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モンスターのスキルを奪って進化する〜神になるつもりはなかったのに〜
31話:ドラゴンフルーツ
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俺は暫く、バークスと一緒に蜂蜜を食べているドラゴンを見ていた。‥‥‥暫く見ていたがものの数分で蜂蜜を全て食べきり更には瓶に付着している蜂蜜までもを舌を器用に使って舐め取っている。それすら終わったドラゴンはやっと俺たちの方に注意を向けた。
「‥‥‥ウチの坊ちゃんが勝手にお前の縄張りにあるものを抜こうとしてしまった。すまん、俺の責任だ」
そう言ってバークスを頭を下げて謝った。
「よいよい。それよりも我の方こそ怒りに我を忘れてすまんかったのう。‥‥‥ここが我の縄張りであることを知らぬ童に怒り狂った方が恥ずかしいわい」
しゃ‥‥‥喋った⁉︎ それと結構爺さんっぽい口調と声ーー声なのか?ーーだなぁ‥‥‥。
‥‥‥なんか、おじいちゃんを思い出すなぁ~。小さい頃によく遊んでもらったなぁ~‥‥‥元気かなぁ‥‥‥。
「おお~‥‥‥そうじゃ、詫びの印に我が育てた果実をやろう。我が言うのもなんだが美味いぞ。(密猟者共なら骨も残らぬように踏み潰して粉砕していたが‥‥‥童はただの好奇心でハイヒーリング草を取ろうとしたようじゃ。悪意がないものは許さなくては‥‥‥逆に悪意があるものはーーじゃが‥‥‥)」
そう言ってドラゴンは背中に生えているーー生えているの?1つの生態器官じゃない?ーー大きな木から1メートル級の果実を渡してきた。‥‥‥で、デカイ‥‥‥!!
「あぁ、すまぬ。大きすぎるようじゃな。少し待っておくれ」
ドラゴンは自分の爪を使って果実を半分の半分ーーの半分にまで切っていった。爪だよ爪!! 刃物じゃないからね。‥‥‥ここでもドラゴンの強さを垣間見た。ドラゴンの爪は1メートル級の果実をいとも容易く切れる刃物というのが俺が抱いた印象だ。
「ほれ、これくらいなら食えるか? バークスもどうじゃ?」
「あぁ、貰うぜ」
ドラゴンが切り分けた果実をバークスは物怖じせずに受け取った。俺はビクビクしながら手のひらサイズになった果実を受け取った。
果実の見た目は外は緑色、中は赤色と、毒物みたいだ。毒物を渡すとは思わないけど気になった俺は【鑑定】を発動させた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【ドラゴンフルーツ】
果実竜の背中になる果実。最低の品質でも大銀貨1枚の価値があり、最高の品質にもなると大金貨1枚の価値がある。
品質:最高
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ドラゴンフルーツか‥‥‥。地球にいる時に食べたことあるけど味が薄いんだよなぁ~。でも、品質が最高ーー大金貨1枚の価値。パンが1万個買えるくらいの価値があるんだ、期待はしても大丈夫だろう。
そして俺はドラゴンフルーツの実にかぶりついた。途端に襲いくる酸味の嵐。‥‥‥口の中が酸っぱい‥‥‥。それでも頑張って実を咀嚼していくと仄かに甘味を感じた。やがて、酸味が甘味で調和されていった。これは‥‥‥美味い! 最初は苦労するけど努力をすると最後には報われるような味。ーー食べるのに苦労するのも変な話だけどーー
「我が数百年に渡り育てて来た果実だ。美味いであろう?」
「うん!! すっっっげぇぇぇーーー美味い!!」
俺はビクビクと怯えていたのを忘れて感想を口にした。
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第11回ファンタジー小説大賞に応募してます!
よければ投票お願いします!
応募に伴い、投稿頻度を上げてほぼ(1日も欠ける事なく投稿とかは無理です)毎日投稿します!(ほぼですよほぼ!)
裏話
フルーツドラゴンが育てているの何にしよう?
見た目を赤くする?←それはリンゴだし、面白くない。
裏返してドラゴンフルーツ
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「‥‥‥ウチの坊ちゃんが勝手にお前の縄張りにあるものを抜こうとしてしまった。すまん、俺の責任だ」
そう言ってバークスを頭を下げて謝った。
「よいよい。それよりも我の方こそ怒りに我を忘れてすまんかったのう。‥‥‥ここが我の縄張りであることを知らぬ童に怒り狂った方が恥ずかしいわい」
しゃ‥‥‥喋った⁉︎ それと結構爺さんっぽい口調と声ーー声なのか?ーーだなぁ‥‥‥。
‥‥‥なんか、おじいちゃんを思い出すなぁ~。小さい頃によく遊んでもらったなぁ~‥‥‥元気かなぁ‥‥‥。
「おお~‥‥‥そうじゃ、詫びの印に我が育てた果実をやろう。我が言うのもなんだが美味いぞ。(密猟者共なら骨も残らぬように踏み潰して粉砕していたが‥‥‥童はただの好奇心でハイヒーリング草を取ろうとしたようじゃ。悪意がないものは許さなくては‥‥‥逆に悪意があるものはーーじゃが‥‥‥)」
そう言ってドラゴンは背中に生えているーー生えているの?1つの生態器官じゃない?ーー大きな木から1メートル級の果実を渡してきた。‥‥‥で、デカイ‥‥‥!!
「あぁ、すまぬ。大きすぎるようじゃな。少し待っておくれ」
ドラゴンは自分の爪を使って果実を半分の半分ーーの半分にまで切っていった。爪だよ爪!! 刃物じゃないからね。‥‥‥ここでもドラゴンの強さを垣間見た。ドラゴンの爪は1メートル級の果実をいとも容易く切れる刃物というのが俺が抱いた印象だ。
「ほれ、これくらいなら食えるか? バークスもどうじゃ?」
「あぁ、貰うぜ」
ドラゴンが切り分けた果実をバークスは物怖じせずに受け取った。俺はビクビクしながら手のひらサイズになった果実を受け取った。
果実の見た目は外は緑色、中は赤色と、毒物みたいだ。毒物を渡すとは思わないけど気になった俺は【鑑定】を発動させた。
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【ドラゴンフルーツ】
果実竜の背中になる果実。最低の品質でも大銀貨1枚の価値があり、最高の品質にもなると大金貨1枚の価値がある。
品質:最高
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ドラゴンフルーツか‥‥‥。地球にいる時に食べたことあるけど味が薄いんだよなぁ~。でも、品質が最高ーー大金貨1枚の価値。パンが1万個買えるくらいの価値があるんだ、期待はしても大丈夫だろう。
そして俺はドラゴンフルーツの実にかぶりついた。途端に襲いくる酸味の嵐。‥‥‥口の中が酸っぱい‥‥‥。それでも頑張って実を咀嚼していくと仄かに甘味を感じた。やがて、酸味が甘味で調和されていった。これは‥‥‥美味い! 最初は苦労するけど努力をすると最後には報われるような味。ーー食べるのに苦労するのも変な話だけどーー
「我が数百年に渡り育てて来た果実だ。美味いであろう?」
「うん!! すっっっげぇぇぇーーー美味い!!」
俺はビクビクと怯えていたのを忘れて感想を口にした。
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