世話に走り回れるぐらい元気です。
我が家で用意できるもので最高級のものですよ、お茶も高級中の高級、肉でいうとシャトーブリアンだっけ?あのぐらい高級!
僕はパックお茶で十分美味しいと思うような平凡な人間なので、こう言った高級品は違いの分かる神薙さん用です。
アー君も高級志向っぽいけど、今はまだジュースやミルクで済んでいる。
お茶請け菓子はケーキ、タルト、バームクーヘンをホールでドン。
これだけあればいいかな。
足りなくても仕方がない、メインはおやつではなく起こったことの報告だからね。
用意したこれらを駆け付けた邪神一家の前に置きます。
「イツキ、イツキ、食べていーか?」
目をキラキラさせながら聞いてくるのは白ちゃん。
食べる量が神薙さん並みだけど、お嫁さんのおかげで味わうことを覚えたらしい。
「ナーガのばぁむの方が美味しそうに見える」
じーーーーっと隣のナーガのバームクーヘンをガン見しているのは黒ちゃん。
普段の主食は魔物なため、こういった美味しいものを食べれる機会は逃さない。
「あげませんよ」
ナーガは兄弟の中では一番小食。
一度休眠する羽目になってからは、二度と寝込むまいと食べる量にも気を使っているとか。
「ととの涎が大変なことになってる! もう食べていい?」
手掴みで食べたいのを、シャムスの前だからとフォークを構えているのはヨムちゃん。
神様としての格が上がり続けているため、食べる量と消化速度が上がったと嬉しそうに報告された。
養っているギレンの懐は大丈夫だろうか。
出来るだけたくさん用意したけど足りるかな?
「母様、食べてもらいながら話した方がいいんじゃない?」
「そんな余裕あるとは思えないけど、まぁいいか」
チラリとドリアンを見たらいつでもどうぞと頷かれた。
「じゃあ召し上がれ」
「「いただきます!」」
僕としては全員ここに集まる必要はなかったと思うんだよね、おやつの用意大変だし、いやアカーシャの心配よりおやつが目当てで集まったのか?
ナーガはどちらかと言うとシャムス目当てっぽいけど。
「ととズルい、それ俺も食べたい!」
「もがもがもが」
「ナーガそれ一口くれー」
「これはシャムス様の分です」
『あーん』
「イツキお代わり」
「っは、難産の気配、でも今はおやつ優先!」
ヨムちゃん神様のお仕事優先して欲しいなぁ。
「母様、足りるかな?」
「おやつだから足りなくてもいいや、アカーシャは神薙さんにお茶追加」
「はいっ」
結論だけ言うとアカーシャは傷一つなく保護された。
心身ともに傷一つなく、邪神のお世話に走り回れるぐらい元気です。
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