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帰宅して 編
有罪
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「うーん……。じゃあ、考えておきます。今すぐは思いつきません。なにせ尊さんのお陰で毎日とても満たされているので」
そう言うと、彼の表情が少し緩む。
「なるはやで頼む」
尊さんは私を抱き締め、ゴロンと床の上に寝転がる。
そして私を押し倒すと、髪を撫でて顔を見つめ、愛しげに笑って「……可愛いな」と微笑んだ。
「ん」
ちゅ、ちゅ、とついばむだけのキスをしたあと、尊さんは私を抱き締め、脚を絡めて横たわる。
「……クソだせぇな。……神に嫉妬した」
「んふふ、私は嫉妬されてちょっと嬉しいですよ」
「この」
尊さんはまた私の両ほっぺを摘まみ、モチモチと弄ぶ。
そのあと溜め息をつき、私の頭を撫でた。
「お前は美人だから、モテて当然だよな」
「そんな事ないですよ。愛想がなくて可愛くないから、モテるとは言えません」
今までも『綺麗な顔をしてるね』と言われた事はあるけれど、『どうも』と言って取り合わなかった。
昭人からも『お前は顔がいいよな』と飽きるぐらい言われて、彼氏だったから一応嬉しかったけど、『それ以外は?』と思ってしまった。
あまりにも顔、顔、と言われると、他に長所のない人間なのかと思ってしまう。
そう言うと昭人は『胸がでかい』と言い、溜め息しか出なかった。
恵と一緒にご飯や飲みに行ってナンパされても、下卑た目で見てくる男の人ばかり。
そんな視線に晒されてばかりだからか、「自分は中身に魅力がないんだ」と思うようになっていった。
(でも尊さんは違う)
優しい目で私を見て、何度も頭を撫でる婚約者を見て、この上なく幸せな気持ちになる。
尊さんと一緒にいるだけでとても嬉しいし、彼は私の欠点や黒歴史をすべて知った上で、すべてを受け入れ、愛してくれている。
だから尊さんが言う「美人」という言葉だって、彼の大きな愛情の中の一部だとちゃんと分かっていた。
「尊さんだってイケメン上司でモテるくせに。このこのこのこの」
私はクスクス笑い、両手の人差し指でつんつんと尊さんの胸元をつつく。
「あー……、くそ。可愛い。有罪」
「ええっ?」
いきなり有罪と言われて驚くも、覆い被さってきた尊さんにキスをされ、私はクスクス笑いながら彼を抱き締める。
「……風呂上がりだからか、いつも以上に肌がスベスベだな」
「スベスベマンジュウアカリ」
「ん?」
「いや、そういうカニがいるんです。スベスベマンジュウガニ」
「お前、変なところで博識だよな。……あー、神はこの太腿を知らないもんな」
起き上がった尊さんは私の内腿を撫で、正常位みたいな体勢になると、妖しい目で私を見下ろしてくる。
「う……」
お風呂に入った尊さんは前髪が下りていて、その陰で細められる目が色っぽい。
「実際に働き始めたら会社に〝そういう感情〟は持ち込まないけど、朱里が秘書になるって、なんかエロいよな」
「ん……。じゃあ、スリットの入ったタイトスカートを穿いて、まとめ髪に眼鏡でもしますか?」
「眼鏡やべぇな。……って、朱里、目良かったっけ」
「一応、裸眼でなんとかなってます」
「俺も。風磨はコンタクトなんだ。家では眼鏡ばっかり掛けてる」
「へぇ……!」
風磨さんの眼鏡姿は想像できず、私はふんふんと頷く。
「明日、エミリさんと春日さんに恵を会わせるんです。女子の合コンです」
「なんだそりゃ」
プッと噴き出した尊さんは、ロンTの裾から手を入れ、私の腹部を撫でる。
「皆で尊さんや風磨さんの話をネタに、きわどい事を言うんですよ~」
「女子会怖ぇな。……朱里はいい子だから、帰ったら何を話したか教えてくれるもんな?」
尋ねながら、尊さんはナイトブラに包まれた私の胸を優しく揉む。
「んー……、どうしよっかなぁ……。んっく」
勿体ぶっていた私は、ピクンッと体を震わせて高い声を漏らす。
そう言うと、彼の表情が少し緩む。
「なるはやで頼む」
尊さんは私を抱き締め、ゴロンと床の上に寝転がる。
そして私を押し倒すと、髪を撫でて顔を見つめ、愛しげに笑って「……可愛いな」と微笑んだ。
「ん」
ちゅ、ちゅ、とついばむだけのキスをしたあと、尊さんは私を抱き締め、脚を絡めて横たわる。
「……クソだせぇな。……神に嫉妬した」
「んふふ、私は嫉妬されてちょっと嬉しいですよ」
「この」
尊さんはまた私の両ほっぺを摘まみ、モチモチと弄ぶ。
そのあと溜め息をつき、私の頭を撫でた。
「お前は美人だから、モテて当然だよな」
「そんな事ないですよ。愛想がなくて可愛くないから、モテるとは言えません」
今までも『綺麗な顔をしてるね』と言われた事はあるけれど、『どうも』と言って取り合わなかった。
昭人からも『お前は顔がいいよな』と飽きるぐらい言われて、彼氏だったから一応嬉しかったけど、『それ以外は?』と思ってしまった。
あまりにも顔、顔、と言われると、他に長所のない人間なのかと思ってしまう。
そう言うと昭人は『胸がでかい』と言い、溜め息しか出なかった。
恵と一緒にご飯や飲みに行ってナンパされても、下卑た目で見てくる男の人ばかり。
そんな視線に晒されてばかりだからか、「自分は中身に魅力がないんだ」と思うようになっていった。
(でも尊さんは違う)
優しい目で私を見て、何度も頭を撫でる婚約者を見て、この上なく幸せな気持ちになる。
尊さんと一緒にいるだけでとても嬉しいし、彼は私の欠点や黒歴史をすべて知った上で、すべてを受け入れ、愛してくれている。
だから尊さんが言う「美人」という言葉だって、彼の大きな愛情の中の一部だとちゃんと分かっていた。
「尊さんだってイケメン上司でモテるくせに。このこのこのこの」
私はクスクス笑い、両手の人差し指でつんつんと尊さんの胸元をつつく。
「あー……、くそ。可愛い。有罪」
「ええっ?」
いきなり有罪と言われて驚くも、覆い被さってきた尊さんにキスをされ、私はクスクス笑いながら彼を抱き締める。
「……風呂上がりだからか、いつも以上に肌がスベスベだな」
「スベスベマンジュウアカリ」
「ん?」
「いや、そういうカニがいるんです。スベスベマンジュウガニ」
「お前、変なところで博識だよな。……あー、神はこの太腿を知らないもんな」
起き上がった尊さんは私の内腿を撫で、正常位みたいな体勢になると、妖しい目で私を見下ろしてくる。
「う……」
お風呂に入った尊さんは前髪が下りていて、その陰で細められる目が色っぽい。
「実際に働き始めたら会社に〝そういう感情〟は持ち込まないけど、朱里が秘書になるって、なんかエロいよな」
「ん……。じゃあ、スリットの入ったタイトスカートを穿いて、まとめ髪に眼鏡でもしますか?」
「眼鏡やべぇな。……って、朱里、目良かったっけ」
「一応、裸眼でなんとかなってます」
「俺も。風磨はコンタクトなんだ。家では眼鏡ばっかり掛けてる」
「へぇ……!」
風磨さんの眼鏡姿は想像できず、私はふんふんと頷く。
「明日、エミリさんと春日さんに恵を会わせるんです。女子の合コンです」
「なんだそりゃ」
プッと噴き出した尊さんは、ロンTの裾から手を入れ、私の腹部を撫でる。
「皆で尊さんや風磨さんの話をネタに、きわどい事を言うんですよ~」
「女子会怖ぇな。……朱里はいい子だから、帰ったら何を話したか教えてくれるもんな?」
尋ねながら、尊さんはナイトブラに包まれた私の胸を優しく揉む。
「んー……、どうしよっかなぁ……。んっく」
勿体ぶっていた私は、ピクンッと体を震わせて高い声を漏らす。
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