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第零章 一節 学園編
第十一話 謝罪そしてデート
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翌日 路上 ユートside
あの日から翌日。体はすっかり良くなり、里奈達とデートをすることになった。
「ほんっと心配したんですからね?」
里奈がそう言った。
「いや本当ごめんなさい。心配おかけしました」
俺は里奈やファタジア、姉さんに謝罪した。
「昨日は来れなかったけど、本当に心配したんだからね」
ファタジアは心配そうな顔で言った。
「ほんっとうにごめんなさい」
「……」
ぎゅ
「姉さん?どうしたの?」
姉さんは俺を抱きしめている。
「……心配したんだから。無茶しないでよ、あなたは私のゆういつの弟で……私の……ううん、なんでもない」
姉さんは悲しそうな顔をしながら言う。
「(……姉さん)」
俺自身、姉さんの気持ちには気づいている。だけど俺の心の中では、姉さんのことが異性として好きなのか、婚約者が増えていいのか、勝手に決めていいのか、などさまざまな気持ちが駆け巡り未だに整理がついていない。だからこの気持ちが整理するまでは自分から告白もしないし、仮に告白されても一旦保留するだろう。
「(……はは、俺人のこと言えねえじゃん」
あいつをクズと言っときながら実際はやってることはほぼ同じ……
そう思ってた時
「ユート君、あなたはあの人とは違うんですよ。愛花ちゃんから聞きましたけど、その人は相手の好意を一切関係ないような態度で過ごしている、告白されても何も考えずに保留したり断っているする。でもあなたはちゃんと考えて、保留したりするんでしょ?ならあなたはその人とは違うんですよ」
里奈に背後で抱きしめられながら耳元でささやかれる。
「……そんな辛気臭そうな顔をしてんじゃないわよ」
ファタジアに横から抱きしめられ、そう言われる。
「……姉さんも、辛い顔をしないでね。いつか返事を出すから」
俺は小声でそう言った
数十分後
俺らは周りからの視線を感じるすぐさま離れる。
「……///」
めっちゃ見られてる!はず!
「と、とりあえず行こっか!」
里奈が皆に言い
「「「わかった」」」
と俺たちはそう返事した。
あれから歩き、俺たちは繁華街に来ていた。
「……めっちゃ人がいる」
「そりゃあそうでしょ」
人が多くいることに驚いてる俺にツッコミをするファタジア
「早く行こうよ!」
姉さんがキラキラした目でそう言う。
「はいはい」
俺らはまず喫茶店?のような場所に行った。
「いらっしゃいませ」
猫耳の店員が俺たちに言った。
「4名です」
「かしこまりました。ではこちらの席にお座りください」
「「「「はい」」」」
俺たちは指定された席に座る。
「さーて、何頼もうかな」
俺が迷っていると
「おすすめはこのコーヒーとパンのセットだよ」
姉さんがそう言った。
「しかも安い」
里奈が驚きながら言う。
「ほんとだ」
ファタジアも驚きながら言う。
「ここ安いし美味しいし落ち着けるからまた来たかったんだよね。あ、すみませーん、注文お願いします」
姉さんがニコニコしながら言う。
「(確かに、ここ落ち着けるしまた来たいって思うなぁ)あ、俺はこれで」
「私も同じのをお願いします」
「私はこれで」
各々注文をし、数分後
「お待たせしました」
注文したものが来た。
「「いただきます」」
俺と里奈がそう言うと、姉さんとファタジアは
「「なにそれ?」」
と質問してきた。
「ああ、ここじゃやらないんだっけ(ボソ)」
俺がそう小声でいい
「これは私の故郷の伝統的なものです。確か意味は食材や作ってくれた人などに感謝するということだったような」
「へえ、食材や作ってくれた人などにか……いいわね」
里奈が説明すると、ファタジアがそう言った。
「なら私も……いただきます」
「私もね……いただきます」
姉さんとファタジアは俺達と同じことをした。
数十分後
俺たちは食べ終わったあと、店から出て歩いていた。
「美味しかったなぁ」
「ですね」
俺と里奈がそう呟き
「また行ってみたいわね」
「今度はみんなで行こうよ、今日はメレゼちゃんやメリアちゃん来れなかったし、レーナやマナにも食べさせてあげたいし」
ファタジアと姉さんがそう言う。
「そうだね」
俺が同意したその時
「おうおう兄ちゃん、こんなべっぴんさんを連れてどこ行く気かなぁ?」
前からいかにもチャラそうな人が来た。後ろにはニヤニヤしている2人のチャラそうな人がいる。
「……なんです?邪魔だからどいて欲しいのですが」
俺は右手にテーザー銃を召喚し、警戒した。姉さん達もすぐに戦闘ができるように警戒していた。
「ああ?大人には敬語を使えよクソガキが……まあいい、金とそこの女共を置いていけば許すぜ?」
「安心しろよ坊主、そこのメスは俺たちがきっちりお世話するからな」
男共は下品な笑い声を出しながら言う。
俺は目の前の男にテーザー銃を向けた。
「答えは一つです……てめえらに渡すわけねえだろ猿共が、ファタジア達は俺の大切な人たちだ、すぐに失せろ」
俺がそう言うと、目の前の男は怒りの表情をし
「きさまぁ!ぶっ殺してやる!」
男は俺に隠していたナイフを突き出す。
「危ない!」
姉さんがそう叫ぶ
「(……ほんと、単純でよかったわ)」
俺がそう心の中でいい、トリガーを引いた。
その瞬間、テーザー銃から線がついている二つの投げ矢のような電極が猛スピードで出てきた。それが男の腹部に当たり
バババババ
と電気音が聞こえ
「があああああああ!!!!」
男はその場で倒れた。右手にベレッタM92fを召喚し、後方二名に銃口を向けた。
「お前らはそこで動くなよ?」
俺がそう警告し、テーザー銃のトリガーから指を離した。
「お前も動くなよ?……今度は痛いどころじゃ済まないからな」
テーザー銃はトリガーを引いてる時のみ電気が発動する。ということはトリガーをずっと引けば、電源が切れるまで電気が発動すると言うことで、その間に死亡させることもできるのだ。
「ひ、ひいいいいい」
そのあと、自警団が来て男共を連れて行った。その時の隊長がテーザー銃を見て、寄付してくれ!って言ってたが丁重にお断りした。
俺たちは、事態が収束したあとデートを再開し、数時間後に帰った。
「今日は厄介ごとが起きたけど、今度行くときはちゃんと楽しめるようにしたいな」
「だね」
俺がそう言うと、ファタジアが返答する。
「それじゃ、またね」
「また明日」
「また明日ね」
里奈、ファタジア、姉さんがそう言い
「ああ、また明日」
と俺が返答し、解散した。
「つっかれた」
俺がそう言い、ドアを開けると
「兄さん!」
「先輩!」
「「ユート(さん)!」」
レーナ、愛花、エルメス、メリアに抱きつかれた。
「おっと」
危うく倒れそうになる。
「いきなりどうしたんだ?」
俺がそう言うと
「……寂しかった」
「そうです先輩」
「……寂しい」
「寂しいです」
と言われた。
「(今日は1日いなかったしな、寂しがりのこの子達ならそうなるか)」
「……そっか、なら寝るまで話そっか。流石に門限になったら自分の部屋に行ってくれよ?特にレーナ、愛花は。愛花は妹さんが待ってるし、レーナは同居人が一人で可哀想だろ?」
ちなみにエルメスとメリアは同じ部屋だ。
「「……わかった(わかりました)」」
「素直でよろしい」
俺は4人の頭を順番に撫でた。
「「「「♪」」」」
「君ら仲良いな」
「「「「ドヤ」」」」
「ドヤではありません」
そう話をする俺たちであった。
あの日から翌日。体はすっかり良くなり、里奈達とデートをすることになった。
「ほんっと心配したんですからね?」
里奈がそう言った。
「いや本当ごめんなさい。心配おかけしました」
俺は里奈やファタジア、姉さんに謝罪した。
「昨日は来れなかったけど、本当に心配したんだからね」
ファタジアは心配そうな顔で言った。
「ほんっとうにごめんなさい」
「……」
ぎゅ
「姉さん?どうしたの?」
姉さんは俺を抱きしめている。
「……心配したんだから。無茶しないでよ、あなたは私のゆういつの弟で……私の……ううん、なんでもない」
姉さんは悲しそうな顔をしながら言う。
「(……姉さん)」
俺自身、姉さんの気持ちには気づいている。だけど俺の心の中では、姉さんのことが異性として好きなのか、婚約者が増えていいのか、勝手に決めていいのか、などさまざまな気持ちが駆け巡り未だに整理がついていない。だからこの気持ちが整理するまでは自分から告白もしないし、仮に告白されても一旦保留するだろう。
「(……はは、俺人のこと言えねえじゃん」
あいつをクズと言っときながら実際はやってることはほぼ同じ……
そう思ってた時
「ユート君、あなたはあの人とは違うんですよ。愛花ちゃんから聞きましたけど、その人は相手の好意を一切関係ないような態度で過ごしている、告白されても何も考えずに保留したり断っているする。でもあなたはちゃんと考えて、保留したりするんでしょ?ならあなたはその人とは違うんですよ」
里奈に背後で抱きしめられながら耳元でささやかれる。
「……そんな辛気臭そうな顔をしてんじゃないわよ」
ファタジアに横から抱きしめられ、そう言われる。
「……姉さんも、辛い顔をしないでね。いつか返事を出すから」
俺は小声でそう言った
数十分後
俺らは周りからの視線を感じるすぐさま離れる。
「……///」
めっちゃ見られてる!はず!
「と、とりあえず行こっか!」
里奈が皆に言い
「「「わかった」」」
と俺たちはそう返事した。
あれから歩き、俺たちは繁華街に来ていた。
「……めっちゃ人がいる」
「そりゃあそうでしょ」
人が多くいることに驚いてる俺にツッコミをするファタジア
「早く行こうよ!」
姉さんがキラキラした目でそう言う。
「はいはい」
俺らはまず喫茶店?のような場所に行った。
「いらっしゃいませ」
猫耳の店員が俺たちに言った。
「4名です」
「かしこまりました。ではこちらの席にお座りください」
「「「「はい」」」」
俺たちは指定された席に座る。
「さーて、何頼もうかな」
俺が迷っていると
「おすすめはこのコーヒーとパンのセットだよ」
姉さんがそう言った。
「しかも安い」
里奈が驚きながら言う。
「ほんとだ」
ファタジアも驚きながら言う。
「ここ安いし美味しいし落ち着けるからまた来たかったんだよね。あ、すみませーん、注文お願いします」
姉さんがニコニコしながら言う。
「(確かに、ここ落ち着けるしまた来たいって思うなぁ)あ、俺はこれで」
「私も同じのをお願いします」
「私はこれで」
各々注文をし、数分後
「お待たせしました」
注文したものが来た。
「「いただきます」」
俺と里奈がそう言うと、姉さんとファタジアは
「「なにそれ?」」
と質問してきた。
「ああ、ここじゃやらないんだっけ(ボソ)」
俺がそう小声でいい
「これは私の故郷の伝統的なものです。確か意味は食材や作ってくれた人などに感謝するということだったような」
「へえ、食材や作ってくれた人などにか……いいわね」
里奈が説明すると、ファタジアがそう言った。
「なら私も……いただきます」
「私もね……いただきます」
姉さんとファタジアは俺達と同じことをした。
数十分後
俺たちは食べ終わったあと、店から出て歩いていた。
「美味しかったなぁ」
「ですね」
俺と里奈がそう呟き
「また行ってみたいわね」
「今度はみんなで行こうよ、今日はメレゼちゃんやメリアちゃん来れなかったし、レーナやマナにも食べさせてあげたいし」
ファタジアと姉さんがそう言う。
「そうだね」
俺が同意したその時
「おうおう兄ちゃん、こんなべっぴんさんを連れてどこ行く気かなぁ?」
前からいかにもチャラそうな人が来た。後ろにはニヤニヤしている2人のチャラそうな人がいる。
「……なんです?邪魔だからどいて欲しいのですが」
俺は右手にテーザー銃を召喚し、警戒した。姉さん達もすぐに戦闘ができるように警戒していた。
「ああ?大人には敬語を使えよクソガキが……まあいい、金とそこの女共を置いていけば許すぜ?」
「安心しろよ坊主、そこのメスは俺たちがきっちりお世話するからな」
男共は下品な笑い声を出しながら言う。
俺は目の前の男にテーザー銃を向けた。
「答えは一つです……てめえらに渡すわけねえだろ猿共が、ファタジア達は俺の大切な人たちだ、すぐに失せろ」
俺がそう言うと、目の前の男は怒りの表情をし
「きさまぁ!ぶっ殺してやる!」
男は俺に隠していたナイフを突き出す。
「危ない!」
姉さんがそう叫ぶ
「(……ほんと、単純でよかったわ)」
俺がそう心の中でいい、トリガーを引いた。
その瞬間、テーザー銃から線がついている二つの投げ矢のような電極が猛スピードで出てきた。それが男の腹部に当たり
バババババ
と電気音が聞こえ
「があああああああ!!!!」
男はその場で倒れた。右手にベレッタM92fを召喚し、後方二名に銃口を向けた。
「お前らはそこで動くなよ?」
俺がそう警告し、テーザー銃のトリガーから指を離した。
「お前も動くなよ?……今度は痛いどころじゃ済まないからな」
テーザー銃はトリガーを引いてる時のみ電気が発動する。ということはトリガーをずっと引けば、電源が切れるまで電気が発動すると言うことで、その間に死亡させることもできるのだ。
「ひ、ひいいいいい」
そのあと、自警団が来て男共を連れて行った。その時の隊長がテーザー銃を見て、寄付してくれ!って言ってたが丁重にお断りした。
俺たちは、事態が収束したあとデートを再開し、数時間後に帰った。
「今日は厄介ごとが起きたけど、今度行くときはちゃんと楽しめるようにしたいな」
「だね」
俺がそう言うと、ファタジアが返答する。
「それじゃ、またね」
「また明日」
「また明日ね」
里奈、ファタジア、姉さんがそう言い
「ああ、また明日」
と俺が返答し、解散した。
「つっかれた」
俺がそう言い、ドアを開けると
「兄さん!」
「先輩!」
「「ユート(さん)!」」
レーナ、愛花、エルメス、メリアに抱きつかれた。
「おっと」
危うく倒れそうになる。
「いきなりどうしたんだ?」
俺がそう言うと
「……寂しかった」
「そうです先輩」
「……寂しい」
「寂しいです」
と言われた。
「(今日は1日いなかったしな、寂しがりのこの子達ならそうなるか)」
「……そっか、なら寝るまで話そっか。流石に門限になったら自分の部屋に行ってくれよ?特にレーナ、愛花は。愛花は妹さんが待ってるし、レーナは同居人が一人で可哀想だろ?」
ちなみにエルメスとメリアは同じ部屋だ。
「「……わかった(わかりました)」」
「素直でよろしい」
俺は4人の頭を順番に撫でた。
「「「「♪」」」」
「君ら仲良いな」
「「「「ドヤ」」」」
「ドヤではありません」
そう話をする俺たちであった。
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