【本編完結】【R-18】逃れられない淫らな三角関係～美形兄弟に溺愛されています～

箱根クリスマス旅行 編

上も下も塞がれて ☆

　広げられた浴衣の上で仰向けになった私は、慎也によってスルリと下着を脱がされてしまう。

「綺麗だね」

　慎也は私の胸からお腹を撫で下ろし、その手で太腿を撫でながら脚を広げさせた。
　いまだに舐められるのは慣れていなくて、私はドキドキして正樹を見つめる。

「緊張してるの？　可愛いね」

　私の乳房をやわやわと撫でながら、正樹は私に微笑みかけた。

「力を抜いて、すべてを委ねていいよ。僕たちは絶対に君を害さない」

　正樹の手が、顎の下をくすぐり頭を撫でる。
　まるで猫でも可愛がっているような手つきに、私は安心しきって目を閉じた。
　秘部に温かい吐息が掛かり、舌が当てられる。

「ん……っ」

　ビクッと体を震わせた私の緊張を取るためか、慎也は手で内腿を撫でてきた。

「大丈夫」

　慎也は一度口を離し、囁いてからピチャピチャと私の秘唇を舐め始める。

「んぅ……っ、あ……っ、あ……」

「いい顔してるね。舐められて気持ちいいの？」

　正樹が目を細め、私の顔を覗き込んでくる。

「きもち……、ぃ……」

　温かい舌が秘唇の形を確認するように動き、ちゅうっと吸ったあとに舌先でチロチロと舐め、また吸い付く。

「ふぅ……っ、ん、あ、――ぁ」

　正樹が私の両乳首を指先でなぞり、優しい刺激にそこがすぐにプツンと勃ち上がる。

「優美ちゃん、僕の舐められる？」

　尋ねられ、私はトロンとした顔のまま頷いていた。

「ありがとう」

　正樹も浴衣を脱ぎ始め、室内の暖かい色の照明に鍛え上げられた肉体が陰影を刻んだ。

　彼の下腹部では、すでに芯を持ったモノが存在を誇示していて――。
　そして正樹は私の顔を跨いで膝をついた。

「はぁ……っ、あ……っ」

　ぢゅう……っ、と陰核を強めに吸われ、私は腰を反らし顔をあおのける。

「色っぽい顔。この口も……、たまんない」

　正樹が私の唇に指を当て、口の中に指を滑らせてヌルヌルと舌を弄んだあと、その手で自身の屹立をしごいた。

「あーんして」

「ん……、あ……、んぐ……」

　唇に正樹の亀頭が当たり、ヌル……と私の口内に侵入してくる。

「苦しくない？」

「んぅ」

　歯が当たらないように気を付けようと思った時、慎也がチロチロと陰核を舐めてきて腰を跳ねさせた。

「んーっ！」

「あ……っ」

　ジュッと思いきり正樹の亀頭を吸ってしまったので、彼がうめく。
　秘部からは慎也がその存在を誇示するかのように、ジュウッ、ズズッと音を立てて私の秘唇を吸い、ピチャピチャと舐め回す。

「優美、指入れるよ」

「ん……っ、んぅ……っ」

　口淫で全身が甘く痺れたように気持ち良くなり、それ以上の快楽を与えられるとどうなるか分からなくて怖い。
　けれど慎也はお構いなしに、蕩けきった私の蜜壷に指を挿し入れてきた。

「あー。たっぷり舐めたから、すんなり入るね。柔らかくなってグチュグチュしてて、やらしい」

「んー……っ、ぅ、……うぅ」

　何か言い返したかったのに、正樹がゆっくり腰を前後させ、私の口内を征服してくる。
　舌に亀頭や雁首、太竿を擦りつけて正樹が愉悦の籠もった顔で微笑む。

「気持ちいいね、優美ちゃん」

　秘部はドロドロに蕩けていて、慎也が指を動かすたびにグプッグプッと激しい水音を立てた。

「んっ、んぅ、うーっ、うぅ、……っン」

　慎也の指で秘部を暴かれ、柔らかくなった膣壁をトントンとつつかれ、またはグゥッと圧迫される。
　指の腹でヌルヌルと膣襞を探られて、陰核をチュバッと音を立てて吸われる。
　気持ち良くて大きく口を開くと、そこに正樹の屹立が入り込みヌルヌルと私の口を犯してくる。

　上も下も塞がれて、少し苦しく、でも気持ち良くて……。