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友人達の村で
396:賊退治開始
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「ガムラ! 状況はどうなってる?」
俺たちが準備を終えてリビングに行くとすでにガムラの姿はなく、あらかじめ聞いていた集合地点となっている場所へと向かうと、そこでは村人達が慌ただしい様子で動き回っていた。
「来たか、アンドー」
慌ただしい様子ではあるが、どうしようもないほどの危険というわけでもないのだろう。ガムラは落ち着きながら指示を出していた。
「今んところはいつも通りだ。壁を壊そうとしてる」
いつもの流れだと、賊は魔術や破城槌のようなもので壁や門を壊そうとしてくるようだ。
その場所は毎回違うことから、どこか弱い部分でも探しているんじゃないだろうかというのがガムラの見解だ。
そして壊せないとわかったら適当に魔術や弓矢を放ち、村に被害を出してから逃げていくらしい。
今までもそんな事をして成功していないんだから諦めればいいじゃないかと思うかもしれないが、これが意外と効果的なのだ。
確かにこの村は結界で守られているが、それを発動している魔術具は攻撃を受けるたびにかなり魔力を使う。だから、何度も攻撃をされていればいつかは燃料が切れてしまう。賊達もそれを狙っているのだろう。
「明るくなったな……まさか火か!?」
この村の壁は頑丈にできているが、所詮は『木』だ。一部石材や土が使われているがその大半は燃やそうと思えば燃えてしまう。
「おい!」
「大丈夫だ。対策くらい考えてある。多少の火じゃ燃えやしねえよ」
ガムラのその言葉を聞くと同時に壁の向こうに見える明かりが、轟音と共にその強さを増した。
おそらくは火系統の攻撃魔術を使ったんだろう。
それなりの威力があったように思えたが、壁は崩れておらず、燃えてもいない。
「な?」
「すごいな……」
「壁に埋め込んでる水の魔術具だな。一定以上の熱を感じると自動で防御する。……ま、便利なだけあって魔力の消費が激しいが、こっちだってただ耐えてるだけじゃねえ」
壁を注視してみるとその一部から魔力を感じ、ガムラの言った通り壁に魔術具が設置されているのがわかる。
よく考えられてんだな、なんて思っていると、住民の一人がこちらに向かって走り寄ってきた。
「ガムラ! 準備できたぞ!」
「おし、んじゃあやるぞ!」
ガムラはその後も駆け寄ってきた住民と話をすると、住民は自分の来た方向へと戻っていった。
「アンドー。そろそろ俺たちの出番だ。準備しておけよ」
そしてガムラは俺たちに振り向いてそう言い残すと走っていき、見張り櫓の一つに飛び乗った。
ガムラが櫓の上に乗ってから少し待っていると、騒がしかった住民達が突如静まり返った。
「砲撃構え! ──放てっ!」
ガムラがそう叫んだ瞬間、攻められている場所のそばにある見張り櫓から強力な魔力を感じた。
そしてその魔力はすぐに形となり、壁の外へと飛んでいった。
──ドン! ドン! ドン!
壁の向こうに飛んで行ったのは魔術だったんだろう。壁越しだというのにかなり大きな破壊音が聞こえた。
「これで奴らは逃げるはずだ。いくぞ」
その音が聞こえてからしばらくすると、ガムラがこちらに戻ってきたので、俺たちは予定通り足を追撃するべく動きだす──が。
「イリン、環。本当に来るんだよな?」
ガムラは走り出したが俺はすぐにその後を追わず、背後にいるイリンと環の二人へと振り返った。
振り返った俺は、これから向かう賊退治に二人がついてくることへの最終確認を行なう。
俺としては、できることなら二人にはここで待機していてほしい。
賊程度なら二人の実力があれば余裕だろうけど、それでも万が一ということもある。だからここで待っていてほしいのだが……
「はい。多少の危険であれば……いえ。危険があるからこそ、私も行くのです」
「そうね。それに、あなたたち二人より、私たちもいた方が成功率は上がるでしょ?」
イリンと環はそう言って引く気がない様子だ。……仕方がない。
「……わかった。大丈夫だとは思うが、無理はするなよ?」
心配ではあるが、大丈夫だろう。何かあれば俺が守ればいい。
そう思って二人の同行を許すと、俺はガムラを追って走り出した。
「すごいな。これだけの威力はなかなか出せないだろ」
門を少しだけ開けて賊にバレないようにそっと壁の外に出ていったのだが、さっきまで賊がいたところに向けて少し進むと地面が広範囲焼け焦げて、荒れていた。これは櫓の上から放たれた魔術のせいだろう。
「ああ。あいつらも村を守るんだって頑張ってたからな。それに魔術具で強化してっからな。じゃなきゃあまだまだここまでの攻撃はできやしねえよ」
ガムラはそう言っているが、そもそもただの村人がここまでできるというのがありえない。
「それでもすごいだろ。普通に冒険者でも稼げるんじゃないか?」
「無理だな」
だが俺の言葉をガムラは即座に否定した。
「あいつらは村を守るためだけにあの魔術だけを鍛えたんだ。敵の存在、魔術発動までの時間、自分の攻撃による周囲の被害。それらを気にしなくてもいい状況でのみまともに魔術を使うことができるように鍛えてきた。それは今回みてえな拠点防衛なら役に立つが、実際の戦闘ではそんな条件を揃えられるわけがねえ。冒険者としてやってくんなら、ゴブリンにも殺される」
……なるほど。この村を守るためだけに他のことを捨ててただ魔術の威力だけを考えたのか。
確かにそれなら冒険者は無理だろうな。
だが今回みたいな拠点を守るためだけなら心強い戦力となる。
「まあ複数のチームが組んで戦わなくちゃならねえ時見てえな大型の魔物が相手なら役に立つかもしれねえが、んなもんそう易々と出てこねえだろ?」
後は今ガムラの言ったような大型の敵を相手にする場合だが、それだけのために冒険者をやる奴なんていないだろう。
「──話はここまでだ。こっからは決めてた通りに行くぞ」
そうして話しているうちに、ついに賊が逃げていき、アジトがあるであろう森の入り口へと辿り着いた。
俺たちが準備を終えてリビングに行くとすでにガムラの姿はなく、あらかじめ聞いていた集合地点となっている場所へと向かうと、そこでは村人達が慌ただしい様子で動き回っていた。
「来たか、アンドー」
慌ただしい様子ではあるが、どうしようもないほどの危険というわけでもないのだろう。ガムラは落ち着きながら指示を出していた。
「今んところはいつも通りだ。壁を壊そうとしてる」
いつもの流れだと、賊は魔術や破城槌のようなもので壁や門を壊そうとしてくるようだ。
その場所は毎回違うことから、どこか弱い部分でも探しているんじゃないだろうかというのがガムラの見解だ。
そして壊せないとわかったら適当に魔術や弓矢を放ち、村に被害を出してから逃げていくらしい。
今までもそんな事をして成功していないんだから諦めればいいじゃないかと思うかもしれないが、これが意外と効果的なのだ。
確かにこの村は結界で守られているが、それを発動している魔術具は攻撃を受けるたびにかなり魔力を使う。だから、何度も攻撃をされていればいつかは燃料が切れてしまう。賊達もそれを狙っているのだろう。
「明るくなったな……まさか火か!?」
この村の壁は頑丈にできているが、所詮は『木』だ。一部石材や土が使われているがその大半は燃やそうと思えば燃えてしまう。
「おい!」
「大丈夫だ。対策くらい考えてある。多少の火じゃ燃えやしねえよ」
ガムラのその言葉を聞くと同時に壁の向こうに見える明かりが、轟音と共にその強さを増した。
おそらくは火系統の攻撃魔術を使ったんだろう。
それなりの威力があったように思えたが、壁は崩れておらず、燃えてもいない。
「な?」
「すごいな……」
「壁に埋め込んでる水の魔術具だな。一定以上の熱を感じると自動で防御する。……ま、便利なだけあって魔力の消費が激しいが、こっちだってただ耐えてるだけじゃねえ」
壁を注視してみるとその一部から魔力を感じ、ガムラの言った通り壁に魔術具が設置されているのがわかる。
よく考えられてんだな、なんて思っていると、住民の一人がこちらに向かって走り寄ってきた。
「ガムラ! 準備できたぞ!」
「おし、んじゃあやるぞ!」
ガムラはその後も駆け寄ってきた住民と話をすると、住民は自分の来た方向へと戻っていった。
「アンドー。そろそろ俺たちの出番だ。準備しておけよ」
そしてガムラは俺たちに振り向いてそう言い残すと走っていき、見張り櫓の一つに飛び乗った。
ガムラが櫓の上に乗ってから少し待っていると、騒がしかった住民達が突如静まり返った。
「砲撃構え! ──放てっ!」
ガムラがそう叫んだ瞬間、攻められている場所のそばにある見張り櫓から強力な魔力を感じた。
そしてその魔力はすぐに形となり、壁の外へと飛んでいった。
──ドン! ドン! ドン!
壁の向こうに飛んで行ったのは魔術だったんだろう。壁越しだというのにかなり大きな破壊音が聞こえた。
「これで奴らは逃げるはずだ。いくぞ」
その音が聞こえてからしばらくすると、ガムラがこちらに戻ってきたので、俺たちは予定通り足を追撃するべく動きだす──が。
「イリン、環。本当に来るんだよな?」
ガムラは走り出したが俺はすぐにその後を追わず、背後にいるイリンと環の二人へと振り返った。
振り返った俺は、これから向かう賊退治に二人がついてくることへの最終確認を行なう。
俺としては、できることなら二人にはここで待機していてほしい。
賊程度なら二人の実力があれば余裕だろうけど、それでも万が一ということもある。だからここで待っていてほしいのだが……
「はい。多少の危険であれば……いえ。危険があるからこそ、私も行くのです」
「そうね。それに、あなたたち二人より、私たちもいた方が成功率は上がるでしょ?」
イリンと環はそう言って引く気がない様子だ。……仕方がない。
「……わかった。大丈夫だとは思うが、無理はするなよ?」
心配ではあるが、大丈夫だろう。何かあれば俺が守ればいい。
そう思って二人の同行を許すと、俺はガムラを追って走り出した。
「すごいな。これだけの威力はなかなか出せないだろ」
門を少しだけ開けて賊にバレないようにそっと壁の外に出ていったのだが、さっきまで賊がいたところに向けて少し進むと地面が広範囲焼け焦げて、荒れていた。これは櫓の上から放たれた魔術のせいだろう。
「ああ。あいつらも村を守るんだって頑張ってたからな。それに魔術具で強化してっからな。じゃなきゃあまだまだここまでの攻撃はできやしねえよ」
ガムラはそう言っているが、そもそもただの村人がここまでできるというのがありえない。
「それでもすごいだろ。普通に冒険者でも稼げるんじゃないか?」
「無理だな」
だが俺の言葉をガムラは即座に否定した。
「あいつらは村を守るためだけにあの魔術だけを鍛えたんだ。敵の存在、魔術発動までの時間、自分の攻撃による周囲の被害。それらを気にしなくてもいい状況でのみまともに魔術を使うことができるように鍛えてきた。それは今回みてえな拠点防衛なら役に立つが、実際の戦闘ではそんな条件を揃えられるわけがねえ。冒険者としてやってくんなら、ゴブリンにも殺される」
……なるほど。この村を守るためだけに他のことを捨ててただ魔術の威力だけを考えたのか。
確かにそれなら冒険者は無理だろうな。
だが今回みたいな拠点を守るためだけなら心強い戦力となる。
「まあ複数のチームが組んで戦わなくちゃならねえ時見てえな大型の魔物が相手なら役に立つかもしれねえが、んなもんそう易々と出てこねえだろ?」
後は今ガムラの言ったような大型の敵を相手にする場合だが、それだけのために冒険者をやる奴なんていないだろう。
「──話はここまでだ。こっからは決めてた通りに行くぞ」
そうして話しているうちに、ついに賊が逃げていき、アジトがあるであろう森の入り口へと辿り着いた。
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