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獣人国での冬
200:亜人達の起源
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「おまっ! ふざけるな! イリンはそれを使ったんだぞ!?」
「知らないわよそんな事! 使ったのはあなたたちでしょ!?」
そう。そんなものだと知らなかったとはいえ、イリンに使ったのは俺であって、ケイノアは関係ない。分かってる。……分かっては、いるんだ。だけど……
「……本当なのか?」
嘘ではないことは理解している。ケイノアはちょっと頭がおかしいが、こんな事で嘘をついたりはしないだろう。
「薬の効果なら本当よ。近いうちにっていうのも。多分、これを使ったらその後に専用の魔術を掛けるんだと思うわ。そうして変わった身体を安定させて、拒絶反応が出ないようにするのよ」
……ということは、だ。俺が宝物庫から勝手に持ち出したのが原因ってことか。正しい使い方をすれば有用だったものを、勝手に使ったせいで大事な人を危険にさせてる。
……ハハッ……まったく笑えないな。
「貴方達、そうした魔術は使った?」
俺は無言のまま首を振るしかなかった。
「そう……」
「……なあ。それって神獣ならどうにかできないのか?」
「神獣? ああ、そういえば治癒の力を持ってるのがいたわね」
「知ってるのか?」
「ええ。と言っても直接会ったことはないけれど」
神獣の事は限られた者しか知らないはずだけど、長い時間を生きるエルフなら知っていてもおかしくないか。
「で、どうなんだ?」
「……わからないわね。今言った通り、私は会ったこともないんだから」
唯一思いついた希望すらも、解決策にはならない。
「……とりあえず、診てみましょうか」
治るかどうかは一旦置いておいて、イリンが今どんな状態なのかをケイノアが診察する事になった。
その際、俺の服を脱がそうと襲いかかってきたように、直接肌を見なければわからないというので、俺はその場で後ろを向いてじっとする。
ケイノアがどういう状況で薬を使ったのかを教えろというので、診察している最中にやることもない俺はイリンが怪我をして薬を使った時の経緯を話す。
「……あれ?」
だが、ケイノアが診察を始めてしばらくすると、そんな気の抜けたような声が聞こえた。
「どうした?」
何かあったのかと気になって聞こえをかけてみるが、ケイノアからの返事は一向にない。
「……ん~? おかしいわね……」
「だから何がだ!」
それでもなお呟くケイノアに俺はつい怒鳴ってしまった。だが、それも仕方がないだろう。イリンが俺のせいで死ぬかもしれないと聞かされて、その事で何か分ったのかもしれないんだから。
俺の怒鳴り声を聞いて、ケイノアはやっと返事をした。
「異常が見当たらないのよ。貴方の話を聞くと、かなりの大怪我をして治したんでしょ? だったら身体の一部どころか、大半が魔物化しててもおかしくないんだけど……。そういった痕跡がまったくないのよ」
ケイノアの言ったそれがどういうことなのかは分からない。俺にとって重要なのは一つだ。
「……なら、イリンは死なないで済むのか?」
死なないで済むのかどうか、俺にとって、ただそれだけが重要だった。
「今診た限りでは、としかいえないけど、多分大丈夫じゃないかしら?」
「……良かった」
俺は、全身の力を抜きながら、ただそう呟くしか出来なかった。
「でもなんでかしらね? 貴方達に何か思いつくことはある?」
ケイノアからそう言われたが、そんなことを言われても俺には何も思いつかない。
「何かって言われても、例えばどんな事だ?」
「えっと、そうね……ん~、急に言われてもね……」
だが、そこで診察のために脱いでいた服を着終えたイリンが手を上げながら質問をした。
「あの、私の成人はどうなのでしょうか?」
「成人? ああ、もしかしてあなた怪我した時は子供だったの?」
「はい。その後、里に行き、神獣のもとで成人しました」
「ならそれね。成人する時の成長で、なんだか良い感じに体に取り込まれたんでしょうね、きっと」
「そうですか」
なんだか漠然とした答えだな。本当に大丈夫なんだろうか?
「本当に心配ないんだな?」
「少なくとも今のところは、ね。まあ影響が出るのは十年は先だと思うから、短いけどその間に色々調べなさい」
こいつさっき近いうちに、って言ってなかったか? それなのに十年ってのはちょっとおかしくないか?
「十年? 大分余裕があるんだな」
「何言ってんのよ。十年なんてすぐじゃない。ちょっと寝て起きたら十年経ってる事だってあるんだから。というかあったわ」
「……お前、十年も寝てたのか」
エルフの時間感覚を忘れてたな。こいつら数百年は生きるんだったな。……いや、それでも十年は寝すぎじゃないか?
「というか、よく餓死しなかったな」
普通は食べずに十年も生きられない
「まあね。寝起きはそれなりにお腹が空いたけど、身体の半分は魔力でできてるから、魔力充実してるエルフの森の中ではそう簡単に餓死なんてしないわよ」
……今、とんでもないことを聞いた気がするんだが、気のせいだろうか?
「身体の半分が魔力?」
「そうよ。知らない? エルフに限らず亜人はその身体の何割かは魔力でできてるのよ。じゃないと、その子の成人化とか説明つかないでしょ?」
ああ、薬と同じく異世界だから、で流してたけど、理由はあったのか。
でもそれを教えても良いのか? 多分人間は知らないことだと思うんだが……。まあ、こいつに限っては今更か。
「まあ、確かにな」
「でしょ? 元々は精霊と人間のハーフだったみたいね。私たちエルフは人間の身体をベースに精霊化した種族で、獣人は獣系の精霊と人間が程よく混ざった感じの種族って言われてるわ」
実際はどうか知らないけどね、とケイノアは肩を竦めた。
「知らないわよそんな事! 使ったのはあなたたちでしょ!?」
そう。そんなものだと知らなかったとはいえ、イリンに使ったのは俺であって、ケイノアは関係ない。分かってる。……分かっては、いるんだ。だけど……
「……本当なのか?」
嘘ではないことは理解している。ケイノアはちょっと頭がおかしいが、こんな事で嘘をついたりはしないだろう。
「薬の効果なら本当よ。近いうちにっていうのも。多分、これを使ったらその後に専用の魔術を掛けるんだと思うわ。そうして変わった身体を安定させて、拒絶反応が出ないようにするのよ」
……ということは、だ。俺が宝物庫から勝手に持ち出したのが原因ってことか。正しい使い方をすれば有用だったものを、勝手に使ったせいで大事な人を危険にさせてる。
……ハハッ……まったく笑えないな。
「貴方達、そうした魔術は使った?」
俺は無言のまま首を振るしかなかった。
「そう……」
「……なあ。それって神獣ならどうにかできないのか?」
「神獣? ああ、そういえば治癒の力を持ってるのがいたわね」
「知ってるのか?」
「ええ。と言っても直接会ったことはないけれど」
神獣の事は限られた者しか知らないはずだけど、長い時間を生きるエルフなら知っていてもおかしくないか。
「で、どうなんだ?」
「……わからないわね。今言った通り、私は会ったこともないんだから」
唯一思いついた希望すらも、解決策にはならない。
「……とりあえず、診てみましょうか」
治るかどうかは一旦置いておいて、イリンが今どんな状態なのかをケイノアが診察する事になった。
その際、俺の服を脱がそうと襲いかかってきたように、直接肌を見なければわからないというので、俺はその場で後ろを向いてじっとする。
ケイノアがどういう状況で薬を使ったのかを教えろというので、診察している最中にやることもない俺はイリンが怪我をして薬を使った時の経緯を話す。
「……あれ?」
だが、ケイノアが診察を始めてしばらくすると、そんな気の抜けたような声が聞こえた。
「どうした?」
何かあったのかと気になって聞こえをかけてみるが、ケイノアからの返事は一向にない。
「……ん~? おかしいわね……」
「だから何がだ!」
それでもなお呟くケイノアに俺はつい怒鳴ってしまった。だが、それも仕方がないだろう。イリンが俺のせいで死ぬかもしれないと聞かされて、その事で何か分ったのかもしれないんだから。
俺の怒鳴り声を聞いて、ケイノアはやっと返事をした。
「異常が見当たらないのよ。貴方の話を聞くと、かなりの大怪我をして治したんでしょ? だったら身体の一部どころか、大半が魔物化しててもおかしくないんだけど……。そういった痕跡がまったくないのよ」
ケイノアの言ったそれがどういうことなのかは分からない。俺にとって重要なのは一つだ。
「……なら、イリンは死なないで済むのか?」
死なないで済むのかどうか、俺にとって、ただそれだけが重要だった。
「今診た限りでは、としかいえないけど、多分大丈夫じゃないかしら?」
「……良かった」
俺は、全身の力を抜きながら、ただそう呟くしか出来なかった。
「でもなんでかしらね? 貴方達に何か思いつくことはある?」
ケイノアからそう言われたが、そんなことを言われても俺には何も思いつかない。
「何かって言われても、例えばどんな事だ?」
「えっと、そうね……ん~、急に言われてもね……」
だが、そこで診察のために脱いでいた服を着終えたイリンが手を上げながら質問をした。
「あの、私の成人はどうなのでしょうか?」
「成人? ああ、もしかしてあなた怪我した時は子供だったの?」
「はい。その後、里に行き、神獣のもとで成人しました」
「ならそれね。成人する時の成長で、なんだか良い感じに体に取り込まれたんでしょうね、きっと」
「そうですか」
なんだか漠然とした答えだな。本当に大丈夫なんだろうか?
「本当に心配ないんだな?」
「少なくとも今のところは、ね。まあ影響が出るのは十年は先だと思うから、短いけどその間に色々調べなさい」
こいつさっき近いうちに、って言ってなかったか? それなのに十年ってのはちょっとおかしくないか?
「十年? 大分余裕があるんだな」
「何言ってんのよ。十年なんてすぐじゃない。ちょっと寝て起きたら十年経ってる事だってあるんだから。というかあったわ」
「……お前、十年も寝てたのか」
エルフの時間感覚を忘れてたな。こいつら数百年は生きるんだったな。……いや、それでも十年は寝すぎじゃないか?
「というか、よく餓死しなかったな」
普通は食べずに十年も生きられない
「まあね。寝起きはそれなりにお腹が空いたけど、身体の半分は魔力でできてるから、魔力充実してるエルフの森の中ではそう簡単に餓死なんてしないわよ」
……今、とんでもないことを聞いた気がするんだが、気のせいだろうか?
「身体の半分が魔力?」
「そうよ。知らない? エルフに限らず亜人はその身体の何割かは魔力でできてるのよ。じゃないと、その子の成人化とか説明つかないでしょ?」
ああ、薬と同じく異世界だから、で流してたけど、理由はあったのか。
でもそれを教えても良いのか? 多分人間は知らないことだと思うんだが……。まあ、こいつに限っては今更か。
「まあ、確かにな」
「でしょ? 元々は精霊と人間のハーフだったみたいね。私たちエルフは人間の身体をベースに精霊化した種族で、獣人は獣系の精霊と人間が程よく混ざった感じの種族って言われてるわ」
実際はどうか知らないけどね、とケイノアは肩を竦めた。
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