鏡境のことほぎ

いつはる

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設定資料(イラスト)

王子/侯爵令嬢

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フォルタン国第二王子・ジョエル。
幼少時は病弱、療養のためタンギー伯爵領で三年過ごす。素直なので周囲の環境に影響を受けやすい。ちょっとだったり飾らない素の姿を好ましく思う。
惚れっぽい。
エステルのおばさんっぽいお節介を微笑ましいと思い、イネスの平凡で真面目な姿をと思っている。

作中では語られていないが、王都に戻った時は親である王から「随分と大きい羽を広げてたようだな」と嫌みを言われている。




ジスカル侯爵令嬢・ナディーヌ。
ジョエルの婚約者、貴族会議で選ばれた。
タンギー伯爵領でのジョエルの様子を見て、多くを望まず「良好」を目指す事にする。
エステルに対しては、腹は立つが四日間だけの我慢と様子を見ていた。

国の中では北部に侯爵領がある設定。

ジョエルとナディーヌの関係は元々悪くなく、ジョエルがエステルに懸想している時もナディーヌは浮かれてるなぁと思っているだけ。イネスへの心変わりは「神官に懸想してもね」とあまり気にしていない。
ジョエルはナディーヌのフォローのおかげで、王城での生活も上手くこなせるようになり、感謝し少しずつ心の距離を縮めようとしている。

◇◇◇

イラストはタンギー伯爵領での様子と最終話での姿(左下)

王家や爵位を書いていますが、自分的に「領主」が妥当かなと思う世界観です。それぞれの立場の説明が面倒だったので爵位を使用してます。
小さく文明的にもそれほど発展していない国と思って書きました。

身分はあれど領民との距離は近い国、タンギー伯爵領はその傾向が強い地域のひとつ。伯爵家は成り上がり設定です。


刺繍入りのブラウスやワンピースにベストやジャケット、パンツやスカートの着こなしは国内各地域で少しずつ異なる。
領民の格好はもっとラフな感じ。
二人とも王城にいるとそれなりの格好をするが、ナディーヌはジスカル侯爵領に戻るとイラストみたいな姿でいる事も多い。

民族衣裳っぽいのを描きたかったのもこう言う姿になった理由のひとつ。なので王都での姿も民族衣裳ベースに考えてます。

◇◇◇

惚れっぽいジョエル、彼はそんな自分に気付いてない。気持ちの赴くまま、自分が心地よい関係を一番に考えていますが、それは無意識。
正直、お金持ち風キャラを描くのは苦手。地味な絵柄なんでね。

対してナディーヌは物事を整理し最良に近い解を求めるタイプ。
顔立ちは自分が描くキャラの中で美人さんの方。
最終話でヤニックに興味がありそうな事を書きましたが、書き始めた頃はもうちょいハッキリと気持ちを書く予定でした。
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