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治癒の神獣
235:お嬢様
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「ねえ。もうこれって歩いていったほうが早くない?」
「お姉さま、それができない事はご存知でしょう?」
「わかってるけどさぁ、それでもいつも無駄にしか思えないのよねぇ……」
俺たちは馬車に乗って招待された城まで進んでいるのだが、同じように馬車に乗って進む奴が多いせいで道は混みまくって渋滞している。今ならケイノアが言ったように歩いて行ったほうが早いだろう。
さっきの言葉の中で、ケイノアは『いつも』と言っていた。いつもということは、何度も今回のようなパーティーに招待されたことがあるということだ。
それはやっぱり……
「……なあ、いつもって事はお前、実はお嬢様?」
「そうよ? 言ってなかったっけ? 私これでも偉いんだから! 敬いなさい!」
そう言ってケイノアは胸を張るが、どうにも胡散臭く感じてしまう。
なので、俺は改めてケイノアの妹であるシアリスに尋ねることにした。
「……本当か?」
「ええ。一応はそれなりに名のある家です。とはいえ、基本的に表には出てこないので、それほど何があるという訳でもありませんが」
「そうだったのか」
シアリスがそうなのは理解できる。言葉遣いも動きも丁寧だし。
……でもケイノア。こいつ、お嬢様だったのか。全くそうとは見えないな。
「ちょっと! なんで私の言葉は無視してシアリスに聞くのよ!」
なんでって言われてもなぁ……
「……ハハッ」
「なんで笑ってんのよ!」
「それはともかくお姉様。城に着いたらしっかりとお願いしますよ? 今回私たちは冒険者として招かれたということになっていますが、一応代表としての側面もあるのですから」
「分かってるわよ。安心しなさい!」
ケイノアは自身ありげに頷いてるが、この二人が代表? なんのだ?
「代表ってのはエルフとして、か?」
「いえ、エルフとして、というよりも、その中の一つの氏族の代表として、ですね。私たちエルフはこの国に所属はしていますが、帰属意識というものはほとんど──いえ、全くありません。精々が隣人。助けを求められたら手助けをする程度のものです同盟相手と言った方が正しいでしょうか?」
この国は君主国ってよりも共和国の方が体制的に近いし、そういうこともあるんだろうな。
実際、イリンの故郷の里だって似たようなもんで、ほとんど会議とか参加しないみたいだし。
「そんなわけですので、今夜のように複数の種族が集まる時であってもほとんど参加することが無いのです。ですが、一応とはいえ、所属している以上は全く参加しないというのも問題です。なので、今回はちょうど私たちがこの街にいるので両親から氏族代表として参加するように連絡が来ました」
「氏族代表って……長とかの承諾はしっかりあるのか?」
「ええ、もちろんあります……ただ……」
そこでシアリスの言葉が途切れてしまった。どうやら心配事があるようだ。
「……お姉様。くれぐれも失礼のないようにお願いしますね。食事ばかりで挨拶が疎かになる、
と言ったことが無いようにしてくださいよ? 他にも……」
ああ、シアリスの心配はそれか。確かに食べ物に釣られて色々と代表らしく無い行動をするかもな。
「大丈夫大丈夫。こういうのには参加したことがあるんだから分かってるわよ」
「そうですか……はぁ。心配です」
「着いたな」
城の前に馬車が止まったので外に出ると、俺たち以外にもそれなりの数の人が集まっていた。
俺の後にはイリンが降りる番なのだが、そこでふと視界の端に他の招待客の姿が目に入る。
それは、男性が馬車から降りようとする女性の手をとってエスコートしている姿だった。
「お嬢様。お手をどうぞ」
そのことに気がついた俺はハッと振り返り、馬車から降りようとしていたイリンに声をかけて手を差し出した。
その際に少し芝居がかってしまったのは、へたれ故の恥ずかしさを誤魔化すためだが許してほしい。
最初は俺の差し出した手がどういう意味かわからなかったイリンだったが、俺が他の客に視線をやると、イリンもその方向を見て理解したのかピクリと体を揺らした。
俺はそのまま固まったイリンの手をとって笑いかけると、イリンは緊張したように表情を固くして馬車から降りた。
「ありがとうございます」
そして俺の横に並ぶと俺の顔を見上げ、緊張で固まった顔をほぐしてへにゃりと笑った。
それだけで俺はもう帰ってもいいかなと思えるほどに満足だったのだが、いかんせんそういうわけにはいかない。
「ちょっと、アキト。私の相手もしなさいよ!」
イリンの笑顔で満足していた俺に向かって、馬車の中にいたケイノアがら声がかかった。
相手、というのはイリンと同じようにエスコートしろという意味だろうが、パートナー以外がやってもいいものなのか? 結婚相手だと間違われるんじゃないだろうか?
とはいっても、ケイノアたちはパートナーがいない上に、今は降ろしてくれるような従者とかいないので俺がするのが正しいんだろうな。いや、本当に正しいかなんてわからないけど。
「はぁ……ならお嬢様、お手をどうぞ」
投げやりになったのは許してほしい。
「ありがと」
「ありがとうございます。アンドーさん」
馬車から降ろしたケイノアに続きシアリスにも手を貸して馬車から降ろすが、ケイノアとシアリス、二人が並ぶと改めて美少女なのだと再確認できる。
……そのうちの片方は──もちろんケイノアの事だが、その中身のせいでそうとは思えないけど、それでも見た目だけなら十分に美少女だ。
ケイノアとシアリスを改めて見るが、その衣装はこの国のものとは趣が違うものだ。多分エルフで使われるものなんだと思う。
イリンのがスラッとしたものなのに対して、ケイノアたちの衣装は布がふんだんに使われている。なんというかイメージは魔女のドレスって感じだな。
一番近いイメージなのは……あー、確かケルトドレスだったか? まあ、多分そんな感じのドレスだと思う。
ケイノアは蒼を主としたものに白の混ざったもので、シアリスは水色一色のものだ。お互いに色の違いはあるものの、細かい装飾などはよく似通っている。
足元まで伸びた布は地面についてしまいそうなほどに長いが、わざわざ魔術具として仕立てているようで、地面につく手前で布が浮いている。
「ん~……はあ。やっぱり馬車の中にずっといるって疲れるわねぇ」
ケイノアがそんなことをいながら腕を前に伸ばして体をほぐしている。
そういう行動はお嬢様としてありなのかと思ったが、大きく動かないあたりを見るに、これでも気を使っているのだろう。
「お姉様。くれぐれも気をつけてくださいよ? せめて王への挨拶を終えるまでは……」
「大丈夫よ。言ったでしょ、これでも経験があるって。お姉ちゃんにドーンと任せておきなさい!」
「……大丈夫でしょうか……」
馬車の中で何度も注意をしたが、それでもやはり不安を拭うことができないのだろう。シアリスはため息をこぼしている。
まあその気持ちもわかるが、俺がどうにかできる問題ではないので、シアリスに頑張ってもらうしかない。
……何かあったらフォローするぐらいはしてやろう。
「ここにいるわけにもいかないし、行こうか」
「お姉さま、それができない事はご存知でしょう?」
「わかってるけどさぁ、それでもいつも無駄にしか思えないのよねぇ……」
俺たちは馬車に乗って招待された城まで進んでいるのだが、同じように馬車に乗って進む奴が多いせいで道は混みまくって渋滞している。今ならケイノアが言ったように歩いて行ったほうが早いだろう。
さっきの言葉の中で、ケイノアは『いつも』と言っていた。いつもということは、何度も今回のようなパーティーに招待されたことがあるということだ。
それはやっぱり……
「……なあ、いつもって事はお前、実はお嬢様?」
「そうよ? 言ってなかったっけ? 私これでも偉いんだから! 敬いなさい!」
そう言ってケイノアは胸を張るが、どうにも胡散臭く感じてしまう。
なので、俺は改めてケイノアの妹であるシアリスに尋ねることにした。
「……本当か?」
「ええ。一応はそれなりに名のある家です。とはいえ、基本的に表には出てこないので、それほど何があるという訳でもありませんが」
「そうだったのか」
シアリスがそうなのは理解できる。言葉遣いも動きも丁寧だし。
……でもケイノア。こいつ、お嬢様だったのか。全くそうとは見えないな。
「ちょっと! なんで私の言葉は無視してシアリスに聞くのよ!」
なんでって言われてもなぁ……
「……ハハッ」
「なんで笑ってんのよ!」
「それはともかくお姉様。城に着いたらしっかりとお願いしますよ? 今回私たちは冒険者として招かれたということになっていますが、一応代表としての側面もあるのですから」
「分かってるわよ。安心しなさい!」
ケイノアは自身ありげに頷いてるが、この二人が代表? なんのだ?
「代表ってのはエルフとして、か?」
「いえ、エルフとして、というよりも、その中の一つの氏族の代表として、ですね。私たちエルフはこの国に所属はしていますが、帰属意識というものはほとんど──いえ、全くありません。精々が隣人。助けを求められたら手助けをする程度のものです同盟相手と言った方が正しいでしょうか?」
この国は君主国ってよりも共和国の方が体制的に近いし、そういうこともあるんだろうな。
実際、イリンの故郷の里だって似たようなもんで、ほとんど会議とか参加しないみたいだし。
「そんなわけですので、今夜のように複数の種族が集まる時であってもほとんど参加することが無いのです。ですが、一応とはいえ、所属している以上は全く参加しないというのも問題です。なので、今回はちょうど私たちがこの街にいるので両親から氏族代表として参加するように連絡が来ました」
「氏族代表って……長とかの承諾はしっかりあるのか?」
「ええ、もちろんあります……ただ……」
そこでシアリスの言葉が途切れてしまった。どうやら心配事があるようだ。
「……お姉様。くれぐれも失礼のないようにお願いしますね。食事ばかりで挨拶が疎かになる、
と言ったことが無いようにしてくださいよ? 他にも……」
ああ、シアリスの心配はそれか。確かに食べ物に釣られて色々と代表らしく無い行動をするかもな。
「大丈夫大丈夫。こういうのには参加したことがあるんだから分かってるわよ」
「そうですか……はぁ。心配です」
「着いたな」
城の前に馬車が止まったので外に出ると、俺たち以外にもそれなりの数の人が集まっていた。
俺の後にはイリンが降りる番なのだが、そこでふと視界の端に他の招待客の姿が目に入る。
それは、男性が馬車から降りようとする女性の手をとってエスコートしている姿だった。
「お嬢様。お手をどうぞ」
そのことに気がついた俺はハッと振り返り、馬車から降りようとしていたイリンに声をかけて手を差し出した。
その際に少し芝居がかってしまったのは、へたれ故の恥ずかしさを誤魔化すためだが許してほしい。
最初は俺の差し出した手がどういう意味かわからなかったイリンだったが、俺が他の客に視線をやると、イリンもその方向を見て理解したのかピクリと体を揺らした。
俺はそのまま固まったイリンの手をとって笑いかけると、イリンは緊張したように表情を固くして馬車から降りた。
「ありがとうございます」
そして俺の横に並ぶと俺の顔を見上げ、緊張で固まった顔をほぐしてへにゃりと笑った。
それだけで俺はもう帰ってもいいかなと思えるほどに満足だったのだが、いかんせんそういうわけにはいかない。
「ちょっと、アキト。私の相手もしなさいよ!」
イリンの笑顔で満足していた俺に向かって、馬車の中にいたケイノアがら声がかかった。
相手、というのはイリンと同じようにエスコートしろという意味だろうが、パートナー以外がやってもいいものなのか? 結婚相手だと間違われるんじゃないだろうか?
とはいっても、ケイノアたちはパートナーがいない上に、今は降ろしてくれるような従者とかいないので俺がするのが正しいんだろうな。いや、本当に正しいかなんてわからないけど。
「はぁ……ならお嬢様、お手をどうぞ」
投げやりになったのは許してほしい。
「ありがと」
「ありがとうございます。アンドーさん」
馬車から降ろしたケイノアに続きシアリスにも手を貸して馬車から降ろすが、ケイノアとシアリス、二人が並ぶと改めて美少女なのだと再確認できる。
……そのうちの片方は──もちろんケイノアの事だが、その中身のせいでそうとは思えないけど、それでも見た目だけなら十分に美少女だ。
ケイノアとシアリスを改めて見るが、その衣装はこの国のものとは趣が違うものだ。多分エルフで使われるものなんだと思う。
イリンのがスラッとしたものなのに対して、ケイノアたちの衣装は布がふんだんに使われている。なんというかイメージは魔女のドレスって感じだな。
一番近いイメージなのは……あー、確かケルトドレスだったか? まあ、多分そんな感じのドレスだと思う。
ケイノアは蒼を主としたものに白の混ざったもので、シアリスは水色一色のものだ。お互いに色の違いはあるものの、細かい装飾などはよく似通っている。
足元まで伸びた布は地面についてしまいそうなほどに長いが、わざわざ魔術具として仕立てているようで、地面につく手前で布が浮いている。
「ん~……はあ。やっぱり馬車の中にずっといるって疲れるわねぇ」
ケイノアがそんなことをいながら腕を前に伸ばして体をほぐしている。
そういう行動はお嬢様としてありなのかと思ったが、大きく動かないあたりを見るに、これでも気を使っているのだろう。
「お姉様。くれぐれも気をつけてくださいよ? せめて王への挨拶を終えるまでは……」
「大丈夫よ。言ったでしょ、これでも経験があるって。お姉ちゃんにドーンと任せておきなさい!」
「……大丈夫でしょうか……」
馬車の中で何度も注意をしたが、それでもやはり不安を拭うことができないのだろう。シアリスはため息をこぼしている。
まあその気持ちもわかるが、俺がどうにかできる問題ではないので、シアリスに頑張ってもらうしかない。
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