ハイスペ男からの猛烈な求愛2

鳴宮鶉子

文字の大きさ
4 / 6

結婚する気はないです

しおりを挟む
金曜日の夜、グランドプリンセスホテル京都で颯太と一夜を過ごし、その後、『職場が違うとすれ違いになるから同棲しよう』と言われ、ホテルを出た後、わたしが住んでいる1LDKの賃貸マンションにやってきて、衣類をボストンバッグに入れられ、颯太が住んでいる25階建のタワーマンションに連れていかれた。
クエッションから徒歩10分の所にあり、地下に高級食品スーパーとクリーニングがあった。
「カードキーにクレジット機能ついてるから、必要なものがあったらこのカード使って購入して」

任天社とクエッションの御曹司。
かなりいい暮らしをしてた。

ミニモンの開発が終わり、量産に入ったから、新規の仕事に入るも体を休めるために21時に退社してる。

わたしの退社時間に合わせ、颯太も帰ってきて、ご飯を一緒に作り、シャワーを浴びてからベッドの中に入る。

先にシャワーを浴びて出た颯太は、いつもわたしがくるまでスマホでゲームをしてる。

「……ねぇ、アプリゲームに月、どれだけ課金してる?」
気になって、聞いてみた。

「課金なんてしねぇーよ。そんなんして強いキャラ手に入れて強くなっても面白くねぇー」
月に100万ぐらい課金してそうなイメージを持ってたけどしてなかった。

わたしがベッドの中に入るとスマホをベッドデッキに置いて、わたしに覆い被さり、唇にキスを落としてくる。

1度体を許すとそれからは当たり前のように、抱きしめられて、そのまま行為が始まる。

「……颯太、かなりの遊び人だったでしょ?」

「はっ、俺、高校から大学時代は遊びでやってたけど、任天社に勤め始めてから仕事が忙しくて、どうでもいい女なんて抱いてねぇよ。そんな暇があったらゲームする」

仕事で会社でゲームを開発しつつ、自社と他社のゲームをプレイしまくってる颯太。
家でもよく、スマホでアプリゲームを夢中でしてる。

「……もう、黙って」

わたしの着ているパジャマの上のボタンを外し、わたしの胸の谷間に顔を埋める。
寝る前はブラジャーは窮屈だからつけてない。

胸を弄ばれ、子宮が疼き、息が上がり始めたら、パジャマを全て脱がされ、颯太もトランク1枚になり、舌を絡めるキスをしながら、窪みに指を入れられ、わたしの体に快感を与える。

次の日に仕事がある日はわたしを指先と舌先でイカせて、ビクビクイッて絶頂な中、割り入ってきて、腰を激しく打たれ、最奥を突かれ、完全にわたしは颯太のテクニックにやられてた。

「明日、仕事があるからこれくらいにしようか」

わたしの左胸頂を甘噛みされ、腰を持たれ強く中を突かれ、finish

薄い膜越しに、放出された精を感じるながら、わたしも同時に頭の中が真っ白になり、中が痙攣してた。

わたしの中から抜き、後始末をして、わたしを抱きしめ、「おやすみ」とおデコにキスを落とし、一緒に眠りにつく。

わたしが眠れない日はこの後、夜な夜なゲーム大会になる。
ゲームの腕は職業柄プロ級のはずなのに、手加減してくれる優しい颯太。

仕事は鬼畜だけど、プライベートは本当に甘えさせてくれて優しかった。

「咲希ちゃん、おはよう。颯太と付き合ってるんだってね。うふふっ、わたしの後釜は咲希ちゃんか、安心して隠居できるわーー♪」

8時過ぎに出勤し、誰もいないオフィスで仕事をしてたら須藤愛菜社長が入ってきた。

「社長、おはようございます。颯太さんとお付き合いはさせて頂いてますが、結婚まではまだ考えてません。クエッションを継ぐなんてわたしには力量が足りませんし、いつまでこの関係が続くかわかりませんから」

「颯太が同棲まで持ち込んだんなら、もう逃げれないよ。どんな手を使っても結婚に持ち込むよ。父親がそうだったから」

愛菜社長と任天社の翔琉社長は阿吽の息が合う、とても仲が良い鴛鴦夫婦と聞く。
そして、来年60歳になるのに、いまだに30代前半にしか見えない若々しさ。
颯太の母なだけに美魔女で、美しい顔立ちをしてる。
そして、進化が速いITの知識についていき、新システムの開発を社長自らが行ってる。
頭の回転が速く、才色兼備な女性。

翔琉社長が愛菜社長を欲した理由がよくわかる。
どんな手を使って結婚に持ち込んだかはわからないけれど、愛菜社長はとても素敵な女性だからそこまでして手に入れたかったんだろう。

「颯太、ゲームばかりしていて彼女いなかったからね。実家から出たのも30歳過ぎてからで、夫がわたしと2人になりたいからと追い出したからだし、仕事かゲームしかしない面白味のない男かもしれないけど、悪い子ではないから、結婚してくれたら嬉しいな」
愛菜社長が母親の顔をしてた。

愛菜社長の息子に対する評価は低いものだった。
愛菜愛菜社長は、翔琉社長より強く、颯太も愛菜社長には逆らえない。
任天社との社長は愛菜社長がバックにいるから、何かあれば愛菜社長を呼べばいいと先輩達が言ってた。

他の社員が出勤してきたから、愛菜社長とのプライベートな話は終わり、仕事に戻る。

結婚前提で付き合って欲しいと言われ、颯太に大切に溺愛されてる。

でも、結婚に関して、前向きに考えられなかった。


わたしの両親は不仲だった。

仕事人間の父とプライドが高い母。
父と不仲だったからかわたしは一人っ子で、わたしを優秀に育てる事に躍起になってた母。

ゲームにのめり込んだのは現実から逃げたかったからもある。
勉強をし成果を出せば母はわたしにゲームをさせてくれたから、わたしは小学校に上がったぐらいから勉強とゲームだけをして1日を過ごしてた。

中学受験で小学校高学年の時は基本的にゲームは禁止されたけど、模試で全国でトップ10入りしたら、1日1時間だけゲームをさせて貰えたから、だから勉強を頑張った。

勉強をすればゲームができる。

父と母はわたしが中学2年生の時に離婚した。
仕事人間な父に愛想尽きた母が浮気相手を作り、家を出て行った。

出張が多い父だから、わたしは基本的に1人暮らしの生活になり、ゲーム三昧の生活になった。
でも、勉強習慣がついていたからゲーム廃人にはならなかった。

母は父と結婚した事を後悔してた。

その姿を見て育ったから、わたしは結婚願望が持てなかった。

それもあり、性への興味関心から大学時代に彼氏という存在を作ったけど、それはただ、一緒にゲームをして体を繋げて快感を得るための仲で、将来を見据えた交際ではなかった。

颯太と一緒に暮らし愛され、母親の愛情に飢えていたわたしは愛菜社長から可愛がって貰え、少しずつだけど、家族の温もりを知り、颯太と結婚して家族を作り家庭を築く事に前向きになれた。

でも、臆病なわたしは今の関係がずっと続けばいいと思った。


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

俺様上司に今宵も激しく求められる。

美凪ましろ
恋愛
 鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。  蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。  ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。 「おまえの顔、えっろい」  神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。  ――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。

この溺愛は契約外です~恋焦がれた外科医から愛し愛されるまで~

水羽 凛
恋愛
不幸な境遇を生きる健気な女性花名は母親の治療費と引き換えに外科医である純正の身の回りの世話をすることになる。恋心を隠せない花名に純正は……。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

君までの距離

高遠 加奈
恋愛
普通のOLが出会った、特別な恋。 マンホールにはまったパンプスのヒールを外して、はかせてくれた彼は特別な人でした。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

Princess story 〜御曹司とは付き合いません〜

鳴宮鶉子
恋愛
Princess story 〜御曹司とは付き合いません〜

強がりな逢瀬

さとう涼
恋愛
今日は少し乱暴にわたしを抱く── 「強引なのも好きじゃなかったっけ?」 ※不倫のお話なのでご注意ください ※短編

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

処理中です...