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第二章
18.ご依頼、お請けしました
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「マリカさん! 頼みがあります! あ、これお土産です。どうぞ」
「マイスさん、こんばんわ。わあ、これアイスですか?! レナさんがいつも美味しいって言ってたんですよね! 嬉しい! もう仕事終わりですし、頂きますね!」
マリカさんの声に、見慣れない3人組がジロリとこちらを見た。大きな足音を立てて、カウンターに近寄って来る。
「おい、今レナって言ったか?」
「は……」
「言ってません!」
僕は必死でマリカさんの目を見た。僕の言いたい事が伝わったのか、マリカさんは黙ってアイスを食べ始めた。
見知らぬ男は、僕に構わずマリカさんを恫喝する。
「確かに聞こえたぞ! レナって言ったろ?!」
「言ってません」
僕は素知らぬフリをして話に混ざる。この男、多分ダイチって人だ。残りの2人はエルフと獣人だし、アオイさんに聞いた特徴と一致する。
顔も、似顔絵にそっくりだ。
「あ?! お前じゃねえよ! そこの女に聞いたんだよ!」
「冒険者なのに、受付の方をそこの女なんて失礼な呼び方して良いんですか?」
マリカさんは、いつも受付をしてるけどギルドのNo.2だ。知らずにマリカさんに舐めた態度を取った冒険者がとうなったか、僕は知ってる。
「ああ?! 受付嬢なんて単なるバイトだろ! 俺達の稼ぎで養ってやってんだよ!」
「失礼な人ですね。確かに冒険者ギルドは仲介料を取りますけど、そんなの当然じゃないですか。運営するには経費がかかるんですから。それに、危険な依頼人を調べたり、自分に見合う依頼を探してくれたり……いち冒険者には出来ない事がたくさんあります。自分では出来ない事を冒険者ギルドに頼ってるんですから、お互い様でしょう。そんな態度じゃ、除名されちゃいますよ。除名されたら、他の冒険者ギルドでも仕事出来ないんですよ。分かってます?」
実際、除名された人いるよ。
昨日僕が蹴った冒険者さん達だって、除名されたら冒険者の仕事を廃業するしかないって言ってたもんね。
話をしていると段々イライラしてきて口調が少しキツくなってしまう。いっそ、僕に手を出してくれないかな。そしたら昨日の冒険者さん達みたいに……、いけない、悪い考えに染まりそうになる。
落ち着かなきゃ。昨日みたいに冷静さを失ったらレナさんを守れない。
「うるせえ! ドワーフは黙ってろ! おい、お前! 確かにレナって言ったよな?!」
「言ってません」
「ああ?! なんだと?!」
「レナさんなんて言ってません。私がさっき言ったのは、レイラさんです」
「ちっ……違うのかよ……!」
「レナさんなんて名前の冒険者、うちのギルドには居ませんよ。ねぇ、みなさん、レナさんなんて方、知らないですよね?」
マリカさんが、ニコニコとみんなに言うと冒険者の方々が口々にマリカさんの言葉を肯定してくれた。
「ちっ……! ここもハズレか! もういい! 帰るぞ!」
「おい、待てよダイチ!」
「いい加減諦めたらどうだよ。どっかでのたれ死んでるかも知れねーじゃん。実際、もう何人も死んでんだからさ」
「近づいたって、魔法では出てんだよ! 絶対近くに居る筈なんだ!」
揉めながら、3人の男達はギルドを出て行った。
「マリカさん、ありがとうございます……! みんなも、助かりました……!」
「良いんですよ。ね、もう時間だし外閉めて! ここに居る人達みんなに、お願いがあるの!」
「お、マリカちゃんからお願いなんて珍しいな」
「どーせアイスに釣られたんだろ。良いなあ。俺も食べてみたいぜ」
冒険者さん達が、口々にマリカさんを揶揄う。
「うるさいですよ! マイスさん、まずは事情を説明して貰えますか?」
みんなと話して、ダイチって人がレナさんを狙ってる事だけは伝えると決めてある。さすがに、転生とかの話はややこしいし隠しておく事になった。
「はい。あの人達なんですけど、レナさんを狙ってるんです」
「もしかして、レナの男嫌いの原因か」
ギルドに居る冒険者の1人が、僕に聞いてきた。レナさんの男嫌いは有名で、最近ではレナさんが居る時は極力カウンターに近寄らないように気を遣ってくれる人も多い。この人も、その1人だ。
「そうです。だからあの……ギルドに掲示してあるレナさんとアオイさんと、カナさんの名前を外して欲しいんです」
「ああ、そうですね。あいつらが気が付かなくて良かったです」
そう言って、マリカさんはすぐに掲示を外してくれた。
「ありがとうございます。それで、あの人達が居る間はアオイさん達は街に来ないので、代わりに僕が定期的に訪問します。何か用があったら、申し訳ないんですけど僕にお願いします」
「分かりました。それくらいお安いご用です。みんな、アオイさん達の話はしばらくしないでくれる?」
マリカさんが頼むと、みんなあっさり了承してくれた。最初は怖いと思ってたけど、冒険者の皆さん優しいね。
「今居ない者達も、会い次第お願いしておきますね」
「ありがとうございます!」
後で何かお礼を考えないと。何が良いかな。色々考えてたら、マリカさんが営業スマイルを浮かべて提案してきた。
「ところでマイスさん、冒険者を雇ってみませんか?」
「……え?」
「レナさんを守るなら冒険者を雇うのが確実ですよ。先程の男達を、調査すれば良いんです。さっき、魔法を使ってるって言ってましたよね? どんな魔法なのか、レナさんに危険はないのか、気になりますよね?」
「は、はい。気になります」
「うちに所属している冒険者は、みんな優秀ですよ。今回の場合はちょっと難しいですし、依頼料は1人金貨1枚でお請けします。もちろん、技能が見合った者を紹介します。そうですね……3人くらい雇えば、上手く調べて貰えると思います。彼らはまだうちの支部で登録をしてませんから、ギルドとして守る必要はありません。今のうちに依頼すれば、彼らが登録をして来てもマイスさんの依頼を優先します。普通は、新しい街に来たら真っ先に登録するんですけどねぇ。彼らは名乗りもしなかったし、冒険者証も見せませんでした。そんな冒険者かも分からない人達と、うちで数々の依頼を受けてくれる優秀な冒険者であるレナさん、どちらを優先するかは決まってますよね。逆なら、依頼されても断りますけど。ああそうだ。紹介料は、依頼料の1割です。高額な依頼ですし、守秘義務もありますからきちんと秘密を守りますよ」
マリカさん、笑ってるけど目が笑ってない。冒険者の方達も、あいつら終わったなとか言ってる。
僕の答えは、決まっている。
「お願いします!」
迷う必要なんてない。僕は冒険者じゃないから彼らを調べるのは難しい。お金もまだある。
魔法って言ってたのも気になるし、ここはマリカさんの提案にありがたく乗る事にした。
「ご依頼、お請け致しました。早速契約を致しましょう」
そう言って笑うマリカさんと握手をする。
後ろで、冒険者の方が「怖えぇ……」と呟いていた。
「マイスさん、こんばんわ。わあ、これアイスですか?! レナさんがいつも美味しいって言ってたんですよね! 嬉しい! もう仕事終わりですし、頂きますね!」
マリカさんの声に、見慣れない3人組がジロリとこちらを見た。大きな足音を立てて、カウンターに近寄って来る。
「おい、今レナって言ったか?」
「は……」
「言ってません!」
僕は必死でマリカさんの目を見た。僕の言いたい事が伝わったのか、マリカさんは黙ってアイスを食べ始めた。
見知らぬ男は、僕に構わずマリカさんを恫喝する。
「確かに聞こえたぞ! レナって言ったろ?!」
「言ってません」
僕は素知らぬフリをして話に混ざる。この男、多分ダイチって人だ。残りの2人はエルフと獣人だし、アオイさんに聞いた特徴と一致する。
顔も、似顔絵にそっくりだ。
「あ?! お前じゃねえよ! そこの女に聞いたんだよ!」
「冒険者なのに、受付の方をそこの女なんて失礼な呼び方して良いんですか?」
マリカさんは、いつも受付をしてるけどギルドのNo.2だ。知らずにマリカさんに舐めた態度を取った冒険者がとうなったか、僕は知ってる。
「ああ?! 受付嬢なんて単なるバイトだろ! 俺達の稼ぎで養ってやってんだよ!」
「失礼な人ですね。確かに冒険者ギルドは仲介料を取りますけど、そんなの当然じゃないですか。運営するには経費がかかるんですから。それに、危険な依頼人を調べたり、自分に見合う依頼を探してくれたり……いち冒険者には出来ない事がたくさんあります。自分では出来ない事を冒険者ギルドに頼ってるんですから、お互い様でしょう。そんな態度じゃ、除名されちゃいますよ。除名されたら、他の冒険者ギルドでも仕事出来ないんですよ。分かってます?」
実際、除名された人いるよ。
昨日僕が蹴った冒険者さん達だって、除名されたら冒険者の仕事を廃業するしかないって言ってたもんね。
話をしていると段々イライラしてきて口調が少しキツくなってしまう。いっそ、僕に手を出してくれないかな。そしたら昨日の冒険者さん達みたいに……、いけない、悪い考えに染まりそうになる。
落ち着かなきゃ。昨日みたいに冷静さを失ったらレナさんを守れない。
「うるせえ! ドワーフは黙ってろ! おい、お前! 確かにレナって言ったよな?!」
「言ってません」
「ああ?! なんだと?!」
「レナさんなんて言ってません。私がさっき言ったのは、レイラさんです」
「ちっ……違うのかよ……!」
「レナさんなんて名前の冒険者、うちのギルドには居ませんよ。ねぇ、みなさん、レナさんなんて方、知らないですよね?」
マリカさんが、ニコニコとみんなに言うと冒険者の方々が口々にマリカさんの言葉を肯定してくれた。
「ちっ……! ここもハズレか! もういい! 帰るぞ!」
「おい、待てよダイチ!」
「いい加減諦めたらどうだよ。どっかでのたれ死んでるかも知れねーじゃん。実際、もう何人も死んでんだからさ」
「近づいたって、魔法では出てんだよ! 絶対近くに居る筈なんだ!」
揉めながら、3人の男達はギルドを出て行った。
「マリカさん、ありがとうございます……! みんなも、助かりました……!」
「良いんですよ。ね、もう時間だし外閉めて! ここに居る人達みんなに、お願いがあるの!」
「お、マリカちゃんからお願いなんて珍しいな」
「どーせアイスに釣られたんだろ。良いなあ。俺も食べてみたいぜ」
冒険者さん達が、口々にマリカさんを揶揄う。
「うるさいですよ! マイスさん、まずは事情を説明して貰えますか?」
みんなと話して、ダイチって人がレナさんを狙ってる事だけは伝えると決めてある。さすがに、転生とかの話はややこしいし隠しておく事になった。
「はい。あの人達なんですけど、レナさんを狙ってるんです」
「もしかして、レナの男嫌いの原因か」
ギルドに居る冒険者の1人が、僕に聞いてきた。レナさんの男嫌いは有名で、最近ではレナさんが居る時は極力カウンターに近寄らないように気を遣ってくれる人も多い。この人も、その1人だ。
「そうです。だからあの……ギルドに掲示してあるレナさんとアオイさんと、カナさんの名前を外して欲しいんです」
「ああ、そうですね。あいつらが気が付かなくて良かったです」
そう言って、マリカさんはすぐに掲示を外してくれた。
「ありがとうございます。それで、あの人達が居る間はアオイさん達は街に来ないので、代わりに僕が定期的に訪問します。何か用があったら、申し訳ないんですけど僕にお願いします」
「分かりました。それくらいお安いご用です。みんな、アオイさん達の話はしばらくしないでくれる?」
マリカさんが頼むと、みんなあっさり了承してくれた。最初は怖いと思ってたけど、冒険者の皆さん優しいね。
「今居ない者達も、会い次第お願いしておきますね」
「ありがとうございます!」
後で何かお礼を考えないと。何が良いかな。色々考えてたら、マリカさんが営業スマイルを浮かべて提案してきた。
「ところでマイスさん、冒険者を雇ってみませんか?」
「……え?」
「レナさんを守るなら冒険者を雇うのが確実ですよ。先程の男達を、調査すれば良いんです。さっき、魔法を使ってるって言ってましたよね? どんな魔法なのか、レナさんに危険はないのか、気になりますよね?」
「は、はい。気になります」
「うちに所属している冒険者は、みんな優秀ですよ。今回の場合はちょっと難しいですし、依頼料は1人金貨1枚でお請けします。もちろん、技能が見合った者を紹介します。そうですね……3人くらい雇えば、上手く調べて貰えると思います。彼らはまだうちの支部で登録をしてませんから、ギルドとして守る必要はありません。今のうちに依頼すれば、彼らが登録をして来てもマイスさんの依頼を優先します。普通は、新しい街に来たら真っ先に登録するんですけどねぇ。彼らは名乗りもしなかったし、冒険者証も見せませんでした。そんな冒険者かも分からない人達と、うちで数々の依頼を受けてくれる優秀な冒険者であるレナさん、どちらを優先するかは決まってますよね。逆なら、依頼されても断りますけど。ああそうだ。紹介料は、依頼料の1割です。高額な依頼ですし、守秘義務もありますからきちんと秘密を守りますよ」
マリカさん、笑ってるけど目が笑ってない。冒険者の方達も、あいつら終わったなとか言ってる。
僕の答えは、決まっている。
「お願いします!」
迷う必要なんてない。僕は冒険者じゃないから彼らを調べるのは難しい。お金もまだある。
魔法って言ってたのも気になるし、ここはマリカさんの提案にありがたく乗る事にした。
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後ろで、冒険者の方が「怖えぇ……」と呟いていた。
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