338 / 499
イリンと神獣
379:帰る場所
しおりを挟む
「本当にもういくのか?」
俺たちは今日、再び旅へと出発するのだが、朝食の時にウォードがそう尋ねてきた。
だがイリンと環との結婚式を迎えてから今日で二週間が経った。もう頃合いだろう。
「もうっていっても、一ヶ月近くいたよな?」
「番ったのだから一生いても良いのだがな」
「一応、俺たちにもやることがあるから」
旅をしていろんなところを見るというのもそうだが、海斗君達を助ける方法も探さないといけないのだから、ここに止まるわけにはいかない。
……まあ、その目的を忘れるつもりはないが、気分的には新婚旅行だ。これじゃいけないと思っているのだが、誓いの儀という結婚式を行ってから、なんだか頭がゆるくなってる気がする。二人との新しい関係に慣れるまでのしばらくは、まともに動く気にはなれないと思う。
「これから先ずっと戻ってこないわけじゃないんだから、しばらくすればまた来るさ」
「その時には孫の姿が見れるといいんだがな」
「……前にも同じようなことを他の奴から言われたことがあるが……まあそのうちな」
スーラにも言われたが………………いつかは、としか言えない。
二人は子供についてはどう思っているのだろうか?
イリンと環の方へと目を向けると、何やら二人はイーヴィンとエーリーの二人と楽しげに話している。
「イリン、それとタマキ。いい? 渡した本には色々必要になる事を書いておいたわ。しっかりと覚えるのよ」
「エーリー。あなたがそれほど気にいるだなんて思わなかったですね」
「あらそう? イリンはあなたの娘だから当然だけど、タマキも私たちに似てるじゃない? 上手くいってほしいもの。あなたもそう思うでしょ?」
「……そうですね。イリンが認めた方ですから、上手くいかないだなんてあり得ないと思いますけど」
「でもそれと努力しないというのは別でしょう?」
「まあ……ええ、そうですね」
意外だったのが、環はこの二人にかなり気に入られたようだ。それこそ本当の娘であるイリンと同じくらいに。
まあ本当の娘と言っても、エーリーからしてみればイリンも環も血は繋がっていないのだから同じように扱ってもおかしくはないか。
だが話を聞いていて少し気になったことがある。
「……あの二人はイリンと環に何を教えたんだ?」
本を渡したと言っていたが、必要なことってなんだ? その本の存在自体は知っていたが、前に頼んでも見せてはもらえなかった。イリンと環に頼んでみると二人も少し慌てながら見せてくれなかったし、なんだろう。結構気になるんだよな。
「さあな。ただ言えるとしたら、役には立つということだな。……それがどの方面で役に立つかはわからないが」
……不安になることを言うなよ。
「おう。行くのか」
朝食を終えて、馬車の準備をしていると、背後からウォルフがやってきた。
「ああ。出るなら早いうちのほうがいいだろ。それに先延ばしにするといつまでもいそうだからな」
それくらいここは心地がいい。獣人の国にある自宅もいいが、こっちもひさしく感じていなかった家族という感じがして良い。
「ま、俺が引き止めることじゃねえわな。……改めて礼を言っておく。ありがとう」
「恩だと感じているんだったら、しっかりと長をやれよ」
「わぁーってるよ。──またこいよ」
それだけ言うと、ウォルフは去っていった。
俺はその背中を見送ってから準備の最終確認をする。まあ確認と言ったところで馬車と馬がしっかりとつなげているか見るだけだ。それだってウォルフ達が準備してくれたし、イリンも確認してたから本当にただ見るだけの意味しかないものだ。
荷物類はそれぞれの収納の中に入っているし、予備の馬車の部品だって俺の収納の中に入っているから、他の人に見られた場合に誤魔化す程度の荷物しか乗ってない。
……さて、二人は準備できたかな?
ウォードの家の方を見てみるとイリンと環、それとイーヴィンとエーリーの四人が立って別れの挨拶をしていた。
本来なら同じ家に住んでいるイーラもいても良さそうなものだが、こういう時に暴れてでもイリンを引き止めそうなイーラは現在部屋に縛り付けているそうだ。
「はい。それじゃあ行ってきます。お母さ──あ……えっと、エ、エーリーさん。イーヴィンさん……」
イーラのことを若干遠い目をしながら考えていると、どうやら環はエーリー達のことを『お母さん』と呼んでしまったようで恥ずかしがっている。
それは子供が学校で先生のことをお母さんと呼んでしまうのと同じようなものでもあるのだろうが、故郷への恋しさからと言うのもあるだろう。
正直言って、俺は日本にはなんの未練もない。こちらの世界は多少の不便はあるものの、向こうには親族はいないのに対してこっちにはイリンがいるし、金も力もある。だから今は幸せだ。
だが、環は違う。日本には親がいて友達だっていた。いくらこっちで暮らす覚悟をしたとしても、恋しいと思うのを止めることはできないんだろう。
いつか、海斗君と桜ちゃんを助け出した時のために、あっちに戻ることができる方法も探す必要があるか。まあ俺は元の世界に戻るつもりはないけど。
……でも、家族がいて友達もいる日本と、俺が残るこっち。もし変える方法が見つかった時、環はどうするんだろうか……
「あなたは私の子供じゃない。けど、私はあなたのことを自分の子供のように思ってるわ。辛いことがあったら、逃げたいことがあったらいつでもここに来なさい」
エーリーはそう言うと微笑みながら優しく環のことを抱きしめた。本人が言うように、本当の子供にするかのように。
「そうですね。アンドーさんなら大丈夫でしょうけれど、本当に辛いことがあったらいつでもきてくださいね。辛いことを押し込めて、ただ従順なだけでは幸せになれませんから」
イーヴィンは言葉の後に俺の方へと視線をよこした。一瞬ではあったが、その視線はスッと細められ威圧感さえ感じるものだった。これは俺への警告を兼ねているんだろう。二人を悲しませたら許さない、と。
だが、そんなこと言われるまでもない。イーヴィンに向かって頷きを返すと、イーヴィンは小さく口元を緩めたのでこちらの想いは通じたのだろう。
「あなたの本当の親は異世界にいるけれど、こちらの世界の母親は私だと思ってくれると嬉しいわ。……また、戻ってきなさい」
「──はい……はいっ! 必ず、必ずまた来ますっ!」
うっすらと目に涙を溜めながら環は返事をする。
「「行ってらっしゃい」」
「「行ってきます!」」
イーヴィンとエーリーの二人に見送られてイリンと環はこちらへとやってきて、二人とも俺の座っている馭者台にやってきた。
「アンドーも気を付けろよ。二人を泣かせたら承知しないぞ」
「わかってるよ。──また来る」
「ああ」
最後にウォードにそう言うと俺は馬車を走らせ、『家族』に見送られながら故郷を後にした。
俺たちは今日、再び旅へと出発するのだが、朝食の時にウォードがそう尋ねてきた。
だがイリンと環との結婚式を迎えてから今日で二週間が経った。もう頃合いだろう。
「もうっていっても、一ヶ月近くいたよな?」
「番ったのだから一生いても良いのだがな」
「一応、俺たちにもやることがあるから」
旅をしていろんなところを見るというのもそうだが、海斗君達を助ける方法も探さないといけないのだから、ここに止まるわけにはいかない。
……まあ、その目的を忘れるつもりはないが、気分的には新婚旅行だ。これじゃいけないと思っているのだが、誓いの儀という結婚式を行ってから、なんだか頭がゆるくなってる気がする。二人との新しい関係に慣れるまでのしばらくは、まともに動く気にはなれないと思う。
「これから先ずっと戻ってこないわけじゃないんだから、しばらくすればまた来るさ」
「その時には孫の姿が見れるといいんだがな」
「……前にも同じようなことを他の奴から言われたことがあるが……まあそのうちな」
スーラにも言われたが………………いつかは、としか言えない。
二人は子供についてはどう思っているのだろうか?
イリンと環の方へと目を向けると、何やら二人はイーヴィンとエーリーの二人と楽しげに話している。
「イリン、それとタマキ。いい? 渡した本には色々必要になる事を書いておいたわ。しっかりと覚えるのよ」
「エーリー。あなたがそれほど気にいるだなんて思わなかったですね」
「あらそう? イリンはあなたの娘だから当然だけど、タマキも私たちに似てるじゃない? 上手くいってほしいもの。あなたもそう思うでしょ?」
「……そうですね。イリンが認めた方ですから、上手くいかないだなんてあり得ないと思いますけど」
「でもそれと努力しないというのは別でしょう?」
「まあ……ええ、そうですね」
意外だったのが、環はこの二人にかなり気に入られたようだ。それこそ本当の娘であるイリンと同じくらいに。
まあ本当の娘と言っても、エーリーからしてみればイリンも環も血は繋がっていないのだから同じように扱ってもおかしくはないか。
だが話を聞いていて少し気になったことがある。
「……あの二人はイリンと環に何を教えたんだ?」
本を渡したと言っていたが、必要なことってなんだ? その本の存在自体は知っていたが、前に頼んでも見せてはもらえなかった。イリンと環に頼んでみると二人も少し慌てながら見せてくれなかったし、なんだろう。結構気になるんだよな。
「さあな。ただ言えるとしたら、役には立つということだな。……それがどの方面で役に立つかはわからないが」
……不安になることを言うなよ。
「おう。行くのか」
朝食を終えて、馬車の準備をしていると、背後からウォルフがやってきた。
「ああ。出るなら早いうちのほうがいいだろ。それに先延ばしにするといつまでもいそうだからな」
それくらいここは心地がいい。獣人の国にある自宅もいいが、こっちもひさしく感じていなかった家族という感じがして良い。
「ま、俺が引き止めることじゃねえわな。……改めて礼を言っておく。ありがとう」
「恩だと感じているんだったら、しっかりと長をやれよ」
「わぁーってるよ。──またこいよ」
それだけ言うと、ウォルフは去っていった。
俺はその背中を見送ってから準備の最終確認をする。まあ確認と言ったところで馬車と馬がしっかりとつなげているか見るだけだ。それだってウォルフ達が準備してくれたし、イリンも確認してたから本当にただ見るだけの意味しかないものだ。
荷物類はそれぞれの収納の中に入っているし、予備の馬車の部品だって俺の収納の中に入っているから、他の人に見られた場合に誤魔化す程度の荷物しか乗ってない。
……さて、二人は準備できたかな?
ウォードの家の方を見てみるとイリンと環、それとイーヴィンとエーリーの四人が立って別れの挨拶をしていた。
本来なら同じ家に住んでいるイーラもいても良さそうなものだが、こういう時に暴れてでもイリンを引き止めそうなイーラは現在部屋に縛り付けているそうだ。
「はい。それじゃあ行ってきます。お母さ──あ……えっと、エ、エーリーさん。イーヴィンさん……」
イーラのことを若干遠い目をしながら考えていると、どうやら環はエーリー達のことを『お母さん』と呼んでしまったようで恥ずかしがっている。
それは子供が学校で先生のことをお母さんと呼んでしまうのと同じようなものでもあるのだろうが、故郷への恋しさからと言うのもあるだろう。
正直言って、俺は日本にはなんの未練もない。こちらの世界は多少の不便はあるものの、向こうには親族はいないのに対してこっちにはイリンがいるし、金も力もある。だから今は幸せだ。
だが、環は違う。日本には親がいて友達だっていた。いくらこっちで暮らす覚悟をしたとしても、恋しいと思うのを止めることはできないんだろう。
いつか、海斗君と桜ちゃんを助け出した時のために、あっちに戻ることができる方法も探す必要があるか。まあ俺は元の世界に戻るつもりはないけど。
……でも、家族がいて友達もいる日本と、俺が残るこっち。もし変える方法が見つかった時、環はどうするんだろうか……
「あなたは私の子供じゃない。けど、私はあなたのことを自分の子供のように思ってるわ。辛いことがあったら、逃げたいことがあったらいつでもここに来なさい」
エーリーはそう言うと微笑みながら優しく環のことを抱きしめた。本人が言うように、本当の子供にするかのように。
「そうですね。アンドーさんなら大丈夫でしょうけれど、本当に辛いことがあったらいつでもきてくださいね。辛いことを押し込めて、ただ従順なだけでは幸せになれませんから」
イーヴィンは言葉の後に俺の方へと視線をよこした。一瞬ではあったが、その視線はスッと細められ威圧感さえ感じるものだった。これは俺への警告を兼ねているんだろう。二人を悲しませたら許さない、と。
だが、そんなこと言われるまでもない。イーヴィンに向かって頷きを返すと、イーヴィンは小さく口元を緩めたのでこちらの想いは通じたのだろう。
「あなたの本当の親は異世界にいるけれど、こちらの世界の母親は私だと思ってくれると嬉しいわ。……また、戻ってきなさい」
「──はい……はいっ! 必ず、必ずまた来ますっ!」
うっすらと目に涙を溜めながら環は返事をする。
「「行ってらっしゃい」」
「「行ってきます!」」
イーヴィンとエーリーの二人に見送られてイリンと環はこちらへとやってきて、二人とも俺の座っている馭者台にやってきた。
「アンドーも気を付けろよ。二人を泣かせたら承知しないぞ」
「わかってるよ。──また来る」
「ああ」
最後にウォードにそう言うと俺は馬車を走らせ、『家族』に見送られながら故郷を後にした。
35
あなたにおすすめの小説
勇者に全部取られたけど幸せ確定の俺は「ざまぁ」なんてしない!
石のやっさん
ファンタジー
皆さまの応援のお陰でなんと【書籍化】しました。
応援本当に有難うございました。
イラストはサクミチ様で、アイシャにアリス他美少女キャラクターが絵になりましたのでそれを見るだけでも面白いかも知れません。
書籍化に伴い、旧タイトル「パーティーを追放された挙句、幼馴染も全部取られたけど「ざまぁ」なんてしない!だって俺の方が幸せ確定だからな!」
から新タイトル「勇者に全部取られたけど幸せ確定の俺は「ざまぁ」なんてしない!」にタイトルが変更になりました。
書籍化に伴いまして設定や内容が一部変わっています。
WEB版と異なった世界が楽しめるかも知れません。
この作品を愛して下さった方、長きにわたり、私を応援をし続けて下さった方...本当に感謝です。
本当にありがとうございました。
【以下あらすじ】
パーティーでお荷物扱いされていた魔法戦士のケインは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことを悟った彼は、一人さった...
ここから、彼は何をするのか? 何もしないで普通に生活するだけだ「ざまぁ」なんて必要ない、ただ生活するだけで幸せなんだ...俺にとって勇者パーティーも幼馴染も離れるだけで幸せになれるんだから...
第13回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞作品。
何と!『現在3巻まで書籍化されています』
そして書籍も堂々完結...ケインとは何者か此処で正体が解ります。
応援、本当にありがとうございました!
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
見捨てられた万能者は、やがてどん底から成り上がる
グリゴリ
ファンタジー
『旧タイトル』万能者、Sランクパーティーを追放されて、職業が進化したので、新たな仲間と共に無双する。
『見捨てられた万能者は、やがてどん底から成り上がる』【書籍化決定!!】書籍版とWEB版では設定が少し異なっていますがどちらも楽しめる作品となっています。どうぞ書籍版とWEB版どちらもよろしくお願いします。
2023年7月18日『見捨てられた万能者は、やがてどん底から成り上がる2』発売しました。
主人公のクロードは、勇者パーティー候補のSランクパーティー『銀狼の牙』を器用貧乏な職業の万能者で弱く役に立たないという理由で、追放されてしまう。しかしその後、クロードの職業である万能者が進化して、強くなった。そして、新たな仲間や従魔と無双の旅を始める。クロードと仲間達は、様々な問題や苦難を乗り越えて、英雄へと成り上がって行く。※2021年12月25日HOTランキング1位、2021年12月26日ハイファンタジーランキング1位頂きました。お読み頂き有難う御座います。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス
於田縫紀
ファンタジー
雨宿りで立ち寄った神社の神様に境遇を同情され、私は異世界へと転移。
場所は山の中で周囲に村等の気配はない。あるのは木と草と崖、土と空気だけ。でもこれでいい。私は他人が怖いから。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。