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母娘丼W040 天使たちとママたちを母娘丼W
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母娘丼W
Zu-Y
№40 天使たちとママたちを母娘丼W
ミッション系中高大一貫女子校の、高校入学式に俺は来ている。
もちろん、アリちゃんとプリちゃんの入学式だ。その保護者席で、ジェニーさんとニコルさんに挟まれて座っているのだ。
ミッション系だけあって、パイプオルガンの演奏が荘厳な雰囲気を醸し出し、入学式は厳かな雰囲気で進んだ。
とうとう天使たちはJKになった。早いもので、出会ってから5年の月日が流れたのだ。
出会った頃、小さくてガリガリだった天使たちは、スレンダー美少女を経て、今や抜群のプロポーションを誇るレディーへと変貌した。何たってすでにDカップだからな。
アラサーだったママたちは、アラフォーになったものの、まだ30代である。その美貌と抜群のプロポーションは、流石の天使たちですら及ばない。そりゃそうだ。HカップとDカップでは戦にならんわ。笑
金髪碧眼と銀髪紅眼と言う見た目で、どうしても目立ってしまう天使たちとママたちではあるが、さらに抜群のプロポーションと美貌がその目立ちっぷりに拍車を掛けている。
その中に紛れ込んでいる俺は、逆に黒髪黒眼と言う見た目の平凡さゆえに、悪目立ちしてしまうのだ。苦笑
中高大一貫のこのミッション系女子校では、中高は同じスタッフで持ち上がるのと、中学からの保護者同士は、すでにある程度は顔見知りになっているので、俺も学校や他の保護者からは、天使たちの関係者として認知されている。
と言うのも、天使たちがところ構わず、俺に対して派手に甘えて来るからだ。
「「ジョージさーん。」」入学式を終えた天使たちが、俺の所に飛んで来て、両腕にしがみ付いて来た。まあ、いつもこんな感じなので、これのお陰で俺が学校からも他の保護者からも認知されている訳だ。苦笑
それから5人で家に帰って、ささやかな入学祝をした。料理担当は俺、助手は天使ふたり。
夕食が終わると入浴タイムだ。今夜は久しぶりに5人揃っての入浴だ。
購入当初、この家の浴室は、ひとり用浴室が3つ並んでいたのだが、それをぶち抜いて1つの浴室にしたのだ。5人で入るにはやや狭いが、入れないことはない。
ママたちが残業の日は天使たちと3人で、平日休みの水曜はママたちと3人で、それぞれ混浴を楽しんでいるが、5人揃う日曜は天使たちと入ることが多いので、5人揃って入ることはめったにないのだ。
「ジョージくん、最近の娘たちとの混浴ってどう言う感じなの?」
「それな。私も気になるよ。いつも通りやって見せておくれな。」
そう来たか。最近ママたちとの混浴は、結構エロくなるからな。娘たちにも同じことをしてないか心配なのだろう。笑
最初に天使たちの髪を洗うと、天使たちは気持ちよさそうに、ママたちは興味津々だった。
「おや、上手いじゃないか。」
「慣れてるわね。美容師みたいだわ。」
「バイトでやってましたんで。」
次に天使たちに背中を流してもらってからの前洗い。天使たちは躊躇なくマイドラゴンも丸洗いしたのだった。
「これはちょっとヤバいような気がするよ。」
「ほんとよねぇ。」
いやいや、ママたちはもっと凄いじゃん。
最後に天使たちを俺の両腿にひとりずつ座らせて、胸の揉み洗いと、神秘の洞窟探検隊中指隊長による縦筋前後運動洗いを披露した。
「これはアウトな気がするわ。」
「私もアウトだと思うよ。」
いったいこれのどこがアウトだと言うんだ?
「じゃあ次はママたちとの混浴を見てもらおうか?」と、天使たちに振ってみる。
「「見たーい。」」と、天使たちが即座に反応。
「「ええ?」」と、焦るママたち。
娘たちの混浴にぶつぶつ言っていたママたちだが、ママたちとの混浴では、もっとえっちぃこと、してるもんな。
まずはママたちを交互に胸の揉み洗い。
「私たちのことをヤバいとか、アウトとかって言ってた割には、ママたちも同じことされてるよね。」
「そうだよねー。それにさ、ママたちの方がおっぱいが大きい分、えっちぃよね。」
こらこら、天使たちよ、ちょっと棘がある言い方になってるぞ。
さらには中指隊長による縦筋前後運動洗いからの…、
「あ、ジョージくん、ちょっと…ダメよ…ダメ…。あん。」
「あ、ジョージくん、そこは…今日はよしとくれよ…。ん、ん、んー。」
中指隊長が暴走して、神秘の洞窟内部へと侵入してしまったのだ。
「あ、ママたち、ずるーい。」
「私たちのときより、全然えっちぃじゃない!」
暴走し掛けた俺…じゃなくて中指隊長を、天使たちが止めてくれたのだった。苦笑
風呂から上がってリビングにいる。そして俺は、ママたちと天使たちに囲まれ、針の筵にいた。
「ジョージくん、JKになったら頂きますって、言ってたわよね。」
「はい。」
「でももう頂いちゃってるだろ。」
「えっとー。」視線が泳いでしまう。
「ジョージさん、ママたちとえっちなこと、してるわよね?」アリちゃん、いきなり核心へ切り込む?
「そうなるときも…あるような、ないような。」
「してるの?してないの?」プリちゃん、追及が激しいよ。そんなイエスかノーで答えろって…。この世はね、イエスでもノーでもないことがほとんどなんだよ?
「…してます。」
結局俺は、正直に白状することにした。
「小学校の卒業式の日にさ、エリカが2度目の凸して来たよね。覚えてる?」
「「うん。」」
「エリカとはあのとききっぱり決別したけどさ、でもあの一件でさ、ラークに対する嫉妬心がぐっと大きくなっちゃってさ、思い詰めちゃって、あのときの俺、結構メンタルヤバくなってたんだよね。」
「「そうだったんだ。」」
「それをママたちが敏感に察してくれてさ。それで、慰めてくれたのな。つまりそのー、あれだ。ズバリ言うと、そのときに男女の仲になったんだよ。」
「「…。」」
「ごめんよ。私たちも、プリシラたちには悪いと思ったけどさ、そんなこと言ってられないくらいジョージくんがやばかったんでさ。」
「私たちも、アリスたちを裏切ることになるから、ジョージくんとは最後の一線は越えないようにしてたのよ。でもあのときのアリスたちは、ジョージくんをそう言う風に慰めるには幼な過ぎたわ。」
「それはそうだけど…。」
プリちゃんは口籠るが、アリちゃんはズバッと来た。
「でもさ、あのとき、ママたちはもう、ラークって人よりもジョージさんの方が好きだったよね。それはジョージさんも分かってたでしょ。」
「分かってたよ。でもね、ママたちとはそう言う関係になってなかったからね。そのせいで、不安になったし、嫉妬心が大きく膨らんでさ。それに潰されそうになっちゃったんだよ。」
「でも…。」
「アリス、男の人はそう言うものなのよ。」
「アリちゃんとプリちゃんとの関係は、中3になってからです。ふたりがグイグイ来るようになって、俺が我慢できなくなりました。」
何か言おうとしたママたちをアリちゃんが制した。
「待ってママ、それには訳があるのよ。ジョージさんとママたちがいい感じなのは、なんとなく分かっててさ。ね、プリちゃん。」
「うん、そう…。なんとなく…、じゃなくて、はっきり分かってたもん。」
「それで、中2のときにリフレクソロジーからの流れで、全身コースの中級編を施術してもらったんだけど、ママたちは上級編だって聞いたから、私たちも上級編を受けてみたいなって。」
「そう、それで、上級編をやってもらえるようになるには、ジョージさんに初めてを上げちゃえばいいから、それでアリちゃんといろいろ相談してたの。」
「え?相談してたの?ちょっとふたりとも、それって初耳なんだけど…。」
「ジョージさんには言ってなかったもん。ね、プリちゃん。」
「うん。やっぱ、こう言うのはこっそり進めないと…。ね、アリちゃん。」
「じゃあさ、ふたりにロックオンされてから俺が落ちるまでって…。」
「半年くらい?」
「でも実際に作戦練って、いざ実行に移したらすぐだったよね。」
「じゃあ、『彼氏持ちのクラスの子がもうしてる。』って話は?」
「あれはほんと。」
「でもね、あの話、ジョージさんをその気にさせるのに使えると思ったから、使っちゃった。ね、プリちゃん。」
「うん。効果抜群だったよねー。」
「まじか?」天使たちが、いつの間にか小悪魔になってとは…。
「あははは。こりゃ傑作だ。ふたりの方が1枚上手じゃないか。あははは。」
「うふふふ。ジョージくん、ふたりに手玉に取られたわね。うふふ…あははは。」
「…。」俺、絶句。
「「ごめんなさーい。」」って言いつつ、ふたりとも、全然そう思ってないだろ。ま、いいけどさ。
「まあ、でもふたりがそうなったのなら、私たちはもうお役御免かしらね。」
「そうだねぇ。ジョージくんは娘たちに任せて、私たちは身を引くかねぇ。」
「ちょっと残念だけどね。」
「まあ、いい潮時だよ。」
え?ジェニーさんとニコルさんとは、もうえっちできなくなるのか?
「待って。ママはジョージさんのことを好きなんでしょ?」プリちゃんがニコルさんに聞いた。
「そりゃ大好きだよ。」
「ママは?」アリちゃんがジェニーさんに聞いた。
「もちろん大好きよ。」
「だったら身を引くなんて言わないで。」プリちゃん、スイッチ入ったっぽい。
「「え?」」
「ママたちも一緒にジョージさんをシェアすればいいでしょ。ね、アリちゃん。」
やはりこういうときの決断、速いなぁ。プリちゃんは。
「うん、そうだよ。ママたちもそうしなよ。」
で、プリちゃんに背中を押されて踏ん切りがついたアリちゃんも決断する。…と、まあ、ここぞと言うときの展開だね。笑
「「でも…。」」何だよ、ママたちの方が決心付かないってか?苦笑
では最後は、俺の出番だね。
俺は立ち上がって、両手でママたちの手をそれぞれ取った。そしてママたちを立つように促した。天使たちに目配せをすると、天使たちは、立ち上がったそれぞれのママの空いてる手を掴んだ。
さあ、寝室へ。俺がママたちの手を引いて先導し、天使たちが横からママたちを誘った。
おい、4人連続で4回戦だ。途中でへばるんじゃねえぞ。
『グル♪』任せろ!と言う頼もしい返事がマイドラゴンから帰って来た…様な気がした。笑
2組の母娘丼で、母娘丼Wってか。もう、俺って超絶幸せ者じゃんよー。
~~完~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。初めて完結することができました。
これから、中断していたメインのファンタジー2作品を再開し、完結を目指したいと思います。よろしければ、そちらの応援もお願い致します。
「射手の統領」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/541586735
「精霊の加護」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/836586739
カクヨム様、小説家になろう様にも投稿します。
Zu-Y
№40 天使たちとママたちを母娘丼W
ミッション系中高大一貫女子校の、高校入学式に俺は来ている。
もちろん、アリちゃんとプリちゃんの入学式だ。その保護者席で、ジェニーさんとニコルさんに挟まれて座っているのだ。
ミッション系だけあって、パイプオルガンの演奏が荘厳な雰囲気を醸し出し、入学式は厳かな雰囲気で進んだ。
とうとう天使たちはJKになった。早いもので、出会ってから5年の月日が流れたのだ。
出会った頃、小さくてガリガリだった天使たちは、スレンダー美少女を経て、今や抜群のプロポーションを誇るレディーへと変貌した。何たってすでにDカップだからな。
アラサーだったママたちは、アラフォーになったものの、まだ30代である。その美貌と抜群のプロポーションは、流石の天使たちですら及ばない。そりゃそうだ。HカップとDカップでは戦にならんわ。笑
金髪碧眼と銀髪紅眼と言う見た目で、どうしても目立ってしまう天使たちとママたちではあるが、さらに抜群のプロポーションと美貌がその目立ちっぷりに拍車を掛けている。
その中に紛れ込んでいる俺は、逆に黒髪黒眼と言う見た目の平凡さゆえに、悪目立ちしてしまうのだ。苦笑
中高大一貫のこのミッション系女子校では、中高は同じスタッフで持ち上がるのと、中学からの保護者同士は、すでにある程度は顔見知りになっているので、俺も学校や他の保護者からは、天使たちの関係者として認知されている。
と言うのも、天使たちがところ構わず、俺に対して派手に甘えて来るからだ。
「「ジョージさーん。」」入学式を終えた天使たちが、俺の所に飛んで来て、両腕にしがみ付いて来た。まあ、いつもこんな感じなので、これのお陰で俺が学校からも他の保護者からも認知されている訳だ。苦笑
それから5人で家に帰って、ささやかな入学祝をした。料理担当は俺、助手は天使ふたり。
夕食が終わると入浴タイムだ。今夜は久しぶりに5人揃っての入浴だ。
購入当初、この家の浴室は、ひとり用浴室が3つ並んでいたのだが、それをぶち抜いて1つの浴室にしたのだ。5人で入るにはやや狭いが、入れないことはない。
ママたちが残業の日は天使たちと3人で、平日休みの水曜はママたちと3人で、それぞれ混浴を楽しんでいるが、5人揃う日曜は天使たちと入ることが多いので、5人揃って入ることはめったにないのだ。
「ジョージくん、最近の娘たちとの混浴ってどう言う感じなの?」
「それな。私も気になるよ。いつも通りやって見せておくれな。」
そう来たか。最近ママたちとの混浴は、結構エロくなるからな。娘たちにも同じことをしてないか心配なのだろう。笑
最初に天使たちの髪を洗うと、天使たちは気持ちよさそうに、ママたちは興味津々だった。
「おや、上手いじゃないか。」
「慣れてるわね。美容師みたいだわ。」
「バイトでやってましたんで。」
次に天使たちに背中を流してもらってからの前洗い。天使たちは躊躇なくマイドラゴンも丸洗いしたのだった。
「これはちょっとヤバいような気がするよ。」
「ほんとよねぇ。」
いやいや、ママたちはもっと凄いじゃん。
最後に天使たちを俺の両腿にひとりずつ座らせて、胸の揉み洗いと、神秘の洞窟探検隊中指隊長による縦筋前後運動洗いを披露した。
「これはアウトな気がするわ。」
「私もアウトだと思うよ。」
いったいこれのどこがアウトだと言うんだ?
「じゃあ次はママたちとの混浴を見てもらおうか?」と、天使たちに振ってみる。
「「見たーい。」」と、天使たちが即座に反応。
「「ええ?」」と、焦るママたち。
娘たちの混浴にぶつぶつ言っていたママたちだが、ママたちとの混浴では、もっとえっちぃこと、してるもんな。
まずはママたちを交互に胸の揉み洗い。
「私たちのことをヤバいとか、アウトとかって言ってた割には、ママたちも同じことされてるよね。」
「そうだよねー。それにさ、ママたちの方がおっぱいが大きい分、えっちぃよね。」
こらこら、天使たちよ、ちょっと棘がある言い方になってるぞ。
さらには中指隊長による縦筋前後運動洗いからの…、
「あ、ジョージくん、ちょっと…ダメよ…ダメ…。あん。」
「あ、ジョージくん、そこは…今日はよしとくれよ…。ん、ん、んー。」
中指隊長が暴走して、神秘の洞窟内部へと侵入してしまったのだ。
「あ、ママたち、ずるーい。」
「私たちのときより、全然えっちぃじゃない!」
暴走し掛けた俺…じゃなくて中指隊長を、天使たちが止めてくれたのだった。苦笑
風呂から上がってリビングにいる。そして俺は、ママたちと天使たちに囲まれ、針の筵にいた。
「ジョージくん、JKになったら頂きますって、言ってたわよね。」
「はい。」
「でももう頂いちゃってるだろ。」
「えっとー。」視線が泳いでしまう。
「ジョージさん、ママたちとえっちなこと、してるわよね?」アリちゃん、いきなり核心へ切り込む?
「そうなるときも…あるような、ないような。」
「してるの?してないの?」プリちゃん、追及が激しいよ。そんなイエスかノーで答えろって…。この世はね、イエスでもノーでもないことがほとんどなんだよ?
「…してます。」
結局俺は、正直に白状することにした。
「小学校の卒業式の日にさ、エリカが2度目の凸して来たよね。覚えてる?」
「「うん。」」
「エリカとはあのとききっぱり決別したけどさ、でもあの一件でさ、ラークに対する嫉妬心がぐっと大きくなっちゃってさ、思い詰めちゃって、あのときの俺、結構メンタルヤバくなってたんだよね。」
「「そうだったんだ。」」
「それをママたちが敏感に察してくれてさ。それで、慰めてくれたのな。つまりそのー、あれだ。ズバリ言うと、そのときに男女の仲になったんだよ。」
「「…。」」
「ごめんよ。私たちも、プリシラたちには悪いと思ったけどさ、そんなこと言ってられないくらいジョージくんがやばかったんでさ。」
「私たちも、アリスたちを裏切ることになるから、ジョージくんとは最後の一線は越えないようにしてたのよ。でもあのときのアリスたちは、ジョージくんをそう言う風に慰めるには幼な過ぎたわ。」
「それはそうだけど…。」
プリちゃんは口籠るが、アリちゃんはズバッと来た。
「でもさ、あのとき、ママたちはもう、ラークって人よりもジョージさんの方が好きだったよね。それはジョージさんも分かってたでしょ。」
「分かってたよ。でもね、ママたちとはそう言う関係になってなかったからね。そのせいで、不安になったし、嫉妬心が大きく膨らんでさ。それに潰されそうになっちゃったんだよ。」
「でも…。」
「アリス、男の人はそう言うものなのよ。」
「アリちゃんとプリちゃんとの関係は、中3になってからです。ふたりがグイグイ来るようになって、俺が我慢できなくなりました。」
何か言おうとしたママたちをアリちゃんが制した。
「待ってママ、それには訳があるのよ。ジョージさんとママたちがいい感じなのは、なんとなく分かっててさ。ね、プリちゃん。」
「うん、そう…。なんとなく…、じゃなくて、はっきり分かってたもん。」
「それで、中2のときにリフレクソロジーからの流れで、全身コースの中級編を施術してもらったんだけど、ママたちは上級編だって聞いたから、私たちも上級編を受けてみたいなって。」
「そう、それで、上級編をやってもらえるようになるには、ジョージさんに初めてを上げちゃえばいいから、それでアリちゃんといろいろ相談してたの。」
「え?相談してたの?ちょっとふたりとも、それって初耳なんだけど…。」
「ジョージさんには言ってなかったもん。ね、プリちゃん。」
「うん。やっぱ、こう言うのはこっそり進めないと…。ね、アリちゃん。」
「じゃあさ、ふたりにロックオンされてから俺が落ちるまでって…。」
「半年くらい?」
「でも実際に作戦練って、いざ実行に移したらすぐだったよね。」
「じゃあ、『彼氏持ちのクラスの子がもうしてる。』って話は?」
「あれはほんと。」
「でもね、あの話、ジョージさんをその気にさせるのに使えると思ったから、使っちゃった。ね、プリちゃん。」
「うん。効果抜群だったよねー。」
「まじか?」天使たちが、いつの間にか小悪魔になってとは…。
「あははは。こりゃ傑作だ。ふたりの方が1枚上手じゃないか。あははは。」
「うふふふ。ジョージくん、ふたりに手玉に取られたわね。うふふ…あははは。」
「…。」俺、絶句。
「「ごめんなさーい。」」って言いつつ、ふたりとも、全然そう思ってないだろ。ま、いいけどさ。
「まあ、でもふたりがそうなったのなら、私たちはもうお役御免かしらね。」
「そうだねぇ。ジョージくんは娘たちに任せて、私たちは身を引くかねぇ。」
「ちょっと残念だけどね。」
「まあ、いい潮時だよ。」
え?ジェニーさんとニコルさんとは、もうえっちできなくなるのか?
「待って。ママはジョージさんのことを好きなんでしょ?」プリちゃんがニコルさんに聞いた。
「そりゃ大好きだよ。」
「ママは?」アリちゃんがジェニーさんに聞いた。
「もちろん大好きよ。」
「だったら身を引くなんて言わないで。」プリちゃん、スイッチ入ったっぽい。
「「え?」」
「ママたちも一緒にジョージさんをシェアすればいいでしょ。ね、アリちゃん。」
やはりこういうときの決断、速いなぁ。プリちゃんは。
「うん、そうだよ。ママたちもそうしなよ。」
で、プリちゃんに背中を押されて踏ん切りがついたアリちゃんも決断する。…と、まあ、ここぞと言うときの展開だね。笑
「「でも…。」」何だよ、ママたちの方が決心付かないってか?苦笑
では最後は、俺の出番だね。
俺は立ち上がって、両手でママたちの手をそれぞれ取った。そしてママたちを立つように促した。天使たちに目配せをすると、天使たちは、立ち上がったそれぞれのママの空いてる手を掴んだ。
さあ、寝室へ。俺がママたちの手を引いて先導し、天使たちが横からママたちを誘った。
おい、4人連続で4回戦だ。途中でへばるんじゃねえぞ。
『グル♪』任せろ!と言う頼もしい返事がマイドラゴンから帰って来た…様な気がした。笑
2組の母娘丼で、母娘丼Wってか。もう、俺って超絶幸せ者じゃんよー。
~~完~~
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最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。初めて完結することができました。
これから、中断していたメインのファンタジー2作品を再開し、完結を目指したいと思います。よろしければ、そちらの応援もお願い致します。
「射手の統領」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/541586735
「精霊の加護」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/836586739
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