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第一章 グローリア大陸編
第6話 魔物2
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少女を守るために引き抜かれた刃は、いとも容易く目の前の熊の首を跳ねた。
その断面は、本来であればグロテスクなはずなのに美しくすら見えてしう。──じいちゃんの打った刀が斬れすぎる……。
空を舞い散る血の花ビラを見ながら、自身が起こした結果に酔ってしまいそうになる。
心を……高揚する気持ちを押さえなければ……どんな理由を並べようと、殺しは……殺しだ。
「──ふぅ~……」
ゆっくりと深呼吸で鼓動を落ち着かせ、刀を空で二度ほど振り、拭い紙で刃に残っている血を拭き取る。
その後、徐々に淡く輝く直刃の波紋が描かれた刀身を、鞘の中へと納めていく。昂っている気持ちを落ち着かせ、力に溺れないように……自身を律っするように……。
「刃とは、命を奪う事を目的に振ってはならない。何かを守るために振え……」
誰にも聞かれることが無いほど小声で、まるで自分に言い聞かせるように呟いた。
心の落ち着きが戻り視線を落とすと、今しがた命を助けた少女はこの状況を理解できていないようだ。
まぁ恐怖の為か、目を閉じていたし無理もないだろう。
「君、怪我は大丈夫か?」
俺の問いに、彼女は黙って二度上下に頷いた。──意識もしっかりしているし、声も聞き取れている……よかった、ひとまず大丈夫そうだな。
少女は何度も何度も、絶命している熊と俺を見比べる。
先ほどまで、自分が苦戦してた相手がこうもあっさりと倒され、驚くどころか実感すら持てずにいるのかも知れない。
う~ん、外傷の状態を見立てるに、左手は折れているな……変な形に曲がっている。
他にも何処か折れてる可能性もある……全然大丈夫では無いじゃないか……それはかなり痛いはずだ。
「あ、ありがとうございます。朝は、その……ごめんなさい」
今はそんな事より、自分の心配をしろよな? 真面目で、中々に可愛いじゃないか。
未だにクマが気になるようで、少女は三メートル以上あろう、立ったままの熊を透き通った瞳でジッと見つめている。
こんな子が大熊相手に渡り合うとか…異世界ってやつはまったく……。
「私は……アナタに助けられたみたいね。何かお礼でも」
「──いいよ、報酬は朝に貰ってるからな」
素っ気なくそれだけ答えると、誰に言われるでもなく、砕けてしまった彼女の剣の破片を集めた。──細かいものに関しては見つかりもしないけど……まぁ、こんな所かな?
小さめの破片を拭い紙で包み、大きなものに関しては彼女の剣の鞘に入れ柄の部分も一緒に納めた。朝方見せてもらって知っていたからだ、この剣を彼女が大切にしていた事を。
「怪我してるみたいだし帰ろうか? 受付のティアさんだっけか? 彼女も、心配してるはずだから」
あんな猛獣が出る、こんな危険なところに長居はしたくない。命がいくつあっても足りないだろう……。そうだ、命で思い出した! 商売もしないと生活もできないぞ!
しかし少女の視線は、紐で縛られた角の生えたウサギを見ている。──ギルドでの依頼品か何かか?
「あれを……持って行けばいいのか?」
親切心で聞いてみると、少女は小さく左右に首を振った。──そりゃそうか、大怪我もしてるわけだし、何より死ぬような怖い思いをしたわけだ。普通なら、直ぐにでも帰りたいだろう……。
「あの……まだ一匹足りないの……」
ちょ……ビックリだ。死にかけたばっかりなのに、ギルドで受けた依頼の心配とは。まったく……異世界の少女ってのは、少々たくましすぎやしないか?
「すぐ近くにトラップがあるから……」と手を掴まれ、真剣な眼差しで俺を見つめる。
手まで握られて、断れるわけも無く、結局少女をギルドに送る前に、もう一匹捕まえて帰ることになったのであった──。
帰る途中も、時折痛みに顔を歪める事はあるものの、彼女の足取りはしっかりとしている。腕の骨折以外の大きな外傷はなさそうだ。
森を抜け、門をくぐり町に入りすぐに、ギルドへと向かった。
フォルトゥナと呼ばれた剣士の装いの少女を連れ、ギルドの担当さんの所に戻ってきた……。無事である事の報告と、治療の為だ。後、忘れてはならない! お金を返してもらわなければ!
「──フォルトゥナ様! ご無事でしたか!」
受付カウンターからティアと名乗った受付嬢が、余程心配していたのか、カウンターの上を乗り越え飛び出してくる。
「骨が折れてるじゃないですか! これを飲んでください!」と腰につけているポーチから、赤色の液体の入った瓶を取り出した。
フォルトゥナと呼ばれた少女は、受付嬢……ティアに言われるままに、瓶に入った液体を飲み干す。──なんだなんだ! 折れてた骨が、みるみる真っすぐになって、まるで何もなかったかのようになってるぞ?
異世界での御約束、ポーションと言うヤツか? こっちの世界では治療には当たり前なのかもしれないが……正直折れた骨まで治っていくのは不気味だ……。どの程度の傷まで治るのだろうか?
「ティアさん、ありがとうございました。もう大丈夫です……。」
その言葉で、涙を流しながらティアがフォルトゥナを抱きしめ、頬ずりをする。感動的な場面なのだが……何か見てはいけない場面を見てるような気が……。
しかし目の前の少女は、気丈に振る舞ってはいるが……俺にはまだ、彼女が辛そうに見えるんだけど……。
「鑑定眼!」
鑑定眼を発動させスキル越しに彼女を見ても、体力は半分ほどしか回復してはいない……。あの薬で、体力が完璧に治るわけでもなさそうだ。
「貴方様も、誠にありがとうございました。疑ってしまった事を、どうかご容赦ください」
ティアは俺に向き直り、正座をして地面に頭がつくほど深々と下げ、謝罪の言葉を述べる……のだが。──こ、これは悪目立ちしてるな…必要以上に周囲から注目を集めてるぞ……。
「いいですよ、俺も言葉が足りませんでした。疑われて当然なので、頭を上げていただけませんか?」
そう。何も気にしなくてもいいから、俺の金を返してほしい! 一刻も早くここを逃げ出したい……。
ティアは俺の手をガッシリと握り、何度も何度も「ありがとうございます」と繰り返した。
自分の担当にこんなにも熱くなれるなんて、フォルトゥナと呼ばれている少女は良い担当者に恵まれてるようだ。
その熱意は正直好きだし、粋であると思う……。だがしかし、どんな形であれ俺を巻き込まないでほしい! 隣に立っている冒険者からは「チッ!」と、少し大きめの舌打ちが聞こえた。──確かにこれだけ美人のお姉さんにしがみつかれたら、見てたらムカつく気持ちも分かるけど……。
「あの! 改めて、命を助けていただいてありがとうございました!」
腕をガッシリホールドされている俺に、フォルトゥナも深々と頭を下げお礼の言葉を述べる。──この二人は俺をどうしたいんだよ……。
美女二人に感謝されている俺の姿を見て、徐々に、野次馬も出来てきている……。遠巻きに、男どもの嫉妬の声も聞こえる気がする……。
「二人とも、本当に! 気にしなくてイイので……それより、この後用事があるので、アレを返してください」
それだけ言うと、慌てるように俺は受付嬢のティアに向けて手を出した。
それを見てティアは、ハッと何かを思い出した様な顔をし、慌ててカウンターへ戻り。朝方渡した全財産を手にし、俺の元へ差し出してきた。──この人はおそらく、カウンターの下に何かをしまい込む習性でもあるのだろう。
「申し訳ありませんでした。忘れておりました」と再びペコペコ頭を下げ始めた。──またかよ!
俺は彼女からお金を受け取り、依頼書の紙を返すと「それでは!」と逃げるようにその場を後にした。
明日から、あそこで働くにしてもこの恰好じゃ、絶対不味いよな……?羽織るものだけでも買いに行かないと。
その後ギルドを出て、なけなしの金を握りしめ、外套販売の店に飛び込むこととなったのだ……。
その断面は、本来であればグロテスクなはずなのに美しくすら見えてしう。──じいちゃんの打った刀が斬れすぎる……。
空を舞い散る血の花ビラを見ながら、自身が起こした結果に酔ってしまいそうになる。
心を……高揚する気持ちを押さえなければ……どんな理由を並べようと、殺しは……殺しだ。
「──ふぅ~……」
ゆっくりと深呼吸で鼓動を落ち着かせ、刀を空で二度ほど振り、拭い紙で刃に残っている血を拭き取る。
その後、徐々に淡く輝く直刃の波紋が描かれた刀身を、鞘の中へと納めていく。昂っている気持ちを落ち着かせ、力に溺れないように……自身を律っするように……。
「刃とは、命を奪う事を目的に振ってはならない。何かを守るために振え……」
誰にも聞かれることが無いほど小声で、まるで自分に言い聞かせるように呟いた。
心の落ち着きが戻り視線を落とすと、今しがた命を助けた少女はこの状況を理解できていないようだ。
まぁ恐怖の為か、目を閉じていたし無理もないだろう。
「君、怪我は大丈夫か?」
俺の問いに、彼女は黙って二度上下に頷いた。──意識もしっかりしているし、声も聞き取れている……よかった、ひとまず大丈夫そうだな。
少女は何度も何度も、絶命している熊と俺を見比べる。
先ほどまで、自分が苦戦してた相手がこうもあっさりと倒され、驚くどころか実感すら持てずにいるのかも知れない。
う~ん、外傷の状態を見立てるに、左手は折れているな……変な形に曲がっている。
他にも何処か折れてる可能性もある……全然大丈夫では無いじゃないか……それはかなり痛いはずだ。
「あ、ありがとうございます。朝は、その……ごめんなさい」
今はそんな事より、自分の心配をしろよな? 真面目で、中々に可愛いじゃないか。
未だにクマが気になるようで、少女は三メートル以上あろう、立ったままの熊を透き通った瞳でジッと見つめている。
こんな子が大熊相手に渡り合うとか…異世界ってやつはまったく……。
「私は……アナタに助けられたみたいね。何かお礼でも」
「──いいよ、報酬は朝に貰ってるからな」
素っ気なくそれだけ答えると、誰に言われるでもなく、砕けてしまった彼女の剣の破片を集めた。──細かいものに関しては見つかりもしないけど……まぁ、こんな所かな?
小さめの破片を拭い紙で包み、大きなものに関しては彼女の剣の鞘に入れ柄の部分も一緒に納めた。朝方見せてもらって知っていたからだ、この剣を彼女が大切にしていた事を。
「怪我してるみたいだし帰ろうか? 受付のティアさんだっけか? 彼女も、心配してるはずだから」
あんな猛獣が出る、こんな危険なところに長居はしたくない。命がいくつあっても足りないだろう……。そうだ、命で思い出した! 商売もしないと生活もできないぞ!
しかし少女の視線は、紐で縛られた角の生えたウサギを見ている。──ギルドでの依頼品か何かか?
「あれを……持って行けばいいのか?」
親切心で聞いてみると、少女は小さく左右に首を振った。──そりゃそうか、大怪我もしてるわけだし、何より死ぬような怖い思いをしたわけだ。普通なら、直ぐにでも帰りたいだろう……。
「あの……まだ一匹足りないの……」
ちょ……ビックリだ。死にかけたばっかりなのに、ギルドで受けた依頼の心配とは。まったく……異世界の少女ってのは、少々たくましすぎやしないか?
「すぐ近くにトラップがあるから……」と手を掴まれ、真剣な眼差しで俺を見つめる。
手まで握られて、断れるわけも無く、結局少女をギルドに送る前に、もう一匹捕まえて帰ることになったのであった──。
帰る途中も、時折痛みに顔を歪める事はあるものの、彼女の足取りはしっかりとしている。腕の骨折以外の大きな外傷はなさそうだ。
森を抜け、門をくぐり町に入りすぐに、ギルドへと向かった。
フォルトゥナと呼ばれた剣士の装いの少女を連れ、ギルドの担当さんの所に戻ってきた……。無事である事の報告と、治療の為だ。後、忘れてはならない! お金を返してもらわなければ!
「──フォルトゥナ様! ご無事でしたか!」
受付カウンターからティアと名乗った受付嬢が、余程心配していたのか、カウンターの上を乗り越え飛び出してくる。
「骨が折れてるじゃないですか! これを飲んでください!」と腰につけているポーチから、赤色の液体の入った瓶を取り出した。
フォルトゥナと呼ばれた少女は、受付嬢……ティアに言われるままに、瓶に入った液体を飲み干す。──なんだなんだ! 折れてた骨が、みるみる真っすぐになって、まるで何もなかったかのようになってるぞ?
異世界での御約束、ポーションと言うヤツか? こっちの世界では治療には当たり前なのかもしれないが……正直折れた骨まで治っていくのは不気味だ……。どの程度の傷まで治るのだろうか?
「ティアさん、ありがとうございました。もう大丈夫です……。」
その言葉で、涙を流しながらティアがフォルトゥナを抱きしめ、頬ずりをする。感動的な場面なのだが……何か見てはいけない場面を見てるような気が……。
しかし目の前の少女は、気丈に振る舞ってはいるが……俺にはまだ、彼女が辛そうに見えるんだけど……。
「鑑定眼!」
鑑定眼を発動させスキル越しに彼女を見ても、体力は半分ほどしか回復してはいない……。あの薬で、体力が完璧に治るわけでもなさそうだ。
「貴方様も、誠にありがとうございました。疑ってしまった事を、どうかご容赦ください」
ティアは俺に向き直り、正座をして地面に頭がつくほど深々と下げ、謝罪の言葉を述べる……のだが。──こ、これは悪目立ちしてるな…必要以上に周囲から注目を集めてるぞ……。
「いいですよ、俺も言葉が足りませんでした。疑われて当然なので、頭を上げていただけませんか?」
そう。何も気にしなくてもいいから、俺の金を返してほしい! 一刻も早くここを逃げ出したい……。
ティアは俺の手をガッシリと握り、何度も何度も「ありがとうございます」と繰り返した。
自分の担当にこんなにも熱くなれるなんて、フォルトゥナと呼ばれている少女は良い担当者に恵まれてるようだ。
その熱意は正直好きだし、粋であると思う……。だがしかし、どんな形であれ俺を巻き込まないでほしい! 隣に立っている冒険者からは「チッ!」と、少し大きめの舌打ちが聞こえた。──確かにこれだけ美人のお姉さんにしがみつかれたら、見てたらムカつく気持ちも分かるけど……。
「あの! 改めて、命を助けていただいてありがとうございました!」
腕をガッシリホールドされている俺に、フォルトゥナも深々と頭を下げお礼の言葉を述べる。──この二人は俺をどうしたいんだよ……。
美女二人に感謝されている俺の姿を見て、徐々に、野次馬も出来てきている……。遠巻きに、男どもの嫉妬の声も聞こえる気がする……。
「二人とも、本当に! 気にしなくてイイので……それより、この後用事があるので、アレを返してください」
それだけ言うと、慌てるように俺は受付嬢のティアに向けて手を出した。
それを見てティアは、ハッと何かを思い出した様な顔をし、慌ててカウンターへ戻り。朝方渡した全財産を手にし、俺の元へ差し出してきた。──この人はおそらく、カウンターの下に何かをしまい込む習性でもあるのだろう。
「申し訳ありませんでした。忘れておりました」と再びペコペコ頭を下げ始めた。──またかよ!
俺は彼女からお金を受け取り、依頼書の紙を返すと「それでは!」と逃げるようにその場を後にした。
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