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ダンジョン探検

第96話

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 お盆にお茶とホットドッグを載せ、池で釣りをしている騎士様の所に持っていく、これなら釣りをしながらでも食べれるからね。

「軽めにしておきました、お魚釣れそうですか?」
「なかなか釣れないねぇ」

 そもそも釣り餌が付いているのかさえ怪しいんだよなぁ。
 ホットドッグを手に取り騎士様の口に持っていくと、嬉しそうに目を細めて口を開けた。

「美味しい」
「それは良かった、ケバブのおじさんからソースのレシピ教えてもらったんです」

 激辛からピリ辛、甘辛まで自由自在だぜ、ドリちゃんが。

 いい天気、僕も釣りしようかなぁ。

「樹」
「はい? お茶ですか?」
「手助けしようか?」
「んー……でも夫婦喧嘩に親が口を出すってどうなんでしょう」
「それもそうだねぇ」
「あの、空いている片手が服の中に入ろうとしているのですが」

 あといつ僕は騎士様の膝の上に移動したのだろうか。

「お茶もいいけど樹のミルクも美味しいよね」

 いつからスケベ親父にジョブチェンジしたのか問い質したい。

「ねぇ樹」
「手を止めてから会話しましょう」
「声出さないようにね」

 は? 疑問を問い返す間もなく少し腰を持ち上げられ、ぐぷりと熱いモノが後ろに侵入してきた。ちょっと僕のズボンどこ、いつ消失したの!?

「ふ、ぁっ」
「うん、ゆっくり腰下ろして」
「あぅ、騎士様ぁ」

 腰とお尻がぴたりとくっついて、中が全部騎士様で満たされたのが分かる。

「気持ちいいね」

 動いて、くれないの?

「ほら、樹の可愛い子がぷるぷる震えてる、腰も動いてるね」
「な、んで」
「ほら、俺釣りしてる最中だしね」

 動くと魚逃げちゃうから。くすくすと笑いながら囁かれ、どんどん息が荒くなるのが分かる。
 嗚呼辛い。

「きゃぅ」

 いきなり僕の息子が温かい物に包まれて思わず悲鳴が上がる。
 はぐはぐと美味しそうに咥えているのはルークだった。

 ちょっとおおおお。

「ああいいね、樹の中がきゅって締まったよ」
「ルーク、だめっ」

 長い舌と温かな口内、刺激を欲しがっていた僕の息子はあっという間に精を吐き出した。

「樹っ」

 僕の耳を甘噛みしながら騎士様のが僕の内に吐き出されたのが分かった。

(青カン最高だぜ)

 女神様覗いていらっしゃったんですね。
 出来れば忘れてください。
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