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出産ラッシュ ! ④
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【???side】
「「「「「オギャァ オギャァ オギャァ オギャァ オギャァ」」」」」
〖おい、ヘパイストス ! どうやらお前が事前に用意した『記憶バックアップ君』が機能して、無事に記憶を有したまま人間に転生を出来たようだぞ !〗
〖フッ、当たり前だ 俺の仕事は完璧なんだ…………と言いたい処だが、どうやら俺の発明品に関係無く記憶は持ち越されたようだぞ、アレス !〗
〖そうか、大方 ドジな転生担当の神がドジったんだろうよ !
そのドジな神の顔が見たいモノだな ! 〗
〖 まあ、そう言うな !
その代わりに付属に付けていた機能の『縁』が強化されたから、こうして近くで『念話』が出来るんだ !
どうやら俺達は、また兄弟姉妹のようだぞ…………ユリリンやエリリンは違うようだが、たぶん直ぐに逢えると思うぞ !〗
〖そうか ! 神の仕事を免れたから、バカンスを楽しむとするかぁ~ 〗
〖 このポンコツ軍神 ! 人間世界には、修行の為に来たんだぞ !
それと天界で仕事をサボってばかりいたお前の癖に何を言っているんだよ !〗
「なあ、真理姉。私と真理姉だけが男の子で他の皆が女の子が生まれたから大江戸家も賑やかに成るだろうね」
「そうだね、瞳ちゃん。 結局、由利子先生の処は女の子が三人だから、男は仁くんとハルト先生に瞳ちゃんの息子『嵐くん』と私の息子『巧』の4人だから大変だねぇ~、息子達も」
〖おい、母ちゃん達にいきなり憐れみを受けているぞ………
ところで、さりげなく俺達の名前が判明した訳だが………〗
〖ハッ! お前にピッタリな名前じゃないか !
『嵐』とはニュアンスも似ているし良かったな………でもゲームセンターは荒らすなよ !〗
〖誰が荒らすかぁー! そんな昔の漫画なんか覚えている奴なんか居ねえよ!
それよりお前の方こそ気に入っているんだろう、『巧』なんて名前は語感こそ違うがお前のへっぽこ鍛冶師には勿体無い名前だな…………錬金術師でも目指すのか ?〗
〖錬金術師も最強も目指さないよ ! 危ない事を言っていると何処かの神に怒られるから、その話は其処までだ。
まあ、良い名前を頂いた事には感謝しているよ、母様には〗
〖まあ、神としては短いが人間として過ごすには、なかなかの時間だ!
よろしくな、巧〗
〖あまり迷惑をかけるなよ、嵐………もうしばらくお前と付き合うかと思うと頭が痛いが、人間に転生しても兄弟だから面倒を見てやるよ ! 〗
〖……ちょっと待て! その言い方だとお前が兄貴みたいな言い方だが、もしかしたら俺が兄貴かも知れないんだぞ !〗
〖 お前が兄貴だと………無い、無い !どう考えても俺が兄貴だろう〗
〖〖………俺が兄貴だ ! 〗〗
不毛な争いは続くのだった。
※作者より
明日から1話ずつ更新する予定です。
よろしくお願いします。
「「「「「オギャァ オギャァ オギャァ オギャァ オギャァ」」」」」
〖おい、ヘパイストス ! どうやらお前が事前に用意した『記憶バックアップ君』が機能して、無事に記憶を有したまま人間に転生を出来たようだぞ !〗
〖フッ、当たり前だ 俺の仕事は完璧なんだ…………と言いたい処だが、どうやら俺の発明品に関係無く記憶は持ち越されたようだぞ、アレス !〗
〖そうか、大方 ドジな転生担当の神がドジったんだろうよ !
そのドジな神の顔が見たいモノだな ! 〗
〖 まあ、そう言うな !
その代わりに付属に付けていた機能の『縁』が強化されたから、こうして近くで『念話』が出来るんだ !
どうやら俺達は、また兄弟姉妹のようだぞ…………ユリリンやエリリンは違うようだが、たぶん直ぐに逢えると思うぞ !〗
〖そうか ! 神の仕事を免れたから、バカンスを楽しむとするかぁ~ 〗
〖 このポンコツ軍神 ! 人間世界には、修行の為に来たんだぞ !
それと天界で仕事をサボってばかりいたお前の癖に何を言っているんだよ !〗
「なあ、真理姉。私と真理姉だけが男の子で他の皆が女の子が生まれたから大江戸家も賑やかに成るだろうね」
「そうだね、瞳ちゃん。 結局、由利子先生の処は女の子が三人だから、男は仁くんとハルト先生に瞳ちゃんの息子『嵐くん』と私の息子『巧』の4人だから大変だねぇ~、息子達も」
〖おい、母ちゃん達にいきなり憐れみを受けているぞ………
ところで、さりげなく俺達の名前が判明した訳だが………〗
〖ハッ! お前にピッタリな名前じゃないか !
『嵐』とはニュアンスも似ているし良かったな………でもゲームセンターは荒らすなよ !〗
〖誰が荒らすかぁー! そんな昔の漫画なんか覚えている奴なんか居ねえよ!
それよりお前の方こそ気に入っているんだろう、『巧』なんて名前は語感こそ違うがお前のへっぽこ鍛冶師には勿体無い名前だな…………錬金術師でも目指すのか ?〗
〖錬金術師も最強も目指さないよ ! 危ない事を言っていると何処かの神に怒られるから、その話は其処までだ。
まあ、良い名前を頂いた事には感謝しているよ、母様には〗
〖まあ、神としては短いが人間として過ごすには、なかなかの時間だ!
よろしくな、巧〗
〖あまり迷惑をかけるなよ、嵐………もうしばらくお前と付き合うかと思うと頭が痛いが、人間に転生しても兄弟だから面倒を見てやるよ ! 〗
〖……ちょっと待て! その言い方だとお前が兄貴みたいな言い方だが、もしかしたら俺が兄貴かも知れないんだぞ !〗
〖 お前が兄貴だと………無い、無い !どう考えても俺が兄貴だろう〗
〖〖………俺が兄貴だ ! 〗〗
不毛な争いは続くのだった。
※作者より
明日から1話ずつ更新する予定です。
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