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7*叶人視点 気持ちを伝えあう。
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――陽向くんのクラスメイトと先輩が手を繋いでいて、羨ましかった。
ふたりをじっと見ていたら、陽向くんが僕の手をぎゅっと握ってきた。
ドキドキが溢れてきて、また倒れそうになったし、どうすればいいのか分からなくなって、頭がパニックになった。陽向くんは何も謝ることはないのに……謝りながら手を離してきた時に、きちんと伝えたかった。
「謝らなくてもいいよ。だって、僕も手を繋ぎたかったんだから」って。
離れないように、僕もぎゅってすれば良かったな。
僕たちは手を離してから、建物の二階にあるレストランへ行くと、窓がわの席に案内された。この席は花畑のグラデーションが綺麗に見える。ランチセットを注文すると花畑が背景になるように、羊毛フェルトの陽向くんと僕を窓のところに置き、手を繋がせて並べた。そしてカメラとスマホで写真を撮った。
写真はとても良い感じに撮れた。
カメラとスマホの画面を眺め、今日撮った写真をひとつひとつ確認していると、ランチセットが来た。ランチセットは、ハンバーグやエビフライ、そして唐揚げとポテトサラダ。ミニオムライスにたまごスープだった。僕の好きなものばかりだ。
記念に、お昼ご飯と持ってきた羊毛フェルトのキャラ全員を並べて一緒に撮った。そして羊毛フェルトの陽向くんと僕以外をバッグに入れる。出したままのふたりは「外の景色を楽しんでいてね」と声をかけて窓に置き、視線を外に向けた。
そういえば、注文してからずっと陽向くんの声を聞いていない。
ちらっと陽向くんを見ると「叶人に聞きたいことがあるんだけど、いい?」と真面目な顔して言ってきた。陽向くんが真面目な顔をして何かを言ってくる時も、最近陽向くんに対してしているようなドキドキとは違うドキドキがする。
「僕が答えられることなら、何でも答えるよ」と僕は返事をした。
「叶人、さっきは急に手を繋いでごめん。正直、俺と手を繋ぐのは嫌だった? 嫌だったら……叶人が嫌がることはしたくないから、もうしない」
陽向くんはしおれて、しゅんとした様子。
陽向くんに本当の気持ちを言うのは、今しかないかも――。僕は人に気持ちを丁寧に伝えるのは苦手だ。だけど、いつもだったら心の中で呟きそうな言葉も、全部頑張って伝えたい。
「陽向くん、ちょっと待ってて。今、頭の中で陽向くんにお手紙書くから」
「あ、頭の中に? う、うん。分かった」
「でもお腹すいているから、ゆっくり食べながら書くね!」
美味しいお昼ご飯を味わいながら頭の中で、陽向くん宛に手紙を書き始めた。学校の勉強をしている時とかはあんまり僕の頭の中は回転しない。けれど、好きなことや大切なことを考えている時は頭の中がいっぱい回転して、言葉やアイディアがたくさん浮かんで……自分はもしかして頭がいいのかも?って思う時もある。
今もすごく陽向くんへの言葉が浮かんできて溢れている。
――伝えるんだ、恋の意識をしてから伝えるのが苦手になった気がする、一番陽向くんに伝えたい気持ちも。
僕たちはお昼ご飯を食べ終える。
ちょうど手紙も完成した。
「陽向くん、今から頭の中で完成したお手紙を読みますので、聞いてください」
「わ、分かりました」
ふたり一緒に背筋を伸ばした。
「では、読みます。陽向くんへ。まず一番に伝えたいのは、小さい時からずっと、陽向くんが大好きです。だけどなんだか最近は『大好き』の気持ちが変わった気がします。大好きにドキドキも加わりました。さっきも手を繋いだ時、ドキドキしすぎて大変でした……あれ? 続きなんだっけ?」
「叶人、思い出すのゆっくりでいいから、続きも聞かせてね」
緊張しすぎて、頭の中で書いた手紙が真っ白になった。だけど優しい顔で僕を見つめてくれる陽向くんと、窓にいる羊毛フェルトの僕たちを見たら思い出してきた。
僕が伝えたいことを――。
「……本当に、陽向くんと手を繋ぐのは嫌だとは思ってはいなくて、外を眺めている羊毛フェルトの僕たちみたいに手を繋ぎたいなって思っています。えっと、あとは、陽向くんとなら、恋人になってもいいよって毎日思っています……もっと長くお手紙を書いたけれど、忘れちゃった。最後に、僕は陽向くんが、本当に……大好きです!」
伝えたい気持ちを伝えたら、泣きそうになる。って、あれ? 陽向くん、いっぱい泣いてる?
どうしよう。陽向くんは、一度も僕の前で泣いたことはなかった。困った――。とりあえずポケットティッシュを袋ごと陽向くんに渡した。陽向くんは僕が渡したティッシュで涙をふいた。
「陽向くん、大丈夫?」
「いや、寝ぼけた叶人から恋人になってもいいって話は聞いていたけれど、直接完全に意識がある叶人から言われると、やばい」
「えっ? やばい? 寝ぼけた僕から聞いてた? 恋人についての気持ちを陽向くんに伝えるのは、初めてのはず」
僕の頭の中は、てんやわんやしている。
てんやわんやしている間に陽向くんの涙は止まってきて、落ち着いてきたようだ。
「叶人、とりあえずソフトクリーム食べに一階の売店に行こ?」
「う、うん」
頭の中がてんやわんやしたまま、羊毛フェルトの僕たちをバッグに入れて、席から立つ。その時に陽向くんは僕の手をぎゅっと握ってくれた。僕はもうその手を離したくはない。ぎゅっと握り返して、離れないようにしながらレストランを出た。だけど、陽向くんは手を緩めてきた。
「叶人、俺も手をずっと繋いでいたいけれど、階段は他の客も通るから一列だよ」
「わっ! そっか!」
僕は慌てて手を離した。
「ぬい活の午後の部で手を繋ご?」
「うん!」
ソフトクリームは、ラベンダー味にした。
陽向くんはバニラ味にしていて、気になったから陽向くんのソフトクリームの、大きなひとくちをもらった。
「ソフトクリーム、どっちの味も美味しかった!」
「また今度食べような! 叶人、口元にソフトクリームついてるよ」
陽向くんは優しく僕の顔についてるソフトクリームを拭いてくれた。久しぶりに拭いてくれた気がする。
美味しいお昼ご飯とソフトクリームを食べて、そして陽向くんに僕の気持ちを伝えて――。ほくほくした気持ちのまま、ぬい活午後の部が始まった。午後の部といっても、午前中にほとんど回れた感じだから、時々羊毛フェルトのキャラを撮っているけれど、ほとんど手を繋ぎながらただ散歩をするみたいな感じになっていた。
一回伝えられたら、もう怖がらずに恥ずかしがらずに、何でも伝えられる気がする。
「ねぇ、陽向くん、これってデートみたいだよね?」
陽向くんは僕と目を合わせて、ふっと笑った。
気持ちを伝える前だったら、デートって言うのも恥ずかしかったよ。
「陽向くん、本当に僕と恋人になっちゃおうよ。っていうか、僕、陽向くんの気持ち聞いたっけ?」
「叶人、急にストレートにものを言うようになったな」
「なんだか楽しくなっちゃって」
「俺も、叶人と恋人になりたいよ。付き合おうか」
「うん!」
今、陽向くんと恋人になった瞬間――!
目の前にあるカラフルな花畑みたいな気持ちになってきた。この気持ちもこの景色も、陽向くんと交わした会話も。ずっと頭の中の、宝物コーナーにしまっておこう。
「僕たちは元から仲が良いけれど、付き合ったら何か変わるのかな?」
「どうなんだろうな?」
「一緒にいると、もっと楽しくなるのかな?」
「あとは他の人と叶人が恋人になっているのを想像しなくてすむから、その辺りの辛さはなくなる、とかかな?」
「陽向くん、そんなこと考えていたんだ? 僕は陽向くん以外の人と恋人になるなんて考えられないよ。あと、恋人になったら、僕たちずっと一緒にいられるよね?」
「そうだな」
「おじいちゃんになっても、ずっと――」
幸せだなぁ、ずっと一緒にいられる想像をするだけで、本当に幸せだな――。おじいちゃんになっても陽向くんと一緒にチクチク羊毛フェルト制作作業をしたいな。今日みたいな、ぬい活デートも、たくさんしたいなぁ。
手を繋ぎながら歩いていると、陽向くんのスマホの音がなった。陽向くんは画面を確認する。
「叶人、これ見て?」
見せてくれた画面の中には、花畑を背景に手を繋ぎながら笑いあっている僕たちが写真に写っていた。
「誰が撮ってくれたの?」
「夏樹だわ」
さっき会った、陽向くんのクラスメイトの人か。いい写真だな。
「あの人、実は悪くない人なのかな……」
「いい人だよ。なんで悪い人だって思った?」
「だって、学校で、僕たちふたりの世界に入ってこようとしてきたから」
「誰かが俺らふたりの世界に入ってくるの、ちょっと慣れようか? でも、叶人がどうしても嫌なら、慣れなくてもいいけど……」
「僕、ちょっとだけ、頑張ってみる!」
羊毛フェルトの僕たちを見るたびに、こんなふうに仲良く手を繋ぎたいなぁって思っていた。夢が叶って、陽向くんと恋人にもなれて、幸せ――。
ふたりをじっと見ていたら、陽向くんが僕の手をぎゅっと握ってきた。
ドキドキが溢れてきて、また倒れそうになったし、どうすればいいのか分からなくなって、頭がパニックになった。陽向くんは何も謝ることはないのに……謝りながら手を離してきた時に、きちんと伝えたかった。
「謝らなくてもいいよ。だって、僕も手を繋ぎたかったんだから」って。
離れないように、僕もぎゅってすれば良かったな。
僕たちは手を離してから、建物の二階にあるレストランへ行くと、窓がわの席に案内された。この席は花畑のグラデーションが綺麗に見える。ランチセットを注文すると花畑が背景になるように、羊毛フェルトの陽向くんと僕を窓のところに置き、手を繋がせて並べた。そしてカメラとスマホで写真を撮った。
写真はとても良い感じに撮れた。
カメラとスマホの画面を眺め、今日撮った写真をひとつひとつ確認していると、ランチセットが来た。ランチセットは、ハンバーグやエビフライ、そして唐揚げとポテトサラダ。ミニオムライスにたまごスープだった。僕の好きなものばかりだ。
記念に、お昼ご飯と持ってきた羊毛フェルトのキャラ全員を並べて一緒に撮った。そして羊毛フェルトの陽向くんと僕以外をバッグに入れる。出したままのふたりは「外の景色を楽しんでいてね」と声をかけて窓に置き、視線を外に向けた。
そういえば、注文してからずっと陽向くんの声を聞いていない。
ちらっと陽向くんを見ると「叶人に聞きたいことがあるんだけど、いい?」と真面目な顔して言ってきた。陽向くんが真面目な顔をして何かを言ってくる時も、最近陽向くんに対してしているようなドキドキとは違うドキドキがする。
「僕が答えられることなら、何でも答えるよ」と僕は返事をした。
「叶人、さっきは急に手を繋いでごめん。正直、俺と手を繋ぐのは嫌だった? 嫌だったら……叶人が嫌がることはしたくないから、もうしない」
陽向くんはしおれて、しゅんとした様子。
陽向くんに本当の気持ちを言うのは、今しかないかも――。僕は人に気持ちを丁寧に伝えるのは苦手だ。だけど、いつもだったら心の中で呟きそうな言葉も、全部頑張って伝えたい。
「陽向くん、ちょっと待ってて。今、頭の中で陽向くんにお手紙書くから」
「あ、頭の中に? う、うん。分かった」
「でもお腹すいているから、ゆっくり食べながら書くね!」
美味しいお昼ご飯を味わいながら頭の中で、陽向くん宛に手紙を書き始めた。学校の勉強をしている時とかはあんまり僕の頭の中は回転しない。けれど、好きなことや大切なことを考えている時は頭の中がいっぱい回転して、言葉やアイディアがたくさん浮かんで……自分はもしかして頭がいいのかも?って思う時もある。
今もすごく陽向くんへの言葉が浮かんできて溢れている。
――伝えるんだ、恋の意識をしてから伝えるのが苦手になった気がする、一番陽向くんに伝えたい気持ちも。
僕たちはお昼ご飯を食べ終える。
ちょうど手紙も完成した。
「陽向くん、今から頭の中で完成したお手紙を読みますので、聞いてください」
「わ、分かりました」
ふたり一緒に背筋を伸ばした。
「では、読みます。陽向くんへ。まず一番に伝えたいのは、小さい時からずっと、陽向くんが大好きです。だけどなんだか最近は『大好き』の気持ちが変わった気がします。大好きにドキドキも加わりました。さっきも手を繋いだ時、ドキドキしすぎて大変でした……あれ? 続きなんだっけ?」
「叶人、思い出すのゆっくりでいいから、続きも聞かせてね」
緊張しすぎて、頭の中で書いた手紙が真っ白になった。だけど優しい顔で僕を見つめてくれる陽向くんと、窓にいる羊毛フェルトの僕たちを見たら思い出してきた。
僕が伝えたいことを――。
「……本当に、陽向くんと手を繋ぐのは嫌だとは思ってはいなくて、外を眺めている羊毛フェルトの僕たちみたいに手を繋ぎたいなって思っています。えっと、あとは、陽向くんとなら、恋人になってもいいよって毎日思っています……もっと長くお手紙を書いたけれど、忘れちゃった。最後に、僕は陽向くんが、本当に……大好きです!」
伝えたい気持ちを伝えたら、泣きそうになる。って、あれ? 陽向くん、いっぱい泣いてる?
どうしよう。陽向くんは、一度も僕の前で泣いたことはなかった。困った――。とりあえずポケットティッシュを袋ごと陽向くんに渡した。陽向くんは僕が渡したティッシュで涙をふいた。
「陽向くん、大丈夫?」
「いや、寝ぼけた叶人から恋人になってもいいって話は聞いていたけれど、直接完全に意識がある叶人から言われると、やばい」
「えっ? やばい? 寝ぼけた僕から聞いてた? 恋人についての気持ちを陽向くんに伝えるのは、初めてのはず」
僕の頭の中は、てんやわんやしている。
てんやわんやしている間に陽向くんの涙は止まってきて、落ち着いてきたようだ。
「叶人、とりあえずソフトクリーム食べに一階の売店に行こ?」
「う、うん」
頭の中がてんやわんやしたまま、羊毛フェルトの僕たちをバッグに入れて、席から立つ。その時に陽向くんは僕の手をぎゅっと握ってくれた。僕はもうその手を離したくはない。ぎゅっと握り返して、離れないようにしながらレストランを出た。だけど、陽向くんは手を緩めてきた。
「叶人、俺も手をずっと繋いでいたいけれど、階段は他の客も通るから一列だよ」
「わっ! そっか!」
僕は慌てて手を離した。
「ぬい活の午後の部で手を繋ご?」
「うん!」
ソフトクリームは、ラベンダー味にした。
陽向くんはバニラ味にしていて、気になったから陽向くんのソフトクリームの、大きなひとくちをもらった。
「ソフトクリーム、どっちの味も美味しかった!」
「また今度食べような! 叶人、口元にソフトクリームついてるよ」
陽向くんは優しく僕の顔についてるソフトクリームを拭いてくれた。久しぶりに拭いてくれた気がする。
美味しいお昼ご飯とソフトクリームを食べて、そして陽向くんに僕の気持ちを伝えて――。ほくほくした気持ちのまま、ぬい活午後の部が始まった。午後の部といっても、午前中にほとんど回れた感じだから、時々羊毛フェルトのキャラを撮っているけれど、ほとんど手を繋ぎながらただ散歩をするみたいな感じになっていた。
一回伝えられたら、もう怖がらずに恥ずかしがらずに、何でも伝えられる気がする。
「ねぇ、陽向くん、これってデートみたいだよね?」
陽向くんは僕と目を合わせて、ふっと笑った。
気持ちを伝える前だったら、デートって言うのも恥ずかしかったよ。
「陽向くん、本当に僕と恋人になっちゃおうよ。っていうか、僕、陽向くんの気持ち聞いたっけ?」
「叶人、急にストレートにものを言うようになったな」
「なんだか楽しくなっちゃって」
「俺も、叶人と恋人になりたいよ。付き合おうか」
「うん!」
今、陽向くんと恋人になった瞬間――!
目の前にあるカラフルな花畑みたいな気持ちになってきた。この気持ちもこの景色も、陽向くんと交わした会話も。ずっと頭の中の、宝物コーナーにしまっておこう。
「僕たちは元から仲が良いけれど、付き合ったら何か変わるのかな?」
「どうなんだろうな?」
「一緒にいると、もっと楽しくなるのかな?」
「あとは他の人と叶人が恋人になっているのを想像しなくてすむから、その辺りの辛さはなくなる、とかかな?」
「陽向くん、そんなこと考えていたんだ? 僕は陽向くん以外の人と恋人になるなんて考えられないよ。あと、恋人になったら、僕たちずっと一緒にいられるよね?」
「そうだな」
「おじいちゃんになっても、ずっと――」
幸せだなぁ、ずっと一緒にいられる想像をするだけで、本当に幸せだな――。おじいちゃんになっても陽向くんと一緒にチクチク羊毛フェルト制作作業をしたいな。今日みたいな、ぬい活デートも、たくさんしたいなぁ。
手を繋ぎながら歩いていると、陽向くんのスマホの音がなった。陽向くんは画面を確認する。
「叶人、これ見て?」
見せてくれた画面の中には、花畑を背景に手を繋ぎながら笑いあっている僕たちが写真に写っていた。
「誰が撮ってくれたの?」
「夏樹だわ」
さっき会った、陽向くんのクラスメイトの人か。いい写真だな。
「あの人、実は悪くない人なのかな……」
「いい人だよ。なんで悪い人だって思った?」
「だって、学校で、僕たちふたりの世界に入ってこようとしてきたから」
「誰かが俺らふたりの世界に入ってくるの、ちょっと慣れようか? でも、叶人がどうしても嫌なら、慣れなくてもいいけど……」
「僕、ちょっとだけ、頑張ってみる!」
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